桐生一馬の名を消した男、浄龍の物語 それでは手始めに、『龍が如く7外伝 名を消した男』のあらすじについてお話していきましょう。 物語の始まりは、『龍が如く6』から3年後の六本木。夜になっても光輝き続けるこの地には、『龍が如く6』にも登場した、戦後から没するまで政治経済を裏で牛耳ってきた大道寺稔という裏社会の大物が立ち上げた “大道寺一派” のエージェントとして、要人警護の任務にあたる桐生一馬の姿がありました。 しかし、現在の彼の名は「桐生一馬」ではなく「浄龍」。彼は大道寺一派の協力によって自身の死を偽装して桐生一馬の名と人生を捨てた身であり、その大道寺一派から新たに与えられた「浄龍」というコードネームで生活を送っている状態で、正に“名を消した男”というわけです。 浄龍が桐生一馬の名を捨てて大道寺一派に属したのは、愛する人たちと、児童養護施設「あさがお」で生活している子供たちを守るため。 も