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加害者臨床の検索結果1 - 28 件 / 28件

  • 東大生が電車内で強制わいせつ センター試験前日に高校生を狙う犯行、3回目の逮捕(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    センター試験当日の1月17日夕方に、東京大学農学部4年の男子学生が、電車内で女子高生を触ったとして強制わいせつの疑いで逮捕されたことが報じられている。報道によれば、この学生は昨年、一昨年に続き3回目の逮捕という。 調べに対し、(略)「痴漢する相手を探していた」と話す一方、「パンツの上から触った」などと容疑を一部否認しているという。 (略)去年と2018年も痴漢行為で逮捕されていたという。 出典:東大生 電車内で女子高生の下半身触ったか(日テレNEWS24/2020年1月19日) ネット上では以前から、「センター試験当日は(被害に遭った生徒が)遅刻できないから通報できず狙い目」などという内容の書き込みが目立ち、これをきっかけに、電車内をパトロールするなどして受験生を見守る「#withyellow」のアクションが呼びかけられていた。事件はセンター試験前日に起こった。【1月20日14時45分】記

      東大生が電車内で強制わいせつ センター試験前日に高校生を狙う犯行、3回目の逮捕(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 性暴力の被害者団体を「インチキ」「狂信的」? 立憲民主党・本多平直議員は説明を(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      性犯罪に関する刑法の性交同意年齢に関して、立憲民主党の本多平直議員が党内のワーキングチーム(WT)での発言が批判を浴びていた問題。 7月26日付の産経新聞が、WTの寺田学座長が25日に提出した意見書の中で、本多議員からこのほかにも「強姦された女性をフォローしているという建前で、女性、女性解放運動をやっている人たちとけんかした」「みんなフェミニストの人たちは、男がだましてセックスさせるもんだと思っているんだけど、今時代が変わってきていて、お金のためとか、興味のためとか、本当に惚れて、まー誘うこともある。そのことを分かっていないから」などの発言があったことを報じた。 立民・本多氏「12歳と21歳だってないとはいえない」 WT寺田座長が意見書(2021年7月26日/産経新聞) 産経新聞記事で引用されているのは一部だが、寺田議員が提出した意見書の中では、本多議員が性暴力の被害当事者団体の名を出して

        性暴力の被害者団体を「インチキ」「狂信的」? 立憲民主党・本多平直議員は説明を(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 痴漢で「示談慣れ」した常習者と被害者に"情報格差" 手薄な法的サポート(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        「痴漢」で検索すると、加害者のための法的サポートを提案する弁護士事務所のサイトがいくつもヒットする。 一方で、被害者のための法的支援については、あまり知られていない。痴漢の被害に遭って相手を捕まえた場合、相手側の弁護士から示談交渉をされ、疲れ果ててしまうこともある。 再犯・示談を繰り返す加害者も中にはいる。そういった常習者がネット上で情報交換するなど、「示談慣れ」している一方で被害者はそうではない。 「痴漢など性犯罪被害者の方へのサポート」を打ち出す、岸本学弁護士に実態を聞いた。 ・被害者は「示談金相場」なんて知らないーー弁護士による被害者のサポートはあまり知られていません。被害者が弁護士をつけず、加害者側の弁護士と話し合うというのは、なかなか酷なことだと思っています。 岸本学弁護士(以下、岸本):やはり示談金を低く抑え込まれたり、ということはありますね。普通の人は示談金の相場なんて知りま

          痴漢で「示談慣れ」した常習者と被害者に"情報格差" 手薄な法的サポート(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 止まらないSNS中傷、被害者バッシング…「被害者意識」の暴走が産む加害の連鎖を断ち切るには DVや性暴力の支援に携わってきた信田さよ子さんに聞く|FINDERS

          CULTURE | 2020/07/20 止まらないSNS中傷、被害者バッシング…「被害者意識」の暴走が産む加害の連鎖を断ち切るには DVや性暴力の支援に携わってきた信田さよ子さんに聞く SNS上での誹謗中傷による被害を受けている人々の報道が目立つようになってきた。 プロレスラーの木村花さんが『テラスハウ... SNS上での誹謗中傷による被害を受けている人々の報道が目立つようになってきた。 プロレスラーの木村花さんが『テラスハウス』出演の際、甚大なバッシングを受け最終的に自死を選んでしまったニュースは記憶に新しい。また、ジャーナリストの伊藤詩織さんは自らに向けられた罵詈雑言について、内容を精査し、東京地裁に提訴すると発表した。 この他にも、性被害を訴えた女性、差別を訴えた外国人などに対して「被害に遭ったのはお前にも非があったからだろう」と言わんばかりの不条理なバッシングが数多く存在する。

            止まらないSNS中傷、被害者バッシング…「被害者意識」の暴走が産む加害の連鎖を断ち切るには DVや性暴力の支援に携わってきた信田さよ子さんに聞く|FINDERS
          • 裁判が刑を軽くするための「セレモニー」になっていないか…性犯罪の被害者と加害者、双方の視点から - wezzy|ウェジー

            2019.10.21 07:00 裁判が刑を軽くするための「セレモニー」になっていないか…性犯罪の被害者と加害者、双方の視点から あなたは性犯罪加害者に対してどのようなイメージを持ちますか? 性欲が強い? 性加害行動をやめるには、去勢するしかない? もし、そのようなイメージを持っているなら、ぜひこの記事を読んでほしいと思います。 ―――――― 性犯罪や性暴力の加害者臨床を行う「榎本クリニック」(東京都豊島区)で性加害者の治療に取り組む斉藤章佳さんが2017年に上梓した『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)。同書には、性犯罪の加害者は四大卒で家庭を持ついわゆる“普通の男性”で、多くの痴漢は犯行時に“勃起していない”ことが書かれており、大きな話題になった。 8月26日、都内で行われたトークイベント<性犯罪をなくすための対話 第8回「刑務所に入った性犯罪者のその後は?」>では、斉藤章佳さん、

              裁判が刑を軽くするための「セレモニー」になっていないか…性犯罪の被害者と加害者、双方の視点から - wezzy|ウェジー
            • 「性欲が旺盛だからではない」精神科医が解説"一発アウトの性加害"を犯してしまう本当の理由 香川照之、エネオス前会長…地位のある中高年男性がなぜ

              精神医学ではどこからが「性暴力」に当たるのか 性暴力の定義としては、確立したものはないが、われわれ専門家が加害者臨床のなかで扱う「性加害行為」というときは、「同意のない性行為全般」を指している。したがって、このなかには、刑法上の犯罪未満の行為も当然含まれてくることになる。 こうした前提で「性暴力」を考えてみると、その行為の範囲は非常に幅広く、わいせつな言葉掛けなどの非接触の行為から、実際に身体に触れるような接触性の高い行為まで含まれる。また、一般的には、接触性の高い行為は攻撃性の高さと比例しているように思われているかもしれないが、必ずしもそうではない。たとえば、いわゆるのぞきや露出などは、直接的な接触はなかったとしても、被害者を持続的で甚大な恐怖に陥れることは間違いない。 性暴力における「同意」とは また、性犯罪において法的に問題となりやすいのは「同意の有無」である。しかし、そこには日本社

                「性欲が旺盛だからではない」精神科医が解説"一発アウトの性加害"を犯してしまう本当の理由 香川照之、エネオス前会長…地位のある中高年男性がなぜ
              • 更生するとはどういうことか:連続強盗事件「ルフィ」との関係を告白したEXIT兼近大樹さんの生き方(原田隆之) - 個人 - Yahoo!ニュース

                ツイッターでの告白 全国的な連続強盗事件の指示役として、フィリピンの入管施設に収容されている「ルフィ」こと渡邊優樹容疑者の処遇に注目が集まっている。 そんななかで、お笑いコンビEXITの兼近大樹さんが、過去の自身の逮捕歴や渡邊容疑者との関係などについて、「多少脚色されたデマもありながら、ほとんどがすでに公表している事実」であり、「弁明の余地もありません」などとツイッターで心境を吐露した。 それに対してツイッターでは、「応援しています」「前を向こう」という声があふれる一方で、「美談にするな」「悪いことしたけど今は頑張ってます、などという好感度商売には嫌悪感しかない」などといった否定的な意見も寄せられている。 犯罪者の社会復帰 犯罪歴がある人の社会復帰は、現代日本社会において、最も難しい問題の1つである。これは、日本は世界的に見ても治安が飛び抜けて良い国であるがゆえのジレンマがあるように思える

                  更生するとはどういうことか:連続強盗事件「ルフィ」との関係を告白したEXIT兼近大樹さんの生き方(原田隆之) - 個人 - Yahoo!ニュース
                • “男尊女卑依存症社会”って何ですか?【アルテイシア・斉藤章佳】|ウートピ

                  連載「○○と言われて微妙な気持ちになる私」を更新するたびに、「あるある!」と共感の嵐を巻き起こす、作家のアルテイシアさんとジェンダー問題について考える特別企画。 今回は、精神保健福祉士・社会福祉士で、著書『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)『小児性愛という病―それは、愛ではない』(ブックマン社)などで男性の“加害者性”について深く考察してきた斉藤章佳さんをゲストにお招きしました。 第1回では、斉藤さんが指摘する「男尊女卑依存症社会」をテーマに、なぜ私たちは男女間の歪な関係性から逃れられないのかお話いただきます。 “男尊女卑”に依存するってどういうこと? ——お二人は実は初対面だそうですね。 斉藤章佳さん(以下、斉藤):はい。以前、アルテイシアさんのコラムで私の著書『男が痴漢になる理由』を取り上げていただき、うれしくて共通の友人にSNSでつないでもらいました。そこからのご縁ですね。 ア

                    “男尊女卑依存症社会”って何ですか?【アルテイシア・斉藤章佳】|ウートピ
                  • 「DV・虐待 加害者更生のために」(視点・論点)

                    立命館大学 教授 中村 正 1 親しい人同士でおこる暴力の特徴 きょうは私が取り組んでいる加害者向けのグループワークのお話を中心に、DVや虐待を減らすため、加害者更生について考えたいと思います。 内閣府の調査では女性の30%程度がDVの被害にあっています。男性の被害者もいますが、今日は女性が被害者で男性が加害者の場合について話をします。被害者救済は徐々に整備されてきましたが、加害者対策は、処罰以外は構築されておりません。 DVや虐待は、身体への暴力が多いのですが、その背景には心理的な暴力があります。パワーとコントロールといいます。被害者の話からそうした加害者の行動がみえてきます。 いくつかご紹介いたします。 「自分のものを買うときにいつも一緒に付いてくる。『僕の好みの女性になってほしい』と言う。自分が自分でなくなっていく感じがする」 「交通の便の良くないところに住んでいるので本当は免許が欲

                      「DV・虐待 加害者更生のために」(視点・論点)
                    • 性的自傷のやめかた

                      最初に出会ったアダルトコンテツがその人自身の性の価値観に大きな影響を与える日本の性に関わる問題、性暴力被害者が「性的自傷」「トラウマ再演」しないために何が必要か、長年依存症治療、加害者臨床を専門としてきた大船榎本クリニック精神保健福祉部長の斉藤章佳さん(精神保健福祉士・社会福祉士)にお話を伺いました。

                        性的自傷のやめかた
                      • 西井開 「「あいつはフツウと違うから」 切り離しのマジョリティ論」 第1回 「そういう男性っていますよね」? | 生きのびるブックス

                        注意深く周りを見渡すと、男性が別の男性を「ふつうの人」と「ふつうじゃない人」に振り分けようとするシーンがそこかしこに存在する。同じ男性なのに、他人を「自分と無関係な者」と位置づけてしまう時、私たちの中で何が起こっているのか? 男性問題や加害者臨床に取り組む著者が、日常的な他者との関わりからこの問題にせまる。マジョリティ性をもつすべての人におくる、今読むべき男性論。 「そういう男性っていますよね(笑)」。学生の課外活動をパネル展示するという大学主催のイベントに、発表者として参加した時のことだ。2016年のことだったと思う。当時大学院生だった私は、〈男らしさ〉にまつわる問題について男性同士で語り合うグループを開いていて、イベントではその活動について紹介した。〈男らしさ〉は男性に様々な影響をもたらし、深い悩みを抱える人が来ることもある…。そのように話すと、パネルを見に来たひとりの男子学生からこの

                          西井開 「「あいつはフツウと違うから」 切り離しのマジョリティ論」 第1回 「そういう男性っていますよね」? | 生きのびるブックス
                        • 「女性は痴漢で気持ち良くなる」と信じていた――性犯罪加害者の言葉から、“治療”の在り方を問う | サイゾーウーマン

                          黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 性犯罪は、“再犯率”が高いことが明らかになっている。なかでも痴漢の再犯率は突出しており、刑務所で“罰”を受けるだけでは、再犯は防げない。これは、各種データからも、約30年にわたって痴漢行為を続けてきた50代男性・Oさんの体験からも明白だ。 第2回は、2度目の服役から出所して10年間、再犯をしていないというOさんに、なぜ痴漢行為をやめられたのかを聞く。再犯防止のためにどのような行動をとったのか、刑務所内で受刑者に実施されている「性犯罪再犯防止指導(通称:R3)」の問題点についても語ってもらった。 ■第1回:30年間、電車で痴漢を繰り返してきた――性犯罪“加害者”が語る「逮捕されてもやめられない」理由 治療機関で“痴漢”を隠し続け、そして再犯…… 刑務所内の再犯防止対策だけでは不十分

                            「女性は痴漢で気持ち良くなる」と信じていた――性犯罪加害者の言葉から、“治療”の在り方を問う | サイゾーウーマン
                          • ひとつの応答として|信田さよ子

                            この数年、ある種の正義を掲げる組織やシステムが、セクハラや性暴力の告発によって崩れ落ちるさまを見てきた。外部から閉ざされた「よきもの」とされた集団の中では、時としてさまざまな暴力が発生しがちであること、それは暴力とされず「被害」を訴える側に問題があるとされがちであることを改めて多くのひとに示すことになった。 長年アディクション臨床を通じて家族の暴力にかかわってきた私からすれば、それは遅きに失すると感じるほどに当たり前のことだった。なぜなら、よきものとされる代表は家族であり、80年代から多くの子どもや女性が同じような経験をされていたからだ。 このひとたちが、自らの経験を「被害」と定義するのにどれほど大変だったか。夫や親の行為に対して異議申し立てすれば、抗弁となり、反抗的で我が強い、親のせいにするとして逆に責められることになった。それがもっとも顕著に表れるのが、近親者による性虐待である。50年

                              ひとつの応答として|信田さよ子
                            • 人気漫画「アクタージュ」原作者の逮捕、わいせつ事件起こす人にありがちな「両面性」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

                              人気漫画「アクタージュ act-age」が連載中の週刊少年ジャンプ(2020年8月11日、弁護士ドットコム撮影) 路上で女子中学生にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで、人気漫画「アクタージュ act-age」の原作者、松木達哉容疑者が8月8日、警視庁に逮捕された。 【写真】ネット中傷で自殺未遂、出家した元女性アナの今 報道によると、松木容疑者は6月18日、東京都中野区内の路上を歩いていた女子中学生に背後から自転車で近づき、追い抜く際に胸を触った容疑が持たれている。区内では、ほかにも同様の事件が発生していたという。 松木容疑者は漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の「アクタージュ」の原作をマツキタツヤとして担当していた。 この事件を受け、集英社は8月10日、連載の打ち切りを発表した。「事件の内容と、『週刊少年ジャンプ』の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決

                                人気漫画「アクタージュ」原作者の逮捕、わいせつ事件起こす人にありがちな「両面性」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
                              • 痴漢で一回捕まったら人生終了とは何だったのか

                                リンク Yahoo!ニュース 個人 東大生が電車内で強制わいせつ センター試験前日に高校生を狙う犯行、3回目の逮捕(小川たまか) - Yahoo!ニュース 痴漢で捕まっても、示談/不起訴となり、その後も犯罪行為を繰り返す加害者は少なくない。性依存のクリニックや加害者臨床に、早い段階でつながってほしい。 367 users 465 私は私 @LovelyBabyBooo 登戸駅で捕まった東大生、一昨年も去年も痴漢で捕まってるって情報出てるんだけど、なのに留年もなく四年生になって卒論書いて就職先も決まってたってありえなくない?どこが痴漢で一回捕まったら人生終了だよ。3年連続3回目の逮捕でようやく報道じゃん #宮下岳 2020-01-19 13:26:50

                                  痴漢で一回捕まったら人生終了とは何だったのか
                                • 性暴力被害に遭った私が“加害者”を取材して感じたこと - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス

                                  加害を許容するような社会 小学生から社会人に至るまで、私は性暴力の被害に遭ってきました。教員にスキンシップとして体を触られたり、見知らぬ男に盗撮されたり、通学途中に性器を見せられたり。働きだしてからは、夜道で背後から突然襲われそうになったこともありました。 当時は“不快な出来事の一つ”としてしか捉えられなかったのですが、数年前、これらの出来事はすべて性暴力だと明確に理解できたときから、私にとって性暴力は自分事になり、取材を始めることにしました。 そして痛感したのは、被害者は加害によって心や体、人としての尊厳をむしばまれるにも関わらず、社会はあまりにも加害に寛容ではないか、ということです。 そう思うようになったきっかけは、2年前、取材で訪れた名古屋の地下鉄の駅での出来事でした。地上に出ようとエスカレーターに乗ろうとしたとき、近くの壁に貼られた紙が目に飛び込んできました。 大きな文字で「盗撮注

                                    性暴力被害に遭った私が“加害者”を取材して感じたこと - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス
                                  • 子どもへの性暴力を減らすには 精神科医が語る加害者の心理と治療(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                                    子どもへの性暴力が後を絶ちません。どうすれば加害を減らすことができるのでしょうか。朝日新聞が2019年12月から連載している「子どもへの性暴力」の第9部は加害者について考えます。加害者臨床に詳しい精神科医の小畠秀吾・国際医療福祉大学教授(53)に聞きました。 【画像】教え子に性暴力を繰り返して逮捕された受刑者から届いた手紙 ――子どもを狙う加害者にはどのような傾向がありますか。 子どもを性の対象にする加害者は、大きく二つに分類されます。子どもにしか関心をもてない「純粋型」と、本来は大人に関心があるものの代償的に子どもに関心が向く「代償型」。割合的には、後者が多いです。 女の子を狙う加害者は、8~10歳を対象にすることが多い。男の子を狙う加害者は、3分の2が成人女性に異性愛的な嗜好(しこう)をもちつつ5~10歳の男の子に加害する傾向が強く、残りの3分の1は同性愛的で思春期の男の子を対象にして

                                      子どもへの性暴力を減らすには 精神科医が語る加害者の心理と治療(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                                    • ハラスメント加害者の更生はいかにして可能か─加害者への臨床心理社会学的な実践をもとにして考える|日本労働研究雑誌 2019年11月号(No.712)

                                      日本労働研究雑誌 86 目 次 Ⅰ 本稿の課題 Ⅱ� 更生をすすめるために必要な社会の意識の変化 ─セクシュアルハラスメントの場合 Ⅲ� 更生をすすめるために必要な社会の意識の変化 ─パワーハラスメントの場合 Ⅳ 更生の対話をすすめるために Ⅴ� 加害と責任の自覚をどう深めていけるのか� ─ハラスメント加害者との対話をとおして Ⅵ� 被害者の救済にとっても必要なハラスメント加害 者対応 Ⅰ 本稿の課題 ハラスメント加害者の更生について考えるべき 諸点について概観し,被害者救済との関係も含め て臨床心理社会学的な観点から考えてみる。 第 1 は,社会の意識や態度のあり様がハラスメ ントをする側の意識と態度と相関しており,その 変容の程度が更生に影響を与えるので,まずはハ ラスメントについての最近の特筆すべき意識の変 化についてまとめておくことにした。これは更生 が可能となる条件の前提となる。

                                      • “男尊女卑依存症”社会を脱するカギは「家庭での性教育」【再掲】|セックス依存症|斉藤章佳

                                        セックス依存症 2021.03.07 公開 ツイート <家で性の話はしづらいが> “男尊女卑依存症”社会を脱するカギは「家庭での性教育」【再掲】 斉藤章佳 男女が認め合う社会になるには、“性について語る言葉”を親が持つということも重要のようです。古い価値観に違和感を覚える世代には、近くにいいモデルがなく難儀なことですが、自分の親世代と違う行動を、意識してする必要もあるのかもしれません。依存症の話から見えてくる社会の問題点と解決のカギ。 *   *   * 不倫を繰り返して離婚、風俗通いで多額の借金、職場トイレでの自慰行為がバレて解雇……。何度も損失を被りながら、強迫的な性行動を繰り返すセックス依存症。実は性欲だけの問題ではなく、脳が「やめたくても、やめられない」状態になることに加え、支配欲や承認欲求、過去の性被害、「経験人数が多いほうが偉い」といった〈男らしさの呪い〉などが深く関わっている

                                          “男尊女卑依存症”社会を脱するカギは「家庭での性教育」【再掲】|セックス依存症|斉藤章佳
                                        • 盗撮 “安易に手を出す”10代・20代の若者たち - クローズアップ現代

                                          https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pgRav99JaM/ 「⾼校⽣の男⼦です。⼥⼦トイレで盗撮をしてしまいました」 17歳の男⼦高校生からNHKに届いた1通のメール。⼥⼦トイレに侵⼊し、個室にいる⼥性をスマートフォンで盗撮したといいます。 盗撮の検挙件数は去年5019件と過去最多に。取材を進めると、被害者が⼼に深い傷を負う⼀⽅で、加害者は若い世代を中⼼に驚くほど安易に盗撮を⾏っている実態が⾒えてきました。 (「性暴⼒を考える」取材班 村山世奈 飛田陽子 信藤敦子) ※この記事では、盗撮の被害を未然に防ぎ加害をなくしていくために、⼿⼝や加害者の⼼理を具体的に伝えています。あらかじめご留意ください。 “⼥⼦トイレで盗撮した” 男⼦⾼校⽣の告⽩ NHK「性暴⼒を考える」取材班では、3年前から、双⽅向サイ

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                                          • 「俺はこのまま刑務所から出たくない」――性犯罪加害者と社会復帰 - wezzy|ウェジー

                                            8月、都内で行われたトークイベント<性犯罪をなくすための対話 第8回「刑務所に入った性犯罪者のその後は?」>では、3人の登壇者によるディスカッションが行われた。 「榎本クリニック」(東京都豊島区)で性犯罪や性暴力の加害者臨床に取り組む斉藤章佳さん、「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」事務次長で弁護士の上谷さくらさん、性犯罪の被害者支援に携わる臨床心理士の齋藤梓さんが、それぞれの観点から、性犯罪加害者・被害者の治療に必要なことや、矯正施設内で実施されている性犯罪再犯防止指導(以下、R3プログラム)の問題点をトークした。 イベントの一部内容を紹介する。 全編はこちら 被害者臨床と加害者臨床のジレンマ上谷さくらさん:ある受講者にインタビューをした時、服役中に性加害を起こした人を集めて、月1回は被害者のことを考える機会があってもいいのではないか、という提案があったんです。 斉藤章佳さん:治療初期の、

                                              「俺はこのまま刑務所から出たくない」――性犯罪加害者と社会復帰 - wezzy|ウェジー
                                            • 子どもたちを守る制度にできるのか - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス

                                              もっと実情を反映してほしい 当事者らが「要望書」提出 2023年9月6日 「被害に遭った人じゃないとわからないことがあると思います。当事者の声をもっと聞いてほしい」 有識者会議の報告書が出された9月、こども家庭庁にこう訴えたのはフォトグラファーの石田郁子さんです。少しでも良い制度になってほしいと、ほかの被害者や支援団体、弁護士などと一緒に「要望書」を提出しました。 石田さんは中学3年生の時から継続的に、当時通っていた学校の男性教員から性暴力の被害に遭いました。石田さんが懸念していたのは「DBSの対象となる性犯罪が限定的になるのではないか」という点です。 「いまのままだと制度から漏れ出てしまうケースがたくさんあると思います。有識者会議の報告書では、いまできる最大限の範囲としていますが、もっと当事者や支援団体などから性暴力の実態をヒアリングして詰めていったほうが良いと思います。いまの制度設計の

                                                子どもたちを守る制度にできるのか - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス
                                              • "男尊女卑的な価値観"が「依存症を助長」の深刻度

                                                ジェンダー平等が叫ばれ続ける時代になっても、いまだに多くの人が、価値観の奥底にある「男らしさ」「女らしさ」という枠組みから逃れられずにいる。 これまで2500人以上の性犯罪者の治療に携わってきた、大船榎本クリニック精神保健福祉部長の斉藤章佳さん(精神保健福祉士・社会福祉士)は、摂食障害やホームレスの経験を経て、「男らしさ」へのこだわりから解放された。 さらに長年にわたる加害者臨床の実践を通じて、日本社会の男尊女卑的な価値観が人びとを追い詰め、さまざまな依存症の温床になっていると考えるようになったという。斉藤さんに、日本社会が「男尊女卑依存症」から回復するための処方箋を聞いた。 「性別で価値が決まる」サッカー断念が転機に 斉藤さんは筆者の記事などで、男性優位な社会の中、男性が女性を“支配すべき存在”と下に見たり、「痴漢くらいしたって減るものじゃない」と“モノ化”したりする男尊女卑的な価値観が

                                                  "男尊女卑的な価値観"が「依存症を助長」の深刻度
                                                • 西井開 「「あいつはフツウと違うから」 切り離しのマジョリティ論」 第7回 加害性を剥ぎ取る | 生きのびるブックス

                                                  注意深く周りを見渡すと、男性が別の男性を「ふつうの人」と「ふつうじゃない人」に振り分けようとするシーンがそこかしこに存在する。同じ男性なのに、他人を「自分と無関係な者」と位置づけてしまう時、私たちの中で何が起こっているのか? 男性問題や加害者臨床に取り組む著者が、日常的な他者との関わりからこの問題にせまる。マジョリティ性をもつすべての人におくる、今読むべき男性論。 暴力の現場で DV加害をしてしまった男性を対象に、脱暴力や家族、パートナーとの関係修復をサポートする相談室に心理臨床家として携わっている。相談室を訪れる男性たちの職業は、会社員、教員、医師、警察官、学生など様々で、暴力に至ったプロセスにも違いがある。 例えば、父親が亭主関白の家に育ち、父と同じように「ちゃんと家事をこなせていない」という理由で妻を怒鳴りつけるケース、友人が少なく会社でも孤立していて、パートナーに執着するように関わ

                                                    西井開 「「あいつはフツウと違うから」 切り離しのマジョリティ論」 第7回 加害性を剥ぎ取る | 生きのびるブックス
                                                  • 子どもへの性暴力「加害者を取り締まる法律だけでは限界」 元ジャニーズJr.らが訴える性教育の必要性 - 弁護士ドットコムニュース

                                                    子どもへの性暴力をなくすために、何が必要なのか。そんなテーマで、旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)創業者の故・ジャニー喜多川氏からの性被害を告白した当事者らが中心となり、4月6日、東京都内でシンポジウムが開催された。 主催は「1 is 2 many 子どもへの性暴力を根絶するAction Plan(ワニズアクション) 」。元ジャニーズJr.の中村一也さん、二本樹顕理さん、飯田恭平さん、大島幸広さん、長渡康二さんらが中心となって結成した。子どもの頃に受けた性被害についての民事訴訟の時効撤廃を求めるキャンペーンを実施する他、予防啓発などに取り組んでいる。 ●「加害者を取り締まる法律だけでは限界」 シンポジウムでは専門家から、年齢に応じた性教育の必要性が呼びかけられた。 (2024年4月6日、東京都内、弁護士ドットコムニュース) 犯罪被害者支援に取り組む上谷さくら弁護士は、刑法改正により前

                                                      子どもへの性暴力「加害者を取り締まる法律だけでは限界」 元ジャニーズJr.らが訴える性教育の必要性 - 弁護士ドットコムニュース
                                                    • 「触らないと損」 子どもへの性暴力をやめられない人は、何に駆り立てられているのか(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

                                                      子どもを対象にした性暴力は、何度も繰り返されることが多いのが特徴だ。1人の子どもに執着して何度も加害する人もいれば、1000人を超える子どもに加害行為をしたと話す人もいるという。なぜ、加害行為をやめられないというのだろうのか。子どもに性加害を繰り返す人たちに聞き取りをした、大森榎本クリニック精神保健福祉部長(精神保健福祉士・社会福祉士)の斉藤章佳さんに話を聞いた。【BuzzFeed Japan/小林明子】 「やらない自信がない」《先生、僕はずっと刑務所に入っていたほうがいいと思うんです。ここには子どもがいません。だから子どものことを考える時間もほとんどありません。 でも、外に戻れば子どもがいますよね? 僕は小さな女の子を見ると頭が真っ白になって気づけば後をつけてしまうんです、どうやったらこの子とふたりきりになれるだろう、どうやったら触れられるだろうって、無意識のうちに考えながら。 だから、

                                                        「触らないと損」 子どもへの性暴力をやめられない人は、何に駆り立てられているのか(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
                                                      • 『言葉を失ったあとで』まえがき|単行本|信田 さよ子|webちくま

                                                        上間陽子さんとの対談集『言葉を失ったあとで』の重版ができました。それを記念して、まえがきを公開します。 この一冊が誕生するきっかけは、トークイベント「言葉を失ったあとに」(二〇二〇年一一月二七日、青山ブックセンター本店)で上間さんとお話ししたことだった。異例ともいえる速さで申込者が集まったことに驚いたが、オンラインとはいえ初めて顔を合わせたようには思えない充実の一時間半だった。PCの画面越しに、猫とお嬢さんが悠々と登場する対談も初めてだった。 その後編集者より対談の企画が持ち上がり、沖縄と東京を結んで四回お話しした。最後の一回は、上間さんが池田晶子記念「わたくし、つまりNobody 賞」の受賞のため上京されたので、筑摩書房で行った。終了後、蔵前のイタリアンで、楽しくおしゃべりもした。 本書の構成は、実際に話した順番に沿った全六章から成っている。最初のトークからほぼ一年近く経って、こうして一

                                                          『言葉を失ったあとで』まえがき|単行本|信田 さよ子|webちくま
                                                        • 「撮るだけ撮って見返さない」盗撮を繰り返す人の脳内で起きている恐ろしいこと 実は「逮捕」が最大のエクスタシー

                                                          何度逮捕されても盗撮を繰り返す人たちがいる。加害者臨床を専門とする精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳さんは「盗撮をやめられない人の中には、撮った画像を見返さない人も多い。『捕まるかも』というスリルと、バレなかったときの安堵感が、再犯の呼び水になっている」という――。

                                                            「撮るだけ撮って見返さない」盗撮を繰り返す人の脳内で起きている恐ろしいこと 実は「逮捕」が最大のエクスタシー
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