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  • 竹書房退職エントリ|竹村響 Hibiki Takemura

    2000年、バブルがはじけ切って就職氷河期が始まった頃。 ぼくは大学生をやっていた。 就職協定というものがあって、学生は就職活動するのは4年生、関西では4回生と呼んだけど、になってからね、と言われていたのが突然、ぼくが3回生になった途端、はい今から就職活動です!と叫ばれて、何かその真似ごとみたいなのはしたけれど、そもそも求人は少ないし、その少ない求人の中でたいしてやる気のない学生を採用するような会社はもちろんないし、結果ぼくはスムーズにニートになることに。 しかし、大学卒業直後のニートとは大学時代のゴロゴロした生活から大学を抜いたものでしかなくて、ぼくの大学生活とは本と漫画と麻雀とバンドとバイトと単位でできていたから、バンドもバイトも辞めたぼくは、仕事もないんだからバイトは続けろよとはすごく思うのだけれど上手いことできているのかどうか卒業を控えて家族経営だったバイト先が家族ごと夜逃げして潰

      竹書房退職エントリ|竹村響 Hibiki Takemura
    • 竹書房が著作権侵害に関わるアメリカのサーバ会社を訴えるにいたるまでの話|竹村響 Hibiki Takemura|note

      新年明けましておめでとうございます。 さて、新年早々ではございますが本日新聞記事とリリースにて、竹書房がクラウドフレアというクラウドサーバを運営する企業に対して訴訟を提起したことを発表いたしました。 今からリリースでは書けなかった「なぜ竹書房がこの訴訟提起にいたったのか」をここに書いておこうと思います。 さて。 まず話は4年前に遡ります。 自分はそのときから竹書房の業務執行責任者をやることになるのですが、そのためにそのときの竹書房の業務と組織をすべて洗い出したときある事実に気がつきます。 この会社、法務がないぞ…? 中小企業あるあるなんでしょうかね、特に業務のバックヤードやサポートといった部分で重要なのに存在しない部門がある。何十年もその必要性に誰か気づかないもんなんでしょうか。とにかくこのとき竹書房に「法務部」はなかったのです。 ちなみに人事もありませんでした。泣ける。 時は2015年。

        竹書房が著作権侵害に関わるアメリカのサーバ会社を訴えるにいたるまでの話|竹村響 Hibiki Takemura|note
      • 竹書房文庫のSFで電子書籍セールが開催しているので、おすすめを紹介する - 基本読書

        竹書房文庫から刊行の《竜のグリオール》シリーズ全作刊行を記念して、竹書房文庫の中でもSFに絞った電子書籍セールが開催されているので(13日まで)、竹書房文庫の布教ついでに紹介しようかと。竹書房はSFのイメージは持たれていないかもしれないが、近年はSF好きの編集者ががんばったおかげで竹書房文庫からばんばんSFが(翻訳SFが多いが、日本SFもある)出ていて、しかもどれもおもしろい。 Amazon.co.jp: 竹書房文庫 SF: Kindleストア 書評家や作家といった業界関係者による投票でランキングを決める年刊ムック「SFが読みたい!」でも竹書房文庫発の作品がいくつも名を連ねるなど、竹書房は今やSFを語る上では外せない出版社の一つになっている。特徴の一つと言えるのは竹書房文庫のSFのほとんどを坂野公一がデザインしており、作品によってはかなり攻めた文庫の装幀がみられること。鮮烈なイメージを残す

          竹書房文庫のSFで電子書籍セールが開催しているので、おすすめを紹介する - 基本読書
        • 竹書房の電子書籍印税は50%です!

          ユキヲ@邪神ちゃん連載中 @pentarouX 紙の印税が10%は納得出来る。なぜなら10万部刷って実際1冊しか売れなくても10万部刷った分のお金を作者は貰える。それが印税。売れなかったときのリスクを誰かが背負ってくれるから1冊しか売れなくても作者はノーリスク。でも電子書籍は売れた分しか貰えないのに同じ10%ってどういうことなんだろう。 2019-10-16 12:43:12

            竹書房の電子書籍印税は50%です!
          • 竹村さん(竹書房)の「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は端的に言って間違ってるんだけど運用的には間違ってなくて、でも小零細はちょっと違うんじゃないかと思った点と、在庫情報の業界標準を作ろうとした|高島利行

            竹村さん(竹書房)の「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は端的に言って間違ってるんだけど運用的には間違ってなくて、でも小零細はちょっと違うんじゃないかと思った点と、在庫情報の業界標準を作ろうとした取り組み、2017年春のamazonショック、及び、一部大手における「品切・重版未定」の考え方について 今回も、ちょっと長いです。すみません。 竹書房、勢いありますよね。飯田橋駅至近のビル、何回も壊されても不死鳥のように蘇るという。儲かってんだろうなあ。羨ましいです。 すごく端的に書くと、竹村さんのおっしゃる「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は、在庫ステータス(詳細後述)の解釈としては間違ってると思います。なぜなら在庫ステータス[33:品切・重版未定]は30番代なので「出庫不可」が原則だから。ですが、運用から見ると簡単に間違ってるとは言えないのではないか、とも思っています。 今回は、

              竹村さん(竹書房)の「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は端的に言って間違ってるんだけど運用的には間違ってなくて、でも小零細はちょっと違うんじゃないかと思った点と、在庫情報の業界標準を作ろうとした|高島利行
            • 「メイドインアビス」サンリオの祝福を受けたグッズを夏コミ竹書房ブースで販売

              つくしあきひと「メイドインアビス」とサンリオによるコラボグッズが、8月9日から12日にかけて開催されるコミックマーケット96の企業ブース「竹書房(No.2442)」にて販売される。 ナナチがサンリオキャラクターのようなデザインとなった「プロデュースの祝福を受けたナナチTシャツ」は4000円、同Tシャツにサコッシュが付いたセットは7000円で販売。またサンリオキャラクターと「メイドインアビス」のキャラクターが一緒に描かれた「サンリオキャラクターズの祝福を受けた探窟隊Tシャツ」は4000円、同Tシャツにアクリルキーホルダー3種が付属するセットは7500円になっている。 なお会場では「アビスの呪いを引き受けて、ナナチを祝福しよう!」キャンペーンも実施。「メイドインアビス」グッズを購入すると「ボンドルドの昇降機に入り、ミーティの代わりに上昇負荷を受けて、ナナチを祝福」できる。詳細は会場にて確認を。

                「メイドインアビス」サンリオの祝福を受けたグッズを夏コミ竹書房ブースで販売
              • 『ポプテピピック』でさんざん破壊された竹書房本社ビル、買収されて本当に破壊!? 竹書房「たいへん結構な金額で買って頂けました」

                漫画『ポプテピピック』やアニメ「ポプテピピック」でさんざん破壊された出版社「竹書房」本社のビルが本当に破壊されることとなりそうです。理由は本社ビルを大手不動産会社が購入したためで、竹書房はねとらぼ編集部の取材に対し、「たいへん結構な金額で買っていただけました」とコメントしています。 破壊される可能性がある竹書房本社(Googleマップより) 大川ぶくぶさん原作の“大人気打ち切りコミック”こと『ポプテピピック』にたびたび登場する竹書房は、麻雀雑誌「月刊近代麻雀」、4コマ漫画専門雑誌『まんがライフ』などで人気を集める老舗出版社。『ポプテピピック』無印時代の最終話で「竹書房ゥァア゛ーッ」の叫びとともに本社ビルが破壊されたシーンは特に有名で、2016年にはJR飯田橋駅の東口改札前にて、ポプ子が「竹書房!? 破壊したはずでは…」とつぶやいている様子に「竹書房 →500mくらい」と雑に書き加えたアバウ

                  『ポプテピピック』でさんざん破壊された竹書房本社ビル、買収されて本当に破壊!? 竹書房「たいへん結構な金額で買って頂けました」
                • 『ポプテピピック』の竹書房、米IT大手に著作権訴訟を挑む訳――日本漫画、世界の海賊版へ反撃の狼煙

                  『ポプテピピック』の竹書房、米IT大手に著作権訴訟を挑む訳――日本漫画、世界の海賊版へ反撃の狼煙:ジャーナリスト数土直志 激動のアニメビジネスを斬る(1/6 ページ) 『ポプテピピック』の竹書房が米ITに著作権訴訟を提起。背景には海賊版サイトに苦しむ日本漫画界の反撃が。遅ればせながら取ったその“反攻”の意義と展望を読み解く。 2020年のスタートに、コンテンツ業界を驚かすニュースが飛び込んできた。中堅出版社の竹書房(東京都千代田区)が、米国のコンテンツ配信ネットワーク企業クラウドフレア(Cloudflare, Inc.)に民事訴訟を起こしたという。1月7日の発表によれば、竹書房はWebマンガ『どるから』の著者ハナムラさんと共に著作権侵害関連でクラウドフレアを訴え、19年12月20日付で東京地裁に受理された。 日本ではあまりよく知られない企業、クラウドフレアのコンテンツ配信における役割はやや

                    『ポプテピピック』の竹書房、米IT大手に著作権訴訟を挑む訳――日本漫画、世界の海賊版へ反撃の狼煙
                  • 竹村響@自由 on Twitter: "地上波の「最高のレストラン」に草刈民代さんが出演してお嬢さんだったエピソードを披露してますが、草刈さんの実家は中央精版印刷というコミックス印刷の超大手で鬼滅の刃やワンピースなどジャンプコミックスを中心にバキバキ刷ってる会社なんですよ。竹書房もお世話になっています。"

                    地上波の「最高のレストラン」に草刈民代さんが出演してお嬢さんだったエピソードを披露してますが、草刈さんの実家は中央精版印刷というコミックス印刷の超大手で鬼滅の刃やワンピースなどジャンプコミックスを中心にバキバキ刷ってる会社なんですよ。竹書房もお世話になっています。

                      竹村響@自由 on Twitter: "地上波の「最高のレストラン」に草刈民代さんが出演してお嬢さんだったエピソードを披露してますが、草刈さんの実家は中央精版印刷というコミックス印刷の超大手で鬼滅の刃やワンピースなどジャンプコミックスを中心にバキバキ刷ってる会社なんですよ。竹書房もお世話になっています。"
                    • 竹書房退職エントリその後|竹村響 Hibiki Takemura

                      退職エントリをすごくたくさんの人が読んでくれて、皆さん一様に「面白いけど長い」と。確かにあれは長かった。一生懸命読んでくれてありがとうございます。今回も長いので結論だけ欲しい人は最後の方だけ読んでいってください。ただし前半の方が面白いとは思うけれど。 そのなかで何人かの方が野武士たちの会社だったんだね、と感想をくれました。 そうか先輩たちは野武士だったか、なんて思いだしてみると確かになんだかみんなボロボロの着流しを着てたんじゃないか、そんな気にもなってくる。そんなわけないんだけど。 野武士って在野の野だからどこにも所属してないとか、自由にしてるとか、そんな意味でイメージ。そう捉えると確かに先輩たちはそんな人が多かった。 倉庫でイラッとくるおじさんを殴ってやめてったバイトの先輩は自分の感情に対して自由だった。 部長の見てる前でずーっとPCにデフォルトでついてそうなパズルゲームやってて、さすが

                        竹書房退職エントリその後|竹村響 Hibiki Takemura
                      • 2020年の読むべき日本SF短篇が一冊であらかたカバーできる、竹書房文庫の年刊日本SF傑作選!──『ベストSF2021』 - 基本読書

                        ベストSF2021 (竹書房文庫, お6-2) (竹書房文庫 お 6-2) 作者:大森 望竹書房Amazon2020年に発表された日本SF短篇の中から、大森望が傑作をよりすぐったのがこの竹書房から刊行されたアンソロジー『ベストSF2021』である。2019年作品版の『ベストSF2020』が2020年の7月頃に出ていたことを考えると、21年の年末ぎりぎりに刊行されたこの『ベストSF2021』は書名も相まって21年の傑作が集められているように錯覚してしまうが、最初に書いたように発表年はすべて2020年のものなので注意。 20年は日本SF、特に短篇が読めていなかったのではじめて読んだ作品が多かったという個人的事情もあるけれども、今回の『ベストSF2021』は、作品内容も僕の好みド真ん中をついてくるものが多くて、前年のアンソロジーと比べても高い満足感を与えてくれた。総作品数は11作家11作品、ペー

                          2020年の読むべき日本SF短篇が一冊であらかたカバーできる、竹書房文庫の年刊日本SF傑作選!──『ベストSF2021』 - 基本読書
                        • 2019年の傑作日本SF短篇がこの一冊に! 竹書房から新生した《ベスト日本SF》シリーズ──『ベストSF2020』 - 基本読書

                          べストSF2020 (竹書房文庫) 発売日: 2020/07/30メディア: 文庫12年に渡って日本SF短篇の中から傑作をよりすぐって編集されてきた東京創元社版の年間日本SF傑作選が昨年終了してしまった。だが、その後を引き継ぐのがこの『ベストSF2020』! 刊行は東京創元社でもなければ早川書房でもなく、近年積極的にSFを刊行しはじめ、SF界隈で大きな存在感を持つに至った竹書房である。 日下三蔵&大森望タッグで編集されていた創元版の傑作選だが、この竹書房版は大森氏一人選者となっている。今回は選者が一人になったこともあって、初心に戻って「一年間のベスト短編を十本前後選ぶ」という方針に立ち戻っていて、これは個人的には良いことであると思う。アンソロジー、それも傑作選を編む時にあれも入れたいこれも入れたいという思いから長くなるのは当然である。だが、分厚けりゃ分厚いほどに読む側としてはうんざりさせら

                            2019年の傑作日本SF短篇がこの一冊に! 竹書房から新生した《ベスト日本SF》シリーズ──『ベストSF2020』 - 基本読書
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