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固有表現認識の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 固有表現認識を使って文書を黒塗りする - Qiita

    固有表現認識で認識した固有表現を黒塗りすることで、匿名化っぽいことができると考えられます。というのも、機密文書で黒塗りされている部分は機密に関係している人名や組織名などが多いと考えられるからです。上文の固有表現部分を黒塗りすると以下のようになります。 今回は固有表現を認識するためにディープラーニングを用いたモデルを構築します。具体的にはLampleらが提案したモデルを構築します。このモデルでは、単語とその単語を構成する文字を入力することで、固有表現の認識を行います。言語固有の特徴を定義する必要性もなく、ディープな固有表現認識のベースラインとしてよく使われているモデルです。 Lampleらのモデルは主に文字用BiLSTM、単語用BiLSTM、およびCRFを用いて構築されています。まず単語を構成する文字をBiLSTMに入力して、文字から単語表現を獲得します。それを単語分散表現と連結して、単語用

      固有表現認識を使って文書を黒塗りする - Qiita
    • ディープラーニングで作る固有表現認識器 - Ahogrammer

      固有表現認識は自然言語処理の基礎技術であり、様々なタスクの要素技術として使われます。たとえば、情報抽出や対話システム、質問応答といった応用システムの中で固有表現認識は使われることがあります。また、関係認識やEntity Linkingといった基礎技術で使われることもあります。 従来の固有表現認識では、言語に特有な特徴や外部知識に依存した手法が使われていました。これらの手法では、特徴を人間が定義することで、高性能な認識を実現していました。ただ、言語依存の特徴を使うため、モデルを新しい言語に対して適用する際のコストが高くなる問題があります。 本記事では、ディープラーニングを使って言語的な特徴や外部知識に依存しない固有表現認識器を作成します。本文は以下の内容で構成されています。 実装するモデルの説明 モデルの実装 モデルの学習 全体のコードは以下のGitHubリポジトリにあります。スターしていた

        ディープラーニングで作る固有表現認識器 - Ahogrammer
      • 低リソースかつノイジーなテキストに対する固有表現認識 - Ahogrammer

        ACL 2019より以下の論文を紹介。 Towards Robust Named Entity Recognition for Historic German この論文は、昔のドイツ語(1700年〜1900年くらい)に対する固有表現認識を行った論文。「昔のドイツ語の固有表現認識になんか興味ねーよ」と思うかもしれないが、要するに低リソースかつノイジーなテキストに対する固有表現認識を上手くやるための方法だと考えればいい。手法としては言語モデルを事前学習して、それを使って固有表現認識するというもの。時代の異なる2つのデータセットに対して検証したところ、従来手法より良い結果となった。 昔のドイツ語に対する固有表現認識には3つの課題がある。一つはリソースの量が少ない点。現在よく使われているCoNLL 2003のデータセットと比べると、タグの付いたデータ量が少なく、その分難しくなっている。2つ目はテキ

          低リソースかつノイジーなテキストに対する固有表現認識 - Ahogrammer
        • 実践!固有表現認識 ~Flairを使って最先端の固有表現認識を体験しよう~ - Ahogrammer

          自然言語処理の分野で昔から研究され、実際に使われている技術として固有表現認識があります。固有表現認識は、テキスト中で固有表現が出現する位置を特定し、人名や地名などのラベルを付与するタスクです。情報抽出や質問応答、対話システムなどへの幅広い応用が可能なため、今でも盛んに研究され、使われている技術です。本記事では、日本語の固有表現認識をFlairと呼ばれるPythonパッケージを使って実現する方法について紹介します。 準備 本記事では Flair を使って固有表現認識のモデルを学習させます。Flairは最先端の自然言語処理のモデルを簡単に使い始められる形で提供してくれているパッケージです。その中で提供されている機能として、固有表現認識や品詞タグ付け、文書分類のモデルを学習するための機能があります。使い始めるために、以下のようにしてFlairをインストールしておく必要があります。 $ pip i

            実践!固有表現認識 ~Flairを使って最先端の固有表現認識を体験しよう~ - Ahogrammer
          • 文字ベース固有表現認識の手法たち - Ahogrammer

            固有表現認識(NER: Named Entity Recognition)とは、テキストに出現する人名や地名などの固有名詞や、日付や時間などの数値表現を認識する技術です。NERはエンティティリンキングや関係抽出、イベント抽出、共参照解決といった自然言語処理タスクの要素技術として使われるため、常にある程度の研究が行われている分野となっています。 最近よく使われる手法としては、テキストを単語の系列に分解し、それをRNNとCRFを接続したネットワークに入力する手法があります。そういった手法は数多く存在するため個別には紹介しませんが、以前に以下の記事でそのうちの一つの手法について実装しています。 hironsan.hatenablog.com 単語分割を前提とした手法は、単語の切れ目が明示されている言語以外では扱いにくいという問題点があります。たとえば、英語であるなら単語の切れ目は空白で区切られて

              文字ベース固有表現認識の手法たち - Ahogrammer
            • AWS LambdaにGiNZAを載せて、固有表現認識APIを作成する - Ahogrammer

              一週間ほど前、AWS LambdaにElastic File System(EFS)をマウントできる機能が追加されました。この機能を使うことで、マウントしたEFS上への読み書きがLambda関数からできるようになりました。これまではLambdaの制限により、/tmpで使用可能な容量が512MBなので、大きなファイルの読み込みは難しかったのですが、EFSを使うことでそれが可能になります。特に機械学習系のパッケージやモデルの容量は何かと大きいので、新機能の恩恵に与ることになります。 そういうわけで、本記事ではEFSに日本語の自然言語処理ライブラリであるGiNZAを置いて、それをLambdaから呼び出してみようと思います。実のところ、GiNZAのパッケージは400MB程度なので、/tmpに載せることもできるはずです。その場合は、Lambda LayersとLambdaを組み合わせて、S3上に置い

                AWS LambdaにGiNZAを載せて、固有表現認識APIを作成する - Ahogrammer
              • 単語分散表現の信頼性を考慮した固有表現認識 - Ahogrammer

                ACL 2019より以下の論文を紹介。 Reliability-aware Dynamic Feature Composition for Name Tagging この論文では、単語分散表現の信頼性を考慮した固有表現認識を行うモデルを提案している。単語分散表現は広く使われているが、低頻度語や未知語のように文脈が十分に存在しない単語の場合はその信頼性は頻出語と比べて低い。しかし、現在のモデルはすべての分散表現を等しく重み付けしているため、それによって性能を損なっている可能性がある。そこでこの論文では、単語の出現頻度を基に分散表現の信頼性を計算し、モデルに組み込んでいる。実験の結果、従来より良い結果を得られた。 以前から知られているが、現在の固有表現認識のモデルは未知語に弱いという課題がある。たとえば、以下の例を考えてみよう。 例: 先日の雨で鬼難橋が流された。 「鬼難橋」というのは私が作っ

                  単語分散表現の信頼性を考慮した固有表現認識 - Ahogrammer
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