並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 10 件 / 10件

新着順 人気順

同人誌の検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 麻雀漫画はいかにして生まれ、発展していったのかが凄まじい熱量と共に語られる、オンリーワンの通史──『麻雀漫画50年史』 - 基本読書

    麻雀漫画50年史 作者:V林田文学通信Amazonこの『麻雀漫画50年史』は書名の通り、70年代から現代(20年代)まで約50年の麻雀漫画の歴史を追った、オンリーワンの一冊である。僕は麻雀漫画全般に詳しいわけでも思い入れがあるわけでもないが、本書はとにかくおもしろかった。 「麻雀漫画」という狭いテーマを扱いながらも、作家や作品の関連を深く掘っていくことで小説や実際の麻雀業界、アニメ業界との関連もみえてくる。まず、そうした「麻雀を通してみる」ひとつの文化史としてそれ自体がおもしろい。そして、著者のスタイルは作品の概要を紹介するにとどまらず、作品が現代の鑑賞に耐えられるかといった率直な視点からも評していて、「麻雀漫画ガイド」としても機能している。 僕も知らない麻雀漫画が大量に紹介されていて、手に入るかどうかはともかく読みたい漫画が大量に増えた。たとえば世界を統合することが使命と信じる北島敬を主

      麻雀漫画はいかにして生まれ、発展していったのかが凄まじい熱量と共に語られる、オンリーワンの通史──『麻雀漫画50年史』 - 基本読書
    • 「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ

      「雑誌の投稿コーナーに載る為に必死に文章を練習して、他人に読んでもらう文章を書くことの困難さに気付いた人」というのがどれくらいいるのか分かりませんが、私はその中の一人です。 この記事で書きたいことは、大体以下のような内容です。 ・昔、「ゲーメスト」という超面白いゲーム雑誌がありました ・読者投稿コーナーに掲載される為、いわゆるハガキ職人を目指して頑張っていました ・全然載らなかった為、兄に頼み込んで投稿内容を添削してもらいました ・その時の兄の言葉で、「文章というものは、書いた本人が読む時と他人が読む時で全く違うものになる」ということに気づきました ・兄に添削してもらうようになってめでたく投稿コーナーへの掲載の夢が叶い、以来文章を書き続けています ・載らなくても載らなくても全く飽きずに投稿し続けた、という諦めの悪さも、一つの資質だったのかも知れません ・どんな文章であれ、「レビュー」「壁打

        「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ
      • 『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』を読んで、レビューテクニックを身につけよう! - Magnolia Tech

        booth.pm mochikoさんが書かれた『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』という本を読みました。 この本はビジネスの現場で必要な「相手に伝えたいことを正しく伝える」ためのテクニックが詰まった本です。 大事なことがコンパクトに詰まっていて、何度も読み返したり、他の人に紹介するのに適しています。この辺はどうしても商業出版だと一定のページ数が無いと出版が難しいので、同人誌として出版するのに向いている構成ですね。 いくつか「そうだよねー」と思ったトピックを拾っておくと... 読者層を決めてから書こう 自分も何らかの文書を書く時は、「誰が読むのか?」というのを常に一番考えて書いています。特に、特定の読み手が想定できる報告書などの文書は、まずはどこまで相手の理解度を前提条件として想定できるか?ということを考えます。不特定多数の人向けの文書では難しいですが、特定の人向け、特に直接

          『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』を読んで、レビューテクニックを身につけよう! - Magnolia Tech
        • 西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

          西荻窪の魅力を発信すべく、2013年から2016年にかけて西荻窪駅周辺をボランティアで案内するスペース、その名も「西荻案内所」を運営していた奥秋圭・亜矢夫妻に、古さと新しさが混在する西荻窪の紹介をしていただいた。 偶然と必然が生んだ西荻窪での新生活 今回、西荻窪を案内してくれる奥秋夫妻の出身地は、デザイナーである圭さんが山梨県、そしてディレクターの亜矢さんが愛媛県。どちらかが、あるいはお二人ともが地元民だと勝手に想像していたのだが、全然違った。 西荻窪とはまったく関係ないところで生まれ育ち、それぞれが東京にある別の大学へと進学し、卒業後に共通の趣味である演劇を通じて出会ったという間柄。 そんな二人が、なぜ「西荻案内所」を運営することになったのだろうか。まずは西荻窪に移り住んだ理由から伺ってみた。 在りし日の西荻案内所、2016年4月頃。写真提供:奥秋圭 奥秋圭さん(以下、圭):「上京してか

            西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
          • 鈍器本にもやもやしている

            Twitter(X)で時々バズる、いわゆる『鈍器本』。 とにかく厚い同人誌、大抵小説本を指す言葉である。 背幅にして6cmとか、ページ数にして1,000pとか、そういう規模の本だ。 私自身、同人誌を作り続けて10年以上であることもあり、それだけの本を作るのがいかに大変かはよくよく理解している。 文字数は10万字を軽く超えるのだし、装丁や校正にだって労力がかかる。 印刷費だって高いだろう。 制作にとてつもない時間と努力と金額がかけられている本だ。 だけど私は印刷所や、作った本人が自慢げにTwitter(X)で鈍器本の紹介をしていると、どうしてももやもやしてしまう。 理由は主に2点だ。 ・背割れについて 本は厚いと背表紙が割れてしまう。 すべて読み切るまで、割れずにもつのだろうか。 さらに、割れずに一体、何年保存できるのだろうか。 ・重さについて 本はもちろん、手に取って読むのである。 重くな

              鈍器本にもやもやしている
            • 「VTuberっぽい名前」をめぐって - 石少Q

              少し前にフォロワーが「VTuberっぽい名前のルーツが意外とわからない」という旨のツイートをしていて首肯した。この「VTuberっぽい名前」とは、だいたい一文ないし一単語をもじった名前のことで、もう少し広く捉えれば「姓名のあいだに文意・語意を含みもつ名前」くらい言えるだろうか。これを「VTuberっぽい」とする共通認識が漠然と形成されていることは、「VTuberの名前っぽい言葉」を列挙した画像の拡散され具合からもいちおう窺える。 ひとまず脳みそを絞り、またYouTubeの登録チャンネル一覧をひととおり確認して、該当するVTuberの名前を書き連ねてみる。当たり判定はやや大きめに設定し、完璧な一文・一単語ではない名前もいったん含める(「安土桃」や「生返るるる」など)。 2018 - 新川良(あらかわいい)|個人勢 - かしこまり|個人勢・upd8・Re:AcT・ビークエストなど - 夜野とば

                「VTuberっぽい名前」をめぐって - 石少Q
              • DX屋のモンスターラボ、あのgumi以来の型破り上場ゴールをキメる : 市況かぶ全力2階建

                上場して1年未満の赤転修正は何らかの法に触れてるだろ — はまなか (@hamanaka334) May 15, 2024 モンスターラボ上場からの軌跡 2023/3:上場。 2023/8:下方修正、赤字転落予想に(前期比増収はギリギリ維持予想)。 2023/11:構造改革費用を計上 2024/2:前期比減収、赤字拡大で着地。 2024/5:人員削減、子会社解散。 — 空き缶 (@akikankeri) May 31, 2024 ・上場 ※事業計画及び成長可能性に関する事項(2023/03/28) ・上場5ヶ月足らずで下方修正&赤字転落 ※通期連結業績予想の修正及び構造改革の実施に伴う費用の計上、並びに役員報酬の減額に関するお知らせ(2023/08/14) ・上場8ヶ月足らずで構造改革費用を計上 ※「構造改革の実施に伴う一時費用」計上に関するお知らせ(2023/11/14) ※2023年1

                  DX屋のモンスターラボ、あのgumi以来の型破り上場ゴールをキメる : 市況かぶ全力2階建
                • 実写映画『からかい上手の高木さん』感想。西片が鈍感過ぎてもはや怖い - 社会の独房から

                  25歳の西片はピュアとか鈍感通り過ぎてもはや怖いんだけど、高橋文哉くんが可愛いのでアリ。 「原作愛云々実写化は出来るだけ原作通りにしなければならない」という圧が強まる中で「実写化します!映画では原作の10年後を描きます!!中学時代に親の都合で転校したけど教育実習生として母校へ帰ってきた高木さんと体育教師になった西片を描くオリジナルストーリーです!!!」という時代の波に中指を立てる実写界の荒くれもの、井芹仁菜のような存在である実写映画『からかい上手の高木さん』 そもそも本作はドラマと映画、両方で『からかい上手の高木さん』を映像化するという企画でスタートしたらしい。それ自体は良いのだが、問題はドラマが原作通りの中学生で映画の舞台が原作の10年後ということだろう。何で!!!??? うぉぉぉこの高木さんって漫画面白れぇ…実写化したい!!実写映画化するなら10年後で決まり!!!って常人の発想ではない

                    実写映画『からかい上手の高木さん』感想。西片が鈍感過ぎてもはや怖い - 社会の独房から
                  • 「ALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢ」レポート。伝説のパソコン雑誌の内幕をレジェンドや関係者が明らかに

                    「ALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢ」レポート。伝説のパソコン雑誌の内幕をレジェンドや関係者が明らかに ライター:箭本進一 去る2024年5月18日,東京都の大田区民ホール・アプリコにて,「ALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢ」というイベントが行われた。伝説のパソコン雑誌「マイコンBASICマガジン」創刊時の編集長である大橋太郎氏をはじめとして,レジェンド関係者たちが集結。誌面を作っていくうえでの苦労や貴重な秘話などが語られた。 「マイコンBASICマガジン」創刊編集長である大橋太郎氏 会場では,書籍やTシャツ,カレー(!)といったグッズ類の販売や,懐かしのパソコンによるゲームの実演も行われた 当時の貴重な資料も展示された。左は「レスキュー!AVG&RPG」の没表紙。右は「レスキューアドベンチャーゲーム」に寄せられた,助けを求める投稿の葉書だ 未発売のテーブルトー

                      「ALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢ」レポート。伝説のパソコン雑誌の内幕をレジェンドや関係者が明らかに
                    • 【オリジナル楽曲】うい麦畑でつかまえて/ しぐれうい

                      Vocal:しぐれうい Words & Arrange:ナナホシ管弦楽団 様 Music:岩見 陸 様 Recording Engineer:丸岡詩織 様 Mixing Engineer:照内 紀雄(青葉台スタジオ) 様 Music Video Movie Director:きろとん 様 Animation:HASU 様 Motion Graphics:SHIG 様 Main Illustration:なな 様 Sub Illustration:紺色。 様 Lyric & Logo Design:kumika 様 ──────────── I hate you. 【キャッチャー・イン・ザ・うい Na-Na-Na】 【キャッチャー・イン・ザ・うい Na-Na-Na】 【キャッチャー・イン・ザ・うい Na-Na-Na】 ずっと前からね 伝えたかったよ

                        【オリジナル楽曲】うい麦畑でつかまえて/ しぐれうい
                      1