「結婚を認める」とした秋篠宮親王の誕生日会見以来、眞子内親王と小室圭氏の周辺が一気にかまびすしくなっている。なぜこれほどに二人の問題は関心を呼ぶのだろうか。 【写真】「小室圭君と母が私に送ってきた6通のメール」元婚約者が明かす 戦後、家制度が否定され、結婚は両性の合意のみで成立するようになったものの、今でも結婚式場では「○○家 ××家 披露宴」となる等、結婚が個人だけではなく、「家同士」のものであると強調される場面も多い。 戦後の民法改正に尽力した法学者・我妻榮が嘆いた状況は、それから4分の3世紀、75年が経過しようとする今もそれほど変わらない。 加えて、男性については「いくら稼ぐか」もしくは「どれほど資産を持っているか」が価値基準だという点だ。いわゆる「玉の輿」婚より「逆玉」の方が批判は大きい。 22歳で一度も働くことなく結婚し、婚姻後に(たぶん皇族費を使って)大学院に進学した紀子妃は批