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片渕須直の検索結果81 - 120 件 / 238件

  • 映画「つるばみ色のなぎ子たち」公式サイト

    千年前の記憶に思いを馳せ、片渕須直監督最新作「つるばみ色のなぎ子たち」

      映画「つるばみ色のなぎ子たち」公式サイト
    • 世界で急成長の日本アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼:朝日新聞GLOBE+

      シンガポールのアニメ祭で設置された人気アニメ『鬼滅の刃』の巨大パネル。日本では一大ブームとなっているが、シンガポールでも大人気だった 【前の記事】なぜ日本アニメは世界で愛される ディスニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ■台湾で敬われる京アニの理念 昨年7月18日午前、京都アニメーション(=京アニ、京都府)のスタジオが放火され、36人が死亡するという悲しい事件が起きた。多くの寄付や追悼コメントが世界中から寄せられる中、目立っていたのは、蔡英文総統まで2度もツイートをした台湾のファンだった。 「台湾ではコアのアニメファンのみならず、一般的なファンの間でも京アニは別格、特別な存在です」 そう話すのは、台湾最大のアニメ同人イベントを運営する「開拓動漫祭ファンシーフロンティア(FF)」(台北市)執行委員長の蘇微希(50)。その理由は極めて意外だった。 「日本のアニメ制作現場は厳しい環境にあるが、京ア

        世界で急成長の日本アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼:朝日新聞GLOBE+
      • 広島原爆投下から75年。AIでカラー化された赤いキノコ雲の写真に胸が締め付けられる

        「広島原爆の日」の8月6日、東大大学院の渡邉英徳教授が投稿。『この世界の片隅に』の片渕須直監督の指摘を参考にしたそうです。

          広島原爆投下から75年。AIでカラー化された赤いキノコ雲の写真に胸が締め付けられる
        • 発言する芸能人・小泉今日子が掲げる「自由と独立の旗」 | FRIDAYデジタル

          小泉今日子。のん主演の音楽劇『私の恋人』鑑賞後、下北沢の街に繰り出し、庶民的な中華料理店で、のんや「あまちゃん」ファミリーと合流した(2019年8月) 撮影:高塚一郎 4月22日 長期政権の腐敗に怒りのツイートをした小泉 それはまるでダムが決壊する光景のように見えた。2020年5月9日の土曜から10日の日曜にかけて、国会で審議されている「検察定年制度改正法案」に対する抗議のハッシュタグは数百万を越えてTwitterを駆け巡った。それは保守革新を問わず、過去に回ったどんな政治的ハッシュタグの勢いも遥かに上回る数だった。 法案制度そのものを見れば、それは検察官の定年制度を延長するにあたり、延長の判断を内閣がすることによって検察への影響力が増すことを危惧する議論だ。だがそのハッシュタグには、その前に文書を経ることなく行われた検事長の定年延長への口頭決済、さらに新型感染症への対応への不満や、スキャ

            発言する芸能人・小泉今日子が掲げる「自由と独立の旗」 | FRIDAYデジタル
          • 「映画『この世界の片隅に』さらにいくつものサウンドトラック」特集コトリンゴ×のん×片渕須直インタビュー|新規シーンと新曲で描き出す、さらにいくつもの魅力 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

            ナタリー 音楽 特集・インタビュー 「映画『この世界の片隅に』さらにいくつものサウンドトラック」特集|コトリンゴ、のん、片渕須直インタビュー コトリンゴ「映画『この世界の片隅に』さらにいくつものサウンドトラック」 PR 2019年12月18日 コトリンゴが音楽を担当した大ヒット映画「この世界の片隅に」に約30分の新たなシーンを加えた新作映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月20日に公開される。本作の公開にあたり、コトリンゴは4曲を新たに書き下ろし、エンディングテーマ「たんぽぽ」の新バージョンを制作した。映画公開に先駆けて、12月18日にサウンドトラック「映画『この世界の片隅に』さらにいくつものサウンドトラック」がリリースされる。 これを記念して音楽ナタリーではコトリンゴ、主人公のすずを演じたのん、監督の片渕須直にインタビューを実施。すずが嫁ぎ先の呉の遊郭で出会う同世代の女性・

              「映画『この世界の片隅に』さらにいくつものサウンドトラック」特集コトリンゴ×のん×片渕須直インタビュー|新規シーンと新曲で描き出す、さらにいくつもの魅力 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
            • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第22回 時間と空間がつくる“映画的世界”

              片渕須直監督の映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が、いよいよ12月20日から公開される。今回、劇場用パンフレットや関連書籍類には、何も関与していない(主に氷川のスケジュールに起因する)。なのでこの場では形式張らず、前作に関して企画書からイベント、ビデオパッケージ用オーディオコメンタリーに参加してきた立場も交えつつ、思いつくまま感慨を記しておきたい。 この映画は、こうの史代の原作漫画をアニメーション映画化した「この世界の片隅に」(2016年11月12日公開)の上映時間2時間10分に対し、2時間50分(予想)となった「新しい映画」である。現時点では試写会やイベント用の先行公開バージョン(2時間40分)しか完成していない。試写の前説では「公開時には3シークエンス7分とクラウドファンディング参加者一覧3分を追加」と言われていて、公開が楽しみである。 3時間近くは生理現象が気になる尺なのだ

                【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第22回 時間と空間がつくる“映画的世界”
              • 藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」

                「アニメを言葉でつかまえる」。 アニメ評論家の藤津亮太氏はそんな課題に挑み続けている。2010年代のその実践をまとめた『ぼくらがアニメを見る理由ーー2010年代アニメ時評』が8月24日に刊行されて以来、好評だ。発売2週間で重版が決定、今年の話題作『天気の子』や『プロメア』『海獣の子供』などもさっそく収録されており、『魔法少女まどか☆マギカ』などの2010年代初期の話題作から、海外アニメーションについてまで網羅的に語り尽くしている。国際的にも注目される日本のアニメだが、アニメを主戦場にした評論家は実写映画に比べて圧倒的に少ない。長年一貫した姿勢でアニメを批評し続けてきた氏の言葉の集積は、現代の日本アニメを理解する上でのヒントに満ちている。 そんな藤津氏に改めてアニメを評論することの難しさや楽しさ、自身の評論のスタイルについて話を聞いた。(杉本穂高) アニメが心を震わせる秘密を書くのが仕事 ―

                  藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」
                • 天皇ご一家が映画鑑賞 「この世界の片隅に」新作:時事ドットコム

                  天皇ご一家が映画鑑賞 「この世界の片隅に」新作 2019年12月18日19時34分 アニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のチャリティー試写会に出席された天皇、皇后両陛下と長女愛子さま。左端は片渕須直監督、右端はのんさん=18日午後、東京都港区(代表撮影) 天皇、皇后両陛下と長女愛子さま(18)は18日夜、東京都港区のニッショーホールを訪れ、アニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のチャリティー試写会に出席された。 〔写真特集〕天皇陛下~私的な行事~ 2016年公開の前作「この世界の片隅に」に新エピソードを加えた168分の長尺作品。太平洋戦争末期の1944年に広島県呉市に嫁いだ主人公「すず」が、ままならない生活の中で居場所を見つけていくストーリーで、前作は国内外で70以上の映画賞を受賞した。 ご一家は片渕須直監督や主演ののんさんと並んで客席に座り、当時の人々の暮らしを

                    天皇ご一家が映画鑑賞 「この世界の片隅に」新作:時事ドットコム
                  • のんが映画監督デビュー、ドキュメンタリーと本編含む「のんたれ」無料公開(動画あり)

                    「のんたれ(I AM NON)」は、全10エピソードのドキュメンタリーと、のんが初めて手がけたオリジナル映画「おちをつけなんせ」で構成された作品。ドキュメンタリーパートでは、のんが監督、主演、脚本、演出、衣装、編集、音楽などを担当し、岩手県遠野市で映画作りに奮闘した1年半を映し出す。のんがインスピレーションを受けた桃井かおり、是枝裕和、片渕須直といったクリエイターたちも登場する。YouTube Japanの公式チャンネルにて、10月2日にYouTube Premium有料会員向けに全話を一挙配信。同日より毎週水曜に、1話ずつ無料公開されていく。現在、YouTubeではトレイラーが公開中だ。

                      のんが映画監督デビュー、ドキュメンタリーと本編含む「のんたれ」無料公開(動画あり)
                    • なぜキキは飛べなくなったのか『魔女の宅急便』の「疎外感」という恐怖 | 文春オンライン

                      企画スタートの時点では宮崎監督はプロデュースにまわり、監督は若手の演出家に託すという予定だった。 企画の初期に声がかかったのは当時、東映動画(東映アニメーション)に所属していた佐藤順一。しかし、佐藤は諸事情で企画が具体的に動き出す前に離れることになる。当時は、主人公のキキが下宿するパン屋・グーチョキパン店のおかみさん、おソノさんの出産をクライマックスにもってくるというふうに考えていたと、WEBアニメスタイルのインタビュー「佐藤順一の昔から今まで」で答えている。 ©1989 角野栄子・Studio Ghibli・N その次に監督として白羽の矢が立ったのは片渕須直。片渕は学生時代に宮崎が監督した『名探偵ホームズ』の脚本を手掛け、そこからアニメ業界で本格的に仕事を始めるようになったという経歴の持ち主だ。 依頼を受けた片渕は、最終的にキキが街に受け入れられるようなエピソードがいると考え、難破した船

                        なぜキキは飛べなくなったのか『魔女の宅急便』の「疎外感」という恐怖 | 文春オンライン
                      • テアトル梅田 32年の歴史に幕 ファンが別れ惜しむ 大阪 北区 | NHK

                        関西の映画文化をけん引し、多くの人に親しまれてきた大阪 北区のミニシアター「テアトル梅田」が30日、32年の歴史に幕を下ろしました。最後の日を迎え、映画館には、別れを惜しむ多くの映画ファンが集まりました。 「テアトル梅田」は1990年、大阪 北区の阪急梅田駅近くにオープンしたミニシアターで、32年間にわたって2000作品以上の映画を上映してきました。 これまで、関西の映画文化をけん引してきましたが、運営会社が業務を集約するなかで30日を最後に32年の歴史に幕を下ろしました。 最後の日を迎えた30日は開館当時から通っていたというファンなど多くの人たちが集まりました。 劇場の前のロビーにはこれまでに上映された作品のチラシが貼られ、ファンの人たちは懐かしいチラシの写真を撮って、最後の別れを惜しんでいました。 「テアトル梅田」では、話題作にこだわらず、アジアや中東の日本では珍しい作品や、新人監督が

                          テアトル梅田 32年の歴史に幕 ファンが別れ惜しむ 大阪 北区 | NHK
                        • 片渕須直監督:次回作の紹介映像公開 「マイマイ新子と千年の魔法」の千年前の少女が歩むその後の道のり - MANTANWEB(まんたんウェブ)

                          片渕監督は「2017年に準備を始めてから5年、ようやくこれから本編の制作に取り掛かります。その前に、皆さんへのごあいさつの意味で紹介映像を作ってみました。『マイマイ新子と千年の魔法』に登場した千年前の少女が歩むその後の道のり。この映像はその入り口です」とコメントを寄せている。 最新作は、浦谷千恵さんが監督補、安藤雅司さんが作画監督、水谷利春さんが美術監督を務め、片渕監督のアニメ制作会社・コントレールが制作する。映像は、コントレールの動画経験者の採用募集に合わせて公開された。

                            片渕須直監督:次回作の紹介映像公開 「マイマイ新子と千年の魔法」の千年前の少女が歩むその後の道のり - MANTANWEB(まんたんウェブ)
                          • 片渕須直監督の「マイマイ新子と千年の魔法」を救った小さな映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」の支配人が10年前を振り返る【アニメ業界ウォッチング第59回】 - アキバ総研

                            片渕須直監督の最新作「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の公開が、2019年12月20日に迫っている。 公開から今年で10年を迎える片渕監督の旧作「マイマイ新子と千年の魔法」(2009年)は公開当初、大きなシネコンでは客の入りが悪く、大苦戦を強いられた。前回、岩瀬智彦プロデューサーがインタビューでも触れたように、東京・阿佐ヶ谷の小さな映画館“ラピュタ阿佐ヶ谷”で8日間にわたってレイト上映されたことで、ようやく人気に火がついた。 10年前の上映当時、ラピュタ阿佐ヶ谷の石井紫支配人は、どのように事態を見つめていたのだろう? 当時を振り返っていただいた。 「どうして、ウチのような小さな映画館に?」ととまどった ── 現在では日本映画の旧作上映館として知られるラピュタ阿佐ヶ谷ですが、石井さんはどのようにしてラピュタに関わるようになったのでしょう? 石井 もともとは、株式会社ふゅーじょんぷろだく

                              片渕須直監督の「マイマイ新子と千年の魔法」を救った小さな映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」の支配人が10年前を振り返る【アニメ業界ウォッチング第59回】 - アキバ総研
                            • のん『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』すずさんを映画秘宝で再現!未掲載カット公開|シネマトゥデイ

                              再びすずさんになったのん 「映画秘宝」は定価1,210円にて洋泉社より毎月21日発売 女優・のんが、映画雑誌「映画秘宝」2020年1月号の巻頭特集で、アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(12月20日公開)で声を担当する主人公・すずさんを完全再現。21日の発売に合わせて、誌面未掲載の撮りおろしカットが公開された。 【画像】のん、すずさんになる! 「映画秘宝」のグラビアでは、劇中そのままの衣装はもちろん、本編をほうふつさせる背景でアニメの印象的なシーンを再現。表紙をはじめ、中面でも10ページにわたって、のんの撮り下ろしグラビアを掲載している。 ADVERTISEMENT 本物のすずさんがスクリーンから飛び出してきたようなカットにのんは「これはもう感動じゃないですか! 本当にアニメの絵の中に入り込んでいるのが、なんだかすごく面白い」と誌面のインタビューで大感激。片渕須直監

                                のん『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』すずさんを映画秘宝で再現!未掲載カット公開|シネマトゥデイ
                              • 日本アニメがアカデミー賞をとれなくなる理由

                                宮崎駿監督のアニメ映画「君たちはどう生きるか」が、96回アカデミー賞の「長編アニメーション賞」を受賞した。宮崎監督が受賞するのは、2002年(第75回)の「千と千尋の神隠し」に続き2回目となる。 「さすが、アニメ大国ニッポン」 そう考えるのは間違いだ。この先、日本のアニメがアカデミー賞を受賞する可能性は極めて低い。国際的な賞の審査員たちが評価しているのは「宮崎駿」であり、「ジャパニメーション」ではないからだ。 ジブリとジャパニメーション 世界の「審査員の目」で見ると、日本のアニメは2つに大別される。「ジブリアニメ」と「ジャパニメーション」だ。国際的な賞を取ることは少ないが、世界で人気が高まっているのは、「ジャパニメーション」である。 米国等で主流の、主要キャラが少なく常にハッピーエンドのアニメに対し、ジャパニメーションは悪役・脇役もキャラが立つ。ときには悪役キャラが勝ち、主役キャラが死ぬこ

                                  日本アニメがアカデミー賞をとれなくなる理由
                                • 【予告編解禁 & 入場者プレゼント発表!】 劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映(デジタルリマスター版/宮崎駿 演出話セレクション)入場者にイメージボードポストカードの配布が決定! | FILMAGA(フィルマガ)

                                  【予告編解禁 & 入場者プレゼント発表!】 劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映(デジタルリマスター版/宮崎駿 演出話セレクション)入場者にイメージボードポストカードの配布が決定! 国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」主催のリバイバル上映プロジェクトにて、公開40周年を記念し、3月22日(金)より1984年版、1986年版の2本立てで再上映されることが決定した劇場版アニメ『名探偵ホームズ』(デジタルリマスター版/宮崎駿 演出話セレクション)。 名作発掘企画「Filmarks Recommend」(フィルマークス レコメンド)の記念すべき第1弾として上映される本作は、宮崎駿はじめ錚々たるクリエイター陣が参加して製作された名作冒険活劇。先月リリースされた上映決定に関する情報はX(旧Twitter)でトレンド一位を獲得するなど話題にな

                                    【予告編解禁 & 入場者プレゼント発表!】 劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映(デジタルリマスター版/宮崎駿 演出話セレクション)入場者にイメージボードポストカードの配布が決定! | FILMAGA(フィルマガ)
                                  • 片渕須直の長編に向けたアニメ制作会社が設立、1月からスタッフ募集

                                    片渕須直の長編に向けたアニメ制作会社が設立、1月からスタッフ募集 2019年12月23日 10:00 1010 40 映画ナタリー編集部 × 1010 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 224 238 548 シェア

                                      片渕須直の長編に向けたアニメ制作会社が設立、1月からスタッフ募集
                                    • 「宮崎駿さんもそろそろ終わりだね」のひと言が変えた……『魔女の宅急便』ヒットの理由 | 文春オンライン

                                      スタジオジブリ制作の4作目となる「魔女の宅急便」は逆風のなかのスタートだった。1984年の『風の谷ナウシカ』の公開以降、『天空の城ラピュタ』(1986)、『となりのトトロ』(1988)の興行成績が思わしくなく、映画業界での宮崎駿監督作品への視線は冷ややかなものとなっていた。しかしこの『魔女の宅急便』は大ヒットとなり、フリーだったアニメーターの社員化も可能にした。宮崎監督の右腕だったプロデューサー・鈴木敏夫氏が語る制作秘話。 ◆◆◆ 高畑さんに断わられ、宮さんに持ち込んだ『魔女の宅急便』 『魔女の宅急便』は、スタジオジブリとしては初となる外部からの持ち込み企画としてスタートしました。 広告代理店を通じて話が来たのは、1987年の春、ちょうど『となりのトトロ』『火垂るの墓』の制作が本格的に始まった頃でした。バブル景気とともに、日本映画も元気になりかけていた時期です。映画制作に企業がタイアップす

                                        「宮崎駿さんもそろそろ終わりだね」のひと言が変えた……『魔女の宅急便』ヒットの理由 | 文春オンライン
                                      • 定子の「傘」|こまちゃん

                                        ▶新しい解釈 その名も〝定子の「傘」〟と題した私の論文では、従来、「お前の傘に隠れて、暁あかつき方、部屋から出て行った男は誰だ?」と問いただすものと考えられている「定子の文ふみ」の真意について、通説とは異なる、まったく新しい解釈を提示している。 それは、定子が清少納言に差し出した、「私の傘を貸してあげましょうか?」という「助け舟」だったのである。当該の拙論は、ネット上でも公開されている。初出は、2011年3月、イラスト入り。定子と清少納言がやり取りした「絵手紙」を再現している。 清少納言は、その朝、ひとに傘を貸してしまったばかりに雨に降られて困っていたのだ。根も葉もない「噂」の雨だ。定子は、清少納言に「そうなのです。ひどい濡れ衣なのですよ」と答える機会を作ってやった。 ところが、片渕須直というアニメ映画監督は、私のこの解釈とまったく同じ内容のものをなんと自分の「新知見」として、このたび、タ

                                          定子の「傘」|こまちゃん
                                        • 「ネトウヨ」の源流 | 荒野に向かって、吼えない…

                                          『グラウンド・ゼロを書く  日本文学と原爆』(ジョン・W・トリート著)の原著の刊行は1995年のことなので、むろん著者にその意図があったわけではないが、いわゆる「ネトウヨ」的なものの源流などについて考えさせられる部分があった。 1966年発表の井伏鱒二の『黒い雨』は高く評価され広く読み継がれることになるがその刊行後、、意外にも山本健吉や江藤淳といった保守派からも絶賛された。 現在では『黒い雨』は原爆の悲惨を語り継ぐ「戦後民主主義」的な作品として受けとめている人が多いであろう。それをなぜ保守派が絶賛したのだろうか。その理由は山本の「地についた平常人」の次の箇所を読むとよくわかる。 「[他の原爆文学の作品は]あまりにハードボイルドに書かれ過ぎた。あまりに政治の手に汚され過ぎた。あまりに安易な符牒で呼ばれ過ぎた。井伏さんがこれを書いてくれなかったら、私は日本人として、何時までもやりきれない思いを

                                          • 幻のロケット戦闘機と現代を繋ぐ美術展 八谷和彦「秋水とM-02J」 | おたくま経済新聞

                                            アニメ「風の谷のナウシカ」の飛行具、“メーヴェ”をモチーフにした自作航空機で知られるアーティストの八谷和彦さんが、東京のギャラリー「無人島プロダクション」で個展「秋水とM-02J」を開催中です。戦争末期に登場した幻のロケット戦闘機・秋水と、自身のM-02Jとの間にある不思議な縁を通じ、戦争当時と現代とを繋ぐ内容となっています。 八谷和彦さんの個展「秋水とM-02J」は、2020年12月に千葉県柏市の柏の葉T-SITEで開催された展覧会「柏飛行場と秋水―柏の葉 1945-2020」をベースに、規模を拡大したもの。前回はスペースの都合で展示できなかった八谷さんのM-02Jと、柏飛行場で試験が実施されていたロケット戦闘機「秋水」を対比し、戦争当時と現代の日本とを橋渡しする展覧会となっています。 八谷さんが戦争末期のロケット戦闘機「秋水」と柏飛行場を意識するきっかけとなったのは、アニメ「風の谷のナ

                                              幻のロケット戦闘機と現代を繋ぐ美術展 八谷和彦「秋水とM-02J」 | おたくま経済新聞
                                            • 選曲のセンスだけですでに成功は確定していた?【魔女の宅急便】子供向けアニメの主題歌に松任谷由実の『ルージュの伝言』と『やさしさに包まれたなら』を選んだ、宮崎駿監督の抜群の先見性。 - ioritorei’s blog

                                              スタジオジブリ作品 魔女の宅急便 魔女の宅急便 『魔女の宅急便』とは 実写版『魔女の宅急便』 スタジオジブリ作品『魔女の宅急便』 あらすじ 個人的ジブリNo.1作品 『魔女の宅急便』で泣ける私 【考察】『魔女の宅急便』大ヒットの最大の要因は子供向けアニメの主題歌を松任谷由実に委ねたこと 『ルージュの伝言』 『やさしさに包まれたなら』 『魔女の宅急便』とは 『魔女の宅急便』とは角野栄子さんによる児童書(児童文学)である。 宮崎駿監督によって1989年にアニメ映画化版が制作された。 また2014年、清水崇監督により実写映画化された(主演・小芝風花さん)。 シリーズ1作目『魔女の宅急便』は、主人公のキキが親元を離れ、知らない町で魔女として一人立ちする姿を描く。 オリジナルは1982年から1983年にかけて『母の友』に連載された。 その後シリーズ化されており、福音館書店から刊行されている。 表紙画

                                                選曲のセンスだけですでに成功は確定していた?【魔女の宅急便】子供向けアニメの主題歌に松任谷由実の『ルージュの伝言』と『やさしさに包まれたなら』を選んだ、宮崎駿監督の抜群の先見性。 - ioritorei’s blog
                                              • 【おすすめアニメ映画特集】amazonプライムビデオで絶対に観てほしい作品5選

                                                編集部厳選アニメをご紹介! 画像は「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」より (C)2019 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 イメージを拡大 Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ/アマプラ)でアニメを観よう……そんなときのご参考用に、アニメハック編集部メンバーが独断と偏見を交えつつ、厳選に厳選を重ねてリストを作成しました。 ご紹介するのは“絶対に観てほしいアニメ映画5選”。皆様のお役に立てますと幸いです! ※Prime作品(見放題)を中心にセレクトしましたが、時期によっては鑑賞にレンタル料金がかかったり、配信が停止されている場合があります。あらかじめご了承いただけますと幸いです。 <おすすめアニメ映画/5選> 1.「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」 【作品概要】 片渕須直監督が、こうの史代の同名コミックを映画化。公開後、口コミやSNSで評

                                                  【おすすめアニメ映画特集】amazonプライムビデオで絶対に観てほしい作品5選
                                                • #あちこちのすずさん|教えてください、身近な人のエピソード

                                                  8人きょうだいの長女だった母方の祖母から聞いた話です。 祖母はすずさんとひとつ違いの大正15(昭和元)年、横浜生まれ。戦局が悪化していたある日、たまたま一人で留守番することに。浮かれた祖母はこっそり母親の口紅を借り、当時大人気だった李香蘭のメイクをまねしようと思いつきました。 ところが折悪く、大学生だった長兄の友人が出征のあいさつにやって来ました。軍刀を鳴らし、気をつけの姿勢で「お父様、お兄様はいらっしゃいますか」とたずねる友人に、李香蘭とは大違いの顔に塗りかけの口紅を見られるのが恥ずかしい祖母は、玄関で顔を伏せたまま「あいにく家の者は皆留守でして……」と答えるのが精いっぱいでした。 映画『この世界の片隅に』 片渕須直監督 世界中から戦火が絶えることがないのは悲しむべきことなのですが、今年は特にウクライナでの戦争で、それまでふつうの生活を営んでいた人たちが、突然戦火の中に投げ込まれてしまっ

                                                    #あちこちのすずさん|教えてください、身近な人のエピソード
                                                  • 『いだてん』がドラマ史に残る画期的な作品となった理由 “オリンピック”で重なった昔と今

                                                    NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』が、12月15日、いよいよ最終回を迎えようとしている。それにしてもこのドラマは、本当に驚きの連続だった。個人的には、その内容はもちろん、それがオンエアされるタイミングともども、「ドラマの概念を超えた」と言ってもいいぐらい衝撃的な作品だった。 そもそも、本作の制作が発表された当初、誰がこのようなドラマになると想像しただろうか。かつて、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』で一大センセーションを巻き起こしたとはいえ、大河ドラマは初執筆となる脚本家・宮藤官九郎が、“オリンピック”を題材に描き出すオリジナル作品という触れ込みだった本作。その物語は、大きく二部に分かれており、第一部は、まだ「スポーツ」の言葉もない時代、1912年に日本人としてオリンピックに初参加した金栗四三という人物が、そして第二部は、1964年の東京オリンピックの開催に向け

                                                      『いだてん』がドラマ史に残る画期的な作品となった理由 “オリンピック”で重なった昔と今
                                                    • 平安時代ブームか?

                                                      山田尚子の平家物語 湯浅政明の犬王 片渕須直の平安時代を舞台にした次作 呪術廻戦 姫カットの海外での流行 これは平安時代ブーム来るか?・・・

                                                        平安時代ブームか?
                                                      • 映画『この世界の片隅に』が期間限定で無料配信、原作マンガも割引やポイント還元に - こぼねみ

                                                        動画配信サービスGYAO![ギャオ]にて、映画『この世界の片隅に』などを期間限定で無料配信する「戦後75年特集 観て、知る戦争」が開催されています。 映画『この世界の片隅に』は2016年に公開されました。監督は片渕須直氏。 『この世界の片隅に』は9月9日まで無料配信中。 そのほか、『あゝひめゆりの塔』、『戦争と青春』、『火垂るの墓』、『ビルマの竪琴 総集篇』、『男たちの大和/YAMATO』、『パシフィック・ウォー』、『紺碧の艦隊』など多数の映画作品、ドキュメンタリー作品が配信されています。 作品によって配信期間が異なっているので注意。 戦後75年特集 観て、知る戦争 この映画の同名原作はこうの史代氏による漫画作品。 現在、Kindle電子書籍やebookjapanにて、『この世界の片隅に』を含むこうの史代氏の作品が期間限定でポイント還元や割引で販売されています。

                                                          映画『この世界の片隅に』が期間限定で無料配信、原作マンガも割引やポイント還元に - こぼねみ
                                                        • ドロヘドロ、ゾンビランドサガ…アニメスタジオ・MAPPA、ヒット作の裏にある“手のかかること”をやる精神【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

                                                          世界からの注目が今まで以上に高まっている日本アニメ。実際に制作しているアニメスタジオに、制作へ懸ける思いやアニメ制作の裏話を含めたインタビューを敢行しました。アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」、Facebook2,000万人登録「Tokyo Otaku Mode」、中国語圏大手の「Bahamut」など、世界中のアニメニュースサイトが連携した大型企画になります。 全インタビューはこちらからご覧ください。 MAPPA代表作:『この世界の片隅に』、『坂道のアポロン』、『残響のテロル』、『ユーリ!!! on ICE』、『神撃のバハムート GENESIS』、『ゾンビランドサガ』、『どろろ』、『BANANA FISH』 、『ドロヘドロ』、『LISTENERS』 などがある。 2011年に、マッドハウスを退職した丸山正雄氏が、70歳のときに設立したMAPPA。 設立翌年に、『坂道のアポロン』や『てーき

                                                            ドロヘドロ、ゾンビランドサガ…アニメスタジオ・MAPPA、ヒット作の裏にある“手のかかること”をやる精神【インタビュー】 | アニメ!アニメ!
                                                          • 次回作準備をしている片渕須直監督が語る、清少納言の記憶・表現方法。そして紫式部による清少納言評の意味。

                                                            アニメ監督 片渕須直。その優しい画風の裏では、徹底した事実検証からアニメという疑似リアリティを創出する独特の手法を用いていることが知られている。ストイックともいえるその創作スタイルと独自の世界観について、片渕監督の生出演で存分に語ってもらうオンラインイベントが開催される。徐々に明らかになってきた「枕草子」をテーマとした次回作〜 『『この世界の片隅に』アニメ監督片渕須直ウェビナー 4月5日(月)開催。新作の制作現場から片渕監督生出演!』2021/3/26 次の映画の準備のため2月から東京を離れ、静かな土地にきています。平安時代の物語なのですが、〜 『「この世界の~」片渕須直監督、コロナと向き合い…次作の狙い定まる』(インタビュー記事)2020/5/21 22:49 産経

                                                              次回作準備をしている片渕須直監督が語る、清少納言の記憶・表現方法。そして紫式部による清少納言評の意味。
                                                            • 【読書感想】ウクライナ戦争の200日 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                                              ウクライナ戦争の200日 (文春新書 1378) 作者:小泉 悠文藝春秋Amazon Kindle版もあります。 ウクライナ戦争の200日 (文春新書) 作者:小泉 悠文藝春秋Amazon 今回の戦争によって、米国一極のもとに世界が安定しているのではなく、複数の大国がそれぞれ異なる世界観を掲げて「競争的に共存する」世界に変化した――。 ロシアのウクライナ侵攻は、ポスト冷戦時代の終焉を告げる歴史的な転換点となった。 「理解できない世界秩序への反逆」の続発を予感させる今後の世紀を、複雑な世界を私たちはどう生きるのか。 戦争が日常化する今、思考停止に陥らないために。 気鋭のロシア軍事・安全保障専門家が、評論家、作家、映画監督らと「ウクライナ戦争200日」を多角的に見つめ直す待望の対談集。 まさか、この21世紀のインターネット時代に、20世紀の遺物のような、大国間の侵略戦争が起こるわけがない──と

                                                                【読書感想】ウクライナ戦争の200日 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                                              • 東京新聞:「この世界の片隅に」8日で大台 上映連続1000日 劇場「聖地」に 茨城:社会(TOKYO Web)

                                                                太平洋戦争下の日常を描いたアニメ映画「この世界の片隅に」(片渕須直(かたぶちすなお)監督)の劇場上映が2016年11月の公開以降、1日も途切れず続いている。今月8日には1000日連続となる見通しで、記録を支える茨城県土浦市の劇場は「聖地」として注目を集め、全国からファンが訪れている。 「【ずっと毎日上映中】土浦セントラルシネマズ」。最新の劇場情報などが日々更新される片渕監督のツイッター。同劇場の寺内龍地(りゅうじ)社長(64)は「監督はことあるごとにうちの名前を出してくれる。こんなにうれしいことはない」と話す。 一六年十一月十二日に公開され、ロングヒットを記録する「この世界-」。「東洋一」と言われる軍港があった広島県呉市が舞台で、戦況が悪化する中、懸命に生きる主人公の女性や家族の暮らしを描いた。同劇場は一七年二月十八日から上映を始め、現在は毎日四回に上映時間を増やした。

                                                                  東京新聞:「この世界の片隅に」8日で大台 上映連続1000日 劇場「聖地」に 茨城:社会(TOKYO Web)
                                                                • 大塚英志&片渕須直と「高畑勲展」を巡ろう【東京国立近代美術館から生中継...

                                                                  東京国立近代美術館で開催中の「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」。 その会場内を、まんが原作者・国際日本文化研究センター教授の大塚英志さんと、 アニメーション映画監督の片渕須直さんと巡る「生中継番組」をお届けします。 高畑勲は、1960年代から日本のアニメーション界を牽引してきました。 また、作品ごとに革新的なアニメーション表現を追求してきたことでも知られています。 半世紀に渡り進化を続けた高畑勲は、絵を描かず、「演出」に専念してきました。 高畑勲の演出術の秘密に、「ジブリの教科書(文春文庫)」で高畑作品を細かく論じてきた大塚英志と、 『この世界の片隅に』の監督でもあり、高畑勲の演出助手を務めたこともある片渕須直が、生解説で迫ります。 番組前半では片渕須直による各展示についての解説を、 そして後半では大塚英志による「リアリズムとアニメ」についての解説をお届け。 別々の視点から高畑

                                                                    大塚英志&片渕須直と「高畑勲展」を巡ろう【東京国立近代美術館から生中継...
                                                                  • 「姫の足腰の強さ半端ないんだけど」「そらしょっちゅう塔の上から下まで行ったりきたりしてるから強くもなるって!」『アリーテ姫』を観たみなさん @立川シネマシティ 2019.12 #アリーテ姫 #片渕須直

                                                                    u̾d̾ @youdie アリーテ姫、ファンタジーのオブラートを突き破るほどにものづくり讃歌としてのメッセージが強烈で、なんだか改めて良いなと思うシーンが多すぎて今回は完全に堪えられんかった 2019-12-08 15:37:19

                                                                      「姫の足腰の強さ半端ないんだけど」「そらしょっちゅう塔の上から下まで行ったりきたりしてるから強くもなるって!」『アリーテ姫』を観たみなさん @立川シネマシティ 2019.12 #アリーテ姫 #片渕須直
                                                                    • 映画『カラミティ』公式サイト

                                                                      2022.9.9(金)映画館 文化庁メディア芸術祭受賞作品展(9/17)、世界の秀作アニメーション2022 秋編(9/17・25)を追加しました。 2022.1.21(金)テレビ レミ・シャイエ監督作品「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」 1月28日深夜0:50 NHK Eテレにて放送決定! 2021.12.25(土)アートブック 大変多くの皆さまから注文いただき、初回入荷分は完売となっていました映画「カラミティ」のアートブック『THE ART OF CALAMITY』(フランス製/日本語解説書付き)。フランスで増刷・輸入が完了、Riskit Web Shop@BASEにて販売を再開しました。 2021.11.17(水)映画館 レミ・シャイエ監督作品 都内凱旋上映決定!! 東京都写真美術館ホール「レミ・シャイエの世界」 2021.10.1(金)ラジオ TBSラジオで月曜日~金曜日18

                                                                        映画『カラミティ』公式サイト
                                                                      • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】「新潟国際アニメーション映画祭」のプログラムをどう選んだか

                                                                        今回はいつもと違い自身の経験について書いてみたい。3月17日から22日まで開催された「第1回新潟国際アニメーション映画祭」についてだ。僕はこの映画祭の上映作品の選定するプログラム・ディレクターを務めていたからだ。 プログラム・ディレクターの仕事を引き受けた経緯は別にあるのだが、ここでは映画祭の約50本の作品をどう選んだのか、どう位置づけていたかについて触れたい。いつもの文章を書く仕事とは異なった発見が多く、アニメーション文化における映画祭の機能を深く考える機会にもなった。 企画初期からあった「長編特化」と「審査委員長・押井守」 新潟国際アニメーション映画祭は新潟を世界のアニメーションのハブにすることを掲げて、今回スタートした。すでに世界に何百ものアニメーション映画祭があるなかで、新潟が掲げたのが“長編アニメーションに特化”のコンセプトである。 長編中心のアイデアは、映画祭開催が確定するかな

                                                                          【数土直志の「月刊アニメビジネス」】「新潟国際アニメーション映画祭」のプログラムをどう選んだか
                                                                        • 焼け野原になった広島を見つめるカップル 写真の真相が70年越しに明らかに(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

                                                                          広島の焼け野原を見つめる、若いカップルーー。昨年8月6日。Twitter上で、そんな「カラー写真」が話題を呼んだ。撮影日は原爆投下から1年後、1946年8月6日とされていたが、詳細はわかっていなかった。この写真が福屋百貨店の屋上で、共同通信社の企画として同年「8月5日」までに撮影されたものであることが、このたび判明した。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】 【写真】原爆投下から2年後、同じ場所から撮影した広島 そもそもこの写真は、東京大学の渡邉英徳教授(@hwtnv)が取り組んでいるプロジェクトの一環でカラー化されたもの。 人工知能を使った自動色付け技術で蘇った、かつての景色だ。アメリカ公文書に存在したものをカラー化したものだという。 「72年前の今日。1946年8月6日,広島原爆投下から1年後,広島市内に残る焼け野原を若いカップルが見つめる」 この渡邊教授のツイートは1万8千件以

                                                                            焼け野原になった広島を見つめるカップル 写真の真相が70年越しに明らかに(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 「クソゲー」を語るメディアと、改変され続けている「歴史の記憶」について - いつか電池がきれるまで

                                                                            news.yahoo.co.jp すごく誠実な記事だなあ、と思いながら読みました。 たかがゲームの話じゃないか、と感じる人も多いのかもしれませんし、僕も「なんか当時の自分の記憶とは違うことが書いてあるけれど、懐かしいゲームが採りあげられているだけで、ちょっと嬉しい」のもあるんですよね。 『ドルアーガの塔』の宝箱についての情報が事実と違っているのは「メディアとしては恥ずべきこと」なのだろうけれど、じゃあこれに訂正記事を出さなければならないか、と言われると、まあ、昔の話だし、あまり「正確であること」が求められると、気軽に昔のゲームの話をネットでやりにくくなるのでは、という気持ちもあるのです。 でも、個人ブログのエントリならともかく、ヤフーのトップページに載るような記事だぞ、と言われれば確かにそうなんですけどね。読む人の数や影響力としては、大新聞の記事と遜色ないくらいだろうから。 テレビゲームと

                                                                              「クソゲー」を語るメディアと、改変され続けている「歴史の記憶」について - いつか電池がきれるまで
                                                                            • 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』観てきました。 - こぼねみ

                                                                              映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観てきました。 2016年秋に『この世界の片隅に』を観て以来、今年9月には東京国立博物館での野外上映にも行ったり、何度も観ている大好きな作品です。 今回は銀座の丸の内TOEIで観てきました。 入場の際にポストカードをもらえました。 館内には、本作で追加されたシーンが飾られていました。 あ、このシーンは『この世界の片隅に』にはなかったな、というように観ていて気付くこともしばしば。 たしかに、観る前と見た後では各人物の印象がけっこう変わりました。 館内には「水口マネージャー」による12月20日公開初日のイラストも展示されていました。 片渕須直監督のサインも入っています。 映画を観て涙を流すことはほとんどないのですが、この作品の後半でいつも涙がにじんでくるシーンがあります。 今年もたくさんの映画を観ましたが、この作品がやはり今年のベストかな、と思って

                                                                                『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』観てきました。 - こぼねみ
                                                                              • アニメ1週間:コミケ96開幕 コスプレ世界一にオーストラリア代表 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

                                                                                1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(8月4~10日)は、「ワールドコスプレチャンピオンシップ THE FINAL」でオーストラリア代表が優勝したニュースや「コミックマーケット96」が開幕した話題などが注目された。 8月3日、名古屋市内と近郊で開催の大型コスプレイベント「世界コスプレサミット(WCS)2019」でコスプレの世界一を決める「ワールドコスプレチャンピオンシップ THE FINAL」が行われ、「モンスターハンター:ワールド」の蒼星ノ将装備の女性と男性のキャラクターのコスプレでパフォーマンスしたオーストラリア代表が初優勝し、コスプレ世界一に輝いた。日本は予選を突破できなかった。 5日、声優の増岡弘さんが、フジテレビ系で放送中の「サザエさん」のフグ田マスオ役と、日本テレビ系で放送中のテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」で演じてきたジャムおじさん役を卒業す

                                                                                  アニメ1週間:コミケ96開幕 コスプレ世界一にオーストラリア代表 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
                                                                                • 【フル動画】片渕須直オンライン講義「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」|文藝春秋digital

                                                                                  【フル動画】片渕須直オンライン講義「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」 ◆『この世界の片隅に』の完成には、なぜ6年間も時間がかかったのか。この次もかかるのか 文藝春秋digitalは、4月7日(木)20時〜、アニメーション監督の片渕須直さんをお招きして、オンラインイベント「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」を開催しました。 《フル動画はこのページ下部にあります》 片渕須直さんが監督を務め、2016年に単館公開されると、1133日間も続く異例のロングラン上映となったアニメ映画『この世界の片隅に』(原作マンガ:こうの史代)。戦時中に広島市から呉市へと嫁いだすず(声・のん)の暮らしを描く同作は、興行収入27億円越えの大ヒットとなり、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞。2019年には約40分の新規映像を加えた

                                                                                    【フル動画】片渕須直オンライン講義「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」|文藝春秋digital