この記事では、五木寛之さんの『死の教科書』(宝島社新書)をご紹介します。 今、43歳になりますけど、 「どう考えても、これまでの歳月分を生きるってことはなさそうだ」 と考えています。 さらに10年前の東日本大震災に33歳という、人生の成長期を登り切った時に出くわし 「人間の最期なんて、いつ来るか分かったもんじゃない」とも強く感じるようになりました。 以来、何となく宗教や哲学といったものに興味を持つようになりました。 そして生きてると、色々とモヤモヤがある。 「長生きも必ずしも、結構尽くめじゃねーな」とも感じます。 とはいえ、遊就館に出向いたりしますと、「生きる」を諦めることを選択した若い命のことを想い、胸が痛くなる。 若い時は「明日が無条件にやってくる」という事を疑いもしませんでしたが、 そんなことは、全然ないわけで… そういう気持ちも含めての「生きる」ってことなんじゃないかなぁ…とは感じ