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パケットキャプチャの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • パケットキャプチャで理解する TLS1.3

    TLS は Transport Layer Security の略で、盗聴、あるいは通信相手のなりすましの可能性がある通信路において、安全に通信を行うための暗号通信プロトコルです。 本書では、Go 言語を使って TLS サーバ・クライアントを用意し、その通信を Wireshark で観察しながら、TLS のプロトコルについて説明します。 本書を読むことで、TLS の通信で実際にどのようなパケットが送受信されているかが確認でき、TLS の学習の助けになると思います。 また、TLS には複数のバージョンがありますが、本記事では、最も広く使われており、かつ最新である TLS1.3 に焦点を当てます。

      パケットキャプチャで理解する TLS1.3
    • 意外に簡単、身近なハードで無線LANパケットキャプチャーに挑戦しよう

      通信でやり取りされるパケットを収集・分析するパケットキャプチャー。ネットワークの状態を把握するのに非常に有効な手段であり、実際に有線LAN(Local Area Network)にまつわるトラブルが発生した現場では今もよく使われている。 一方で無線LANがすっかり普及し、有線LANとは一味異なるトラブルが発生するようになってきた。そうした場合には、無線LANの状態を把握する必要に迫られる。 電波強度程度であればスマートフォンに専用のアプリを組み込めば把握できる。しかし電波強度だけでなく、うまく通信できているかを把握するには、IEEE 802.11におけるヘッダー情報などの収集・分析が必要になる。つまり無線LANパケットのキャプチャーが要るわけだ。 モニターモードが必須 無線LANのパケットをキャプチャーするには、まず「モニターモード」に対応した無線LANアダプターが必要となる。モニターモー

        意外に簡単、身近なハードで無線LANパケットキャプチャーに挑戦しよう
      • 「まずping」からレベルアップ パケットキャプチャーもコマンドで

        ネットワークでトラブルが発生した場合、その初手で疎通を確認するのは「常識」である。「まずping」と言われるくらいだ。 PowerShellで疎通確認するコマンドには「Test-Connection」と「Test-NetConnection」がある。PowerShell 7では前者のみとなるので注意したい▼。 ICMPでネットの状態確認 疎通確認にはICMP(Internet Control Message Protocol)が使われる。ICMPの目的は2つある。 1つはエラー通知。IPパケットが途中で届かなかった場合に、送信元にエラーを通知する(図3-1(a))。もう1つが問い合わせで、相手の端末に送る「ICMPエコー要求」と、それが届いた相手が返してくる「ICMPエコー応答」とを組み合わせ使う(同(b))。

          「まずping」からレベルアップ パケットキャプチャーもコマンドで
        • iPhoneやiPadの端末でのパケットキャプチャ

          はじめに トラブルシューティングでパケットキャプチャは1つの手段だと思いますが、一般的にはPCとWireShark/tcpdumpで実施することが多いかと思います。 実際のキャプチャ方法として、特に無線関連では ・Macに標準搭載されている「ワイヤレス診断」の「スニファ」機能を使う ・WindowsでOmniPeekとドライバを専用に改造した外付けNICを使う ・選ばれしチップとドライバが搭載されたLinuxで、GUIならばWireSharkのモニタモードで CLIならばtcpdumpでインターフェースを指定してキャプチャする のどれかがほとんどではないだろうか。 しかしiPhoneやiPadの端末をキャプチャ端末として使うという方法があるらしく(以前から試そうと思っていてできてなかった)今回やってみたので作業をまとめてみる。 今回のテスト環境を簡単にまとめる 【PC】 MacBook P

            iPhoneやiPadの端末でのパケットキャプチャ
          • 無線LANパケットキャプチャーを始めるまでの「最後の山」、ドライバーを組み込もう

            Kali Linuxのインストールは完了したら、今度はキャプチャーに使う無線LANアダプターが正しく動作するかをチェックしよう。Kali Linuxのカーネルに含まれるデバイスドライバー(インカーネルドライバー)が、モニターモードに対応する無線LANアダプターを認識するかどうかを確認するのだ。 USBドライブで起動した場合や、パソコンのOSに組み込んでいれば問題なく認識するはずだ。一方、仮想マシンで動かしたときは認識しない場面がある。

              無線LANパケットキャプチャーを始めるまでの「最後の山」、ドライバーを組み込もう
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