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  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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    • おっさんになる覚悟|猫を撫でて一日終わる|pha

      人と話すのが苦手だ。ご飯を食べるのが面倒だ。少しだけ人とずれながら、それでも小さな幸福を手にしたっていいじゃないか。自分サイズの生き方の記録。 バックナンバー 選択してください 【居場所を考える】シェアハウスに飽きてき...猫を撫でて一日終わるうすっぺらい布の袋薬がなくなったときどき頭の中がワーッとなる今から何されるんだろう検札が怖い話しかけてくる奴は全部敵旅から帰りたくない旅立つのが下手だ体がだるい最近猫が冷たいカレーだったら食べられる夜中にコンビニに行くからあげばかり食べてしまう同じことを続けられない早く着きすぎてしまうおっさんになる覚悟居酒屋が怖い身体を忘れるもっと見る pha 1978年生まれ。大阪府大阪市出身。現在東京都内に在住。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社

        おっさんになる覚悟|猫を撫でて一日終わる|pha
      • 『自由』が『虚無』と化した先の人生の生きがいについて(あるいは個人主義と共同体主義の狭間で) - 自意識高い系男子

        恥の多いモラトリアム人生を送ってきました pha.hateblo.jp p-shirokuma.hatenadiary.com 生きに生きて40歳、俺らは結構長く生きた - シロクマの屑籠 少なくとも思春期をこれ以上延長できないぐらいまでは生きることができたのだ。 シロクマ先生の記事の↑のような一節に目が止まった。私はいま44歳だけれども、一般的な同年代よりずいぶんと長く思春期を延長させてしまったなぁという自負(と負い目)を持っている。 私は、仕事よりもプライベートを優先させるスタイルでこの歳まで生きてきた。最低限の自分の仕事をこなして早い時間に帰宅し、夜の街に繰り出しては行きつけのバーで酒を飲み、音楽を浴び踊り、適当な雑談にふける。あるいは映画館へ行く。自宅で本を読み、ゲームで遊ぶ。私の30代はそうして過ぎ去っていった。 それはまさに、思春期モラトリアムの延長だった。楽しい毎日だったと思

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        • 大人を超えて、上手に老成したいですシロクマ先生。 - おのにち

          シロクマ先生のブログが好きで、よく読んでいる。 先生の新著が『「若者」をやめて「大人」を始める』というタイトルだからか、今興味の向いているテーマがそこなのか、最近は『大人』をテーマに書かれた記事が続いている。 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか? 作者: 熊代亨 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2018/02/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 大人とはなんなのか、なぜ現代は大人になり難い時代なのか。 そんなモラトリアム期間の延長が現在のシロクマ先生のテーマなのだろう…と思うのだけれど、どうも私にはその話題が上手く共有できない。 大人になるとはどういうことか? 私は『おらあおらでひとりいぐも』と本心から思えるようになったら大人だ、と思っている。現実的な話をすれば、経済的に自立する、自分の生計を自分で立てられる

            大人を超えて、上手に老成したいですシロクマ先生。 - おのにち
          • 若い女性にアタックし続けるおじさんは価値観の任意スクロールと年齢の強制スクロールに挟まれたなれ果て - 太陽がまぶしかったから

            山寺宏一の歳の差婚に感じるザワザワ 山寺宏一が31歳年下で元THE ポッシボーの岡田ロビン翔子と結婚した事が話題になっていた。歳の差婚自体に思うことはあまりないのだけど、同じような年代の人との3回目の結婚ということにザワつきを感じている。 もちろん、山寺宏一自体はそれだけ好まれやすいから結婚しているのだろうが、どうしたってマッチングアプリ体験記に出てくるとにかく若い女性にいいねを送り続けるおじさんの話を想起する。 そういうおじさんを馬鹿にしていたのに、自分自身がそうなりつつあることへの恐怖も感じる。25歳ぐらいの時には30過ぎの人を好きになっていたし、年上のしっかりした人のがいいって言われ続けてきたが、いつの間にか自分の中にある「年上像」の年代を追い越していた。29歳の葛城ミサトをいつまで経っても年上だと感じていたり、熟女AV女優のが年下になっていたようなものだ。 価値観アップデート失敗の

              若い女性にアタックし続けるおじさんは価値観の任意スクロールと年齢の強制スクロールに挟まれたなれ果て - 太陽がまぶしかったから
            • 1975年に生まれて40年以上経ちました - Really Saying Something

              1996年にインターネットに出会ってもう25年以上経ってるってそんなことあります?(あります) 40代の自分語り(雑)、せっかくインターネット黎明期(の中では遅い方)にインターネットを始めた者としては、細々書いていきたいのです。先人がいない分野なので。役に立たなくても書き残したい。 というかこのへんの話題、観測するメンツが似てきているので、もっといろんな人の文章を読みたい。みんなどこで書いているの。自分の人生に飽きたくない - インターネットの備忘録 が、去年46歳になった時にそのあたりを書き切ってしまったのです。 toya.hatenablog.com この時に感じた清々しさは目に見える形では保管しておくことはできなかったけど、思い返すことはできる。40代半ばでもこんな気持ちになれるんだ、というのは私にとってはかなりのインパクトでした。インターネット活動をしていると、40代以降は「老害」

                1975年に生まれて40年以上経ちました - Really Saying Something
              • 『なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか』へのコメント

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                • 舞台『宝飾時計』感想(2023年2月11日・鳥栖市民文化会館)と、「自分のために生きる」ことに疲れてきた話 - いつか電池がきれるまで

                  建国記念日に、舞台『宝飾時計』を観てきました。 キャストは、高畑充希さん、成田凌さん、小池栄子さん、伊藤万理華さん、池津祥子さん、後藤剛範さん、小日向星一さん、八十田勇一さんの8名。 大掛かりな場面転換やCGを使った演出などもなく(楽器の生演奏は印象的でしたが)、8人の役者さんの息遣いで魅せる、そんな舞台だったと思います。 作・演出の根本宗子さんは舞台では有名な方なのですが、僕は根本さんの舞台を観るのははじめてでした。 コロナ禍で3年間くらい、舞台やコンサートは中止、延期、入場制限などが続いていますし、僕も仕事上、わざわざ人混みのなかに出かけていって、感染してしまった、というのは申し訳ないな、というのもあったのです。 それでも、昨年の後半くらいから、なんだかもう無性に「何かを観たい、ナマのアートに触れたい!」という気持ちになってしまって、演劇や落語などのチケットをネットで取りまくってしまい

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                  • 50歳になって椎名林檎を歌って、息子から「ジジ臭い」と思われたい人生になってきた

                    下手な若作りより、正しく老いてる大人の方が尊敬される子どもの頃、父や母とカラオケに行くと…イマドキの歌ほぼ歌わない。 インターネットのことや今のテレビのことを見ていないわけじゃないから「時代にから取り残されてる」とまでは思わなかった。 だだ、急に親が10代の頃に歌ったリズムも歌詞も古臭い歌を歌いだす両親や両親に誘われて出かけていった集まりに対して 「なんでそんなに老けた歌ばっかり歌うんだろう…」 と思ってた。 似たようなことは社会に出てから、あるいは少年野球の指導者達とカラオケスナックっぽいところに行ったときもあった。 ゴリゴリに演歌を歌う人や、ミスチルやサザンオールスターズを00年代とか2010年代でも「若者の歌」だと思ってる人に出くわす。 「なんでこっちが知らないような曲ばっかり歌うんだろう?いや、知ってる歌に寄せてきてもらってもミスチル・サザンでさえ僕の親かそのぐらいの年代ですよ?十

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                    • 40代は、ズルいよ。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

                      同年代の方々の、40歳になってからの人生について書かれている文章を読ませていただいた。 どうせ俺らは早く死ぬ - phaの日記 生きに生きて40歳、俺らは結構長く生きた - シロクマの屑籠 『自由』が『虚無』と化した先の人生の生きがいについて(あるいは個人主義と共同体主義の狭間で) - 自意識高い系男子 自分の人生に飽きたくない - インターネットの備忘録 40歳という年齢を前向きにとらえるのか、後ろ向きにとらえるのかについて、それぞれちょっとずつ見解が違う感じで面白かった。 一方で「40代っていうのは体力も気力も落ちてくるよね…人生も後半だって感じるよね…」というところはみなさん共通の見解のようだ。 それで、読んでいてふと「みんな、ズルいな」と思った。 自分のこれからの人生をどうとらえるのかは、その人次第であって、それは20代でも30代でも40代でも変わらない。 だけど40歳というのは「

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                      • 君のことは、全然心配していない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

                        先日、昔お世話になった人が定年退職することになって、挨拶に行ったら、ところでお前はいったいどっちの道に行くんやと言われて答えに困った。 どっちの道、というのは表現者としての道と、それをサポートする道、という意味で言ってるのだが、実はもう自分はどちらの道にも関心がなくなっていて、だがそれを説明するのが面倒だったし、もっと言えばその人の頭の中にある道の姿と、ぼくの頭の中にあるそれが、十数年を経て、かなり違ったものになっているという確信があったのだ。 それで、ううんまあなんでもいいんです、というとすごくがっかりした顔をされたので、もっといい答え方があったのかもな、と少し後悔した。 その人はぼくのことを未だに心配してくれているのだろうし、善意で言ってくれているのはわかるが、もうぼくはぼくなりの細々とした道を歩き始めていて、彼らが、そして過去のぼくが、これまで大事にしてきたものとは決別しているという

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                          • 承認欲求は、永遠の少年欲求。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

                            シロクマ先生(id:p_shirokuma)のこちらの記事を読んで、ちょっと思ったこと。 p-shirokuma.hatenadiary.com たしかに50代になって、わかりやすく褒められなきゃ不安な人…というのは、先生の書いているとおり、うまく大人になりきることができなかった人のような印象も受けるし、あるいはまあまあちゃんと大人になれたにも関わらず、あらためてそういうものを必要とするくらい追いつめられている状況にある人なのかもしれない。 いずれにしても、ぼくは自分が50代になったときに、そのどちらにもなりえるなあと感じた。 まず自分が50代になったときに、うまく大人になりきることができているかどうか。 これについては、まったく自信がない。 というのにはちょっと背景があって、そもそもぼくは30代の後半からつい最近まで、割と真剣に大人になる方法を探り続けてきた。 大人、というよりも「ちゃん

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                            • 好きな、大人。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

                              シロクマ先生(id:p_shirokuma)の『「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?』(熊代亨,2018,イースト・プレス)を拝読した。 ふた回りほど年上の上司や先輩を眺めていて気付くのですが、年上の身体は少しずつ衰えていて、人生を軌道修正するための時間やバイタリティもだんだん少なくなっているのがみてとれます。もし、彼らが彼ら自身で敷いた人生のレールから逸れたくなっても、小さな軌道修正をかけるぐらいがせいぜいでしょう。 それほどまでに変更の余地がなくなり、自分が積み重ねてきた歴史と向き合わなければならない身の上を生きているにも関わらず、すねることもなく、粛々と毎日を生きているー大成功した人、恵まれた人だけがそうしているのではなく、一敗地に塗れた人、恵まれない人のほとんどもそうしています。内心はともかく、少なくとも表向きとしては、人生の諸先輩がたの大半は自分の

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                              • 人生という、弁当。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

                                narushima1977さんの「50代の人が何を考えているか知りたい」という問いに、もうすぐ50歳を迎えるfujiponさんが答えていて、とても面白かった。 narushima1977.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com こういう話になるとふと思うのは、定年退職をしていった先輩たちのことだ。 もちろん、定年を迎えてもさっさと次の仕事を作ったり、大学の先生などをやって、ますます精力的に活動する人もたくさんいる。 だが、現役時はトップクリエイターだった人が引退したあとはとても静かな暮らしをしていたり、家にこもってゲームばかりして妻に叱られていたりするのを見ていると、ああ仕事なんてそんなものなんだな、と思う。 そのポジションから一歩卒業してしまえば、本当にただの人なのだ。 どんなにすごい人でも年を取るし、いつかは引退する。 あるいは引退しないまま寿命を迎

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                                • 俺はお前のことをよく分かっているから俺を愛してくれ : web-g.org

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                                  • 腰と精神 - 関内関外日記

                                    腰を据える、本腰を入れる、腰砕けになる……腰にはそんな慣用句がある。おっさんになって腰をやってしまって、あらためて「人間、腰よな」などと思う。なにせ「にくづき」の「要」だものな。 goldhead.hatenablog.com 年のはじめから、腰痛になった。四十路のはじまりの年としてはふさわしいかもしれない。 黙っていても、なんか痛い。角度を変えるとかならず痛い。「ちょっとあれを取ろう」とか、「これを拾おう」とか、「洗面台で手を洗おう」とか、そうするたびにいちいち痛い。たいして強いものではないとはいえ、痛みが予告されているというのは嫌なものだ。まったくやれやれだ、と、いまこの瞬間伸びの一つでもしようなら、それはそれで痛い。 なので、痛くないポジションに固定するのが最善策となるのだが、それはそれで肩や首に負担がかかる。前かがみになるとけっこう痛いので、スクワットのように足を曲げる。面倒だ。

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                                      • オリンピックで活躍している選手たちをみていると、子供の頃の自分の愚かさを思い出す。 - いつか電池がきれるまで

                                        平昌オリンピックが開催されている。 オリンピックやワールドカップの時期になるたびに、最近は、あと何回、自分は観ることができるだろうか、とか考えてしまう。 開催中は、それほどちゃんと観て、応援しているわけでもないのにね。 僕は運動全般が苦手な人として40余年を生きてきたのだが、スポーツを観るのは好きだ。 あるいは、広島カープという弱小チームを応援しつづけてきた自分が好きなだけだったのかもしれないが。 強いカープはものすごくうれしいし、ありがたいが、ほんの少しだけ寂しくもある。 スポーツがダメだった子供の頃の僕は体育の授業が大嫌いだったし、スポーツでちやほやされる人たちをみるたびに、「今は良いかもしれないけれど、スポーツでお金を稼げたり、ちやほやされたりするのは、若いうち、現役のうち、それも、好成績を収められる間だけだからな」なんて、オリンピックを観ながら、心のなかで毒づいていた。 多くのオリ

                                          オリンピックで活躍している選手たちをみていると、子供の頃の自分の愚かさを思い出す。 - いつか電池がきれるまで
                                        • 凄いぞパパさんフィルター|ポンデベッキオ

                                          昨今、スマートフォンの写真アプリの加工技術の向上が凄まじい。様々なフィルターが用意され、顔や目の大きさ、肌の質感などを自由に加工できる。もはや鏡の映る素顔とスマホに作り出される顔のどちらが自分の顔かわからなくなっている人も多いのではないだろうか。 そんな令和日本で最も強力なフィルターをご存じだろうか?それが『パパさんフィルター』である。 パパさんフィルターとは子供連れのおじさんに適応されるフィルターであり、単身では世間から警戒される不審な中年男性を社会から包摂される優しいパパへとグレードアップさせる効果がある神フィルターだ。おっさん単身でママさんと子供たちで活気づく公園に突撃すれば一瞬で公園の空気はピリついてしまう。おっさんに近寄って来てくれるのは『こいつ寂しそうだし俺らに餌をくれるタイプのニンゲンじゃねーか?』と期待する鳩たちだけである。 しかしおっさんの後ろにボールとグローブを持つ子供

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                                            • 50歳手前の鷗外は、人生に首を振り、海を眺めていた(#65)|植田かもめ@未翻訳ブックレビュー

                                              森鷗外の「妄想」という短い作品がとてもよかったので紹介したい。 老境に差し掛かった人間が海を見ながら人生を振り返るという、映画によくあるワンシーンみたいな体裁の小説になっている。ただし、実質は森鷗外自身の生涯を語らせているエッセイだ。明治44年、鷗外が49歳のとき、亡くなるだいたい10年前に発表された作品である。 鷗外は典型的などエリートとしてドイツにも留学して医師のキャリアを積みながら作家活動を続けていた。実学である医学をやりながら感じていた「心の飢え」を「役者が舞台へ出てある役を勤めている」ように感じると語る。 "その勤めている役の背後に、別に何者かが存在していなくてはならないように感ぜられる。ムチうたれ駆られてばかりいる為に、その何者かが醒覚する暇がないように感じられる。""赤く黒く塗られている顔をいつか洗って、一寸舞台から降りて、静かに自分というものを考えて見たい、背後の何者かの面

                                                50歳手前の鷗外は、人生に首を振り、海を眺めていた(#65)|植田かもめ@未翻訳ブックレビュー
                                              • 「同期の活躍にあせってしまう」君へ──目の前の仕事にていねいに向き合うことは、逃げではない | サイボウズ式

                                                「やりたい仕事ができない」「同期の活躍を喜べない」──仕事に一生懸命な人ほど、周りと比べてあせってしまうことがあると思います。 今回寄稿いただいたのは、広告代理店で20年以上働いてきたいぬじんさん。 「40代のいま、20代のころの自分にアドバイスしてあげるとしたら、何を伝えたいですか?」というテーマで、コラムを書いていただきました。 ぜひみなさんも、「20年後の自分自身からもらった手紙」だと思って読んでみてください。少しだけ気持ちが楽になるヒントがみつかるかもしれません。 40代のぼくが、20代の自分に伝えたいこと 20代の君へ。 どうも、40代中年のぼくです。おそらく君は、いつも周りと比べてあせっていると思います。 コピーライターになりたくて広告代理店に入社したのに、マーケティング部署に配属になって、毎日、苦手な数字とにらめっこを続けている。そして、「こんな時間が、これからどのくらい続く

                                                  「同期の活躍にあせってしまう」君へ──目の前の仕事にていねいに向き合うことは、逃げではない | サイボウズ式