1978年特撮番組の絶滅、ヒーローショーの衰退を救ったとも言えるのが、後楽園ゆうえんちが創ったオリジナルヒーロー『UFO大戦争 戦え! レッドタイガー』でした。 ヒーローショーの聖地といえば、「東京ドームシティアトラクションズ」です。いつもTVで見ているヒーローが目の前で見られるので、子供たちは大興奮ですが、今から45年前の1978年、「後楽園ゆうえんち」(東京ドームシティの前身)から誕生したオリジナルヒーローが、TV番組化されるというパターンがあったことをご存じでしょうか。 タイトルは『UFO大戦争 戦え! レッドタイガー』(東京12チャンネル 現・テレビ東京)です。1978年4月から12月まで、全39話が放送されています。マイナーなヒーローかもしれませんが、この作品の存在はかなり貴重でした。 1978年は、アニメの「巨大ロボットブーム」が訪れ、特撮ヒーローが下火の「暗黒期」でした。ウル