(CNN) 大阪や香港で話題を呼んだ巨大な黄色いアヒルのオブジェ「ラバーダック」が台湾・高雄市の港に出現し、大勢の見物客が押し寄せている。 ラバーダックはオランダ人アーティストのフロレンタイン・ホフマンさんが制作したオブジェで、高さ18メートル、空気で膨らませて港に浮かんでいる。5月から6月にかけて香港で旋風を巻き起こしたのに続き、19日に高雄市に登場した。 過去5日間で見物に訪れた人は50万人あまり。台風19号(ウサギ)の到来で展示が中止された21日も見物人が絶えなかった。 今回の展示は、2009年に大阪にいたラバーダックを高雄市の当局者が見物に訪れたことをきっかけに実現した。市の当局者は「ラバーダックが今年香港に来ると知って、ホフマン氏に高雄市の写真を送り、市長からも手紙を出した」と説明する。 この当局者によると、今年6月の時点でホフマンさんには300以上の都市から次の展示の引き合いが