この、大きな窓に惚れました。 窓の外にわっさりとまるで カーテンのように垂れる蔦、 お主、只者ではないな。 新しくはない、 むしろ、年季の入った物件。 だけど、伸びた蔦ですら、嫌な感じがない、 清々しさすら感じるこの空気、 チルアウトにもってこいな、リラックス感。 間取りは、ごくごくシンプル、 だけど、必要十分。 ほら、玄関までの共用部なんて、 今時もうあまり見かけなくなった 昭和のアパート感。 玄関を開けてすぐにある、台所。 そう、キッチンと呼ぶより台所と呼びたい。 ちょっと前のドラマにも出てきそう。 今の主人公たちはみんな、 随分とおしゃれな部屋に住んじゃってて、 それはそれで見てて楽しいし素敵なんだけど こういう生活の温度を感じる部屋は 親しみが持てるな…。 カチッてボタン押すと お湯が出てくる給湯器。 随分とコンパクトなシンク、 コンロも小さいものしか置けないけれど。 それでも、何