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江戸の検索結果201 - 204 件 / 204件

  • 誰がどう見ても唐辛子売り 今日の一枚 #13 - 江戸ガイド|江戸ガイド

    『彩色江戸物売図絵』より(三谷一馬 著) 7月3日は「七味の日」ということで、江戸時代に実在したド派手な唐辛子売りをどうぞ。 全身真っ赤な衣装に身を包み、背中に背負うは6尺(約180㎝)もの超巨大なハリボテ唐辛子。このなかには小袋に入った粉唐辛子が収納されており、「とーんとーん唐辛子♪」とよばわりながら売り歩きました。 まるでハロウィンの仮装かコスプレのような格好ですが、江戸の町に実際にいたというのですからおもしろいですね。 さらに天才画家・葛飾北斎が若い頃に副業としてこの唐辛子売りをしていたというのですから興味深い。しかも、この格好のときに運悪く師匠夫婦に出くわしたという、なんとも気まづいエピソードも残っているそうな。

      誰がどう見ても唐辛子売り 今日の一枚 #13 - 江戸ガイド|江戸ガイド
    • 春の江戸絵画まつり  ふつうの系譜  「奇想」があるなら「ふつう」もあります─京の絵画と敦賀コレクション

      新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月6日(祝日)までとしていた休館を延長し、6月1日(月曜日)まで、全館休館いたします。 これにともない「ふつうの系譜」展は閉幕となりました。 再開を楽しみにしてくださっていた皆様には、ご期待に添うことができずに申し訳ありません。 岸駒 《猛虎図》 敦賀市立博物館蔵 後期展示 いま、江戸時代の画家の中で、伊藤若冲(じゃくちゅう)や曽我蕭白(しょうはく)ら「奇想の画家」が人気です。鮮やかな色やおかしな形にあふれた若冲(じゃくちゅう)の絵も、蕭白(しょうはく)の奇怪な人物画も、強烈で奇抜で、心を揺さぶります。 しかし考えてみれば、「奇想」という魅力は、「そうではないもの」、つまり「ふつう」があって初めて成り立つのかもしれません。 実際、若冲(じゃくちゅう)や蕭白(しょうはく)がセンセーショナルに登場した時代、一方には、誰もが美しいと思うものを描く画家がい

        春の江戸絵画まつり  ふつうの系譜  「奇想」があるなら「ふつう」もあります─京の絵画と敦賀コレクション
      • 姿現す幕末期の“水のトンネル”「胎内堀」 国分寺、都内初の発掘調査:東京新聞 TOKYO Web

        「中藤新田分水」の調査現場で発掘された「胎内堀」の一部。江戸末期に作られた水路で玉川上水から生活用水が流れていた=いずれも国分寺市西町で 江戸時代に多摩川の水を市中へ届け、住民の生活を支えた玉川上水。その分水の一つで国分寺市を流れていた「中藤新田分水」の発掘調査で、幕末に造られた素掘りのトンネル「胎内堀(たいないぼり)」が見つかった。胎内堀の発掘調査は都内初。トンネルを掘って地下に水を流したのは、ある「事件」がきっかけだった。 発掘場所はJR国立駅から約二キロ北の同市西町四丁目付近。「ハケ」と呼ばれる国分寺崖線沿いにあり、雑木林や畑の緑が残る一方で、住宅や団地も立ち並ぶ。市教育委員会は昨年秋に調査を開始。レーダー探査で地下の空洞を確認し、約五十メートル間隔で三カ所を発掘したところ、十一月に胎内堀が姿を現した。 市教委に案内を依頼し、最も南側の調査地点に、はしごを伝って下りてみた。地表近くの

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        • 水都 東京をめぐる旅へ 地形と歴史で読み解く下町・山の手・郊外|じんぶん堂

          記事:筑摩書房 iStock.com/Eloi_Omella 書籍情報はこちら 江戸を受け継ぐ「水の都市」としての東京 私の『東京の空間人類学』が1985年に筑摩書房より刊行されてから、35年もの長い年月が経過した。その間に、東京の風景はさらに著しく変化した。だが、嬉しいことに、都市を見る人々の眼差しにも実に大きな変化が見られた。古地図を手に、凸凹地形を足裏で感じながらまち歩きを楽しむことは、ごく当たり前になった。東京が江戸を受け継ぐ「水の都市」だったということも、今では人々の共通認識となり、水辺の再生を求める動きも確実に大きくなっている。 同時にまた、東京研究に関する様々な領域での興味深い成果が、この間に膨大に積み上げられてきた。私自身も、そこから刺激を受けながら、より視野を広げ、地中海圏やイタリアの都市のみならず、世界各地の都市の調査を経験するなかから、幾つもの有力なヒントを得て、新た

            水都 東京をめぐる旅へ 地形と歴史で読み解く下町・山の手・郊外|じんぶん堂