名古屋大学と岐阜大学を運営する東海国立大学機構の航空宇宙生産技術開発センターは7日、三菱重工業や川崎重工業、SUBARUと人工知能(AI)による画像検査技術の共同研究を始めると発表した。航空機産業で将来懸念される熟練労働者の減少に対応する。2024年度中には米航空機大手ボーイングやボーイ
200kg搭載可能な巨大なマルチコプタードローン 200kgという桁外れのペイロードの搭載が可能な巨大なマルチコプタータイプの試作ドローンを展示したのは三菱重工だ。物資輸送に利用できるドローンのペイロードは大きくても50kg程度といえる。これほどペイロードがある機体を開発する意図について担当者は「山間部の鉄塔の建設現場などに資材を運ぶ際には、ヘリコプターを使用したり、簡易なモノレールを敷いたりして運んでいる。すべての資材を運ぶことができなくても、より効率的に大きなものを運べるようにと考えて、このドローンを開発している」と説明した。なお、会場には大きさの都合上、機体の半分が展示された。 自律飛行させることを想定しており、試験では動くトレーラーの荷台への着陸も成功している。なお、最大離陸重量は600kgとなっており、無人航空機ではなく無操縦者航空機となるため、機体にはJXから始まる登録記号が添
第6回日タイエネルギー政策対話にてMOU調印を発表 後列中央:経済産業省資源エネルギー庁 木原晋一国際カーボンニュートラル政策統括調整官、 後列右端:タイ エネルギー省 シンスクプラサート・プラサート(Sinsukprasert Prasert)次官、 前列左:三菱重工 土師エナジードメイン長、前列右:EGAT ナリン(Narin)副総裁 三菱重工業は、タイ最大の発電事業者であるタイ国電力公社(EGAT:Electricity Generating Authority of Thailand)と、タイ国内のガスタービン発電設備に燃料として水素を混焼させる技術を導入する調査・検討を進めることで合意し、6月4日に東京で開催された「第6回日タイエネルギー政策対話」(JTEPD:Japan–Thailand Energy Policy Dialogue)にて協議に向けた基本合意書となるMOU(覚書
三菱重工業は、「Japan Drone 2024」(2024年6月5~7日、幕張メッセ)において、現在開発を進めているペイロード200kgの大型ドローンの機体を披露した。併せて、ダクテッドファンの採用などによって機体を水平に保って飛行できる、作業員の「相棒」をコンセプトとするドローン「MTD(Mitsubishi Multi Task Drone)」も公開した。 ペイロード200kgの大型ドローンは物資輸送用で、外形寸法は全長6m。ローターは6カ所に上下2つずつ搭載しており総計12個となる。現在は、バッテリー駆動によって飛行実験を行っているが、将来的な動力はエンジンで発電した電力を用いるハイブリッドタイプを想定している。ハイブリッドタイプの飛行時間は2時間、飛行速度は巡航時で時速60km、最大で時速90kmを見込む。「今回の展示を皮切りに提案を進めながら、商用化の道筋を定めていきたい」(三
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