科学観測船「探索1号」に搭載された深海潜水艇「深海勇士号」(2019年3月10日撮影、資料写真)。(c)CNS/駱雲飛 【7月27日 CNS】中国科学院深海科学工程研究所の彭暁彤(Peng Xiaodan)研究員によると、昨年5月、科学探査を行っていた深海潜水艇「深海勇士(Shenhai Yongshi)号」が、深海の海底のごみの山を発見していたことがわかった。 潜水艇のカメラに映っていたのは主としてプラスチック製品、包装袋、子ども用の玩具、ペンキのおけ、漁網など種類は雑多で、潜水艇が採集した海底生物の中には、プラスチックごみと一体となっていた生物もいた。 同済大学(Tongji University)海洋地球科学学院の鐘広法(Zhong Guangfa)教授によると、深海ごみは事実として知られるようになってから久しいという。海洋科学者らは1970年代から海洋ごみの研究を始めており、近年、