人の手を借りられないという人には、2パターンある。ひとつは自分でやった方がうまくいくと思いこんでいる人、もうひとつは他人と手柄をシェアしたくない欲張りだ。どちらも間違ったこだわりだ。 自分より仕事をうまくやれる人は、いくらでもいる。すべて自分の判断が一番正しいなんて考えている人間もよく目にするが、思い上がりもいいところだ。それに、手柄は分け合ってこそ、大きな評価を得られる。 ひとりで何でもやろうとしてはいけない。お金を効果的に用い、優れた人を使う選択を持ってほしい。 協調性が大事だと言っているわけではない。やりたいことをよりスムーズに、大きなレベルで進めていくには、人を使うスキルが高い方が効率的ということだ。 上手く回っている限りは、任せた仕事に口出ししない 僕が最初に起業したときは、日本のWebプログラミングのパイオニアだった小飼弾 (こがいだん)さんほか、IT界のカリスマ的な人材を、何