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ネットロアの検索結果81 - 93 件 / 93件

  • なぜ「人工地震」がトレンド入りしたのか、ツイッタイランド - ネットロアをめぐる冒険

    昨夜の地震について、ツイッターで「人工地震」がトレンドとして挙がっていました。その前の夜も同じように緊急地震速報が鳴ったことも関係しているのでしょう。 「人工地震」のYahoo!検索(リアルタイム) - Twitter(ツイッター)をリアルタイム検索 ざっと検索してみると、「こんなワードがトレンドになるなんて日本の教育の敗北だ」「頭おかしいヤツが多いんだな」みたいなコメントが多かったのですが、「人工地震」というトレンドは、そのような批判コメントも含んでしまうため、実際に肯定的に捉えている人がどれほどいたのか、というのを調べてみました。今日は短く書けたので、まとめはなしです。 *** 肯定・否定の割合 今回の地震は以下のものです。 6日01時57分ころ、地震がありました。 震源地は、千葉県北西部(北緯35.6度、東経140.1度)で、震源の深さは約70km、地震の規模(マグニチュード)は5.

      なぜ「人工地震」がトレンド入りしたのか、ツイッタイランド - ネットロアをめぐる冒険
    • 【検証中】15000いいねで出頭するという報道についての疑義 - ネットロアをめぐる冒険

      今日はツイッターで呟くような短い内容なんですが、ちょっと煩雑になったので記事にしてみます。最近更新もできてないし… この流れ大好き pic.twitter.com/WcwJY2ARqE — 如月ことり【じぇーけーいちねんせい♡】 (@Kisaragi__123) May 24, 2019 アメリカの指名手配犯が、自身の指名手配ポスターに15000「いいね」がついたら出頭する*1、という交渉をした、というニュースで、すでに26000件以上ついているのに、未だに出頭していない、という話です*2。 リプ欄で指摘が入っている通り、「2.6k」という「いいね」の数が表示された画像を放送したようなんですが、それは「2600」であり、「26000」じゃないでしょう。しかし、私はそもそもTV局は、どこからこの画像をとってきたのか、という点に疑問を覚えました。以下、なぜそう思ったのかという理由をつらつら書い

        【検証中】15000いいねで出頭するという報道についての疑義 - ネットロアをめぐる冒険
      • 犬を助けたイルカはいるか、すべての情報は話半分 - ネットロアをめぐる冒険

        こんなツイートを見かけました。 陸のない運河に落ちて15時間も溺れていた犬を、イルカの大群が助けたそうです。助けただけでは陸の人間には気付かれず、大きな声まで出して。それに気づいた人がようやく消防隊に連絡して救助されたと。 犬は恐怖で暫く震えが止まらなかったようです。 イルカって本当凄いわ。https://t.co/QL0x1pMRhP — 柴田淳🦄🎂🦋 (@shibatajun) October 24, 2019 私が見た時には3万のいいねを獲得しており、バズっていたといってよいでしょう。実はこの話は部分的に不正確な情報が含まれており、何年も前に英語圏では指摘されています。わざわざ記事にするまでもないのですが、思うところあって簡単に不正確な部分を指摘します。 *** 写真と記事の犬種が違う ツイートに載っているリンク先のサムネイルには、イルカに載っている犬の写真が貼られています。

          犬を助けたイルカはいるか、すべての情報は話半分 - ネットロアをめぐる冒険
        • 国会中継は減っているのか、考える日和 - ネットロアをめぐる冒険

          たいへん国会が注目されている時期ではありますが、以下の内容のツイートがバズってました。 ・NHKは国会中継を放送しなくなっている。 ・2015年の安保法案の採決の日以来減っている。 いつも通り、これは正しいかどうか調べてみました。結論を書くと、「国会中継の放送日数はそれほど変わっていない」です。 【目次】 検証方法 年ごとの国会中継日数 歴代内閣ごとの放送日数 国会中継のルール 今日のまとめ *** 検証方法 NHKはさすが皆様の公共放送、過去の番組表を細かく調べることができます。 www.nhk.or.jp こちらから、以下の内容で検索した結果を検証に使用しました。 「国会中継」をキーワードに指定 1989年1月~2020年4月まで*1 「デジタル総合」もしくは「アナログ総合」で放送されたもの 1日に複数回ある場合はまとめて「1日」でカウント*2 日をまたぐ放送の場合は前日のみをカウント

            国会中継は減っているのか、考える日和 - ネットロアをめぐる冒険
          • ポニョのフジモトは海底二万里のクルーなのか、情報の貝拾い - ネットロアをめぐる冒険

            この前『崖の上のポニョ』が金曜ロードショーで放映された際、こんなツイートが話題になってました。 フジモト「これは除草剤ではありません」 フジモトは、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万マイル』に登場する潜水艦・ノーチラス号の唯一のアジア人で、少年のころにグランマンマーレ(後に登場:ポニョのお母さん)と出会い、恋に落ちたそうです。➡️続く#崖の上のポニョ #金曜ロードショー pic.twitter.com/YqHyrQJFca — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) 2022年5月6日 私が気になったのが「ノーチラス号の唯一のアジア人」という部分で、そんなヤツでてきたかな…と思ったので、調べてみました。結論だけ書くと、「宮崎監督の設定上の話で、〈唯一のアジア人〉は不正確」という感じです。 【目次】 公開当時のパンフレットが初出 ノーチラスのクルーはよくわからない ネモ船

              ポニョのフジモトは海底二万里のクルーなのか、情報の貝拾い - ネットロアをめぐる冒険
            • パワーポイントを禁止している企業たちのアレコレ、パワー・ポイントはお好き? - ネットロアをめぐる冒険

              *6/29 誤字訂正 最近ちょっとやる気がでないので、今日は簡単検索記事。 TLで流れてきたバズっていたツイートに、こんな内容のものがありました。 ・AMAZON、LinkedIn、Facebook、トヨタは、社内会議でのパワーポイントの使用を禁止されている。 さっくり調べてみます。 AMAZONは禁止してそう AMAZONの話は有名なので、私も知っていましたが、遡ると2004年までいけるようです。初期のAMAZONから関わっているPETE ABILLAというスタッフが2015年7月に書いたブログ記事に詳細が書いてあります。 PETEは、CEOのベゾスと関係するチームに2004年当時いたことがあり、その時にベゾスからこんなメールをもらったそうです。 From: Bezos, Jeff Sent: Wednesday, June 09, 20014(ママ) 6:02PM To: [REDAC

                パワーポイントを禁止している企業たちのアレコレ、パワー・ポイントはお好き? - ネットロアをめぐる冒険
              • 『ニューヨーク・タイムズは日本を「独裁政権」と呼んだのか、気炎を吐いても息さわやか - ネットロアをめぐる冒険』へのコメント

                政治と経済 ニューヨーク・タイムズは日本を「独裁政権」と呼んだのか、気炎を吐いても息さわやか - ネットロアをめぐる冒険

                  『ニューヨーク・タイムズは日本を「独裁政権」と呼んだのか、気炎を吐いても息さわやか - ネットロアをめぐる冒険』へのコメント
                • 【都市伝説】ドラえもんの謎の回「タレント」の初出と真相 ネットロアかクリーピーパスタか【検証】 - サイバー文工隊

                  映像発掘ネタや関連する都市伝説の話題には4つくらい類型があると思っています。すなわち、実在するのは確かだが見ることはできないもの(=封印作品 例:「すヾみ舟」や旧ドラ、少し前までの「ヤスジのポルノラマやっちまえ」)、映像はあるが情報がないもの(=詳細不明の作品 「blank room soup」や「活動写真」、初期の「星の子ポロン」)、情報はあるが映像がないもの(=散逸した作品・未発掘作品)、目撃証言・主張があるが映像も情報もないもの(どう呼称すべきでしょう?)の4つです。 確かな情報の有無 \ 実物の有無 有 無 有 封印作品 (視聴できない場合) 詳細不明の作品 無 散逸した作品 未発掘作品 ★ 先だって動画とブログで紹介した「白いヒトガタ」は最後の物の好例ですし、「ラピュタの幻のエンディング」*1や「ドラえもんの謎の回」も似たようなものでしょう。 ドラえもんの「タレント」の回 ネット

                    【都市伝説】ドラえもんの謎の回「タレント」の初出と真相 ネットロアかクリーピーパスタか【検証】 - サイバー文工隊
                  • ロシアのオリンピック選手はうつろな目をしているか、曇りなきまなこで見定めよう - ネットロアをめぐる冒険

                    ロシアのオリンピック選手が、プーチン大統領と面会した際の画像がバズってました。 https://www.sports.ru/tribuna/blogs/interval/3037105.html 少々みなさんうつろな目をしていますが、投稿主はこれが「全てを物語っている」としています。つまり、みんなプーチンにうんざりしているんだ、みたいなことでしょうか。 いつもながら私は疑り深いので、明らかに動画の切り取りっぽいこの画像は、いったいなんなのかというところを調べてみました。結論としては、「朝会の校長先生の話を聞いた子供の気持ち」です。 【目次】 4月26日、クレムリンで なにをしゃべっているのか すべてのシーンを見てみると… 9分は長い! 笑顔と神妙 今日のまとめ 4月26日、クレムリンで さて、こちらの画像は、北京オリンピックに出場し、メダルを獲得した選手たちの功労会みたいなもんでしょうか(

                      ロシアのオリンピック選手はうつろな目をしているか、曇りなきまなこで見定めよう - ネットロアをめぐる冒険
                    • 「報道の自由度ランキング2022」の新聞記事を予想する - ネットロアをめぐる冒険

                      【5/6更新】 ちゃんとした記事を書きましたので、下記をご参照ください。 www.netlorechase.net *** さて、さきほど「報道の自由度ランキング2022」が公表されました。 rsf.org これは毎年、国境なき記者団(RSF)が発表する、各国のジャーナリズムの自由度を公表するものです。 私はこれについて、朝日新聞の記事をサカナに過去2年記事にしています。 www.netlorechase.net www.netlorechase.net 各紙ひどいといえばひどいんですが、朝日は突出していて、2018年の「報道の自由度ランキング」の記事から、「記者が「反愛国的」なことを書くと「SNS上で攻撃される」」という内容がほぼ踏襲されていて、RSFが毎年指摘している「スポンサーのご機嫌うかがいによる自己検閲」や「記者クラブの排外的課題」についてはいっさい書こうとしてないんですね。「報

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                      • 「くねくね」「南極のニンゲン」「鳥居みゆき」  伊藤 龍平 著「ネットロア: ウェブ時代の「ハナシ」の伝承」 感想 - 特撮は大人の嗜みです。

                        こんにちは! 今回は 伊藤 龍平 著「ネットロア: ウェブ時代の「ハナシ」の伝承」の感想です。 ネットロア: ウェブ時代の「ハナシ」の伝承 作者:伊藤 龍平 出版社/メーカー: 青弓社 発売日: 2016/02/20 メディア: 単行本 「くねくね」「八尺様」「南極のニンゲン」――都市伝説的な奇妙な「ハナシ」は、ネット時代にどう伝承されるのか。「ハナシ」がインターネット上で増殖していく仕組みと内容の変容を巨大掲示板やSNS、動画共有サイトを事例に解き明かす異色のネット研究書。 怪談や怪奇現象、秘境、未確認生物などをめぐる説話は、ネット時代にどのように伝承されているのか―「都市伝説」「オカルト」「噂話」などの奇妙な「ハナシ」がインターネット上で増殖していく仕組みを「2ちゃんねる」などの掲示板を中心に、SNSや動画共有サイトも視野に入れて明らかにする。 https://www.amazon.c

                          「くねくね」「南極のニンゲン」「鳥居みゆき」  伊藤 龍平 著「ネットロア: ウェブ時代の「ハナシ」の伝承」 感想 - 特撮は大人の嗜みです。
                        • 『大阪のコロナの死者数はインドより多いのか - ネットロアをめぐる冒険』へのコメント

                          ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                            『大阪のコロナの死者数はインドより多いのか - ネットロアをめぐる冒険』へのコメント
                          • 「新しい青が200年ぶり」はちょっと誤解をまねく、ブルー・ファミリー・アフェア - ネットロアをめぐる冒険

                            定期的に話題に挙がっているのですが、200年ぶりに「新しい青」が生まれたという話が、またツイッター上でバズっていました。 青顔料史上200年ぶりの新色。 さかのぼること2009年。オレゴン州立大学で電子工学に関連した実験を行なっていたとき、黒色酸化マンガンをその他の化合物と混ぜ、およそ1,200度で熱したところ、偶然にも美しい青色の顔料が生まれました。 偶然生まれた美しい青の顔料、赤外線反射で建物を涼しく保つ塗料に | ギズモード・ジャパン 記事内にある通り、発見されたのは2009年、ライセンスの取得が2015年とちょっと古い話題ですが、日本では2017年ごろから定期的に話題に挙がっています。 ただ、2017年に専門的な方からの指摘*1があった通り、この「新しい青が200年ぶり」は少々不正確な表現です。今回は、開発者のサブラマニアン教授のコメントもとれたので、裏をとるような感じで記事を書き

                              「新しい青が200年ぶり」はちょっと誤解をまねく、ブルー・ファミリー・アフェア - ネットロアをめぐる冒険