トイレなど水回りの修繕を依頼した人に、一定期間の間に解約できるクーリングオフができないかのように、ウソの説明をしていたなどとして、消費者庁は、広島県の訪問販売業者に対して、業務の一部を9か月間停止するよう命じました。 業務の停止を命じられたのは、「水道屋本舗」の名称で、水回りの修繕業務などを全国で行っていた広島市の訪問販売業者「アクアライン」です。 消費者庁によりますと、この会社は、おととし2月以降、クーリングオフができるにもかかわらず、契約解除を申し出た消費者に対して「うちにはクーリングオフはありません」などとウソの説明をしたり、トイレの修繕の際に「部品は製造終了している」などとウソをついて、30万円以上かかるトイレ一式の交換工事を持ちかけていたりしたということです。 消費者庁は、こうした行為は特定商取引法の違反にあたるとして、この会社に対し、訪問販売による契約など業務の一部を9か月間停