東京地検は18日、知人の40代女性に性行為を迫ったなどとして、強制わいせつ未遂容疑で書類送検された著述家菅野完氏(44)を不起訴処分にした。地検は処分の詳しい内容や理由を明らかにしていない。 菅野氏は2012年7月9日、東京都内のマンションで女性に性行為を迫り、ベッドに押し倒してキスなどをしようとした疑いで、今年5月14日に書類送検された。 女性は性的暴行を受けたとして損害賠償を求め提訴。東京地裁が17年8月、菅野氏に110万円の支払いを命じる判決を言い渡し、確定している。 菅野氏はベストセラーの新書「日本会議の研究」で知られる。