1.声優の「声」は現行法下では保護されないのか? 最近の生成AIの発展に伴って、声優の声を再現できるAIボイスチェンジャーなどが販売されているそうです。このような時代の流れを受けて、本年6月には日本俳優連合が著作権法を改正して「声の肖像権」の確立などを国に求める声明を出しています。たしかに人間の「声」そのものは著作権法で保護されていませんが(ただし声優の声の演技は著作隣接権で保護される)、現行法下で声優等の「声」そのものは保護されていないのでしょうか? 日本俳優連合が“生成AI”に提言 「新たな法律の制定を強く望む」 声の肖像権確立など求める|ITmedeiaニュース 2.柿沼太一弁護士のご見解・「ピンク・レディ」事件 この点、「有名声優の「声」を生成AIで量産し、それを商用利用することは可能か?【CEDEC 2023】」GameBusiness.jpによると、本年8月に一般社団法人コンピ
海老澤美幸 ebisawa_miyuki @ebisawa_miyuki Attorney at Law(fashion law)/Fashion Editor 弁護士(69期、第二東京弁護士会、メインはファッションロー)/ファッションエディター・スタイリスト。三村小松法律事務所。ファッション関係者の法律相談窓口 fashionlaw.tokyo主宰。趣味は釣りと猫。 mktlaw.jp 海老澤美幸 ebisawa_miyuki @ebisawa_miyuki 声優さんの声の権利と生成AIとの関係で、「ピンク・レディー事件」が話題になってるようなので簡単にご紹介しておきますね。 「ピンク・レディー事件」はパブリシティ権侵害の基準を示した超有名判決です。 「そもそもパブリシティ権て何?」という方もぜひお読みいただけましたら。 長文です。 2023-12-27 12:02:54 海老澤美幸 e
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