PCのキーボードやマウス操作といった手間のかかる繰り返し作業を約7割減らせる――。 日立ソリューションズは2017年7月4日、PC操作をソフトウエアで自動化する新技術「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の仕組みを活用したソリューションを開始する。 「7割」とは、同社が米国のRPAソフト大手オートメーションエニウェアの製品を使って社内検証した結果だ。月に約250時間を削減する効果が得られたという。 RPAを適用したのは、営業部門の担当者の事務作業だ。PDF形式の注文書の情報を読み取って受注システムに入力したり、発注に必要な情報を発注システムに入力したりといった一連の作業をソフトで代替させた。1件当たり約10分の処理時間を約3分に短縮できたという。 日立ソリューションズはこうした成果を基に、7月4日から「Robotic Process Automation 業務自動化ソリュー