米大統領選の裏側については、大紀元(中国で弾圧されている法輪功系)、日本の「幸福の科学」系、さらに世界日報(韓国の新興宗教系)と、奇しくも新興宗教系メディアが奮闘中。新興宗教系が一概に悪とは言えないので虚心坦懐に見ているが、これら団体との関わりを隠している人たちはむしろ胡散臭い。
タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。
疑似宗教団体的な気功集団「法輪功」をご存知だろうか。かつて中国国内で1億人近い修煉者(=信者)を集めた法輪功は1999年に当局と決裂し、苛烈な弾圧を受けた。拠点を海外に移転後は傘下メディアの『大紀元(epochtimes)』などを通じて、日本語を含めた各言語で激しく中国共産党を批判している。ただ、新型コロナの発生理由(生物兵器説)やトランプ再選にまつわり、真偽不明の情報を数多く流布するなど、その行動が世界に思わぬ影響を与えているのも事実だ。 中国ルポライターの安田峰俊氏の新著『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』(中公新書ラクレ)では、この法輪功の成立した経緯や活動内容、組織の性質などについても詳しく解説している。今回は同書のなかから、日本国内で実施された法輪功の集会を、許可を得て取材した際の描写を紹介しよう。(全2回の1回目/後編を読む) ◇◇◇ スマホから響く鐘の音 「
英ロンドンのダウニング街10番地にある首相官邸前で行われた法輪功の抗議活動(2006年9月13日撮影、資料写真)。(c)AFP 【6月18日 AFP】中国では、臓器の強制的な摘出が「長年にわたり同国全土で」行われており、その主な犠牲者になってきたのは「恐らく」気功集団「法輪功(Falun Gong)」のメンバーらだとする報告書を、弁護士らから成る調査組織がこのたびまとめた。 英首都ロンドンに拠点を置く「中国法廷(China Tribunal)」はこの報告書を、19日に概要がインターネット上で公開されるのに先立って報道関係者向けに公表。「臓器の強制摘出は今なお続いている」と結論付けている。 調査組織は、「中国における政治犯らからの強制的な臓器摘出は、相当の期間にわたって行われ、相当な数の犠牲者を生んだことは、異論もなく、合理的疑いの余地なく確かだ」としている。 その上で、「法輪功のメンバーら
弾圧される前の1998年、遼寧省の庁舎広場前で、早朝の煉功動作(気功)を行う法輪功学習者たち(minghui.net) 最近、ノルウェーで練習している中国スキーチームの選手が地元の図書館に対し、法輪功の書籍を撤去するよう要求したが、却下された。ノルウェーメディア「Norway Today」が報じた。 報道によると、中国のクロスカントリーチームは2022年の北京冬季五輪に備えて、同国メローカー市で転地トレーニングを行っていた。図書館の支配人アンネ・マルケン(Anne Marken)氏によると、3人の隊員ぞれぞれから書籍を撤去するよう強要された。また、ほかの選手は別の書籍に対しても同様の要求を出した。「彼らによれば、それらの本を読んだ選手は中国の収容所や監獄に送られる危険があるという」 しかし選手らの要求は却下された。ノルウェー紙「Adresseavisen」の取材に対し、アンネ・マルケン氏は
中国・北京で新型コロナウイルスの消毒作業を行うスタッフ。「中国の生物兵器」「自作自演」的な陰謀論はなかなか消えない。 Kevin Frayer/Getty Images 新型コロナウイルスに関するデマのなかに、「中国が密かにつくった生物兵器説」があり、陰謀論系サイト経由でそれが拡散されてきたことを、前回記事で説明した。 中国生物兵器説の根拠となっている情報は主にふたつある。 ひとつは、中国・武漢にきわめて高度な病原体研究施設があるということ。それは事実だ。 もうひとつは、新型コロナウイルスが人工ウイルスだとする、インドの研究チームによる論文。しかし、論文は「誤解されて伝わった」ことを理由に取り下げられ、その内容については世界の専門家たちにより否定されたことを、前回記事で書いた。 人工ウイルスでないのなら、誰かがつくった生物兵器でないことにもなる。あらためて中国生物兵器説も否定されたわけだ。
1980年代から2000年前後にかけて咲き乱れた種々の宗教や気功などを中国は全て「邪教」として排斥し、それが基本法第23条改正に多大な影響を与えて、今日の香港の国安法制定につながっていく。 ◆改革開放により失われた国家による生涯保障が生んだ雑多な宗教や気功運動 1978年12月に開催された第十一回党大会三中全会(第三回中央委員会全体会議)から始まった改革開放は、それまでの国家丸抱えの保障体制を崩してしまい、多くの人民が路頭に迷うと同時に精神の拠り所を失ってしまった側面は否めない。 そのため「超自然現象」や「気功」などが話題になるとともに、雑多な「宗教まがい」の組織が出来上がり、国家全体を揺り動かしていった。 その中で生まれてきたのが1992年5月1日に李洪志が唱え始めた「法輪功」であり、そして中国に深く巧みに広がっていったのが韓国で生まれた「統一教会」である(その後「世界平和統一家庭連合」
Li Hongzhi. Copyright credit: ©1999-2013 MINGHUI.ORG現在、「邪教」(異端宗教)の典型として、中国政府に禁じられ、迫害の対象となっている法輪功は、中国人の健康増進と道徳水準の向上に良好な影響を及ぼすとして、1996年まではもてはやされていました。1996年以降、何があったのでしょうか? 先週の特集記事では、「邪教」という言葉が中国の公文書の中で「邪悪なカルト」と誤って英訳されているものの、実際は「異端宗教」であることを説明しました。明朝後期に初めて作成された邪教リストは、1995年に中国共産党により復活しました。「邪教」の一員として積極的に活動することは中国では犯罪とされ、邪教に分類される宗教団体は容赦ない迫害を受けます。 現在、中国政府は非キリスト教の法輪功と中国のキリスト教系新興宗教団体の全能神教会を、典型的な「邪教」であると断じますが
紀藤正樹弁護士が、こんな報告書を紹介していた。 備忘「米国務省:2020年信教の自由に関する年次報告書」>2020 Report on International Religious Freedom: Japan https://t.co/VdjMTJDeYm— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) December 5, 2021 連中、各国のこういうレポートを作るところは、なんちゅうか手を広げすぎとちゃうか、と思わんでもないが、世界の警察、自由世界のリーダーとしての使命感のなせるところ、とも言えるかもしれない。 ところがだ、実際見てみると、「現在の日本における信教の自由の問題点」として、おそらく厳選させたであろう問題点のピックアップにおいて!! (Google翻訳) 11月27日、民事訴訟において、広島高等裁判所は5件を認定しました。 夫婦の誘拐と監禁で有罪とな
消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 法輪功は中国の「オウム真理教」? 中華人民共和国駐日本国大使館が説明 「『法輪功』とは、いったい何か。一口で言えば、中国の『オウム真理教』です」と、1ページを割いて説明するのは「中華人民共和国駐日本国大使館」の公式サイト だ。その文末には、「法に基づいてカルト教団である『法輪功』を取り締まり、厳しく打撃を与えることは、国民の生活と生命安全を守り、正常な社会秩序を維持するためなのです」と結ぶ。 著者は、香港で盛んに行われていた法輪功弾圧への抗議活動を見て、「香港へ来たな」と実感していた。この10年を振り返って
(2020年7月13日) 私は信仰をもたない。信ずべき宗教に関心はない。しかし、信仰の自由には大きな関心をもっている。権力による宗教弾圧にも、社会的同調圧力による宗教差別にも敏感でありたいと思う。信仰が人格の中核をなすということを理解しているつもりだし、少なくも理解しようと努めている。信仰の自由は、個人の尊厳を保障するものとして、徹底されなければならない。 思想の自由も表現の自由も、その内容優れたものを選別して認められるものではなく、あらゆる思想・表現に自由が認められなければならない。これを制約するには、極めて厳格な要件を必要とする。信仰も同じことだ。 優れた信仰も劣った信仰もありえない。多様な信仰の自由が認められなければならない。文明社会では、権力が信仰を選別してはならない。 709事件で弾圧された「人権弁護士」の中には、宗教団体・法輪功関連の弁護活動に携わっていた人が多いようだ。なぜ、
「隣の部屋にドナーがいるから見ないか」。 元山口組系暴力団の組長で、現在「猫組長」の名前で活動する経済評論家の菅原潮氏は15年前、思わぬきっかけで闇の臓器移植の現場に立ち会った。 武装警察の高官が関与 菅原氏の知人が肝臓を悪くし、余命宣告されたのは2007年だった。臓器移植しかもう残された道はなかった。米国やフランスなどの国も候補として上がったが、最短で手術可能な中国を知人は選んだ。 ドナーは1ヶ月後にすぐ見つかり、同年8月に手術の準備が整った。斡旋したのは日本での留学経験をもつ中国人で、中国の富裕層を日本の病院に案内する医療ツーリズムの業者だ。 しかし、手術直前になって、病院側が用意したアルブミンという血液製剤が偽物だと判明。菅原氏はアルブミンを日本で調達し、北京に届けるよう依頼を受けた。そこで闇の臓器移植の一部始終を知ることとなった。 中国側関係者の指示で大連経由で北京空港に到着したが
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く