もう「テキストで動画編集」ができる時代に 試して分かったAIの進化っぷり:小寺信良の「プロフェッショナル×DX」(1/3 ページ) 今ネット社会は、AIの進化に揺さぶられている。毎日画像生成AIで新しい画像が生み出され、次第に写真と見分けが付かなくなってきている。一方チャット系AIは検索補助ツールの領域を超えて、データ整形やアイデアツール、文書作成までこなせるようになった。 いわゆる「文字起こし」も、ここにきて急速に誰でも利用できる機能になりつつある。すでにビジネスの現場でも、ミーティングのログやインタビューなどは、人が聞いて書き起こすものではなく、AIに音声や動画ファイルを放り込んで結果を待つものになっている。 映像のプロ向けという点では、テレビ局向けにAIを使って音声をテキスト化し、自動字幕生成するシステムは、数年前から存在した。テレビ放送には聴覚障害者向けに字幕を提供する機能があるが