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菊地成孔の検索結果361 - 400 件 / 2052件

  • 菊地成孔 インタビュー

    「伊達男による、砂糖漬けの、拷問」。菊地成孔によるストレンジ・オーケストラ=ペペ・トルメント・アスカラールの3枚目のアルバム『New York Hell Sonic』が完成。アルゼンチン~メキシコと徐々に北上してきた、前作までの官能的でシアトリカルな世界から一転、「ニューヨークの、地獄の音響で踊るバレエ」と銘打ち、満を持しての北米初上陸に加え、失墜しつつある(?)クラブ・カルチャーのアキレス腱に落とす、何度目かのフル・アコースティック・ボム。 ダブ・セクステットでの並行活動はもちろん、最近では、冨永昌敬監督が太宰治の青春小説を映画化した『パンドラの匣』の音楽担当、音楽と映像の20世紀史を書き換えた慶應大学講義録書籍『アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで』の刊行、野宮真貴リサイタル vol.3『Beautiful People』の音楽監督担当、各ジャンルのクリエイタ

    • 【2020年・メタル周辺ベストアルバム】後編 日本のメタルシーンと「音楽批評」 - Closed Eye Visuals

      【2020年・メタル周辺ベストアルバム】後編 日本のメタルシーンと「音楽批評」 closedeyevisuals.hatenablog.com closedeyevisuals.hatenablog.com 【一覧】 Boris with Merzbow DIMLIM 妖精帝國 Damian Hamada`s Creatures 五人一首 Arise in Stability KRUELTY 明日の叙景 君島大空 【日本】 Boris with Merzbow:2R0I2P0(2020.12.11) 日本の音楽を考えるにあたって避けて通れない問題のひとつに「洋楽至上主義」というものがある。ポップミュージック周辺の音楽はどのジャンルも基本的には外来文化であり、国外で形成された様式や価値観を下敷きにするところから始まった(その上で自在に改変してきた)経緯があるため、意識的に語ろうとするのであれ

        【2020年・メタル周辺ベストアルバム】後編 日本のメタルシーンと「音楽批評」 - Closed Eye Visuals
      • Jazz Piano small pieces

        JASRAC:0D0-0760-3, composed by JIMMY VAN HEUSEN, Copyright fee is covered through JASRAC, Hommage to Bill Evans この曲は特にもっと勉強してから弾いたほうが良かったかもしれませんね。自分の聴きたい音とは違う響き満載のアップとなってしまいました。エヴァンスのオマージュ的演奏になっています。 50年代最後から"UNDERCURRENT"等の頃のエヴァンスの感性には本当に学ぶべきものが沢山詰まってます。また、書きます。 【追記】コメントで頂いたnobさんの質問に果敢にチャレンジしてみます。 「普通のコード進行を、どのような手がかりから、膨らませているのでしょう。ケーデンスですか?Jarrettはまた別のアプローチをしているように感じます。」 といった疑問です。ここで語り尽くせ

        • あの人の、休日 | おとなを、休む日 | YAMAHA

          1963年、千葉県銚子市生まれ。音楽専門学校卒業後、サックスで「山下洋輔グループ」に参加、以降、多数のミュージシャンと共演を果たす。98年、ジャズ・ファンクのバンド「DCPRG(デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン)」を結成。04年、初のソロ・アルバム『デギュスタシオン・ア・ジャズ』を発表、さらにジャズ・ユニット「クインテット・ライブ・ダブ」、現代音楽とラテンラウンジを繋ぐ「ペペ・トルメント・アスカラール」を結成。映画『大停電の夜に』(05年/源孝志監督)、『パビリオン山椒魚』(06年/冨永昌敬監督)の音楽監督も務めた。サックスの実技を教える私塾「ペンギン音楽大学」を主催する一方、02年よりアテネ・フランセ運営の「映画美学校/音楽美学講座」で楽理の講師を担当し、以降、東京大学、東京芸術大学、国立音楽大学でも教鞭をとる。東京大学のジャズ理論史講義録は『東京大学のアルバート・アイラー』(大

          • N/K blog

            「それはどこにでもある、聞いた事ある、そんな、ありきたりでつまらないお話/スパンクハッピー活動再開に際して/菊地成孔と小田朋美による共同声明」 <まず菊地成孔> (スパンクハッピーを包括的に語る事のみならず、ODを小田朋美さんだとして書く文章は、少なくとも僕は、これを最初で最後とするので、小田朋美さんのファンの方は特にお読みください、あるいは特にお読みにならないでください) 一期のヴォーカルだった原みどりさんも、相方だった河野伸くんも共に現役で元気に活動しているし、アルバムはボーナストラックまでついた復刻版が出ています(2007年10月。もう10年以上前ですね。これもぜんぜん売れませんでした。発売時も復刻時も売れないのだから、永遠に売れないと思います・笑)。 ですのでやはり、ファンの皆様の前から、魔法の様にミッシングしてしまっているままの、岩澤瞳さんについてから書かせて頂きます。 とはいえ

              N/K blog
            • ニュートラ:SPECIAL INTERVIEW菊地成孔

              • 猛獣とサーカス

                指導したりされたりという関係は、とても難しい。少なくとも、これこれのことをやってくれ、と指示するのに比べれば。指導するという行為には、相手が望んでしたいと思うことを、相手の望む方向に改善し伸ばすためのものという意味合いがあるけれど、それが実際のところ、指導する側の願望でしかないケースもままあるし、何より、指導する側もされる側も、それがどちらの願望なのかをうまく理解できていないということがほとんどじゃないだろうか。 『セッション』という日本語タイトルのついた、しかし作中どこにもジャムセッションの出てこない映画を見て感じたのは、その混濁した願望が導く先のどうしようもなさであり、音楽においてすらそれが起きるという虚しさだった。もちろん興奮しなかったわけではない。そのことについては後で書くのだけど、まずは作中における指導関係について確認しておこう。 聴くべきところのない演奏 舞台は名門音楽大学、そ

                  猛獣とサーカス
                • スパンクス解散にこじつける - くらやみのスキャナー

                  注:このエントリーにライブの感想はありません。見に行ってないからな(泣)。 相変わらず話題に乗り遅れてますが、スパンクハッピーがついに解散した(というか菊地さんが終了させた)とのことなので、ちょっと何か書いてみようと思う。例によってまわりくどい書き方になるけれどご容赦を。-----------------------プロデューサー役の男性+ボーカリストの女性という形を取る音楽チームはいっぱいあるわけだけど、話の都合上これを4パターンに分類してみる。まあ図を見てくだされ↓なんで外人勢がマドンナだけなのかはともかく、ピチカートがキャラ重視と言うと抵抗のある人もいるだろう。あくまで僕の感覚だけど、音楽的な内容としては高浪敬太郎さん在籍時のピチカート、それも最初期のノンスタンダード時代やソニー移籍後の1st『カップルズ』が特にすぐれているように思う。だが彼らの知名度が上がったのは小西さん野宮真貴さ

                  • 「生誕100年、チャーリー・パーカーが 2020年に遺したもの」トークイベント・レポート

                    故チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行を記念して、編集者の池上信次さんをホスト役に、音楽家の大友良英さんと音楽評論家・編集者の村井康司さんを迎えたトークイベントが、2020年12月17日(木)下北沢 本屋B&Bにて開催された。 当日は蓄音機でパーカーや当時のミュージシャンのSPを聴きながら〈当時のパーカーを追体験する〉スペシャルなイベントとなった。この蓄音機は池上さんが持参されたもので、かけているのは池上さんのSPレコード・コレクションから。 蓄音機のモデル名は「HMV 102」、イギリス製でおそらく1940年代に製造されたものとのことです。 『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 チャーリー・パーカーはビバップを発明した人 池上信次(以下池上):本日は『バード チャー

                      「生誕100年、チャーリー・パーカーが 2020年に遺したもの」トークイベント・レポート
                    • 菊地成孔 山里亮太と蒼井優の結婚を語る | block.fm

                      菊地成孔とDos Monosが山里亮太さんと蒼井優さんの結婚について語る!

                        菊地成孔 山里亮太と蒼井優の結婚を語る | block.fm
                      • 菊地成孔の『新感染 ファイナル・エクスプレス』評:国土が日本の半分の国。での「特急内ゾンビ映画」その息苦しいまでの息苦しさと上品な斬新さ

                        菊地成孔の『新感染 ファイナル・エクスプレス』評:国土が日本の半分の国。での「特急内ゾンビ映画」その息苦しいまでの息苦しさと上品な斬新さ 久しぶりに出た、「名(珍?)邦題」の件は、この際スルーするとして 本作の原題は「プサネン(プサン/ヘン)」つまり「釜山行き」である。非常にシンプルであると言えよう。シンプルで素晴らしい。 もし日本映画で 「のぞみ32号博多行き」 あるいは単に 「博多行き」 だけでもいいが、「このタイトルの、斬新なゾンビ映画」が出来たら、正直どうすか? オーラ感じる? 期待値上がる? それとも地味なタイトルで見る気がしない? オーラ、ビンビンに感じるよねえ? どう考えても。これにムラムラ来ない人、一種の不感症でしょう。 と、本作、まずは名(珍?)邦題よりも、原題のメッセージ性、斬新さの方が遥かに上回っているのである。既に一本取っているにも関わらず、余裕の珍邦題を許している

                          菊地成孔の『新感染 ファイナル・エクスプレス』評:国土が日本の半分の国。での「特急内ゾンビ映画」その息苦しいまでの息苦しさと上品な斬新さ
                        • Naruyoshi Kikuchi 菊地成孔 | Listen and Stream Free Music, Albums, New Releases, Photos, Videos

                          Filter Stream Select the types of content you would like to see. All types Posts Photos Videos Music Articles Mixes Song plays

                            Naruyoshi Kikuchi 菊地成孔 | Listen and Stream Free Music, Albums, New Releases, Photos, Videos
                          • 菊地成孔先生の07年ベストは『ハッスル&フロウ』! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

                            BRUTUSの映画特集号が届いた。 BRUTUS (ブルータス) 2007年 12/1号 [雑誌] 出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2007/11/15メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 79回この商品を含むブログ (27件) を見る「映画選びの教科書」という特集で、私、町山は映画コンシェルジェという企画で、長嶋有氏やしまおまほちゃんのリクエストに応えてお勧めの映画を選ぶという仕事をやらせてもらいました。 で、他の「コンシェルジェ」がどんなことを書いてるのかと思って読んだら……。 ????????? 菊地成孔という音楽の偉い先生が『ハッスル&フロウ』という音楽映画を絶賛しているんですが、その誉め方がどうもおかしい。 白人がラッパーになるには? という成り上がりストーリーで、昨年の私のベストワン映画です。白人が主役なのでパーフェクトな黒人の映画じゃないのですが、映画として死

                              菊地成孔先生の07年ベストは『ハッスル&フロウ』! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
                            • ことばのかけらのかすかな軋みに耳を - 菊地成孔が怒っている件について

                              絵の超初心者ド下手くそ人間が、20日間絵を描いて感じたこと わたしは、「文の人」だ。絵を描くのは大の苦手。 そんなわたしが、ひょんなことから絵を描き始めた。 そうしたらおもしろくなって約20日間、なにがしかを描きつづけている。 未知の領域での挑戦は、発見が多い。 また、ここまで絵を描けない人間の挑戦は、あまりネッ…

                                ことばのかけらのかすかな軋みに耳を - 菊地成孔が怒っている件について
                              • 幼稚化された時代が求める「いい女」とは?[前編]/菊地成孔×伊藤俊治 対談連載 vol.9 | Numero TOKYO

                                Culture / Post 幼稚化された時代が求める「いい女」とは?[前編]/菊地成孔×伊藤俊治 対談連載 vol.9 2012.8.9up 多彩な肩書きを持ち、音楽、映画、グルメ、ファッション、格闘技などボーダレスな見識を披露するアーティスト菊地成孔と、写真、先端芸術からバリ島文化まで幅広く専門とする、美術史家にして東京芸術大学美術学部教授の伊藤俊治。アカデミックな2人が、世の中のニュースや日常の出来事、氷山のほんの一角の話題をダイナミックに切り崩しディープに展開する、かなり知的な四方山話。 Vol.9 幼稚化された時代が求める「いい女」とは?[前編] 萌え文化の発展、アイドル時代の再生etc.「少女趣味」が違和感なく蔓延する日本のカルチャー。そんな背景の中、男性たちはこのまま「少女趣味」に向かい続けるのだろうか? 今の日本でモテる「いい女」とは… 時代が求める女性像を探る。 カルチャ

                                  幼稚化された時代が求める「いい女」とは?[前編]/菊地成孔×伊藤俊治 対談連載 vol.9 | Numero TOKYO
                                • リアルサウンド - Wikipedia

                                  リアルサウンドは、株式会社blueprintが運営する日本の総合カルチャーサイト。サブサイトとしてリアルサウンド映画部、リアルサウンド テック、リアルサウンド ブックも運営されている。 沿革[編集] 2013年、元ロッキング・オンの神谷弘一が代表を務める株式会社blueprintが、音楽サイトの設立を株式会社サイゾーに提案、同年7月より同社と共同でリアルサウンドを運営開始[3][4]。 2015年8月6日、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正を主筆に迎え、映画レビューを中心に、最新ニュース、興行成績分析、監督や役者へのインタビューなどで構成される映画総合サイトとしてリアルサウンド映画部を創刊した[5]。 2016年、神谷弘一編集長が代表を務める株式会社blueprintが、リアルサウンドの商標と運営権を株式会社サイゾーより取得し単独で運営、編集を行う[6]。 2018年2月28日、宇野維正が

                                  • 菊地成孔の『溺れるナイフ』評:映画は漫画の巨大なノベルティと化すのか?

                                    『誰が音楽をタダにした?』 今年、フォーブス、タイム、ワシントン・ポスト、FTといった、一流どころの「年間ベストブック」に軒並み選出された、化け物のようなノンフィクションがある。 スティーブン・ウィット著『誰が音楽をタダにした?』(関美和訳/早川書房)は、あらゆる世代の、あらゆる人々が、「横目で、ちょっとどうかな?と見つめていながら、どうすることも出来なかった現象」に関して、徹底的な取材と斬新かつ誠実な選球眼により、「音楽が無料で入手出来る」という現状を構成する100%総ての要因を網羅し、しかも極上のミステリー小説のように読ませ、先行類書としての『CDは株券ではない』、『FREE』、『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』、『21世紀の資本論』等々を一撃で吹き飛ばした。 今やユースは、デジタルコンテンツに関して、料金が発生するとは思っていない。今後それは変わるのかもしれないし、変わら

                                      菊地成孔の『溺れるナイフ』評:映画は漫画の巨大なノベルティと化すのか?
                                    • Apple信者 - TAKUYAONLINE

                                      2008年の頭にMacにスイッチして、それ以来何が快適かって、コンピュータのことを考えなくてよくなったのが最高だなって思う。それまではスペックとかデザインとかいろいろ見比べながら何年かごとに次のパソコンどれにしようかって考えてて、そういうの楽しい人はいいんだろうけど、おれの場合はそこから解放されて今すごくラクだしすっきりしてる。今のMacのスペック物足りなくなったらそんときの最新機種に買い換えればいいだけっていうのがいい。iPhoneも同じで、ガラケー時代に携帯の機種をいろいろ調べて、機能を比較したりしてたのとかもうわずらわしくて、そんな時代に戻りたくないって思うわ。 菊地成孔が山下達郎の音楽を指して「街中どこに行ってもかかってる。それはファシズムなんだけど全然息苦しくならない。達郎が全部埋め尽くすならいいよ」て言ってたけど、まさにそういう感じ。Apple帝国に埋め尽くされるならそれでぜん

                                        Apple信者 - TAKUYAONLINE
                                      • 菊地成孔の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』評:ミレニアム・ファルコンに乗り遅れた者共よ萌えているか?

                                        菊地成孔の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』評:ミレニアム・ファルコンに乗り遅れた者共よ萌えているか? 乗り遅れた船 / 残されたインポテンツ 筆者はミレニアム・ファルコン乗り遅れ組だ。同様の、同世代の男性(女性差別ではない。当時の話である。当時、クリーチャーやガジェットがたくさん出てくるスペースオペラというのは、基本的には女性が観るものではなかった)は多数いると思う。なんとか途中乗車しようとして、やはり乗り切れなかった者も、思いがけない駅で綺麗に乗れた者も。 いかなネット上とはいえ、批評の誌面に於いて、個人的な回想を素材にするのは私的な倫理に反するのだが、今回ばかりは一般性が高いと判断し、そのまま続けさせて頂くことをどうかご了承いただきたい。ハードSFもスペースオペラも当然のように愛好していた13歳の中学生(現在55歳)にとって、キネマ旬報に、「宇宙戦争」という逐語訳のタイトル

                                          菊地成孔の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』評:ミレニアム・ファルコンに乗り遅れた者共よ萌えているか?
                                        • 菊地成孔が語る 『今ジャズは第二次ドラムンベース』

                                          菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』でロバート・グラスパー以降の『今ジャズ』は実はドラムンベースの第二次であるという話をしていました。 (菊地成孔)派手な演奏から、いきなり渋い今風の演奏に変わります。リチャード・スペイヴン(Richard Spaven)。ジャズアティテュードの時に紹介した『今ジャズ(いまジャズ)』と呼ばれている最近のジャズミュージシャンの傾向の中でポリリズムを多用した、そのまま歌伴をやるというスタイルのですね、ドラマーですね。満を持してソロアルバムを出しましたリチャード・スペイヴンのファーストソロアルバム『Whole Other』より、タイトルチューンであります『Whole Other』をお聞きください。 (菊地成孔)はい。ええとですね、まあ『今ジャズ』という言葉でくくられるロバート・グラスパー(Robert Glasper)以降のジャズの潮流ですけども。このリチャー

                                            菊地成孔が語る 『今ジャズは第二次ドラムンベース』
                                          • 菊地成孔の2016年総括─秘密クラブ的な晩餐会、大西順子とガンダム、〈逃げ恥〉や「君の名は。」から社会情勢まで大いに語る | Mikiki by TOWER RECORDS

                                            来る11月29日(火)と12月1日(木)の2日間、Motion Blue yokohamaにてディナーショウ、題して〈菊地成孔がぺぺ・トルメント・アスカラールと供に提供する『晩餐会 裸体の森へ』〉が催される。(高級)ジャズ・クラブにおいて演奏と飲食は、もとより不可分なものとされているが、あえて〈ディナーショウ〉と銘打った狙いはどこにあるのだろうか。その答えを知るべく、本イヴェントのプロデューサーでもある菊地のもとを訪ねた。さらにインタヴューの後半では、自身の音楽活動から政治、映画/ドラマや本まで、さまざまなトピックから2016年を振り返ってもらっている。 ★公演詳細はこちら 極端に秘密クラブ化された、贅沢な遊び ――さっそくですが、ディナーショウというフォーマットに込めた狙いを教えていただけますか? 「そもそもジャズ・クラブには、バーテンダーが作ったカクテルをその日のバンマスが味見して、カ

                                              菊地成孔の2016年総括─秘密クラブ的な晩餐会、大西順子とガンダム、〈逃げ恥〉や「君の名は。」から社会情勢まで大いに語る | Mikiki by TOWER RECORDS
                                            • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

                                              *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、本作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

                                                菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
                                              • 野崎歓 × 菊地成孔 /東京大学のボリス・ヴィアン―「うたかたの日々」を読む

                                                映画『ム―ド・インディゴ〜うたかたの日々〜』日本公開記念 野崎歓 × 菊地成孔トークセッション ジャズと文学。フランスとアメリカの1947年 東京大学のボリス・ヴィアン―「うたかたの日々」を読む 《日時》2013年9月24日(火)18時30分~20時30分 《会場》東京大学本郷キャンパス法文2号館 主催:光文社翻訳編集部 企画協力・映像制作:ねるやま研究所 「うたかたの日々」ヴィアン/野崎歓 訳 http://www.kotensinyaku.jp/books/book132.html 電子書籍版(2013年11月1日発売) http://www.kobunsha.com/denshishoseki/

                                                  野崎歓 × 菊地成孔 /東京大学のボリス・ヴィアン―「うたかたの日々」を読む
                                                • 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール Tour2014「戦前と戦後」

                                                  来年で結成10周年を迎える、世界でも屈指のストレンジ・オルケスタ「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」が六本木EXシアターで公演を行う。同オルケスタは、現代音楽からラテンラウンジ、映画音楽からアフロ・ポリリズムまでを繋ぐ極端な雑食性と、相反するスタイリッシュでフォーマルなムードをそのブランディングにしてきたが、最新作「戦前と戦後」では、ラッパー、オペラ歌手、子役、ソウルシンガー等を迎えつつも、全曲で菊地自身がヴォーカリストを務めるソングブックという結成以来もっとも大胆な新趣向になっており、ラジオのオンエア等で既に話題になっている。今回の公演では、アルバムにフィーチュアリングされている客演者が全員揃うというゴージャスでパーフェクトなステージアクトとなり、「 戦前と戦後」の全曲は勿論、旧レパートリーからのキラーチューンも演奏される。ゲストが全員が揃う公演はこれ一度限りの物となるので、コア

                                                    菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール Tour2014「戦前と戦後」
                                                  • 菊地成孔×モルモット吉田、“映画批評の今”を語る 「芸で楽しませてくれる映画評は少ない」

                                                    『菊地成孔の欧米休憩タイム』(blueprint) 菊地成孔の新刊『菊地成孔の欧米休憩タイム』(購入はこちらから)が、現在発売中だ。同書は、英語圏(欧米国)以外、特にアジア圏の映画を対象としたリアルサウンド映画部の連載レビュー「菊地成孔の欧米休憩タイム〜アルファヴェットを使わない国々の映画批評〜」の中から記事を厳選し、新たに加筆・修正の上で収録した一冊で、同連載の番外編として掲載され、Yahoo!ニュースなどのネットメディアやSNSで大きな議論を巻き起こした『ラ・ラ・ランド』評などを収録している。 一方、リアルサウンドで執筆中の映画評論家・モルモット吉田は初となる単著『映画評論・入門! 観る、読む、書く』(購入はこちらから)を洋泉社より刊行したばかり。同書では、評論を巡る論争・事件の歴史から、“名作“”の公開当時の批評分析まで、徹底した調査と巧みな整理によって、映画の魅力、映画評論の面白さ

                                                      菊地成孔×モルモット吉田、“映画批評の今”を語る 「芸で楽しませてくれる映画評は少ない」
                                                    • タモリ倶楽部で「空耳アワード!2015」1月9日、16日に2週連続放送

                                                      テレビ朝日系「タモリ倶楽部」で「空耳アワード!2015」が放送されます。前後編に分けて放送され、放送日時は2015年1月9日と16日のそれぞれ24時20分~24時50分。 ハマ・オカモトさんは自身のInstagramで番組台本の写真も公開 洋楽などの笑える「空耳」を紹介する同番組の人気コーナー「空耳アワー」で、過去1年間に紹介された作品の中からグランプリを選ぶ企画。今回は2013年8月に放送された「空耳アワード2013」以来、約1年半ぶりの放送となります。 MCはタモリさん、総合司会はソラミミストの安齋肇さんが務め、ゲストは松たか子さん、菊地成孔さん、マーティ・フリードマンさんに、バンド「OKAMOTO'S」のハマ・オカモトさんが初登場。番組の大ファンだというハマ・オカモトさんが選んだ作品を紹介するコーナーも放送されます。 「タモリ倶楽部」公式サイト advertisement 関連記事

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                                                      • 沖野修也『菊地成孔ダブ・セクステット』

                                                        昨日、 オーチャード・ホールで初となる DJプレイを敢行しました。 菊地成孔ダヴ・セクステットの オープニング・アクトとして。 着席形式、 しかも 初めてDJなるものを目撃するであろう お方も多かった事でしょう。 さて 一体何をかけるべきか? そして、 最先端ジャズを実践する 菊地氏の前座として 何をかけるべきか? 時間は、わずか40分。 僕が出した答えは・・・。 まずは、 60年代ウェイン・ショーターにディレイをかけまくりました(笑)。 一応、DJプレイにおけるダブ処理で幕を開けてみたんです。 スペーシーなSEをバックに忍ばせ、 僕なりの菊地さんへのオマージュだったんですが、 開場10分後だったので まだオーディエンスはちらほらな感じ。 ソロの盛り上がりでフィルターをかけまくったりもしたのですが、 僕の気合いとは裏腹に 若干空回り気味? 会場内に ジャズは嵌っていたものの 僕の努力は虚し

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                                                        • 菊地成孔の『スリー・ビルボード』評:脱ハリウッドとしての劇作。という系譜の最新作 「関係国の人間が描く合衆国」というスタイルは定着するか?

                                                          菊地成孔の『スリー・ビルボード』評:脱ハリウッドとしての劇作。という系譜の最新作 「関係国の人間が描く合衆国」というスタイルは定着するか? 「菊地成孔の欧米休憩タイム~アルファヴェットを使わない映画批評~」に次ぐ菊地成孔の映画批評連載「菊地成孔の映画関税撤廃」は、タイトルにある通りこれまでと一転、あらゆる言語を使ったあらゆる国家の、ハリウッド級からギリ自主映画まで、それが映画であればシネコンから百人未満の上映会まで、百鬼夜行の獣道を徒手空拳、「結局、普通の映画評フォームなんじゃないの?」という当然の声も耳に指を突っ込んで突き進む驚異の新連載! 「合衆国の関係国」なんて言ったら、世界中の全部の国じゃね? とネットの口調で言われそうだ。ここでは、ここ数年の映画界の流れとして、第一関係国としての英国、第二関係国としての中南米諸国を仮設する。「英国人が描くアメリカ南部」という意味に於いて、本作は、

                                                            菊地成孔の『スリー・ビルボード』評:脱ハリウッドとしての劇作。という系譜の最新作 「関係国の人間が描く合衆国」というスタイルは定着するか?
                                                          • 菊地成孔監修・選曲によるジャズ・レコード100年の名演集がSpotifyで全曲リスニング可 - amass

                                                            菊地成孔がジャズ・レコード100年の歴史を代表するナンバーをジャズマンの視点で厳選したジャズ・レコード100年の名演集『ジャズ・レコード100周年記念コンピレイション(ジャズマンが選ぶ25曲選盤/選曲・菊地成孔)』。Spotifyで配信開始。全25曲がリスニング可。CD版には菊地成孔×大谷能生 特別対談によるアルバム解説を付属 ●『ジャズ・レコード100周年記念コンピレイション(ジャズマンが選ぶ25曲選盤/選曲・菊地成孔)』 【CD1】 01. アイル・ビー・シーイング・ユー / ビリー・ホリデイ 02. サブコンシャス・リー / リー・コニッツ 03. テンパス・フュージット / バド・パウエル 04. バップリシティ / マイルス・デイヴィス 05. ジャスト・フレンズ / チャーリー・パーカー 06. ブルームディド / チャーリー・パーカー,ディジー・ガレスピー 07. ナウズ・ザ

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                                                            • 吉本ばなな『フリースタイルダンジョン』を考察する

                                                              作家の吉本ばななさんがテレビ朝日で放送中のフリースタイルMCバトル番組『フリースタイルダンジョン』についての考察をTwitterに投稿。一連のツイートをまとめてみました。 『フリースタイルダンジョン』審査員のLiLyさんのInstagramによると、吉本ばななさんはご家族で番組のファンなんだそうです。以下、吉本ばななさんによる『フリースタイルダンジョン』考察ツイートです。 吉本ばなな フリースタイルダンジョン考察 せっかく観せてもらえたので フリースタイルダンジョン考 1 これ、ロッキングオンの人とかが読んでいると思うと冷や汗だけれど、私は日本のHip-Hopってなんだかなと昔思っていた。成り立ちからして違うじゃないかと。スチャダラパーはまた別の意味で修羅の道だから好きだったけど。ば — 吉本ばなな (@y_banana) 2016, 2月 17 FSD考2 そうしたら日本のほんとうの意味

                                                                吉本ばなな『フリースタイルダンジョン』を考察する
                                                              • 菊地成孔の『ブラックパンサー』評:本作の持つ逸脱的な「異様さ」、そのパワーの源が、もしトラウマであり、タブーなのだとしたら

                                                                菊地成孔の『ブラックパンサー』評:本作の持つ逸脱的な「異様さ」、そのパワーの源が、もしトラウマであり、タブーなのだとしたら 批評掲載の経緯(比較的面白い) 「<シェイプ・オブ・ウォーター>評の閲覧数が多く、好評なんで、『ブラックパンサー』もお願いできませんか? アレ、観ました?」と言われたのだが、そりゃあ観たよ。と言うと「連載で、、、、お願い、、、、できますかね、、(笑)」と言われた。ハリウッド映画おっかねえなあ。好きで見てるのも連載の対象に成りうるもんねえ(笑)。「か、、、書きます」と言うしかないではないか。 ていうか『シェイプ』の閲覧数が多いってAAの主要賞とった今年の代表作なんだから、そんなの誰が書いたって閲覧数多いの当たり前なんじゃないの?と思いながら、原稿料欲しさに書くけれども(明言)、とにかく筆者は本作を「そのつもり」では見てない。 プライヴェートで(つうかデートですよ。当たり

                                                                  菊地成孔の『ブラックパンサー』評:本作の持つ逸脱的な「異様さ」、そのパワーの源が、もしトラウマであり、タブーなのだとしたら
                                                                • COLUMN: Towa Tei’s SIDEWORKS 94-14

                                                                  89年ニューヨークにて、スーパー・アメリカンなハウス・ユニットDeee-LiteでDJ/トラックメーカーとして鮮烈にデビュー、その後94年に帰国、以後現在に至るまでダンス/ポップ・ミュージックの最先端を横目にしつつも常に独特なポジションからオルタナティブな音楽を披露しているミュージシャン、テイトウワ。tofubeatsのメロウ・アンセム『水星(feat.オノマトペ大臣)』の印象的なリフが元々KOJI-1200(お笑い芸人の今田耕司をニューウェイヴ/グラムロック/ハウスミュージシャンとしてテイトウワがプロデュースした90年代の隠れた名物ユニット)の上品にニューヨーク・マナーなR&Bチューン『ブロウ・ヤ・マインド』のサンプリングだった事は有名だ。(いわゆる『界隈』での彼のサンプリング・チューンとしては近年では他にPUNPEE× Satanicpornocultshop『bad habit』にお

                                                                    COLUMN: Towa Tei’s SIDEWORKS 94-14
                                                                  • 2012 アニソンベスト30 - rickdom

                                                                    先月やった2012年アニソンベスト30の結果を公開しておきますね ・対象は2012年1月~12月のTVアニメ・アニメ映画で使われた曲 ・審査員各自が10~30曲投票 ・1位=30点、2位=29点、、、として計算 審査員 ・田口こくまろ(ライター) ・成松哲(ライター) ・坂本寛(ライター・タブロイド) ・久保内信行(ライター・タブロイド) ・前田久(ライター・AniFav) ・臼杵成晃(ライター・ナタリー) ・ミト(クラムボン) 30位(同率) いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪ 七森中☆ごらく部 ゆるゆり♪♪ OP 35pt(久保内22、坂本24、成松27、田口16) ←数字は各審査員の順位 ゆるゆり♪♪ オープニングテーマ いぇす! ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪ (通常盤) アーティスト: 七森中☆ごらく部出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2012/07/04メディア: CDこの商品を含

                                                                      2012 アニソンベスト30 - rickdom
                                                                    • 菊地成孔×大谷能生 ジョン・コルトレーンを語る | ele-king

                                                                      2009年にイタリアで発表され、現在では、英、米、仏、デンマーク、ブラジル、アルゼンチンと計7カ国で翻訳版が出版されているスピリチュアル・ジャズ・コミック『コルトレーン』。今年2016年は、ele-king booksでも日本版をつくらせてもらうことになり、きっとすでにお買い上げくださった方もいらっしゃることと思います。ありがとうございます。 誰もが知るジャズの巨人コルトレーンの、少年時代、軍隊時代、薬物依存、政治活動、そして恋愛と数々の伝説的レコーディングや時代背景にせまるこの評伝コミックの刊行を記念し、大谷能生さんと菊地成孔さんにご対談をいただくことができました。トークの模様はSPACE SHOWER NEWS「菊地成孔×大谷能生 ジョン・コルトレーンを語る」にて放送、このテキストはその全文を収めたものになります。日本人が漠然と抱いているコルトレーン像の虚実を切り分け、その全仕事へと誘

                                                                        菊地成孔×大谷能生 ジョン・コルトレーンを語る | ele-king
                                                                      • 大谷能生 - Wikipedia

                                                                        大谷 能生(おおたに よしお、1972年6月29日 - )は、日本の評論家、サックス奏者、ラッパーである。慶應義塾大学アート・センター訪問所員。 来歴[編集] 青森県八戸市出身。中学生の頃にジャズを好きになった。青森県立八戸高等学校卒業。18歳から演奏を始める。 横浜国立大学教育学部中退。大学ではモダンジャズ研究会(YNU MODERN JAZZ SOCIETY)に所属していた。ジャズ研のサイトには2000年度のOBとして名前が残っており、同期には佐藤恭子、安川一志がいた[1]。 1996年から2002年にかけて大和田洋平、赤坂宙勇、臼田勤哉とともに「複製技術を前提とした音楽制作に対応する批評の確立」を目的とする音楽批評誌「EsPresso」を編集・執筆していた。主な活動については後述。 1996年12月、桜井通開のミニコミ『shortcut』79号に寄稿。1999年より八品幸史郎との音楽

                                                                        • 怖い人の不在 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

                                                                          ブクマ等でも話題になっていたこのニュース。 香取慎吾で“最後の座頭市” 初タッグの阪本順治監督で映画化 まず「えー、こないだ綾瀬はるかでやったばっかりじゃん!企画被ってるから、とかボツにならないのかナァ…」という考えがまず頭をよぎったのですが、その次に思ったのが↑画像の人、故マイルス・デイヴィスの話。 数年前に潜り込んだ菊地成孔の東大ゼミで聞いた「70年代半ば、マイルスがドラッグでヘロヘロになってプチ引退*1したのと時同じくして、フュージョンが大流行した」という話。これはまさに「鬼の居ぬ間の洗濯」ではないですけど、ジャズの帝王と呼ばれたマイルスのように、シーンに存在しているだけで「無言の圧力」を発している怖い人が健在であったら、あんなに「スムースジャズ」「イージーリスニング」などと総称されるような音楽が、果たして大流行しただろうか?ということ。とても面白い仮説だと思いました。 今の邦画界に

                                                                            怖い人の不在 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
                                                                          • Chim↑Pomが熱弁する結成からの10年と「全壊する個展」の意義 | CINRA

                                                                            2016.10.13 Thu Sponsored by Chim↑Pom『「また明日も観てくれるかな?」~So see you again tomorrow, too? ~』 アーティスト集団・Chim↑Pomによる新たなプロジェクト『「また明日も観てくれるかな?」~So see you again tomorrow, too?~』が、10月15日より開催される。テーマは「Scrap and Build」。新宿歌舞伎町の中心にある解体予定のビルを舞台に、国内では約3年ぶりとなる彼らの大規模個展と、豪華なゲストによる音楽ライブやパフォーマンスが2週間にわたって展開。会期終了後には展示作品もろともビルを解体し、そこから新たな作品を作る「全壊する展覧会」として構想されている。 昨年、グループ結成から10周年を迎え、近年では海外のアートシーンからも熱い視線を注がれているChim↑Pom。そんな彼ら

                                                                              Chim↑Pomが熱弁する結成からの10年と「全壊する個展」の意義 | CINRA
                                                                            • 【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 | ARBAN

                                                                              投稿日 : 2015.08.29 更新日 : 2019.02.22 【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 2015年4月、モダン・ジャズに正面から向き合ったアルバム『MISSION』をリリースしたDJの沖野修也と、そのアルバムに参加したサックス奏者の菊地成孔。9月4日(金)から9月6日(日)に東京・丸の内で開催されるジャズ・フェスティバル「第14回 東京JAZZ」で三度目の共演を果たす。DJとして、ミュージシャンとして、それぞれの視点をもつ両者に「東京JAZZ」に関することや、現在の日本のジャズ・シーンについて話を聞いた。 ——まず、沖野さんは「東京JAZZ」に出演されるのは初めてだと思いますが、心境はいかがでしょうか? 沖野 僕自身、「Tokyo Crossover/Jazz Festival」というクラブ・ジャズとクロスオーバ

                                                                                【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 | ARBAN
                                                                              • 「平岡正明論」の再設定――大谷能生×後藤護×吉田雅史 鼎談

                                                                                大谷能生による『平岡正明論』が、ele-king booksより5月30日に刊行された。大谷能生にとっては『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』以来の、5年ぶりの単著になる。同書は、ジャズのみならず政治思想、第三世界革命、歌謡曲、極真空手、河内音頭、浪曲などを対象に縦横無尽の思考をハイペースで書き残し続けてきた「戦後最大スケール」の批評家・平岡正明の生涯と著作を丹念に辿っている。2009年に逝去した平岡正明だが、その再評価の機運は高まりつつある。昨年11月に刊行された『ヱクリヲ7』「音楽批評のオルタナティヴ」では、平岡をジャズからHIPHOPへの再接続を企図した後藤護「レアグルーヴ、平岡正明」が掲載され、同特集に参加した吉田雅史もまた当初は平岡正明論を準備していた。 残した著作は120冊を超える、大思想家でもあった平岡正明の可能性はどこにあるのか。大谷能生・後藤護・吉田雅史の3名による

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                                                                                  2006年のアメリカ映画「バベル」でのアカデミー助演女優賞ノミネートをはじめ、数々の国際映画で活躍する女優の菊地凛子。15年1月1日に俳優の染谷将太との入籍を発表し、最新出演映画「ノーバディ・ウォンツ・ザ・ナイト」が2月5日開幕の第65回ベルリン映画祭オープニング作品に選出された彼女が、音楽活動にも力を入れる。2014年12月24日に1stアルバム「戒厳令」(タブー)をリリースして歌手デビュー。2015年はライブ活動も行なう予定だ。プロデュースを手掛けたのは、「WWDジャパン」の不定期連載「服は何故音楽を必要とするのか?」でファッションショーの音楽について執筆する文筆家・ミュージシャンの菊地成孔。「WWDジャパン」では今回のリリースを機に、両者の対談取材を実施し、前編と後編でお届けする。まずは今回のプロジェクトの経緯と音楽性、アートワークについて聞いた。 菊地凛子 1981年1月6日生まれ

                                                                                    【菊地凛子×菊地成孔インタビュー前編】元日婚の菊地凛子がRinbjöの名前で歌手デビュー│WWD JAPAN