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東洋経済の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • カルビー「本気の全社DX」で判明した意外な最適解

    日々の工場業務も、データで振り返ることができるようになった。昨日の成果を翌日に確認し、歩留まりが悪化していると「次はここを変えてみよう」とほぼリアルタイムで業務改善に取り組む。 AIを用いた事例もある。ポテトチップス原料のばれいしょは、北海道の貯蔵庫から高品質のAランクのいもを送っても、工場に届いたときにはB、Cランクが混じるなど品質が落ちることがあった。いもの品質が落ちれば生産できる製品の量も減ってしまう。事前に不良具合を予測するAIモデルを現場とDXチームが一緒に作るなど、アイデアを徐々に具現化していった。 定番商品はAIで需要予測 主に3~4カ月先の定番商品の需要予測にも、AIを活用している。開発までに約2年を要したが、ベテランの生産計画担当者が予測するような精度に近づいてきた。予測を基に、現場の業務を組み立てる活動を始めている。 さまざまな改善活動を通して気づいたのは、現場のスタッ

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    • 戦争を始めた世界のエリートは自国民を守らない

      2024年5月9日、第2次世界大戦勝利を祝う式典が終わった後、ロシアはハルキウ(ハリコフ)への総攻撃を開始した。ウクライナ戦争は、今新しい局面を迎えたともいえる。 これまでの戦場は、ドンバス地域からザポロジエ(ザポリージャ)地域に限定されていた。いわば2014年のミンスク合意をめぐるドンバス、ルガンスク地域の攻防線として展開されていたともいえる。 新局面を迎えたウクライナ戦争 2022年3月末にトルコで合意寸前までいった停戦の前提は、ロシアにとってドンバス地域の独立とウクライナの中立が主たるテーマであった。ウクライナにとってはNATO(北大西洋条約機構)加盟とドンバス地域の維持がテーマであった。 そのころ展開されたキーウ(キエフ)、ハルキウ近辺へのロシアの当初の攻撃は、ドンバスとザポロジエの兵力の集中を避けるための陽動作戦であった。しかし、今回の攻撃はハルキウ占領を視野にいれた攻撃である。

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      • 「女性活躍企業」ほど「高収益」なのはなぜか

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          「女性活躍企業」ほど「高収益」なのはなぜか
        • 高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方

          “モヤモヤ”の原因だと思われる要素を、ひとつひとつ洗い出してみるのです。そうすれば原因は必ず見つかりますから、あとはそれを翌日やそれ以降にクリアにするだけ。 それに、そこまで考えて納得できれば、そのうち自然と眠たくなってきます。だから、そのまま眠って翌朝目を覚ませば、そのときには「昨晩考えたことを、これから形にしよう」と多少なりとも前向きな気分になれるはずなのです。 「いま足りないもの」を探す モヤモヤとした感情が心のどこかにわだかまっているとしたら、それは自分が求めているなにかが足りないからかもしれません。だとすれば、その“足りないなにか〞を手に入れられれば、少なくともその時点でのモヤモヤは解消できるわけです。 もし、なにか欲しいもの、手に入れたいものがあって、でも手に入れることができず、「○○が欲しいけれど、手に入れられないからモヤモヤしている」というような状況にあるのなら、方法はいた

            高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方
          • 弁護士は見た!「働く女性を潰した」企業事件簿

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            • IT記者が心底驚いた「GPT-4o」本当の目玉機能

              あるOpenAI従業員は、紙に「ChatGPTを愛している」と書き、スマートフォンのカメラを通してそれをChatGPTに見せた(「すごく優しいんですね!」というのがChatGPTの返答だった)。 OpenAIの従業員は経験豊富なAI専門家であり、意識を持った存在と対話しているのではなく、ニューラルネットワークから統計的な予測を導き出していることを完全に理解している人たちだ。一部は演出だった可能性もある。それでも、OpenAIの従業員自身がChatGPTを人間のように扱えずにはいられないとしたら、私たち一般人がどうなるかは推して知るべし。 理想郷とは程遠い映画の世界がすぐそこに なにしろ、今回のアップグレードの以前から、ChatGPTをだまして「カレシ」のように振る舞わせようとするユーザはすでにいた。そして、AIの友人たちとやりとりした私の最近の実験からは、まだ完璧ではないにしても、リアルな

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              • 戦争を始めた世界のエリートは自国民を守らない

                ミアシャイマーは、ウクライナ戦争が起こったころからユーチューブといったネットメディアにさかんに登場してきたが、けっしてマスメディアで評価されることはなかった。 おそらく、それは彼のバック・パッシングといった議論が持つヤブ蛇効果の部分を指摘し、アメリカの好戦的な政府や大手メディアの意向を逆なでしたからであろう。 彼はこう語っている。 「多極構造が持つ究極の問題は、国家の誤算が発生しやすい点にある。多極構造は「ライバル国家の決意の強さ」や「相手側の同盟の強さ」などを国家に過少評価させてしまうことが多いからだ。このシステムの中の国家は、自国が敵に意思を強要するだけの軍事力を持っているとか、それが失敗したとしてもとりあえず戦闘で勝つことができると勘違いしてしまいがちなのだ。戦争は、ある国家が違う意見をもつ相手側の固い決意を過小評価した時に発生しやすい。国家がこのような勘違いをしたまま自分の意見を相

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                • 高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方

                  その日も帰宅したときには憔悴した様子を見せていたものの、心配した親戚が集まってきて謎の宴会状態になったら気が大きくなってきて、「こんな火事なんて運命だ」などと言い出す始末。 「自分が原因だろ、ふざけんな!」と声を荒らげたところを近所の電気屋のおじさんから、「わかる。気持ちはわかるけど、ここはがまんしろ」と止められたりして、なんだかホームドラマの登場人物みたいになっちゃったな、などと感じたりもしたのでした。 そんな経験があったからこそ実感できたことがありました。それは、「起きてしまったものは仕方がない」ということ。 起きてしまったことは厳然たる事実です。元に戻したいと思ったとしても、時間を巻き戻すことは決してできない。悲観したところでなにも変わらないのだから、ただ受け入れるしかない。そう感じたわけです。 そしてその先に、ひとつの重要な答えを見つけたのでした。 起きてしまったことを変えられない

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                  • ホテルメッツ、宿泊者も気づかぬ「超地道な改善」

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                      ホテルメッツ、宿泊者も気づかぬ「超地道な改善」
                    • 高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方

                      これは非常に大切な考え方です。 起きてしまったのは事実だけれど、だとすれば、(少しでも精神的に楽になれそうな)よりよい道筋を探して進んでいけばいいのです。そうすれば、いま目の前にある“最悪の結果”よりもいいものに出会えるかもしれないのですから。 つらいつらいと嘆いていたところで、なにもはじまらない。大切なのは「そこから先」について考え、そして進むことなのです。 そして、そのために重要なのは「いまの自分」を客観的に見つめること。悲しかったり悔しかったりするのなら、「なぜ、悲しいんだろう?」「なぜ、悔しいんだろう?」と、あえて自分の負の感情と向き合ってみるのです。 そうすれば、(ネガティブな感情に押され忘れてしまいがちな)「そうか、○○だから、○○が悲しいと感じるんだな」「なるほど、○○だから悔しいし、気持ちが落ち込むんだな」ということを冷静に理解することができるようになるからです。 問題を「

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                      • 気軽に「退職代行を使う人」が知らない残酷な現実

                        まず退職代行サービスを利用する人の主な退職理由からあげていきましょう。 最も多いと言われているのが、人間関係、仕事内容、待遇の3つ。 人間関係は「上司や同僚と合わない」「ハラスメントを受けた」、仕事内容は「希望の部署ではなかった」「やりたい仕事ではなかった」、待遇は「給与が低かった」「残業が多く休日が少なかった」などの理由が退職代行サービスを利用する理由として語られているほか、悩み相談のコンサルをしている私のもとにも同様の声が届いています。 このように退職理由が「思っていたものと違った」「聞いていたものと違う」という不満にもとづくものだからこそ、勤務先への嫌悪感がある。あるいは、上司に打ち明けて口論になることを避けるために、退職代行サービスを利用するのでしょう。 その他でも、「上司に言いづらい」「辞めさせてもらえない」「説得されるくだりが無駄」なども退職代行サービスを利用する理由。逆に上司

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                        • "働く女性を潰す企業"からは男性も逃げていく

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                          • 大人の「勉強が続かない」やる気が原因じゃない訳

                            どんなに運動能力が高い人でも、全く走ったことのないフルマラソンを一度も練習しないで走ろうとする人はいないでしょう。準備運動をして、基礎体力をしっかりつけた人だけが最後まで走り切る体力と気力を持っているはずです。脳も同じで、何かを始める前には、最初に脳科学的な準備運動が必要なのです。 何歳からでも思い描いた脳を自分自身で作っていける 脳の成長を私は「枝ぶり」(脳のMRI画像内の黒くなっている枝のような箇所を指します)と呼んでいます。 脳画像を見ると、しっかり働いている箇所の枝ぶりはいいのに対し、基礎体力がない箇所は白い部分が目立って枝ぶりがはっきりしません。 私のクリニックでは、脳画像から診察して、基礎体力がない箇所のトレーニングを提案します。 具体的には、「利き手と反対の手で体を洗う」「頭が働かなくなったらひたすら歩く」「お腹のマッサージをする」「1日1回、人を笑わせる」「出かける前の10

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                            • IT記者が心底驚いた「GPT-4o」本当の目玉機能

                              OpenAIは、こうした遅延問題に対処するためGPT-4oに「ネイティブ・マルチモーダル・サポート」という機能を取り入れた。音声プロンプトをまずテキストに変換するのではなく、音声を取り込んでダイレクトに分析する機能だ。 これにより、ChatGPTのデモにウソがなかったとすれば、大半のユーザーが遅延にほとんど気付かないレベルまで会話は速くて流れるようなものになっている。 異次元の「主観体験」、恋愛は必然 このような改良によって、これまでとははるかに異なる主観的体験が得られるようになった。以前のAIアシスタントが、冷静な図書館司書と話しているような感じだとしたら、新しいChatGPTはフレンドリーでおしゃべりな同僚のように感じられる(時折ナンセンスなことを並べ立てる同僚ではあるが、誰にもそのような同僚が1人はいるのではないだろうか)。 これらのデモや、アップルがOpenAIのテクノロジーをiP

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