公開中の「劇場版ブルーロック EPISODE 凪」(アニメーション制作:エイトビット) (C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会 イメージを拡大 エンタメの大手企業がアニメスタジオを系列化する動きが加速している。この4月にバンダイナムコフィルムワークスは人気アニメ「ブルーロック」などを制作するエイトビットを完全子会社化、5月には新興のつむぎ秋田アニメLabと業務提携を結んだ。同じ5月には映画会社最大手の東宝が、「映像研には手を出すな!」や「犬王」などで知られるサイエンスSARUの子会社化を発表している。 こうした動きは今にはじまったことでない。ここ数年、知名度のあるアニメスタジオが大手企業傘下になる子会社化や出資受け入れ、あるいは提携のニュースはもはや覚えきれないほどだ。 相次ぐM&A(企業の合併・買収)の背景には、映画会社、放送局、ゲーム会社、IT企業