もう9年も前の話である。 以前から一部で有名な話だったらしいんだけど、僕は知ったのはつい最近である。2000年頃と言ったら、まだ接続が遅かったせいで、インターネットはほとんどやっていなかったのだ。 「間歇日記」 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ray_fyk/diary/dr0010_3.htm#001026 『その日の試験は“グループディスカッション”でした。 採用希望者が何人か集まって、与えられたテーマについて議論する。 審査官は黙ってその様子をチェックする、という試験です。 私が部屋に入ると、そこには一人の審査官と、7人の大学生がいました。 最初に全員の自己紹介。いわゆる“名門大学”の学生も何人か混じっていたのを覚えています。 自己紹介が終わると、審査官は一枚の紙を全員に配りました。そこに記されていたのは以下のリストです。 ・酸素ボンベ(40kg