三十年越しに観た寅さんの続き www.youtube.com 三十年も昔のお話です。 社員旅行の帰りに、バスの中でフーテンの寅さんこと「男はつらいよ」が流されていました。 心を病んだエリートサラリーマン(若き日の柄本明さん)が、電車に轢かれて死のうといたします。 電車は寸でのところで止まり、自殺は未遂となりますが、たまたま乗り合わせていた寅さんは、「また自殺をするかもしれない」と心配し、色々と面倒を見てやります。 夜は、寅さんがテキヤ稼業で度々宿泊しているらしい宿で宴会。 その自由さ、大らかさ、に、すっかり感化された、サラリーマンは寅さんに付いてまわります。 「おめぇは、どっか行きたいところはないのか?」 こう訊く寅さんに 「ウイーンに行きたいです。寅さん一緒に行きませんか?」 と持ち掛けるサラリーマン。 「湯布院か…遠いな…まぁ良いよ」 「ウイーンです」 「知ってるよ。九州の北ん所だろ」