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半藤一利の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 〈新作公開〉宮﨑駿・半藤一利との対話が反映された「あの場面」 | 週刊文春 電子版

    宮﨑駿監督(82)10年ぶりの新作『君たちはどう生きるか』が公開された。舞台は戦中・戦後の日本。作品では、敬愛する歴史探偵・半藤一利氏との対話の“成果”が見え隠れしていた。 10年ぶりの新作 同作は戦時下の日本、母を失った少年が父とともに疎開する場面から始まる。 「ファンタジーと冒険活劇の一方で、市井の人々の見た戦争が描かれています」(映画ライター) 前作『風立ちぬ』(2013年)の公開前に、宮﨑氏には大きな出会いがあった。その相手が、『日本のいちばん長い日』で知られる作家の半藤氏だ。2人は『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(小社刊)と題した書籍も刊行した。

      〈新作公開〉宮﨑駿・半藤一利との対話が反映された「あの場面」 | 週刊文春 電子版
    • 『君たちはどう生きるか』 宮﨑駿監督が最新作に秘めた空襲体験と半藤一利氏の縁を鈴木敏夫プロデューサーが初めて語った | 文春オンライン

      7月14日、宮﨑駿監督の10年ぶりの新作『君たちはどう生きるか』が公開された。同作は、事前の宣伝をほぼ出さず、あらすじやキャストに至るまで、あらゆる情報が伏せられていた。今回、「週刊文春」の取材にスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、作品のワンシーンとその背景について初めて明かした。 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー ©文藝春秋 同作は公開4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破する大ヒットを記録。戦中、戦後の日本を舞台にしたこの作品では、宮﨑監督が敬愛するある人物との対話の成果が反映されていたという。 その人物とは、2021年に亡くなった作家・昭和史研究の第一人者で“歴史探偵”と名乗った半藤一利氏。前作『風立ちぬ』の公開を前に対談をした2人は意気投合し、対談本『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(小社刊)を刊行するなど親交が深かった。 2人の対談本『半藤一利と宮崎

        『君たちはどう生きるか』 宮﨑駿監督が最新作に秘めた空襲体験と半藤一利氏の縁を鈴木敏夫プロデューサーが初めて語った | 文春オンライン
      • 「これは『昭和天皇独白録』と同じくらいの衝撃だ」歴史的スクープを後押しした、昭和史研究家・半藤一利の言葉とは | 文春オンライン

        戸髙 半藤さんは文藝春秋入社以来、旧軍人の取材をすることが多く貴重な証言に接してこられましたし、歴史研究者との交流も多く、中でも東大ボート部以来のご友人・秦郁彦氏、中央公論「歴史と人物」編集長の横山恵一氏とは銀座のバーに頻繁に集まっては、雑誌の企画や歴史談議に時を過ごしていました。 私は当時、海軍関係の史料を収集する「財団法人史料調査会」で司書として勤務していた関係で、時折この集まりに呼ばれていました。私の記録によれば、1992年6月9日、文藝春秋社近くの「二葉鮨」で半藤さんが「ひとつこのメンバーで歴史探偵団ってのをやらねえか。もちろん団長は俺だな」と言い出したのが始まり。 ここからほぼ毎月途絶えることなく、2021年に半藤団長がお亡くなりになったあとも活動を続けて、今年は「歴史探偵団」結成32年目になりました。難しい話をするのではなく、歴史上の話題に関して興味の赴くままに談笑し、酒を呑む

          「これは『昭和天皇独白録』と同じくらいの衝撃だ」歴史的スクープを後押しした、昭和史研究家・半藤一利の言葉とは | 文春オンライン
        • 天皇生前退位の本意を推理する 半藤一利『歴史に「何を」学ぶのか』より|じんぶん堂

          記事:筑摩書房 original image:askaflight / stock.adobe.com 書籍情報はこちら 今上天皇の、生前退位のご意向表明の話をいたします。 以下は、わたくしの推理です。 光格天皇が近代日本における天皇像の祖型をつくったとすれば、今上天皇は自分は平和国家日本における「象徴」としての天皇の在り方を、即位して以来ずっと模索してきた。ただ存在するだけではなく、「日本国民統合の象徴」としてどのように行動し、どう振る舞うのか、そして何を語るべきか。憲法や皇室典範から逸脱しない範囲の中で、ご自分で考えぬいて、一つひとつ積み上げてきた。そして国民に敬まれ親しまれる象徴天皇像をつくりあげてきた。そして、このかたちを残したい。それを皇太子と皇太子妃にしっかり受け継いでもらいたい。それが生前退位の意思を示された本意、本質なのではないか。 29年におよぶ平成の御世を振り返ってみる

            天皇生前退位の本意を推理する 半藤一利『歴史に「何を」学ぶのか』より|じんぶん堂
          • 戦後70年の今、戦争を改めて考える―半藤一利&原田眞人監督フォーラム全文 | CINEMAS+

            2015年8月8日より公開となる映画『日本のいちばん長い日』の特別試写会が7月22日に東京・よみうり大手町ホールで行われ、原作者である半藤一利氏と、原田眞人監督によるフォーラムが行われました。 映画『日本のいちばん長い日』は、昭和史研究の第一人者であり、圧倒的支持を受ける半藤一利氏の『日本のいちばん長い日 決定版』を『わが母の記』『駆込み女と駆出し男』などの原田眞人監督が映画化に挑んだ作品。 この日、東京・よみうり大手町ホールで特別試写会が行われ、作品の上映前に行われたトークショーでは、読売新聞東京本社論説委員・天日隆彦氏のコーディネートのもと、半藤一利氏、原田眞人監督の両名が、本作で描かれた当時の人物たちについて語られました。 シネマズでは、フォーラムの全容をお届けいたします。 読売新聞東京本社論説委員・天日隆彦(以下、天日): それでは、まずお2人から自己紹介を兼ねて、一言ずつご挨拶を

              戦後70年の今、戦争を改めて考える―半藤一利&原田眞人監督フォーラム全文 | CINEMAS+
            • 大手マスコミ不信と、情報ソース取捨選択という自由と困難 | 『戦う石橋湛山』著:半藤一利 - 海外オヤジの読書ノート

              皆さんはマスコミやメディアを信じていますか? 恐らく多くの方が多少の疑いやポジショントークの可能性を考慮しつつも、まあ信じるという方が多いのではないでしょうか。私もそうです。 しかしもしマスコミが、戦争を推進する、戦争へのムードを後押しする、なかんずくそのムードを作り上げたとしたら、それでも我々は今まで通りの関係をマスコミと続けるべきなのでしょうか。 本作は、2021年に逝去された半藤氏によるマスコミ批判書です。 タイトルに「石橋湛山」とありますが、決して元総理大臣の石橋湛山についての本ではありません。日中戦争開始前後に、戦争反対・満洲撤退という持説を大いに唱えた石橋湛山率いる東洋経済新報社と、それ以外の軍部追随を行った大手マスコミとの比較を通じて、これら大手マスコミを批判する内容になっております。 マスコミは感情的になる 読後の感想は、「マスコミも感情的になる」です。 もちろん、マスコミ

                大手マスコミ不信と、情報ソース取捨選択という自由と困難 | 『戦う石橋湛山』著:半藤一利 - 海外オヤジの読書ノート
              • 歴史探偵 半藤一利展 - 昭和館

                歴史探偵 半藤一利展 この展覧会は令和5年7月15日(土)~9月3日(日)に開催され、好評の内に終了しました。 開催趣旨 「歴史探偵」と自らを称し、激動の昭和史と正面から向かい合った作家半藤一利氏が令和3 年(2021)1 月に亡くなり、2 年の月日が過ぎました。昭和10 年代は少国民として育ち、東京大空襲では九死に一生を得た半藤氏は、その生涯を昭和史の取材と研究に費やしました。半藤氏による歴史と戦争への「語り」は、現代を生きる私たちに大いなる示唆を投げかけているのではないでしょうか。 令和4 年度、昭和館は半藤末利子夫人のご厚意により、半藤一利氏の遺稿・遺品等の寄贈を受けました。それを記念して、関連資料を紹介するとともに、半藤氏の足跡をたどる特別企画展を開催いたします。

                • 洒脱な半藤氏の語りが光る |『歴史と人生』半藤一利 - 海外オヤジの読書ノート

                  はじめに 齢90にて2021年に逝去された半藤氏。 いつかはその著作を読んでみたいと思っていました。そしてこの度某中古本屋で裏表紙も見ず、タイトルだけで購入した次第です。ちなみに本作は著者が88歳の時に出版したものだそう。すごいですよね。 第一印象は・・・ 作品そのものの第一印象はちょっと残念、あーあー、という感じ。 というのも、本作はこれまでの著作集の良い部分などを部分部分取り出して、編者が「リーダーとは」とか「漱石について」などと章立てをしたものゆえ。 個人的には誤った理解でも良いから「直接」著者を感じたかった。編者の介入なくダイレクトに著者のエッセンスを吸いたかったのです。まあ選んだ自分がダメなんですが・・・。 良い部分も とはいえ、とはいえ。 やはり瞠目するものが幾つもありました。 まず、日本語が骨太で美しい。 折々に俳句などを挟み、風雅でかつ洒脱な文章を書かれる方。筆者は歴史探偵

                    洒脱な半藤氏の語りが光る |『歴史と人生』半藤一利 - 海外オヤジの読書ノート
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