アメリカ・カリフォルニア州の裁判所は殺人や性的暴行を繰り返したとして「黄金州の殺人鬼」と呼ばれ、殺人などの罪に問われた元警察官の男に21日、終身刑を言い渡しました。 アメリカ・カリフォルニア州の元警察官、ジョセフ・ディアンジェロ被告(74)は1970年代から80年代にかけ、殺人や性的暴行を繰り返したとして、殺人などの罪に問われていました。 21日の法廷でディアンジェロ被告は「傷つけてしまった人たちに本当に申し訳なく思う」などと謝罪し、判決で裁判所は被告に仮釈放を認めない終身刑を言い渡しました。 アメリカメディアなどによりますと被告はことし6月、司法取引に応じ、死刑を免れることを条件に13件の殺人など合わせて76件の罪を認めたということです。 一連の事件で犯人は40年以上もの間、足取りがつかめず、カリフォルニア州の別名から「黄金州の殺人鬼」と呼ばれていましたが、おととし、遺留品から採取された