韓国・ソウルで行われた記者会見で、俳優イ・ソンギュンさんの死について語るポン・ジュノ監督(2024年1月12日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【1月12日 AFP】韓国の映画監督ポン・ジュノ(Bong Joon-ho)氏や俳優らは12日に会見を開き、俳優イ・ソンギュン(Lee Sun-kyun)さんが亡くなる前の警察とメディアの行動について調査を要請した。 イさんは2019年に米アカデミー賞(Academy Awards)を受賞したポン監督の映画『パラサイト 半地下の家族(Parasite)』への出演で国際的に知られた。 韓国当局は昨年10月、違法薬物使用の容疑でイさんに対する捜査を開始。その2か月後の12月、イさんは首都ソウル中心部の公園に止められた車の中で遺体で発見された。 イさんの死後、警察は捜査情報を漏らし、メディアの過熱報道やSNSでの誹謗(ひぼう)中傷を招い