千代田区立・麴町(こうじまち)中学校のダンス部の動をめぐり、学校側による事実上の「禁止令」に生徒や保護者らが反発。 区の教育委員会に抗議文書を提出する異例の事態になっている。 保護者らへの取材によると、麴町中ダンス部はここ数年、毎年5月の体育祭と10月の文化祭「麴中祭」でダンスを披露してきた。発表に向け、部員たちは週2回、専門のコーチから指導を受けてきた。 ところが昨年、学校側が「今年から体育祭でダンス部の発表の場を設けない」ことを決定。さらに今年3月には秋の麴中祭でもダンス部の発表はしないと決め、部員に通告したという。4月からは、活動内容を「創作ダンス」に変更することを学校側が決定し、コーチも創作ダンス専門に代わったという。 ショックを受けた部員約30人は涙ながらに「を踊りたい」と訴えたが、決定は覆らなかったという。 保護者らは学校に抗議。その結果、3年生が引退する1学期末の7月まで、週