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西東京の検索結果81 - 120 件 / 474件

  • 淺野良成『賛同・許容・傍観された自民党政治』 - 西東京日記 IN はてな

    ちょっと変わったタイトルのように思えますが、まさに内容を表しているタイトルです。 第2次安倍政権がなぜ長期にわたって支持されたのかという問題について、その理由を探った本になります。 本書の出発点となているのは、谷口将紀『現代日本の代表制民主政治』の2pで示されている次のグラフです。 グラフのちょうど真ん中の山が有権者の左右イデオロギーの分布、少し右にある山が衆議院議員の分布、そしてその頂点より右に引かれた縦の点線が安倍首相のイデオロギー的な位置であり、安倍首相が位置が有権者よりもかなり右にずれていることがわかります。また、衆議院議員の位置が右にずれているのも自民党議員が右傾化したことの影響が大きいです。 では、なぜ有権者のイデオロギー位置からずれた政権が支持されたのでしょうか? 『現代日本の代表制民主政治』では、自民党の政党としての信用度、「財政・金融」、「教育・子育て」、「年金・医療」な

      淺野良成『賛同・許容・傍観された自民党政治』 - 西東京日記 IN はてな
    •  河野勝『政治を科学することは可能か』 - 西東京日記 IN はてな

      この本の「はじめに」では、25年以上前、著者がスタンフォード大学にいたときに佐藤誠三郎氏から「政治は科学ですか」と聞かれたエピソードが紹介されています。 佐藤氏の言葉には「政治は科学であるわけない」という響きが込められていたそうですが、それに対する時を越えた応答がこの本のタイトルには込められています。 前半は安倍政権の支持率の動きなど、近年の日本の政治に対する意識を世論調査の分析やサーベイ実験などによって解き明かそうとする「科学的」なものですが、後半では「科学的」に取り扱うのは難しい「価値」の領域の話にも踏み込んでおり、政治学によるさまざまな切り口を見せてくれる非常に興味深い内容になっていると思います。 目次は以下の通り。 1 もう一つの安倍政権論 第一章 なぜ安倍内閣の支持率は復活するのか 第二章 新しい安保法制は何を後世に残したのか 第三章 何が憲法改正を躊躇させるのか 2 実験が解明

         河野勝『政治を科学することは可能か』 - 西東京日記 IN はてな
      •  佐藤滋・古市将人『租税抵抗の財政学』 - 西東京日記 IN はてな

        日本は世界でも税負担が少ない国であるはずなのに、国民の痛税感、「租税抵抗」は非常に大きい。これはなぜなのか?ということを探った本。「租税抵抗」とは耳慣れない言葉ですが、この本では「税への拒否感」、「税への不信感」といった意味合いで使われています。 日本の税負担が軽いというのは事実です。 2011年の租税負担の対GDP比でみるとOECD諸国の中で日本(16.8%)はスロヴァキアやメキシコと並んでもっとも少ない国の一つになります。スウェーデン(34.1%)、ノルウェー(33.0%)という数字はさもありなんという感じですが、オーストラリア(26.5%)、イギリス(29.1%)、アメリカ(18.5%)という数字を見ると日本のこの数字の低さは際立つと思います(5p)。 OECD諸国の平均が25%程度なので、日本にはまだまだ増税の余地があると言えそうです。 ですから、現在の日本で財政について論じたもの

           佐藤滋・古市将人『租税抵抗の財政学』 - 西東京日記 IN はてな
        •  與那覇潤『中国化する日本』 - 西東京日記 IN はてな

          話題の本。面白いとは思います。そして著者の煽りを煽りをきちんと受け止めてスルーした上で第10章をきちんと読み込むことが出来るならば、世間で通用している日本史とは別の日本史の読み方を提示した本として有益な面もあるかもしれない。 が、同時に歴史学という学問のいい加減さを露呈させている本でもあり、史学科の日本史学専攻出身の人間としては非常に複雑な気持ちで読みました。 本書の内容は「中国化」と「(再)江戸時代化」というキーワードで平安後期から現代に至る日本史を斬るというものです。 10世紀に中国では宋が誕生します。東洋史家の内藤湖南はこの宋の成立をもって「近世」が成立したと述べていますが、それほどこの宋の制度というのは画期的なものでした。 この宋の画期性を著者は内藤湖南の言葉を借りて次のように整理しています(31p) 1、貴族制度を全廃して皇帝独裁政治を始めたこと 2、経済や社会の制度を徹底的に自

             與那覇潤『中国化する日本』 - 西東京日記 IN はてな
          •  スヴェン・スタインモ『政治経済の生態学』 - 西東京日記 IN はてな

            副題は「スウェーデン・日本・米国の進化と適応」。 「なぜ、同じ資本主義諸国であってもさまざまな社会政治制度が存在するのか?」という問題に、「進化と適応」という概念を適応してその答えを探ろうとした本。著者はアメリカの政治学者で、税制についての研究などを行ってきた人物です。 個人的に「進化と適応」という概念についてはそれほどピンとこなかったのですが、国際比較の本としては面白いですし、特に「小さな政府」というイメージを覆すアメリカの部分は非常に興味深く読めました。 目次は以下の通り。 第1章 進化と適応の物語―国家の多様性 第2章 スウェーデン―マルハナバチの進化 第3章 日本―新旧遺伝子の交配種 第4章 米国―特異な進化を遂げた「強い国、弱い国家」 第5章 「それでも地球は動く」 この手の社会制度を扱った本だと、スウェーデンなどの北欧諸国に高い評価を与えていることが多いですが(G・エスピン‐ア

               スヴェン・スタインモ『政治経済の生態学』 - 西東京日記 IN はてな
            •  水島治郎『反転する福祉国家』 - 西東京日記 IN はてな

              「オランダモデル」と賞賛されるワーク・シェアリングを含む労働市場の改革、安楽死や同性婚、大麻の合法化などの「リベラル」な政策などによって世界でも「先進的な国」と見られているオランダは、近年、ピム・フォルタインに代表される「反移民」的ポピュリズムの台頭や、ファン・ゴッホ殺害事件(画家のゴッホの弟テオのひ孫で映画製作者のテオ・ファン・ゴッホがイスラム教徒に殺害された事件)などでも注目を集めています。 まさに「光と影」といった両面で注目を集めるオランダですが、この本ではサブタイトルに「オランダモデルの光と影」とあるように、まずは第1章でオランダの政治や福祉制度のしくみを歴史的に概観した上で、第2章で「オランダモデルの光」を、第3章で「オランダモデルの影」をとりあげ、第4章「光と影の交差」で、じつはオランダの「影」の部分が「光」の部分から必然的に生み出されたもので、近年のヨーロッパにおける一つの潮

                 水島治郎『反転する福祉国家』 - 西東京日記 IN はてな
              • ジャスティン・ゲスト『新たなマイノリティの誕生』 - 西東京日記 IN はてな

                2016年に大西洋を挟んで起きたイギリスのBrexitとアメリカの大統領選でのトランプの当選は世界に大きな衝撃を与え、この2つの事柄が起きた背景や原因を探る本が数多く出されました。 本書もそうした本の1つなのですが、何といっても本書の強みは2016年以前からイギリスのイーストロンドンとアメリカのオハイオ州ヤングスタウン(金成隆一『ルポ トランプ王国』(岩波新書)でも中心的に取材していた場所)で白人労働者階級をフィールドワークしていたことです。つまり、ある意味でBrexitやトランプ現象を起こした地殻変動を予測していた本でもあります。 白人労働者が感じている「剥奪感」に注目しながら、同時に彼らの声がまともにとり上げられなかった政事的背景に対しても踏み込んだ分析を行っており、読み応えがあります。 そして何よりも、彼らの生の声を聞くことで、問題の根深さを知ることができる本でもあります。 目次は以

                  ジャスティン・ゲスト『新たなマイノリティの誕生』 - 西東京日記 IN はてな
                • 2023年の本 - 西東京日記 IN はてな

                  今年は読むペースはまあまあだったのですが、ブログが書けなかった…。 基本的に新刊で買った本の感想はすべてブログに書くようにしていたのですが、今年は植杉威一郎『中小企業金融の経済学』(日本BP)、川島真・小嶋華津子編『習近平の中国』(東京大学出版会)、ウィリアム・ノードハウス『グリーン経済学』(みすず書房)、リチャード・カッツ、ピーター・メア『カルテル化する政党』(勁草書房)、黒田俊雄『王法と仏法』(法蔵館文庫)といった本は読んだにもかかわらず、ブログで感想を書くことができませんでした…。 このうち、植杉威一郎『中小企業金融の経済学』はけっこう面白かったので、どこかでメモ的なものでもいいので書いておきたいところですね。 この1つの原因は、秋以降、ピケティ『資本とイデオロギー』という巨大なスケールの本を読んでいたせいですが、それだけの価値はありました。 というわけで、最初に小説以外の本を読んだ

                    2023年の本 - 西東京日記 IN はてな
                  •  『思想地図』発刊記念シンポジウム「公共性とエリート主義」 - 西東京日記 IN はてな

                    今日は紀伊國屋のサザンシアターで行われた『思想地図』発刊記念シンポジウムに行ってきました。 パネリストは東浩紀に北田暁大、宮台真司、鈴木謙介、そして姜尚中という豪華メンツ。 『思想地図』のVol1は30代の書き手が中心だったんだけど、今回は宮台真司と姜尚中という大物を交えてのシンポジウム。 いきなり、休憩も質疑応答もなくして2時間半ぶっ通しで行きますっていうアナウンスがあって北田暁大の基調報告からスタート。 以下、メモから印象に残った部分を拾って再構成してみます。 北田暁大 「公共性への動機付けとしてのナショナリズム」という概念をとり上げ、宮台真司のエリート主義的なナショナリズムと、萱野稔人や中島岳志の国民の政治参加のための「方法としてのナショナリズム」を対比。しかし、両者は思想的なものでもので動機付けを行う「内在主義」だと規定。一方、システムによって公共性を生み出そうとする東浩紀を「外在

                       『思想地図』発刊記念シンポジウム「公共性とエリート主義」 - 西東京日記 IN はてな
                    • 面倒くさがり西東京代表パルシステムにご満悦。 - 猫とわたしの気まま日記。

                      今日は、食材宅配のお話です。 6月中旬からパルシステムに加入しました。 ※注文の有無に関わらず利用手数料約200円かかります。 感想は、初めてヨカッタ=^_^= 天候不良でも留守でも家の前に食材が置いてある。 部屋でお茶でも飲みながらネット注文できる為、商品説明もゆっくり読めるし、冷蔵庫や常温ストック棚の在庫を確認したり作るものをゆっくり考えながら買い物が出来る。 増資で利率の良い積み立て替わりに活用。 我が家は自炊率が低めの為、どうしても賞味期限の長い冷凍食品・豆腐・缶詰・パウチ・調味料・たまご等が中心になります。 それでもすごく助かりました。 肉・魚・調味料・豆腐・缶詰等・・・重なると地味に重いですよね💦 卵押しつぶしてしまうんじゃないかとか思ったり、運ぶのも気を遣います。 あと、生協系って入会時に出資金を払い、任意で増資を募っていますよね。 (出資金は退会時に戻りますし、増資金は途

                        面倒くさがり西東京代表パルシステムにご満悦。 - 猫とわたしの気まま日記。
                      •  2014年の本 - 西東京日記 IN はてな

                        今年はけっこう社会科学の本を集中的に読んだ年でした。その分、小説はやや読めなかった感じ。 というわけで、いつもは小説→小説以外の本と紹介しているのですが、今年は小説以外の本から。最近の本を5冊と、もはや絶版だけどとても面白かった本を2冊。小説は4冊でもいいくらいですけど、毎年5冊は紹介しているので5冊でいきます。 小説以外の本 久米郁男『原因を推論する』 原因を推論する -- 政治分析方法論のすゝめ 久米 郁男 今年、社会科学の本ばかりを読んでいたのは授業で必要だったからというのもあるけど、この本のせいでもある。 講談社現代新書の隠れた名著、高根正昭『創造の方法学』をアップデートした本という感じで、因果関係が成り立つといえるための条件を探りながら社会科学の方法論を紹介、検討しています。 また、政治学の入門書、ブックガイドとしての役割も果たしており、この本を読めば政局の解説でもイデオロギーの

                           2014年の本 - 西東京日記 IN はてな
                        • 「うるせぇ」と絶叫、オノで30代女性2人襲撃 西東京市の路上 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

                          18日午前9時15分ごろ、東京都西東京市田無町の民家に住む男が、自宅前の路上を通りかかった30代の女性2人にオノを振り上げながら襲った。女性らは約50メートル離れた幼稚園に助けを求め、同園の女性職員が110番通報。駆けつけた警視庁田無署員が自宅内に戻っていた男を発見、暴力行為等処罰法違反の現行犯で逮捕した。襲われた女性らにけがはなかった。 同署によると、逮捕されたのは、50代の中国籍の職業不詳の男。調べに対し、容疑を否認し「台風で倒れた木を片付けていただけ」と供述しているという。同署は詳しい事情を聴くとともに、責任能力の有無についても慎重に調べる。 同署の調べでは、男は路上にいた女性らに、自宅の庭から「うるせぇ」などと叫んだうえ、襲いかかったという。オノは刃体の長さ約8センチで、自宅から発見された。 【関連記事】 「騒音が頭に来た」 隣人をナタで襲撃 夫けが、妻子逃げ無事 「話が

                          • バスナビ.com |京王バス・西東京バス

                            2024/01/31 (1/31更新)【高速バス・空港連絡バス・深夜急行バス】最新の運行状況について(運行再開・運休予定路線あり) 2024/03/01 【都区内・小金井・府中・八王子地区】4月1日ダイヤ改正のお知らせ 2024/02/29 【新宿・池袋~長野線、新宿~伊那飯田線、新宿~飛騨高山線、新宿~木曽福島線、新宿~名古屋線、新宿~安曇野・白馬線】ダイヤ改正のお知らせ(4/1~) ※2/29更新 2024/02/22 【調布駅~東京ディズニーリゾート®線】予約運用開始および運賃改定について(4/1~) 2024/02/16 【23区内・調布・多摩エリア】3月16日ダイヤ改正のお知らせ 2024/02/15 京王日帰りバスツアー「春&初夏の日帰りバス旅行」の販売を開始しました! 2024/02/09 【高34】高幡不動駅→税務署前(日野税務署)直行便 期間限定運行のお知らせ 2024/

                            •  チャイナ・ミエヴィル『都市と都市』 - 西東京日記 IN はてな

                              ヒューゴー賞、ローカス賞、クラーク賞、英国SF協会賞、世界幻想文学大賞などSF、ファンタジーの主要な各賞を総なめにした話題作。帯には「カズオ・イシグロ絶賛!」の文字も見えます。 しかし、謎の女性の死体の発見から始まるこの小説はほとんどミステリといってもいいもので、語り手も一人称のハードボイルドっぽい感じですし、序盤のストーリー展開や各キャラクターの造形などもミステリによく見られる感じです。 ですから、舞台となる都市の奇妙で複雑な設定さえすんなりと頭に入れば、間違いなくミステリファンにも楽しめる小説です。 ところが、この都市の設定というのがとんでもないほどアクロバティックなもの。 舞台となるのはベジェルとウル・コーマという2つの都市。そしてこの都市は物理的空間を共有する「二重都市」と言えるような存在です。 一つの都市が2つに分断されている例としては、冷戦時の西ベルリンと東ベルリンがあります。

                                 チャイナ・ミエヴィル『都市と都市』 - 西東京日記 IN はてな
                              • コーヒー店に乗用車突っ込む、1人死亡3人軽傷 西東京市 - MSN産経ニュース

                                20日午後4時半ごろ、東京都西東京市柳沢のコーヒーショップ「チャオ」に乗用車が突っ込み、店内にいた近くの会社経営、西村宗慶さん(74)が巻き込まれた。西村さんは全身を強く打ち、病院に搬送されたがまもなく死亡。車の助手席や後部座席にいた女性ら3人も軽傷を負った。店内には西村さんの他に従業員3人がいたが、けがはなかった。 警視庁田無署によると、車を運転していた無職の男(80)=同市富士町=は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しており、同署は自動車運転過失致死の疑いで調べている。 車は同店が面している西武新宿線西武柳沢駅前のロータリーから歩道を乗り越えて正面のガラスを突き破り、店内に約5メートル入って停車。男は近くの公民館に妻(83)ら女性3人を迎えに行った帰りだった。西村さんは同店の常連客で、1人で来店していたという。 現場は同駅南口近くのビルなどが立ち並ぶ一角。

                                •  砂原庸介『分裂と統合の日本政治』 - 西東京日記 IN はてな

                                  長らく自民党の一党優位性がつづいた日本の政治は、90年代の小選挙区比例代表制の導入によって政権交代が可能性が高められ、実際に2009年には民主党によって政権交代がなされました。ここまでは選挙制度の改革はその目的を果たしたと言ってもいいでしょう。 ところが、2012年に政権を失うと民主党はその勢力を大幅に後退させ、再び自民党の一党優位性とも言える状況が出現しています。 なぜ、二大政党制を志向して制度改革がなされたのに二大政党の一方の極(自民党に対抗する野党)が育たないのか? この答えとして、小選挙区比例代表制の比例代表部分の存在、参議院の存在、政策的な難しさなどがあげられてきましたが、この本で注目するのは地方政治です。 選挙制度改革によって衆議院の選挙制度は中選挙区制から小選挙区比例代表制へと変化しましたが、地方政治においては中選挙区制(より専門的に言うとSNTV(単記非移譲式投票))が継続

                                     砂原庸介『分裂と統合の日本政治』 - 西東京日記 IN はてな
                                  • 東京都西東京市の多摩六都科学館プラネタリウムがギネス世界一に認定!

                                    「多摩六都科学館」(東京都西東京市芝久保町5-10-64)のプラネタリウムが19日、「もっとも先進的なプラネタリウム」としてギネス世界記録に認定されたと発表した。 18等級までの恒星、1億4,000万個を投影 今回世界一に認定されたのは、多摩六都科学館内のプラネタリウム「サイエンスエッグ」に導入された「CHIRON II(ケイロンII)」。23mを超える大型ドームでは世界初となる高輝度LED光源を採用し、18等級までの恒星、約1億4,000万個の投影を実現したという。 同館ではこの世界一認定を記念し、20日~31日までの期間で「世界一認定記念企画」を開催。毎日先着30組60名に、次回来館時に使えるチケットが無料(通常料金500円)でプレゼントされるほか、オリジナルクリアファイル(315円)も販売する。開館時間は9時30分~17時(入場は16時まで)。詳細は「多摩六都科学館公式ページ」へ。

                                      東京都西東京市の多摩六都科学館プラネタリウムがギネス世界一に認定!
                                    • 外山文子『タイ民主化と憲法改革』 - 西東京日記 IN はてな

                                      ここ数年、欧米ではポピュリズムの嵐が吹き荒れています。「ポピュリズム」がいかなるものかということに関してさまざまな議論がありますが、「法の支配」や「司法の独立」といった概念への攻撃がその特徴としてあげられることがあります。 これはリベラル・デモクラシーを、国民の意志を反映するという「民主主義」要素と、エリート間の相互抑制を重視する「自由主義」要素の結合と考える見方からすると(この考えについては待鳥聡史『代議制民主主義』(中公新書)が説明している)、ポピュリズムにおいては「民主主義」が肥大化して「自由主義」を圧迫していると見ることができるかもしれません(ハンガリーのオルバン政権やポーランドの与党「法と正義」などはその典型)。 しかし、一方で途上国、あるいは新興の民主主義国では、政治化した司法が民主主義を抑え込むという展開も見られます。「アラブの春」で成立したムルシー(モルシ)政権を引きずり下

                                        外山文子『タイ民主化と憲法改革』 - 西東京日記 IN はてな
                                      •  赤川学『社会問題の社会学』 - 西東京日記 IN はてな

                                        弘文堂から刊行が続いている「現代社会学ライブラリー」の1冊で、社会構築主義の入門書。社会構築主義のポイントをわかりやすく押さえ、さらには「非実在少年」の問題をケーススタディとしてとりあげて分析してみせたりもしながら「あとがき」まで含めて137pというコンパクトさ。このコンパクトさは入門書としては大きな「売り」だと思います。定価も1200円+税でお手頃ですしね。 まず、多くの人は「社会問題の社会学」というタイトルに奇妙な感じを抱くかもしれません。社会問題があってそれを解決するのが社会学ではないかと素直に思う人も多いと思います。 けれどもこの「社会問題」というのが実は厄介です。「社会問題」の中には、以前は問題とは思われていなかったものがある時期を境に「社会問題」となることがあります。代表的な例は「セクハラ」などです。今まで「なんとなく嫌だな」と女性が感じていたものが「セクハラ」という言葉を得た

                                           赤川学『社会問題の社会学』 - 西東京日記 IN はてな
                                        • 岡奈津子『〈賄賂〉のある暮らし』 - 西東京日記 IN はてな

                                          副題は「市場経済化後のカザフスタン」。中央アジアのカザフスタンを舞台に人々の生活の間に賄賂がどのように根を下ろしているのか、人びとはそれをどう感じているのかということを探った本になります。 途上国において、賄賂がものを言うと話はよく聞きますし、賄賂を始めとした腐敗や不正が経済成長を阻んでいるという話も聞きます。 では、実際に賄賂がさかんに使われている国における生活はどのようなものでしょうか? 本書では、多くの人々へのインタビューを通じてカザフスタンにおける驚くべき実態を明らかにするとともに、賄賂が組み込まれた社会の仕組みを明らかにしています。 目次は以下の通り。 第1章 中央アジアの新興国カザフスタン 第2章 市場経済化がもたらしたもの 第3章 治安組織と司法の腐敗 第4章 商売と〈袖の下〉 第5章 入学も成績もカネしだい 第6章 ヒポクラテスが泣いている カザフスタンと聞いてもあまりピン

                                            岡奈津子『〈賄賂〉のある暮らし』 - 西東京日記 IN はてな
                                          • バス乗車中にスマホを充電できる『電源バス』の運行を西東京バスが開始 - 週刊アスキー

                                            西東京バスは7月から、携帯電話およびスマホ専用の電源コンセントを搭載した『電源バス』の運行を開始した。『電源バス』は通常の路線バス車両に専用インバーターを追加搭載し、中扉後部の窓側座席に充電コンセントを8個(大型車両は12個)設置している。ユーザーはバス乗車中に無料で携帯電話およびスマホの充電が可能だ。なお、電力使用量の大きいノートPCなどは利用できない。 同社の路線バスにはすでに『au WiFi SPOT』が設置されており、auスマホユーザーはさらに快適に利用可能。『電源バス』には他のバスと識別するための専用ステッカーが貼られている。 『電源バス』は今年11月までに計23台が導入される予定で、八王子市、あきる野市、日の出町、福生市などで路線を限定せず運行される。今後も毎年の車両更新に合わせて導入が進められる予定。 西東京バスの運行エリアは次の通り。 【東京都西部】八王子市、日野市、昭島市

                                              バス乗車中にスマホを充電できる『電源バス』の運行を西東京バスが開始 - 週刊アスキー
                                            •  ジョージ・A・ アカロフ、ロバート・J・シラー『不道徳な見えざる手』 - 西東京日記 IN はてな

                                              人間の持つ非合理性を経済学にと入り入れようとした『アニマルスピリット』の著者であるアカロフとシラーのコンビが、市場における詐欺的手法について分析しようとした本。 アカロフは情報の非対称性の研究で、シラーは投機的な市場の研究でノーベル経済学賞を受賞しており、ともに「うまくはたらかない市場」を研究してきたわけですが、この本ではさらに踏み込んで、詐欺的手法が蔓延する市場を告発しています。 クレジットカード、自動車、住宅、政治、食品、医薬品、たばこ、酒、金融市場と世の中は詐欺的手法に満ちているというのです。 彼らはこの詐欺的手法を「釣り」と「カモ」という概念を使って説明しています。 「釣り」とは、「釣り師の利益にはなるが、その標的の利益にはならないことを人々にやらせるという話」で、「カモ」は「理由はどうあれ、うまいことつられてしまう人物」です(10p)。 そして、カモには心理的なカモと情報的なカモ

                                                 ジョージ・A・ アカロフ、ロバート・J・シラー『不道徳な見えざる手』 - 西東京日記 IN はてな
                                              • ケイトリン・ローゼンタール『奴隷会計』 - 西東京日記 IN はてな

                                                奴隷制というと野蛮で粗野な生産方式と見られていますが、「そうじゃないんだよ、実はかなり複雑な帳簿をつけてデータを駆使して生産性の向上を目指していたんだよ」という内容の本になります。 何といっても本書で興味を引くのは、著者は元マッキンゼーの経営コンサルタントだったことです。 著者はたくさんのスプレッドシートを見ながら経営効率を上げる仕事をしながら、このように働く人をスプレッドシートのセルとして扱うようになったのはいつなのか? ということに疑問を持つようになったといいます。 そこから大学院に入って見つけたのがプランテーションの帳簿で、「まさしく現代のものだと思われていたデータ処理が、奴隷制と共存するばかりか、補完までしていたことを示して」(はじめに iXp)いたことに気づいたといいます。 このテクノロジーとグロテスクさの共存というのが本書の読みどころで、奴隷制という「離脱」が許されない世界の中

                                                  ケイトリン・ローゼンタール『奴隷会計』 - 西東京日記 IN はてな
                                                • アダム・プシェヴォスキ『それでも選挙に行く理由』 - 西東京日記 IN はてな

                                                  日本でも先日、衆議院議員の総選挙が行われ、その結果に満足した人も不満を覚えた人もいるでしょうが、冒頭の「日本語版によせて」の中で、著者は「選挙の最大の価値は、社会のあらゆる対立を暴力に頼ることなく、自由と平和のうちに処理する点にあるというものだ」(7p)と述べています。 日本に住んでいると、この言葉にピンとこないかもしれませんが、著者は選挙の歴史や国際比較を通じて、この言葉に説得力を与えていきます。本書の帯にある「選挙とは「紙でできた石つぶて」である」との言葉も本書を最後まで読むと納得できるでしょう。 著者は1940年にポーランドで生まれた比較政治学者で、1960年代にアメリカに留学して以来、主にアメリカの大学で教鞭をとっています。 このポーランド生まれというところが、ありきたりな民主主義論とは違う、一風変わった民主主義と選挙についての考えのバックボーンにあるのかもしれません。 目次は以下

                                                    アダム・プシェヴォスキ『それでも選挙に行く理由』 - 西東京日記 IN はてな
                                                  •  ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』 - 西東京日記 IN はてな

                                                    いろいろと忙しくて読むのに3ヶ月くらいかかってしまいましたが、面白かった! 都市論のバイブルとも言えるこの本は、解説で訳者の山形浩生が「本書のすごいところは、表層的な議論を付き抜けて、そもそも都市の本質とは何かというところまで掘り下げた批判を展開できたことだ」(480p)と評しているように、まさに「都市の本質」を明らかにした本。 とにかく、あらゆる点から都市の問題、そして本質が分析され、既存の机上の都市計画、建築家の理想、政治家の思い込みといったものが容赦なく批判されています。 山形浩生が強調するように、ジェイコズズが学者や政治家ではない「アマチュア」であったからこそ、既存の見方にとらわれずに全く新しい都市の見方を打ち立てることができたのでしょう。 読むのに時間がかかっったということもあるし要約の難しい本なので、いくつかの印象に残った部分を引用して簡単にコメントを書きます。 最初に理解すべ

                                                       ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』 - 西東京日記 IN はてな
                                                    • FM西東京 84.2MHz|コミュニティFM放送局

                                                      ネットでも アプリでも いますぐ聴ける FM西東京(84.2MHz)は、西東京市を中心としたエリアの他、エフエム プラプラを介してインターネットでお聴きになれるコミュニティFM放送局です。 いますぐFM++で聴く

                                                        FM西東京 84.2MHz|コミュニティFM放送局
                                                      • 新任女性教員が自殺 遺族が公務災害申請へ 西東京市 - MSN産経ニュース

                                                        東京都西東京市の市立小学校に勤務していた新任の女性教員=当時(25)=が昨年自殺したのは、過重労働や公務上のストレスが原因として遺族の代理人が25日、地方公務員災害補償基金都支部長(石原慎太郎知事)に来月にも公務災害認定を申請する考えを明らかにした。昨年6月には、新宿区立小学校に勤務していた別の新任女性教員=当時(23)=が自殺しており、代理人の川人博弁護士は「学校側の対応不足など共通の背景が存在し、制度の見直しを含めた対策を急ぐべきだ」と訴えている。 都内で会見した川人弁護士によると、教員は平成18年4月、新任教員として市立小に赴任し、2年生の担任(児童数36人)になったが、過重労働やストレスが原因で鬱病(うつびょう)に罹患(りかん)。10月30日に都内の自宅アパートで首つり自殺を図り、病院に搬送されたが意識不明のまま12月16日に死亡した。 教員は担任業務に加え、深夜にも携帯電話に保護

                                                        •  大塚啓二郎『なぜ貧しい国はなくならないのか』 - 西東京日記 IN はてな

                                                          シカゴ大学でノーベル経済学賞を受賞した農業経済学者のセオドア・シュルツに学び、その後も開発経済学、農業経済学の分野で活躍している著者による開発経済学の入門書。 サックスとイースタリーの論争や、アビジット・V・バナジー、エスター・デュフロ『貧乏人の経済学』など、開発経済学は経済学のホットなトピックの一つとなっています(先日紹介したレイモンド・フィスマン+エドワード・ミゲル『悪い奴ほど合理的』も開発経済学の本でした)。 しかし、著者はこの本でサックスの『貧困の終焉』とイースタリーの『傲慢な援助』、そして『貧乏人の経済学』をとり上げ、それなりの意義を認めつつも(サックス対イースタリーではどちらかというとイースタリーに共感している)、「この3冊の書物に共通している欠陥は、経済発展のメカニズムについての分析が皆無であることだ」(111p)と手厳しく述べています。 そしてこれらの本は「開発経済学」の本

                                                             大塚啓二郎『なぜ貧しい国はなくならないのか』 - 西東京日記 IN はてな
                                                          • 野口雅弘『忖度と官僚制の政治学』 - 西東京日記 IN はてな

                                                            タイトルからすると、ここ最近の安倍政権を批判した本にも思えますが、そこは『官僚制批判の論理と心理』(中公新書)で、ウェーバーをはじめトクヴィル、アーレント、フーコー、ルーマンなどを参照しながら官僚機構の肥大化と官僚批判のメカニズムを論じてみせた著者、もっと広い視野と長いスパンで官僚制を論じています。 中身は著者がさまざまな雑誌などに発表してきたものと書き下ろしの「政治学エッセイ」からなっており、現在の官僚制の問題だけではなく、「アイヒマンは本当に『悪の陳腐さ』を表す人間だったのか?」など、いろいろな論点を含んでいます。 ここでそのすべてを紹介する余裕はないので、一番面白く感じた最後の第11章からさかのぼる形で簡単に内容を紹介していこうと思います。 目次は以下の通り。 序章 今日の文脈 第1章 官僚制と文書―バルザック・ウェーバー・グレーバー 第2章 脱官僚と決定の負荷―政治的ロマン主義をめ

                                                              野口雅弘『忖度と官僚制の政治学』 - 西東京日記 IN はてな
                                                            • FM西東京 (海賊放送) - Wikipedia

                                                              この項目では、八王子市内での事件について説明しています。西東京市のコミュニティ放送については「エフエム西東京」をご覧ください。 FM西東京(エフエムにしとうきょう)は、1978年から1979年にかけて日本の東京都八王子市から送信されていた、主にポピュラー音楽を流す超短波(VHF)帯・周波数変調(FM)方式の海賊ラジオ放送(違法放送)である。無免許で高出力送信していたため、電波法違反の不法無線局として当局に摘発され閉鎖した。 事件概要[編集] 郵便局に私書箱を開設してリクエストはがきを受け付けていた 開設経緯[編集] この「放送」は八王子市在住の大学生、KとFの2人が1978年(昭和53年)9月頃より、2人が住んでいた八王子市市中野上町のアパート(鉄骨3階建ての賃貸アパート)で出力1W程度の無線機で開始したものであった。KとFは1977年(昭和52年)に都内の大学に通いはじめた学生で、部屋が

                                                                FM西東京 (海賊放送) - Wikipedia
                                                              •  中野晃一『戦後日本の国家保守主義』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                日本再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証』(中公新書)の中の「政権・党運営――小沢一郎だけが原因か」が面白かった中野晃一の単著。 明治期から昭和戦前期まで日本の国歌権力の中枢を担った内務省、そしてその後継官庁の官僚たちがいかなる役職を歴任し、いかなる影響を与えたのか?ということを探った本。内務省、あるいは自治省の次官経験者などを中心にその後の天下り先などを調べることで、日本の支配構造の一端に迫ろうとしています。 まず、タイトルに「国家保守主義」というおどろおどろしいタイトルが付けられていますが、この「国家保守主義」とは筆者によれば「国家権威のもとに保守的な価値秩序へと国民統合を図る」(「はじめに」Viip)考えで、この「国家保守主義」を中心的に担ったのが戦前の内務省の官僚だとしています。 ご存知のように内務省は戦後に解体されますが、その官僚たちは自治省を中心としたさまざまな組織に移っ

                                                                   中野晃一『戦後日本の国家保守主義』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                •  権丈善一『ちょっと気になる社会保障』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                  2009年に民主党に政権を獲らせた一つの大きな要因が「年金問題」でした。「消えた年金」「年金未加入問題」「無年金者の増加」「年金だけでは暮らせない!」「年金は破綻する!」といった声がマスコミに度々登場し、それが「ミスター年金」こと長妻昭議員の活躍などと相まって、民主党への期待を押し上げました。 その後、民主党政権は普天間問題や消費税の増税をめぐる迷走、震災復興などの問題で失速していくわけですが、肝心の年金改革に関しても、ほぼまったく進まずに終わってしまいました。 この要因としては、次のものがあげられると思います。 1、民主党(長妻厚労大臣)が悪い 2、時間がなかった 3、そもそも今の年金制度は言われるほど悪く無い 民主党支持者は「2」を、アンチ民主党の人は「1」をあげるでしょうが、実は「3」こそが真実なのではないかという推測も成り立ちます。事実、長妻大臣以降の民主党政権下の厚労相の年金改革

                                                                     権丈善一『ちょっと気になる社会保障』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                  • 田中(坂部)有佳子『なぜ民主化が暴力を生むのか』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                    紛争が終結して、新しい国づくりを始めてそのために選挙も行ったのに、再び政事的暴力が噴出してしまう。これはよくあるパターンだと思います。近年だと南スーダンがそうでした。PKOで派遣されていた自衛隊が武力衝突に巻き込まれそうになっていたのは記憶に新しいと思います。 本書は、タイトルのように「なぜ民主化が暴力を生むのか」という問に答えようとした本です。中心的な事例としては東ティモールを、分析手法としては計量分析とゲーム理論を主に用いながら、民主化が暴力を生み出すメカニズムを明らかにしようとしています。 個人的には分析の仕方にいまいちピンとこない部分もあったのですが、テーマ的には非常に興味深いものですし、いくつかの興味深い知見もあります。 目次は以下の通り。 第1章 民主化は暴力を生む? 第2章 先行研究と本書の分析枠組み 第3章 紛争後社会における小規模な政治暴力の発生―政治体制と政治制度が及ぼ

                                                                      田中(坂部)有佳子『なぜ民主化が暴力を生むのか』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                    •  田中拓道『福祉政治史』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                      「福祉国家」というと、もはや否定されつつある古臭いイメージがあるかもしれませんが、「福祉国家」は死滅しつつある存在ではありません。スウェーデンなどの北欧諸国はさまざまな改革を行いつつ、充実した福祉と経済的パフォーマンスを両立させていますし、ドイツやフランスなどでも福祉の改革が行われてきました。 一方、少子高齢化と財政難の中、日本では効果的な福祉改革は行われているとはいい難い状況です。 「このような状況はなぜ生まれたのか?」、「そもそもそれぞれの国の福祉制度はなぜ違っているのか?」 こうした疑問に答えるために、各国の福祉制度の歴史を説き起こし、90年代以降、どのような改革が、なぜ行われたのかということを分析したのがこの本になります。 主にとり上げているのは日本、アメリカ、イギリス、スウェーデン、ドイツ、フランスの6カ国。これらの国の福祉制度をタテ(歴史)とヨコ(国際比較)から分析しようとした

                                                                         田中拓道『福祉政治史』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                      • 前代未聞の難易度。Fellows!Vol.4西東京スタンプラリー

                                                                        Fellows!Vol.4(エンターブレイン)の発売を記念して、西東京エリアの9つの書店をめぐるスタンプラリーが実施される。 ラリーの方法だが、まずは参加店舗のいずれかにてFellows!のいずれかの号を購入し、付いてくるスタンプシートを入手。参加店舗ではFellows!各号およびビームコミックスを購入するとスタンプをひとつ押してもらえるので、この時点で自動的に1個目のスタンプが手に入ることに。 あとは西東京の各市街に散在する残り8つの参加店舗を回り、Fellows!各号ないしビームコミックスを購入してはスタンプを集める旅だ。ほしい賞品の必要個数に達した時点で、店舗店頭にてスタンプシートを提出し、応募となる。 スタンプは1店舗で1回しか押してもらえず、複数商品を購入しても複数回にわけて購入しても、押してもらえるのは1個だけ。またひとりで複数枚応募しても、当選はひとり1口のみとなる。 この前

                                                                          前代未聞の難易度。Fellows!Vol.4西東京スタンプラリー
                                                                        •  日本の「批評」とは一体何なのか?『ゲンロン4』を読んで - 西東京日記 IN はてな

                                                                          東浩紀が編集している『ゲンロン4』を一通り読んだ。『ゲンロン』は『1』を読んで、自分には少し「批評」寄りすぎるかな、と思って『2』、『3』は買わなかったのですが、現在の「批評」の位置を探る今号の企画は面白そうだと思って買いました。 実際、メインとなる共同討議の市川真人+大沢聴+佐々木敦+さやわか+東浩紀「平成批評の諸問題 2001-2016」は面白かったですし、「リベラルは再起動するか」という山口二郎+津田大介+東浩紀の鼎談も個人的には面白く読めました。 そして、浅田彰へのロングインタビュー(聞き手・東浩紀)と杉田俊介「ロスジェネの水子だち」、ジョ・ヨンイル「柄谷行人と韓国文学再考」を読んで、なんとも定義し難い日本の「批評」というものの位置づけがクリアーになったのは収穫でした。 巻頭言の東浩紀「批評という病」を読んでもわかるように、「現代日本の批評Ⅲ」という特集の主人公ともいうべき人物が柄

                                                                             日本の「批評」とは一体何なのか?『ゲンロン4』を読んで - 西東京日記 IN はてな
                                                                          • 西東京民の私は立川のIKEAでザリガニを食べてスウェーデンに想いをはせる - ココロ社

                                                                            東京都多摩市に住んでいるが、ここ2年で仕事以外で都心に行くことがほとんどなくなってしまった。それより前から徐々に店頭での買い物から通販に移行していたのだが、疫病が蔓延するようになってから、ホットスポットであるところの23区へのハードルが格段に高まってしまった。買い物などをする場合でも、23区まで行かずに、西東京の中核都市、立川・町田・八王子などで済ませている。実際に測ってみると、新宿や渋谷に出るのと5~10分程度しか変わらないのだが、混雑の度合いが違うので立川でいいや……と思う。そして、立川「で」いいやの気持ちは、いつしか、立川「が」いいやの気持ちに変化した。都民以外にはわかりにくいかもしれないが、立川・町田・八王子は、それぞれ地方の県庁所在地くらいの規模があるので、そこになかったら通販で買おう、新宿や渋谷だと必ず納得のいく買い物ができるという保証もないし、と思うのである。 いつしか、わた

                                                                              西東京民の私は立川のIKEAでザリガニを食べてスウェーデンに想いをはせる - ココロ社
                                                                            • エリカ・フランツ『権威主義』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                              ここ最近、民主主義をテーマにした本が数多く出版されていますが、民主主義ではない政治というのは一体どんなものでしょう? 本書は、その「民主主義ではない政治」である権威主義について語ったものになります。オックスフォード大学出版局の「What Everyone Needs to Know(みなが知る必要のあること)」シリーズの1冊で、「権威主義とはどんなもので、どんな特徴があるのか」ということを総合的に論じています。 一口に権威主義といっても、プーチンやエルドアンのようにわかりやすい「強いリーダー」がいるタイプもあれば、クーデターによって軍政となったタイやミャンマーのようにトップの姿が見えにくいタイプもあります。 本書は「こういった違いをどう考えればいいのか?」という問いだけでなく、「民主主義はどうやって権威主義体制に移行するのか?」、「権威主義体制はどのように崩壊するのか?」といったさまざまな

                                                                                エリカ・フランツ『権威主義』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                              • <西東京虐待自殺>2度のSOS伝わらず…会話3時間後の死 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                                西東京市で中学2年の男子生徒(14)が母親の再婚相手である父親の虐待を受けて自殺した事件は、学校が2度にわたるSOSのサインを見逃し、最悪の事態を招いた。生徒は先月29日、傷害容疑で逮捕された無職、村山彰容疑者(41)から「24時間以内に首でもつって死んでくれ」と言われ、翌日に命を絶っていた。警視庁は自殺教唆の疑いでも調べる方針だが、追い詰められていた生徒を救う手立てはなかったのか。 ◇兆し 市教委によると、生徒は明るい性格でテニス部に所属。同級生の母親は「(母の再婚で2歳の)弟ができたことを喜んでいた。家事を手伝ったりとお母さん思いだった」と振り返る。 最初のサインは昨年11月中旬。右目が腫れていることに担任教諭が気付いた。「父親にたたかれた」と話したため村山容疑者に事情を聴いたところ、暴力を認めた。しかし生徒が「父親のように強くなりたい」などと話したことから児童相談所に通報しなか

                                                                                • ゴルフ練習場|24時間打ちっぱなし西東京市田無のタイムジップス24

                                                                                  タイムジップス24 スタッフ募集!詳細はこちら Tweets by timezips24 実際のコースでのスコアメイクにお役立て下さい。打席利用時間内で10分無料!(入場時予約制) 3%の傾斜が付いているので実践的な練習をしたい方にもおすすめ。打席利用の前後30分以内で15分無料! スイングチェックに特化した高性能スイングチェックマシン。1・2F全台無料でご利用頂けます。※通常の打席料は別途かかかります。 クラブは1打席ご利用につき3本、シューズは1打席 ご利用につき1足無料でレンタル可能です。