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楽曲分析の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 菅野よう子[ライオン / マクロスF]の音楽理論的考察

    「ライオン」はアニメ「マクロスF」のオープニング曲で、劇中でも非常に大事な役割を持った曲です。作曲は菅野よう子さん。世界に誇るれる日本の作曲家と誰もが認めるところであると思います。課題曲「ライオン」に散りばめられたテクニックと、しかしそのテクニックが全く目立たずに曲の一部に溶け込んでいるその芸術性の高さからも、菅野よう子さんの素晴らしさがご理解いただけることと思います。 さて、菅野よう子さんの楽曲の特徴は、以前「プラチナ」の時にも書きましたが、一見転調に感じられるが実際には転調ではない、非常にアンビヴァレントなコード進行にあります。そしてこのコードの選択は、既存の音楽理論ブックには書かれていないアイデアが多用されており、音楽理論の限界を認めざるを得ません。しかし、音楽理論家としては、やはり素晴らしいテクニックが広く浸透するような体系をつくることが一つのヴィジョンですから、むしろ既存の音楽理

      菅野よう子[ライオン / マクロスF]の音楽理論的考察
    • ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析

      東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回は1972年のデビュー以来数々の名曲を世に送り続け、昨年も宮崎駿監督作品『風立ちぬ』に「ひこうき雲」が主題歌として起用されるなど、日本のポップ史における「生ける伝説」と呼ぶべきシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実の楽曲に迫る。(編集部) 参考:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 作曲家には多かれ少なかれ、その人の型や癖があります。例えば以前このコラムで扱ったaikoさんや桑田佳祐さんの楽曲は誰が歌っても彼らの曲とわかるような特徴があります。そういう意味では、ユーミンの楽曲にはアクの強さはありません。しかしユーミンの繊細で情緒豊かな曲世界が「ユーミンにしかできない」オリジナリティを持っている

        ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析
      • コード進行の謎に迫る!バークリーメソッドで読み解く楽曲分析 第1回:Perfume『Have A Stroll』を耳コピ&分析! | 美学校

        “J-POP REALLY SOUNDS NOTHING LIKE AMERICAN OR BRITISH POP MUSIC. LIKE THE CHORD PROGRESSIONS THEY USE…IT’S REALLY MYSTERIOUS MUSIC.” 『J-POPはアメリカやUKのポップスともまるで違うんだ。例えば彼らのコード進行にもそれは顕著で、本当にミステリアスな音楽だよ』 UKのベース・ミュージックシーンで活躍し、親日家としても知られる若手プロデューサー、Submerse氏の言葉です(註)。 且つてJ-POPといえば、やれ海外のモノマネだの、劣化コピーだの、いわゆる『本物志向』にとっては一段低いものと見なされる対象でした。 しかし、アニメやゲームといったカルチャーをハブに、日本の音楽が広く海外に聴かれる機会が増える中で、単なる劣化コピーではない『極東の変わった(面白い)

          コード進行の謎に迫る!バークリーメソッドで読み解く楽曲分析 第1回:Perfume『Have A Stroll』を耳コピ&分析! | 美学校
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