SNSで発信したり、本を読んだり、読むこと・書くことが好き、もっと文章力を身に付けたい!という方は多いのではないでしょうか。 〔ミモレ編集室〕オンライン編集講座、5回目のテーマは「良い文章とはなにか」。 ヒット作を多数生み出した新書編集者による一風変わった文章講座の様子を、編集室メンバーのマイがお伝えします。 ●文章は「体臭」のようなもの 今回の講師は、バタやんさんの同期(!)でもある講談社の第二事業局局長川治豊成さんでした。 バタやんさんから「良い文章とはいったい何?」と問われた川治さん。 その答えは…… 「わかりません」――ええっ?でもそれには理由があって。 曰く、「文章には書いた人固有のニオイみたいなものが漂っている。ニオイの好みは人それぞれ」だから、絶対的に“これが良い文章”というものはないと。 「体臭」が強い典型例は、小説。薄い例は、論文や新聞記事だそう。 そう言われると分かるか