通信ベンチャーのフリービットと、藤田学園大学を運営する藤田学園は2024年5月20日、医療データの管理・活用に関する共同研究を進める基本合意書を締結したと発表した。フリービットが持つWeb3技術と日本最大規模の医療ビッグデータを持つ藤田学園のノウハウを持ち寄り、信頼性や安全性を確保したデータ管理の技術を確立する。 共同研究には藤田医科大学にあるヘルスケアデータアーキテクチャーセンターが参加する。フリービットが運用するイーサリアム互換のブロックチェーンを使い、約150万件の医療データを持つ藤田医科大学病院のノウハウを生かし、分散型で信頼性を保った医療データを収集・管理できるデータ基盤を開発する。個人を認証する仕組みとしてマイナンバーカードも活用する。 2者が共同研究する医療データ基盤は、特定サービスに依存せずにデータの信頼性や安全なやり取りを確保する「Trusted Web」の考え方に基づい
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