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  • 不要な音は消去して必要な音だけ聞ける“聴力自在化”技術 北大と神大が開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 北海道大学と神戸大学による研究チームが発表した「ウェアラブルコンピューティングにおける聴力自在化技術の提案」(PDFへのリンク)は、外界音を変換し、ユーザーが自在に自身の聴力を操作する技術だ。この技術を用いることで、外界音から聞きたい音だけを選択して聞くことができる。 人間の耳は、自らの意志では制御することが難しく、聞く音の取捨選択ができない。その上、超音波などの人間には聞こえない音も取得することができない。 研究チームは、マイクとスピーカーを搭載したイヤフォン型ウェアラブルデバイス(マイク付きワイヤレスイヤフォン)での利用を想定し、外界音から聞きたい音だけを聞ける技術でこの課題に挑戦する

      不要な音は消去して必要な音だけ聞ける“聴力自在化”技術 北大と神大が開発
    • 「何かに集中していて、聞き取れなかった音声」を後から再生できるイヤフォン 京セラが開発

      Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 京セラ研究開発本部フューチャーデザインラボの研究チームが人間拡張研究の一環として開発した「無意識な音を意識化させるヒアラブルデバイスの提案」は、何かに集中していて聞き逃した音声を後から教えてくれるヒアラブルデバイスだ。 何かに集中していて周囲の音が聞き取れなかった経験はないだろうか。例えば、スマートフォンでゲームをしていて電車のアナウンスが聞こえず乗り過ごしてしまったり、空港でPC作業をしていて搭乗アナウンスを聞き逃したり、講義でメモを取っていて講師が話す重要な内容を聞き逃してしまったりなど。 このように、人間は常に複数の事柄に集中できず、一方の集中により集中外の他方の事柄が埋もれてしまう

        「何かに集中していて、聞き取れなかった音声」を後から再生できるイヤフォン 京セラが開発
      • 「塗り絵」で食事の質を向上 奈良先端大「eat2pic」開発

        Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 奈良先端科学技術大学院大学 ユビキタスコンピューティングシステム研究室のチームが開発した「eat2pic」は、センサーを組み込んだ箸を使って食べる速度や食材の色・大きさを検出し、デジタルキャンバスの色に反映させることで、食事の質を向上させるシステムだ。 食材の色がそのままキャンバスに反映されるため、多様な食材を食べる必要がある。ゆっくり食べると鮮やかな色になるため、一口ごとにしっかり咀嚼する行為が求められる。キャンバス内の絵を鮮やかにしたい場合は、バランスの良い料理を適切な速度で食べなければならない。これらをインセンティブとして、健康的な食事へつなげることを目的としている。 箸型センサーと

          「塗り絵」で食事の質を向上 奈良先端大「eat2pic」開発
        • 私はこうしてサイボーグになり、「超感覚」を得た【人体とテクノロジー】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

          義肢から薬剤まで、人間は数千年にわたり、テクノロジーを活用して身体や精神の能力を向上させてきた。それが今、加速している。進歩するテクノロジーを使った「人間拡張」によって、従来とまったく違った方法で世界を体感しようとしている人たちがいる。 ギャラリー:太平洋「色の見えない人々の島」写真13点 37歳のアーティスト、ニール・ハービソン氏もそうした人々のひとりだ。彼は生まれながらにして、目に見えるものすべてがグレースケールで、ほかの色をまったく認識できない。ハービソン氏はこれを障害というより、むしろ財産であるととらえているが、一方で視覚というものをさまざまな面から理解したいとも考えていた。 過去16年の間、ハービソン氏は可視光から不可視光まで、さまざまな波長の光を「聞いて」きた。頭に埋め込んだアンテナのような装置に、光ファイバーセンサーが付いていて、視野に入る光の波長を振動に変換し、音として認識

            私はこうしてサイボーグになり、「超感覚」を得た【人体とテクノロジー】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
          • なぜ夫は、妻を自分の母親や手下のように扱うことがあるのか - すごい人研究所

            今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間ですれ違いや対立があり悩んでいる方は、本書を読むと何か解決のヒントが見つかるかもしれません。 今回は、なぜ夫が妻に指図し、自分の母親や手下のように扱うことがあるのかについて学んでいきます。私の交際相手も自分でお茶を入れればいいのに、私に『お茶』と言ってくることが謎で仕方なかったのですが、黒川さんの考察に触れてその理由が良く理解できました。 男性は身体拡張感覚が強い 黒川さんは、男性脳は身体拡張感覚が強いと言います。小さな男の子がミニカーを見つめながら『ブーブー』と走らせ続けたり働く車に夢中なのも身体拡張感覚のなせる業であり、彼らの脳は仕掛けのある機構に夢中になり、『仕掛けのある機構』=メカや道具が手に入ることが彼らの憧れだと黒川さんは説明しています。 私の交際相手は、半年以上前に新車購入の契約をし

              なぜ夫は、妻を自分の母親や手下のように扱うことがあるのか - すごい人研究所
            • 【書評】「夫のトリセツ」 黒川伊保子 講談社+ α新書 - 京都のリーマンメモリーズ

              【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 前作に続きショック!ですね。 女性の本能は「一人の男と一生を生きる」ようにはできていないんですって。 一人の男と一生を生きるという事は、本能に逆らうことなんですって! 浮気をするのは男性の本能だと思っていましたが、実は、女性にもその本能が仕込まれていたのです! その昔、アニメ「うる星やつら」の主題歌の中でラムちゃんが「♪ああ~男の人っていくつも愛を持っているのね~  ああ~あちこちにバラまいて私を悩ませるわ~」なんて歌っているのを聞いて、「そうなんです、男ってそんな動物なんです。ごめんなさい」と子供ながら、心の中で謝ったものですが、謝る必要は全く無かったんです! せっかくなので、うる星やつらのオープニングソング「ラムのラブソング」をお聞き下さい。 今聞いても、軽快でなかなか良い曲です

                【書評】「夫のトリセツ」 黒川伊保子 講談社+ α新書 - 京都のリーマンメモリーズ
              • 『夫のトリセツ』読了後の変化 -夫(男性パートナー)の秀悦な道具から脱するために- - すごい人研究所

                今回は、黒川伊保子さんの『夫のトリセツ』を参考にしています。以前本書からは、『なぜ夫は、妻を自分の母親や手足のように扱うことがあるのか』についてを学びました。 www.kakkoii-kosodate.info 男性は身体拡張感覚が強いことを踏まえ、よく動いてくれる妻を秀悦な道具として捉えてしまう可能性がある事を学びました。私も彼のために先に先にと動く傾向があったため、『良い彼女』をやめて極力動かないようにと心がけました。今回はその挑戦についての一部始終です。 秀悦な道具から脱する取り組みは、彼にとってもストレス 今回このやり取りを通して、彼は『今までは簡単に動いてくれたのに、動いてくれない』と言うストレスを抱いているように感じました。思い通りに動いてくれなくなったため、もしかしたら裏切られたと感じたり、大切にされていないと感じるかもしれません。 私自身を振り返ると、付き合い始めて3年程経

                  『夫のトリセツ』読了後の変化 -夫(男性パートナー)の秀悦な道具から脱するために- - すごい人研究所
                • 猫のきもちがわかる? コロラド大学でウェアラブル猫ヒゲが作られる

                  猫のきもちがわかる? コロラド大学でウェアラブル猫ヒゲが作られる2019.07.14 15:008,495 岡本玄介 脳が身体の一部だと認識しだすまで、どれくらいかかるでしょうか? 昔からSF作品でよくありますが、人間の身体の一部、または脳以外全部をロボットの部品に交換することで、強靭な肉体や特殊な能力を手に入れるというのがありますよね。誰もが憧れますが、一度チョン切った手足は元通りになりませんし、義手や義足でもない限りはあまりオススメできません。 ですがコロラド大学ボールダー校では、手足ではなく猫のヒゲを模倣し、人間に新たなセンサーを与える研究が行われています。俗に、猫は自分が通り抜けられる幅の隙間をヒゲで測っている、といわれていますよね。あの感覚が、人間でも体験できるようになるのです。 動物的センサーを装着してみるhackster.ioによりますと、この研究は「Cat Whisker

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                  • 人間が“鼻輪ウェアラブル”装着 臭いの方向を検知しガス漏れの場所を特定

                    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米シカゴ大学の研究チームが開発した「Stereo-Smell via Electrical Trigeminal Stimulation」は、鼻に装着するウェアラブルデバイス。鼻中隔を電気的に刺激し、その奥にある三叉神経へ感覚を生み出す方法で発生源(ガス漏れの場所)の臭いの強度と方向を検知する。 臭いを知覚させる方法としては、前頭葉の下にある嗅覚処理を司(つかさど)る脳領域「嗅球」に電気刺激を与える手法がある。しかし、嗅球に電極を装着するため侵襲性のリスクが高く、臭いの生成にも不安定さが目立つ。 今回は嗅球ではなく、顔面の触覚(鼻の中の感覚も含む)を脳に伝達する「三叉神経」に着目した。鼻腔

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                    • Robotic 'Third Thumb' use can alter brain representation of the hand

                      Robotic 'Third Thumb' use can alter brain representation of the hand Peer-Reviewed Publication University College London image: Designer Dani Clode with her 'Third Thumb' device view more Credit: Dani Clode Using a robotic 'Third Thumb' can impact how the hand is represented in the brain, finds a new study led by UCL researchers. The team trained people to use a robotic extra thumb and found they

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                      • 触感を脳に直接送る電子皮膚 ラット実験に成功 米スタンフォード大などが開発

                        電子皮膚は、3層構造の誘電体で構成する。3層構造により、1層構造の誘電体に比べて回路を低電圧(わずか5V)で動作する。各層には、伸びても電気信号が伝わる有機ナノ構造のネットワークが組み込まれており、圧力や温度、ゆがみ、化学物質を感知するように設計できる。 この電子皮膚を指に取り付け、熱を加えたり圧力をかけたりすると、センサーが回路に信号を送り、回路がそれを電気パルスに変換する。そのために必要な電圧は、従来の電子皮膚に使われている電圧の60分の1であるため、電子皮膚はそれほど熱くならず快適に長く使用できる。 研究チームは、実際に脳への伝達を実証するために、神経から筋肉に電気信号を伝達するデバイスも開発した。このデバイスは、ラットを用いた実験で使用した。ラットの脳には2本の電極を挿入し、1本は電子皮膚からの触覚を感知するために使う。もう1本はその受け取った電気信号を足の筋肉に送るために使用した

                          触感を脳に直接送る電子皮膚 ラット実験に成功 米スタンフォード大などが開発
                        • Ashirase(あしらせ)

                          意思と身体がつながって、前へ前へと足を踏み出す。 感性や好奇心に導かれて、新しい歓びと出会うために。 歩くこと。それは、日々を彩る一つの方法です。 あしらせは、靴に装着して振動で足に知らせることで 視覚障がい者の単独歩行を支えるナビゲーション。 心が動く方へ。人生を、もっと自分らしく歩く。 あなたの足もとに寄り添いながら、あしらせは、明日をともに歩きます。

                            Ashirase(あしらせ)
                          • 花火体験を「触覚」で拡張する椅子「チェイニー」

                              花火体験を「触覚」で拡張する椅子「チェイニー」
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