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思想の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 虚偽認めても謝らないのか 黒岩信忠(群馬県草津町長) - 月刊正論オンライン

    (月刊正論2024年2月号より) 草津町議だった新井祥子氏という女性から「町長と白昼の町長室で肉体関係を持った」などと、ありもしない虚偽を吹聴されたことで、私は大変な災難を味わう羽目になりました。忌まわしい思いをし、心折れそうになる出来事もあるなかで、冤罪を晴らし、名誉を取り戻す取り組みを時間を掛けて積み重ねてきました。 私の思いは、本誌五年二月号「フェミニストらの横暴を許すな」で述べました。 草津町を「セカンドレイプの町」と呼んだフェミニストらの横暴を許すな 黒岩信忠 そして最近大きな出来事がありました。 令和五年十一月に新井氏がこれまで「事実」だと述べてきた自分の過去の言動を「虚偽」と認めたのです。まだ判決は出ていません。完全に身の潔白が証明されるまでにはなお時間がかかるでしょうが、潔白が示されることに手ごたえを感じました。 自分が出した証拠で墓穴令和四年十月三十一日、前橋地検は新井氏

      虚偽認めても謝らないのか 黒岩信忠(群馬県草津町長) - 月刊正論オンライン
    • 「トランスジェンダーになりたい少女達」について、再び|海法 紀光

      本の危険性と切り分けについてさて、先日noteに書いた『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』は、KADOKAWAからの出版が取りやめになった後、『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇』として、産経新聞出版から発売された。 上記で私が書いた問題点について、「どんな本にも良いところも悪いところもある」「特定の立場から書かれる本があってもよいし、そうした本において反対意見が詳しく書いてないのは当たり前」といった意見をいただくことがある。 そういう本であれば、重要な主張があるなら、他の部分で多少の間違いがあったところで、他の本なり議論なりによって補完すれば良いから、出すか出さないかなら、出したほうがいい、ということにもなるだろう。 一方、私は、この本の問題は、そういう「良いところも悪いところも~」という風に切り分けられるレベル

        「トランスジェンダーになりたい少女達」について、再び|海法 紀光
      • 菊地成孔×荘子it『構造と力』対談 「浅田彰さんはスター性と遅効性を併せ持っていた」

        浅田彰『構造と力 記号論を超えて』(中公文庫) 1980年代のニュー・アカデミズムを代表する一冊『構造と力 記号論を超えて』が中公文庫で文庫化され、大きな反響を呼んでいる。批評家の浅田彰がドゥルーズなどのポストモダン・現代思想を明晰に体系化した同書は、1983年の初版刊行当時、社会現象になるほどの大ベストセラーとなった。 40年ものあいだ読み継がれてきた名著の文庫化にあたって、リアルサウンドブックでは、音楽家・文筆家の菊地成孔氏とDos Monosのラッパー・トラックメイカーの荘子it氏が本書について語り合う対談を行った。菊地氏は2003年、自身が主催するバンド・DC/PRGで『構造と力』と題するアルバムを発表するなど、浅田氏から影響を受けている。荘子it氏は、学生時代に菊地氏の著作などから遡る形で本書『構造と力』を知って、読み耽ったのだという。第一線の音楽家の二人は、本書をどのように読ん

          菊地成孔×荘子it『構造と力』対談 「浅田彰さんはスター性と遅効性を併せ持っていた」
        • 「アナーキストとは何者なのか」を人類学者デヴィッド・グレーバーはどう表現したか

          「アナーキズム」は日本語で「無政府主義」と訳されますが、政府を排したカオスを呼び寄せる狂信者との誤解を避けるべく、本来の言葉の意味に近い「無支配主義」と訳すべきとの意見もあります。アナーキストに関する情報を集積している「The Anarchist Library」で、人類学者でアナーキストだったデヴィッド・グレーバー氏が2000年に発表した、アナーキズムとアナーキストという存在について語る「Are You An Anarchist? The Answer May Surprise You!」というコラムが公開されています。 Are You An Anarchist? The Answer May Surprise You! | The Anarchist Library https://theanarchistlibrary.org/library/david-graeber-are-yo

            「アナーキストとは何者なのか」を人類学者デヴィッド・グレーバーはどう表現したか
          • 『キッシンジャー 上: 世界をデザインした男』(NHK出版) - 著者:ウォルター・アイザックソン 翻訳:別宮 貞徳 - 御厨 貴による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

            著者:ウォルター・アイザックソン翻訳:別宮 貞徳出版社:NHK出版装丁:単行本(500ページ)発売日:1994-05-01 ISBN-10:4140801697 ISBN-13:978-4140801697 内容紹介: 一介のユダヤ移民の子どもから出発してキャリアの頂点に登りつめ、名誉、栄誉、財産をすべて手に入れたキッシンジャー。まさに世界を股にかけたその奮闘ぶりは今も記憶に新しい。冷静な筆致で、その生い立ち、行動を描く。 迫力ある人間くさいドラマヘンリー・キッシンジャー。ニクソン、フォード両政権の下で外交を一手に握り、米ソデタント、中国との新しい関係、ベトナム戦争の終結、中東和平、SALT交渉などに、華々しく力を奮ったドイツ生まれのユダヤ難民の、これは出世物語だ。しかし本人を含めて多くの関係者からの膨大なインタヴューを基に書き上げられたこの初の本格的評伝は、断じてサクセス・ストーリーでは

              『キッシンジャー 上: 世界をデザインした男』(NHK出版) - 著者:ウォルター・アイザックソン 翻訳:別宮 貞徳 - 御厨 貴による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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