COMIC Interview 人工知能の息子とともに、亡夫の遺骨を地球に届ける!? 注目のSFマンガ『宙に参る』のルーツを作者に聞いた 2020.03.04 新進気鋭の作家・肋骨凹介(あばらぼね・へこすけ)が描く注目のSFマンガ『宙に参る』の第1巻が、2月27日に発売されました。 リイド社「トーチweb」にて不定期連載中のこの作品は、「次にくるマンガ大賞2019【WEBマンガ部門】」ノミネート、また錚々たる作家陣によるアンソロジー「年刊日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形」に本書の第3話「永世中立棋星」が収録されるなど、単行本発売前から評判となっていました。 今回は作品レビューと作者への一問一答の2本立てで、このSFマンガの新たな傑作の魅力に迫ります。 文 / 兎来栄寿 『宙に参る』は、宇宙船が現在のセスナ機くらい身近になり、脳以外なら挿げ替えが効くようになった近未来を舞台に、未亡人の技