並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 150件

新着順 人気順

西東京の検索結果81 - 120 件 / 150件

  • 【更新しました】西東京、多摩地区の地域密着中華!国立府中インター前! 南京亭(谷保/エビチャーハン) - 海老チャーハン と チャーハン は別物?

    『海老チャーハンだけ!中華・炒飯チャーハンブログ』 記事更新しました。 リンクを貼りました。 knana.hatenablog.com

      【更新しました】西東京、多摩地区の地域密着中華!国立府中インター前! 南京亭(谷保/エビチャーハン) - 海老チャーハン と チャーハン は別物?
    • 西東京でも共同親権研究会が始まる - ishiimasa's blog

      西東京でも共同親権研究会が始まる。 実子拉致の当事者・被害者ではない、第三者の立場の市民が、共同親権に興味をもちはじめている。 私もそのひとりだ。 comriap.hatenablog.com 共同親権を学びたい、という人はこれからもっと増えていくと予想している。 ishiimasa.hateblo.jp ishiimasa.hateblo.jp

        西東京でも共同親権研究会が始まる - ishiimasa's blog
      • 噛み応え最強!武蔵野うどん【金豚雲】西東京ひばりが丘(きんとんうん)@ひばりヶ丘 - 美味しいものを少しだけ

        西東京市ひばりが丘 「武蔵野肉汁うどん 金豚雲」(きんとんうん) 「武蔵野 肉汁うどん 金豚雲」は 「武蔵野 肉汁うどん 金豚雲」メニュー テイクアウトメニュー 「武蔵野 肉汁うどん 金豚雲」でいただいたもの 営業時間・店舗情報など ★ ここ何年か武蔵野うどんをいただく機会が多いです。 日本三大うどんと言えば香川の「讃岐うどん」、秋田の「稲庭うどん」、後のひとつは何だと思いますか? 群馬の「水沢うどん」か長崎の「五島うどん」、いやいや富山の「氷見うどん」と定まらず、全部まとめて日本五大うどんとも言われているそうです。 武蔵野うどんはなんで入らないのかな。美味しいよね。 コシの強さが真髄の武蔵野うどんですが、とにかくコシの強い武蔵野うどんがあるよということで行ってきました。 「武蔵野 肉汁うどん 金豚雲」は 2013年11月のオープン 場所は 西武池袋線 ひばりヶ丘駅北口 徒歩2分です 地名

          噛み応え最強!武蔵野うどん【金豚雲】西東京ひばりが丘(きんとんうん)@ひばりヶ丘 - 美味しいものを少しだけ
        • 砂原庸介『領域を超えない民主主義』 - 西東京日記 IN はてな

          版元の東京大学出版会からお送りいただきました。どうもありがとうございます。 まず本書のタイトルですが、これが「領域を超える民主主義」だと、「グローバル化の中での、EUなどの国家を超えた主体や国境を超える多国籍企業やNGOの話なのか?」となりますが、「領域を超えない」というところで多くの人は「?」となると思います。 タイトルに続く副題は「地方政治における競争と民意」で、著者の仕事をそれなりに追っている人からすると本書が著者の今までの仕事の集大成的なものであることが見えてきますが、そうでない人にはまだ本の内容はイメージしづらいと思います。 本書が主にとり上げるのは都市の問題とその意思決定です。 都市は経済成長の源泉でもありますが、都市が成長し拡大すると今までの地域的な枠組みに収まりきらなくなることがあります。 例えば、東京はその発展とともに周辺地域に市域を拡大させ、さらには千葉県に「新東京国際

            砂原庸介『領域を超えない民主主義』 - 西東京日記 IN はてな
          • #台風19号 茨城・西東京・群馬など被害がなかなか報道されない地域が各地にあるようなので、状況を集めてみました

            リンク BBCニュース 台風19号「ハギビス」で日本各地に被害 河川氾濫も 大型で強い台風19号「ハギビス」は12日、午後7時前に静岡県・伊豆半島に上陸し、各地に強い風と大雨をもたらしながら北上した。 65

              #台風19号 茨城・西東京・群馬など被害がなかなか報道されない地域が各地にあるようなので、状況を集めてみました
            • 細谷雄一編『ウクライナ戦争とヨーロッパ』 - 西東京日記 IN はてな

              東京大学出版会のU.P.plusシリーズの1冊でムック形式と言ってもいいようなスタイルの本です。 このシリーズからは池内恵、宇山智彦、川島真、小泉悠、鈴木一人、鶴岡路人、森聡『ウクライナ戦争と世界のゆくえ』が2022年に刊行されていますが、『ウクライナ戦争と世界のゆくえ』がウクライナ戦争の世界への影響を論じていたのに対して、本書はヨーロッパへの影響を論じたものになります。 morningrain.hatenablog.com どこまでを「ヨーロッパ」とするかは(特にロシアはヨーロッパなのか?)というのは議論が分かれるところでしょうが、ウクライナ戦争は「ヨーロッパ」で起こった戦争として認識され、それゆえに非常に大きなインパクトを世界に与えました。 そして、当然ながらヨーロッパ各国にはより大きなインパクトを与えているわけです。 本書はそんなヨーロッパへのインパクトを豪華執筆陣が解説したものにな

                細谷雄一編『ウクライナ戦争とヨーロッパ』 - 西東京日記 IN はてな
              • 須網隆夫編『平成司法改革の研究』 - 西東京日記 IN はてな

                90年〜00年代にかけて日本ではさまざまな改革が行われました。小選挙区比例代表並立制が導入され、1府12省庁制となり、地方自治では三位一体の改革が行われました。それが良かった悪かったかはともかく、これらの改革が日本の社会に大きな変化を与えたということは多くの人が認めるところだと思います。 ところが、本書が取り扱う司法改革に関しては、改革がどのような変化をもたらしたのかが見えにくくなっています。鳴り物入りで設立されたロースクールの多くが閉校に追い込まれましたし、法曹人口の増加も当初の計画のように入っていません。裁判員制度の開始は大きな変化ですが、これが社会にどのような影響を与えているかというと、これもあまり見えてきません。 こうした中で、改めて司法制度改革を点検し、その問題点や達成を探ったのが本書になります。論者によってスタンスは違いますが、副題に「理論なき改革はいかに挫折したか」とあるよう

                  須網隆夫編『平成司法改革の研究』 - 西東京日記 IN はてな
                • 周燕飛『貧困専業主婦』 - 西東京日記 IN はてな

                  表紙裏には「100グラム58円の豚肉をまとめ買いするためい自転車で30分走る」、「月100円の幼稚園のPTA会費をしぶる」などと書いてあり、タイトルからしても最近流行りの「貧困ルポ」の一種かと思う人もいるかも知れませんが、そうではありません。 中国生まれの女性で、労働経済学や社会保障論などを専門とする労働政策研究・研修機構(JILPT)の主任研究員でもある著者が、JILPTの行った大規模調査などをもとにして現在の日本における専業主婦の以外な姿を明らかにした本になります。 以前は「高収入男性の妻ほど就業率が低い」というダグラス・有沢の法則が知られていましたが、近年では、世帯収入が低いにもかかわらず専業主婦、あるいはもっとも高収入の世帯では専業主婦が少なくなるという現象が見られます(44p図2−3参照)。 本書はこうした実態を明らかにしつつ、その理由と問題点、さらには対処法を探っています。この

                    周燕飛『貧困専業主婦』 - 西東京日記 IN はてな
                  • 共産党の西東京市議が役所内で赤旗の勧誘や集金→市長「現状を改める必要がる」→共産党「憲法ガー!」 | KSL-Live!

                    日本共産党の西東京市議が、市庁舎内の職員を対象に党機関紙「しんぶん赤旗」の勧誘や集金をしていたことが4日の市議会で明らかとなった。問題を指摘した自民の浜中義豊市議に対し市長は「職員の政治的中立性について、市民から誤解を生じさせているならば、現状を改める必要がある」と述べた。これに対して共産党は「憲法で保障された政治活動だ」と主張している。 参考:西東京市議、役所内で赤旗勧誘・集金 市長「現状改める必要」 – 産経ニュース 浜中市議、市側、副市長のやり取りは以下、 浜中市議は「一般市民が入ることのできない執務室内で、現職市議による政党機関紙の購読の勧誘、配達、集金が行われ、地方公務員が集団で政党機関紙を購読することは公務員の政治的中立性への疑いと、職員より優位な立場の議員による心理的強制による加入をほぼ強制しているという問題がある」と指摘。市側は「職員個人が政党機関紙を購読するか否かについて

                      共産党の西東京市議が役所内で赤旗の勧誘や集金→市長「現状を改める必要がる」→共産党「憲法ガー!」 | KSL-Live!
                    • 藤田覚『日本の開国と多摩』 - 西東京日記 IN はてな

                      『勘定奉行の江戸時代』(ちくま新書)など、江戸時代の政治史を中心に数々の著作を発表してきた著者が開国が東京の多摩地域に与えた影響をまとめた本。「あとがき」によると、八王子市の市史編纂事業に関わるようになったことがきっかけで本書をまとめたとのことです。 吉川弘文館の「歴史文化ライブラリー」の1冊で比較的コンパクトな本ですが、開国が多摩の人々の生活や経済にどのような影響を与えたのかが分かりますし、当時の村の様子も見えてきて興味深いです。 もちろん、多摩地域に住んでいる人におすすめですが、生糸関係を中心に埼玉や群馬への言及もあり、開国が日本の養蚕に与えた影響なども知ることができます。 目次は以下の通り。 幕末の多摩―プロローグ 幕末の歴史と多摩 際限のない負担増 治安の悪化 開港と地域社会の変容 慶応二年武州一揆と多摩 幕末の変革期に生きた多摩の人びと―エピローグ 多摩地域は特定の大名が治めてい

                        藤田覚『日本の開国と多摩』 - 西東京日記 IN はてな
                      • S・C・M・ペイン『アジアの多重戦争1911-1949』 - 西東京日記 IN はてな

                        満州事変から日中戦争、太平洋戦争という流れを「十五年戦争」というまとまったものとして捉える見方がありますが、本書は中国における1911年の清朝崩壊から1949年の中華人民共和国の成立までを一連の戦争として捉えるというダイナミックな見方を提示しています。 一連の戦争と書きましたが、著者はこの時期の中国において、「内戦」、日本との「地域戦争」、そして太平洋戦争を含む「世界戦争」という3つの戦争が重なり合う形で進行していたとしています。 内戦下の中国において経済的な権益を求めた日本は地域戦争を引き起こし、日中戦争という地域戦争の処理をめぐって日本は世界戦争に突入して敗北します。そして日本の引き起こした戦争が、共産党に内戦の勝利をもたらしたのです(逆に言うと国民党に敗北をもたらした)。 本書の面白さはこの流れを重層的に描いている点です。副題は「日本・中国・ロシア」となっていますが、これにさらにアメ

                          S・C・M・ペイン『アジアの多重戦争1911-1949』 - 西東京日記 IN はてな
                        • 五十嵐元道『戦争とデータ』 - 西東京日記 IN はてな

                          副題は「死者はいかにして数値になったか」。 本書の序章の冒頭では、著者がボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争における死者を調べていて、20万人という数字と10万人という数字が出てきたというエピソードが紹介されています。 死者数というのは戦争の悲惨さを伝えるためのわかりやすいデータではありますが、それが倍近くも食い違っているのです。 特に文民の死者数となると、なかなか正確な数字は出ません。 しかし、実際に何人の兵士が死んだのか? 戦争によってどれだけの文民が犠牲になったのかというのは非常に重要なデータです。 本書はこうした戦争での死者がいかに数えられるようになったのか? 誰が数えているのか? どのようにカウントされているのか? といったことを過去に遡って明らかにしながら、戦争とデータの問題を考えています。 今まであまり光の当たっていなかった問題をとり上げた興味深い本です。 目次は以下の通り。 序章

                            五十嵐元道『戦争とデータ』 - 西東京日記 IN はてな
                          • エリック・ウィリアムズ『資本主義と奴隷制』 - 西東京日記 IN はてな

                            なぜイギリスは世界ではじめての工業化を成し遂げ、ヴィクトリア時代の繁栄を謳歌しえたのか。この歴史学の大問題について、20世紀半ばまでは、イギリス人、特にピューリタンの勤勉と禁欲と合理主義の精神がそれを可能にしたのだとする見方が支配的だった。これに敢然と異を唱えたのが、本書『資本主義と奴隷制』である。今まで誰も注目しなかったカリブ海域史研究に取り組んだウィリアムズは、奴隷貿易と奴隷制プランテーションによって蓄積された資本こそが、産業革命をもたらしたことを突き止める。歴史学の常識をくつがえした金字塔的名著を、ついに文庫化。 これが本書のカバー裏に載っている紹介文で、もともとは1968年に中山毅訳で理論社から出版された本の文庫化になります(本書に関しては山本伸監訳で明石書店からも新訳が出版されていますが、本書は中山訳の用語などを一部手直ししたものになります)。 著者は、トリニダード・トバゴの郵便

                              エリック・ウィリアムズ『資本主義と奴隷制』 - 西東京日記 IN はてな
                            • 2019年の本 - 西東京日記 IN はてな

                              毎年恒例のエントリー。今年はまず小説以外の本(と言ってもほぼ社会科学の本ですが)を読んだ順で9冊紹介します。 小説に関しては去年は順位をつけませんでしたが、今年は順位をつけて5冊紹介します。 ちなみに新書のほうは以下に今年のベストをまとめてあります。 blog.livedoor.jp ・ 小説以外の本 ジョージ・ボージャス『移民の政治経済学』 移民は受入国にどんな影響をあたえるのでしょうか? 経済を成長させるのでしょうか? それとも減速させるのでしょうか? あるいは移民の受け入れによって損する人と得する人が出てくるのでしょうか? この本はアメリカのハーバード・ケネディスクールの教授で、長年移民について研究してきた著者が、移民のもたらす影響をできるだけ詳しく分析し、上記の問に答えようとした本になります。 日本でもこれから「移民は是か非か」、「移民は日本経済を救うのか?」といった議論がなされて

                                2019年の本 - 西東京日記 IN はてな
                              • ポセイドン、出張飯を記録する #西東京 - ポセイドンの日常とFX航海日誌

                                会社が大森にあったころよく行きました。 地元では人気店です。 2階で飲むときは自分たちで勝手に瓶ビールを冷蔵庫から出して申告するやり方。 まるで自宅です。 それがみんなに受けていました。 またチャーハン食べたいけどなぁ。 行く機会ないだろうなぁ。 ■みやび屋

                                • ウィリアム・ノードハウス『気候カジノ』  - 西東京日記 IN はてな

                                  2018年に気候変動を長期的マクロ経済分析に統合した功績によってノーベル経済学賞を受賞したノードハウスの著書。価格が2000円+税なので、「今までの研究のコアの部分を一般向けに簡単に語った本なのかな」と思って注文したのですが、届いてみたら450ページ近い分厚い本で、ほぼこの1冊で現状で明らかになっている地球温暖化問題について語れてしまうような本ではないですか! これはコスパが高いです。 実は読んだのが6月頃で、今さらこの大部の本をきちんとまとめる力は残っていないので、以下、非常に簡単に紹介を書きます。 目次は以下の通り。この目次を見るだけで、温暖化について主な論点のほぼすべてが書いてあることがわかると思います。 第I部 気候変動の起源 第1章 気候カジノへの入り口 第2章 二つの湖のエピソード 第3章 気候変動の経済的起源 第4章 将来の気候変動 第5章 気候カジノの臨界点 第II部 気候

                                    ウィリアム・ノードハウス『気候カジノ』  - 西東京日記 IN はてな
                                  • 待鳥聡史『政治改革再考』 - 西東京日記 IN はてな

                                    平成という時代の政治を振り返ってみると、「改革」という言葉が飛び交い、実際に「改革」が行われた時代であったと言えるでしょう。小選挙区比例代表並立制が導入された選挙制度改革と、省庁再編、地方分権、司法改革、さらには日銀法の改正と、憲法の改正に匹敵するような改革が続きました。 しかし、一方で2度の政権交代はあったものの、結局は自民党が政権を維持し続けており、次の政権交代が見えてこないという55年体制を思わせるような状況も続いています。司法制度改革なども当初の想定通りに進んでいるとは言えないでしょう。 それはなぜなのか? という疑問に答えようとしているのが本書です。著者は『代議制民主主義』、『政党システムと政党組織』、『民主主義にとって政党とは何か』などの著作で、現代の民主主義に関する鋭い考察を披露してきた人物ですが、 本書でもここ30年の改革を大きなスケールで鋭く分析しています。 目次は以下の

                                      待鳥聡史『政治改革再考』 - 西東京日記 IN はてな
                                    • 松永伸太朗『アニメーターはどう働いているのか』 - 西東京日記 IN はてな

                                      酒井 正『日本のセーフティーネット格差』とともに、第43回労働関係図書優秀賞を受賞した本で、その受賞で本書の存在を知って読んでみましたが、なかなか面白い本です。 まず、単純にアニメーターたちがどんなふうに仕事を行っているのかという点も興味深いですのですが、さらに、その働き方にも特徴があります。 アニメーターは基本的にフリーランスですが、本書がとり上げているのはそうしたアニメーターが集まっているスタジオです。そこで、「なぜ、フリーランスでいいのに会社に所属しているのか?」、「なぜ、家でも作業はできるはずなのにスタジオに集まっているのか?」という疑問が浮かぶのですが、それに対する答えが本書ではいくつか示されています。 アニメーターというのはやや特殊な働き方ではあるのですが、そこから「なぜ企業は存在するのか?(すべて市場取引ではだめなのか?)」というロナルド・H・コース『企業・市場・法』で検討さ

                                        松永伸太朗『アニメーターはどう働いているのか』 - 西東京日記 IN はてな
                                      • 東京都初の大型EV路線バス、西東京バスが3月上旬より運行開始 | レスポンス(Response.jp)

                                        京王グループの西東京バスは、大型EV路線バス(電気バス)3両導入し、3月上旬より運行すると発表した。東京都内における乗合路線バスでは初のEV導入となる。 今回導入するのは、BYD製の大型EVバス『K8』。全長10.5×全幅2.5×全高3.36メートルで、乗車定員は最大81人。3~3.5時間の急速充電で220km(フル充電時、エアコン未使用の場合)走行できる。西東京バスでは、五日市営業所に2両、五日市営業所青梅支所に1両導入し、あきる野市、檜原村、日の出町、青梅市、八王子市、福生市、羽村市、昭島市等を運行する。 EV路線バスは、走行時に二酸化炭素等の排気ガスを排出しないゼロエミッションビークル。同社ではEV路線バスの導入を契機として、営業エリアの一部の環境保全に貢献し、サスティナブル(持続可能的)な経営をさらに推進していく。 また、EV路線バスはバス自体が大型の電源施設と見ることもでき、災害

                                          東京都初の大型EV路線バス、西東京バスが3月上旬より運行開始 | レスポンス(Response.jp)
                                        • デイヴィッド・ガーランド『福祉国家』 - 西東京日記 IN はてな

                                          ミュデ+カルトワッセル『ポピュリズム』やエリカ・フランツ『権威主義』と同じくオックスフォード大学出版会のA Very Short Introductionsシリーズの一冊で、同じ白水社からの出版になります(『ポピュリズム』はハードカバーで『権威主義』と本書はソフトカバー)。 著者は、スコットランドに生まれ現在はアメリカのニューヨーク大学で教えている犯罪や刑罰の歴史を研究する社会学者です。 「なぜ、そのような人が福祉国家について論じるのか?」と思う人も多いでしょうが、本書を読むと、著者が福祉国家をかなり広いもの、現代の社会を安定させる上で必要不可欠なものだと考えていることがわかり、その疑問もとけてくると思います。 目次は以下の通り。 第1章 福祉国家とは何か 第2章 福祉国家以前 第3章 福祉国家の誕生 第4章 福祉国家1.0 第5章 多様性 第6章 問題点 第7章 新自由主義と福祉国家2.

                                            デイヴィッド・ガーランド『福祉国家』 - 西東京日記 IN はてな
                                          • 小林悠太『分散化時代の政策調整』 - 西東京日記 IN はてな

                                            著者の博論をもとにした本で副題は「内閣府構想の展開と転回」。興味深い現象を分析しているのですが、なかなか紹介するのは難しい本ですね。 タイトルの「分散化時代」と言っても「そんな言葉は聞いたことがないし、何が分散したんだ?」となりますし、「政策調整」と言ってもピンとこない人が多いでしょう。 そこでまずは第2次以降の安倍政権時に言われた「官邸一強」の話から入りたいと思います。 90年代後半の橋本行革によって1府12省庁制となり、首相と内閣府の権限が大きく強化されました。それまで日本では各省庁からボトムアップの形で政策形成がなされており、首相のリーダーシップは弱いままにとどまっていましたが、この改革によって「政治主導」の実現が目指されたのです。 このしくみをうまく利用したのが小泉政権や第2次安倍政権でした。特に安倍政権では内閣人事局の発足も相まって、省庁の官僚を首相や官房長官、あるいは官邸官僚と

                                              小林悠太『分散化時代の政策調整』 - 西東京日記 IN はてな
                                            • 松尾隆佑『ポスト政治の政治理論』 - 西東京日記 IN はてな

                                              面白く読みましたが、なかなか紹介の難しい本でもあります。 まず、タイトルを見ても中身がわからない。これが「ポスト代議制の政治理論」とかであれば、「ああ、直接民主制その他を語った本なのか」と想像がつきますが、「ポスト政治」という言葉は一般の人にはわかりにくいです(「ポスト学校の教育理論」なら中身が想像できるが、「ポスト教育の教育理論」では想像できないのと同じ)。 わかりにくいタイトルを補うのが副題ですが、この副題が「ステークホルダー・デモクラシーを編む」。これを読んでも多くの人はイメージが掴めないでしょう。自分もわかりませんでした。 「ステークホルダー」という言葉は企業経営で使われる言葉で、多くの人が一度くらいは聞いたことがある言葉だと思います。ただ、それと「デモクラシー」の結びつきと言われてもいまいちピンとこないでしょう。 この「わからなさ」に関しては、第1章を読めばほぼ解消されると思いま

                                                松尾隆佑『ポスト政治の政治理論』 - 西東京日記 IN はてな
                                              • 西谷公明『ウクライナ 通貨誕生』 - 西東京日記 IN はてな

                                                著者の西谷公明氏からご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 本書は『通貨誕生 ー ウクライナ独立を賭けた闘い』(都市出版、1994)が岩波現代文庫で文庫化されたものになります。巻末には2014年のユーロマイダン革命をうけて書かれた「誰にウクライナが救えるか」、さらに2022年のロシアによるウクライナ侵攻をうけての「続・誰にウクライナが救えるか」が新たに収録されています。 文庫化にあたって「ウクライナ」というタイトルが前面に出されたように、本書の面白さはウクライナという国家とロシアとの関係がわかることです。ウクライナの地域ごとの違いや、ロシアと密接な関係を持ちつつも、「ロシアから独立したい」という強い思いがあったことがわかります。 さらに本書の面白いところは、一国の経済、そして市場経済をどのようにして立ち上げるのかという問題と、その過程での悪戦苦闘が描かれている点です。 物と物と

                                                  西谷公明『ウクライナ 通貨誕生』 - 西東京日記 IN はてな
                                                • 八王子駅周辺をぐるり「市街地循環」21日運行開始 1時間4本 西東京バス | 乗りものニュース

                                                  ありそうでなかった、八王子駅前地域をカバーするルートです。 一般路線としては9年ぶりの新設路線 西東京バスの車両(画像:西東京バス)。 西東京バスは2021年9月6日(月)、JR八王子駅および京王八王子駅を起点に、いちょうホールなどを経由し八王子市の中心市街地を周回するバス路線「市街地循環」を実証運行路線として新設すると発表しました。運行開始は21日(火)です。 「市街地循環」は8~19時までの時間帯に、1時間あたり最大4本の間隔で運行されます。市街地を時計回りに、既存のバス路線が無いみさき通り、みずき通り、北大通りを経由して、八王子駅に戻ってくるルートです。運賃は大人180円、こども90円(いずれも現金支払いの場合)で、後乗り前降りの後払いです。 西東京バスでは、一般の路線バスでは約9年ぶりの新路線で、人口増加が見られる地域ながらこれまでカバーされていなかった八王子駅北側~浅川までのエリ

                                                    八王子駅周辺をぐるり「市街地循環」21日運行開始 1時間4本 西東京バス | 乗りものニュース
                                                  • ケネス・盛・マッケルウェイン『日本国憲法の普遍と特異』 - 西東京日記 IN はてな

                                                    「75年間、1文字も変わらなかった世界的に稀有な憲法典」 これは、本書の帯に書かれている言葉ですが、今まで存在した成文憲法中、改正されないままに使われている長さにおいて、日本国憲法は1861年に制定されイタリア憲法に続いて歴代第2位です。日本国憲法は「特異」な憲法と言えます。 しかし、一度も改正せずに済んでいるということは、実は日本国憲法の内容が「普遍」的だったからとも言えます。 この「特異」と「普遍」について論じたのが本書です。 「日本国憲法は非常に短い」「統治機構について書かれた部分が少ないが改正の必要性の薄さにつながっている」といった主張については、著者がこれまで発表した論考などで知っている人もいるかとは思いますが、本書にはそれ以外にもさまざまな興味深い論点が盛り込まれており、非常に面白い内容になっています。 目次は以下の通り。 第1章 憲法の形と軌跡 第2章 憲法が変わるとき 第3

                                                      ケネス・盛・マッケルウェイン『日本国憲法の普遍と特異』 - 西東京日記 IN はてな
                                                    • 末松義規 衆議院議員(小平市・国分寺市・西東京市)【東京19区】 on Twitter: "今日08:00からの外交安保部会・外交安保主権調査会合同会議で配られた防衛省の資料です。 ロシア軍の動きがある程度わかります。 ロシア軍がこのまま侵攻すれば、キエフがいつまでもつのか、、、、? https://t.co/PZhJaaTOuo"

                                                      今日08:00からの外交安保部会・外交安保主権調査会合同会議で配られた防衛省の資料です。 ロシア軍の動きがある程度わかります。 ロシア軍がこのまま侵攻すれば、キエフがいつまでもつのか、、、、? https://t.co/PZhJaaTOuo

                                                        末松義規 衆議院議員(小平市・国分寺市・西東京市)【東京19区】 on Twitter: "今日08:00からの外交安保部会・外交安保主権調査会合同会議で配られた防衛省の資料です。 ロシア軍の動きがある程度わかります。 ロシア軍がこのまま侵攻すれば、キエフがいつまでもつのか、、、、? https://t.co/PZhJaaTOuo"
                                                      • 公園利用 再開の動き 子どもたちの居場所確保で 西東京 | NHKニュース

                                                        新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くの公共施設の利用が休止されている中、東京都内では子どもたちの居場所を確保するために公園の利用を再開する動きも出てきています。 しかし、自宅で過ごすことが多くなる子どもの居場所を確保しようと、公園の中の「ボール広場」に限って、14日から利用を再開しました。 天候に恵まれた15日は、午前10時に広場の鍵が開けられると外で待っていたおよそ30人の子どもたちが一斉に入り、早速、友達とバスケットボールやフットサルを楽しんでいました。 市では、広場の中が混雑してきたら譲り合ってもらうようスタッフが巡回して声かけを行うほか、手洗いやうがいを呼びかけるポスターを設置して、感染の拡大防止に努めるとしています。 訪れた中学1年生の女子生徒は「ずっと家に閉じこもっていたので外の空気を吸えて、からだを動かすことができて本当にうれしいです」と話していました。 西東京市みど

                                                          公園利用 再開の動き 子どもたちの居場所確保で 西東京 | NHKニュース
                                                        • マルツ西東京へ行ってきた - JH1LHVの雑記帳

                                                          電子パーツショップのマルツ西東京(調布市)へ行ってきました。 我が家から自転車で10分程度の距離という大変恵まれたところにあるパーツショップなんですが、これまで一度も足を運んだことはなかったんです。 オープンした時から、気になってたんですが。 営業時間が月曜から金曜の平日だけ。 しかも、午後5時で閉店。 勤め人にとっては、幻の秘境のショップ。 わたしにとっては、とっても近くて、とっても遠い、そんなショップだったんです。 今日は夏休みを取得したこともあって。 しばらくぶりに、秋葉原でも散策しようかと考えたりもしたんですが・・・ コロナ禍もあるし、そこまで用事もあるわけでもないので、近所だけどまだ一度も行ったことがなかったマルツ西東京に行くことにしました。 天気がよくて気持ちよかった。 マルツ西東京は電通大の2Fにあるんだけど、1Fのコンビニ(セブンイレブン)にもちょっとしたスペースに電子パー

                                                            マルツ西東京へ行ってきた - JH1LHVの雑記帳
                                                          • オリヴィエ・ブランシャール『21世紀の財政政策』 - 西東京日記 IN はてな

                                                            現在、欧米は物価上昇に対応するために利上げを続けていますが、それまでは日本を含めた先進国の多くで低金利政策がとられていました。 そうした中で、財政政策や財政赤字に対する考えを変える必要があるのではないかというのが本書の主張になります。 ローレンス・サマーズ、ベン・バーナンキ、ポール・クルーグマン、アルヴィン・ハンセン著/山形浩生編訳『景気の回復が感じられないのはなぜか』を読んだ人であれば、コロナ前の世界について、低金利で株価も上がっているのに投資は十分に回復していない「長期停滞」の時代だったのではないか?という議論を知っていると思いますが、本書はその「長期停滞」時代の財政論といった形です。 morningrain.hatenablog.com 基本的な考えは、(r(実質安全金利)-g(実質経済成長率))がマイナスであるならば、財政政策や財政赤字には今までとは違った考えが求められるだろうとい

                                                              オリヴィエ・ブランシャール『21世紀の財政政策』 - 西東京日記 IN はてな
                                                            • ピエール・ロザンヴァロン『良き統治』 - 西東京日記 IN はてな

                                                              副題は「大統領制化する民主主義」。18〜19世紀にかけて民主主義の中心は議会であり、立法権であると考えられていましたが、20世紀半ば以降、執行権(行政権)こそが実質的な政治を動かすものだという認識が強まり、政治の評価を執行権(行政権)のトップである大統領や首相の功績や優劣に求める傾向が強まっています。 例えば、アメリカの政治を語るときでも、「オバマは〜だった」「トランプは〜だった」というように大統領を中心に語られることが多いと思います。 「なぜ、民主主義の中心は立法権から執行権(行政権)に移行したのか?」、「執行権が中心になった時代の民主主義はいかにあるべきか?」というものが本書のテーマになります。 著者は政治思想史や社会思想史などを専門とする人物で、さまざまな人物の考えや出来事から民主主義の変化を描き出していますが、同時に現在の民主主義に対する具体的な提言も行っており、「民主主義の危機」

                                                                ピエール・ロザンヴァロン『良き統治』 - 西東京日記 IN はてな
                                                              • キャス・サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                副題は「ナッジからはじまる自由論と幸福論」。著者はノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーらとともに「ナッジ」を利用した政策を推し進めようとしている人物であり、オバマ政権では行政管理予算局の情報政策及び規制政策担当官も務めています。 サンスティーンの本は1回読んでおかなければと前々から思っていたのですが、非常に多作な人物であり、「一体どれから読もうか?」などと考えているうちに今に至っていました。 そんな中で手にとったのがこの本。コンパクトな入門書のシリーズであるCambrige Elementsの公共経済学シリーズの1冊であり、本文140ページほどの中にサンスティーンの考えがコンパクトにまとまっています。 サンスティーンによる、自らの考えへの入門書と言えるでしょう。 目次は以下の通り。 第1章 イントロダクション 第2章 行動科学革命 第3章 自分で選べば幸せになれるのか? 第4章 

                                                                  キャス・サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                • 【地域最安値!】西東京市でのトイレつまり・水漏れ修理|たうん水道修理センター《東京・神奈川・千葉全域対応》

                                                                  西東京市近郊の水回りトラブル トイレの他にもキッチン・お風呂場など、ご自宅の水回りトラブルには全て対応可能。月間300件以上の修理実績による確かなノウハウを持っています。

                                                                    【地域最安値!】西東京市でのトイレつまり・水漏れ修理|たうん水道修理センター《東京・神奈川・千葉全域対応》
                                                                  • マンサー・オルソン『集合行為論』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                    集団と集合財(公共財)の関係を論じた古典的著作。やはり読んでおくべきかと思って読んでみました。 ただ、O・E・ウィリアムソン『市場と企業組織』を読んだときにも思いましたけど、完全に古典というわけでもない少し古めの本を読むと、文脈や著者は想定している論敵の理論といったものがわからずに、内容を掴むのがやや難しいですよね。 というわけで、以下では「なるほど」と思った部分を簡単に紹介します。 目次は以下の通り。 序 章 第1章 集団と組織の理論的考察 第2章 集団規模と集団行動 第3章 労働組合と経済的自由 第4章 国家と階級の伝統理論 第5章 伝統的な圧力団体論 第6章 「副産物」理論と「特殊利益」理論 1971年版の補遺 本書が問題としている1つのポイントは、集合財の獲得を目指す集団において、小集団では構成員の共通の利益は達成されやすいが,大集団では達成されにくいというものです。小集団であれば

                                                                      マンサー・オルソン『集合行為論』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                    • 青木栄一編著『文部科学省の解剖』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                      一部の人にとっては興味をそそるタイトルでしょうが、さらに執筆者に『現代日本の官僚制』、『日本の地方政府』の曽我謙悟、『政令指定都市』の北村亘、『戦後行政の構造とディレンマ』の手塚洋輔と豪華なメンツが揃っており、精緻な分析が披露されています。 ただ、今あげた名前からもわかるように執筆者はいずれも政治学者で、特に行政学を専門とする人物です。ですから、あくまでも行政学の立場から文部科学省の官僚制に対してアプローチがなされています。「文部科学省を貫く思想が知りたい」というような人の期待に答えるものではありません。 基本となるのは2016年に行われた文部科学省の本省課長以上へのサーベイ調査(アンケートのこと)です。過去に村松岐夫が中心となって行った官僚サーベイ(村松サーベイ)を参考に、文部科学省の官僚にその仕事の進め方や意識を聞くことで、文部科学省の仕事の進め方や文部科学省を取り巻く構造、そして、現

                                                                        青木栄一編著『文部科学省の解剖』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                      • スターバックスコーヒー西東京新町店 - 商業施設ブログ

                                                                        東京都西東京市にあるスターバックスコーヒー西東京新町店。 最新のスタバは、樹齢300年のクスノキが見守る木造建築によるスターバックスコーヒーが東京のスタバの最新店。 2020年11月25日に日本国内にオープンした最新スタバ。鎌倉のスタバを彷彿とさせる建築。手前の木が樹齢300年です。元々は40年営業していた喫茶店でしたが、スタバが根こそぎなくすのかと思いきや、そうではなかったのです。地元に愛されている喫茶店だったこともあってか、店内にあったさきほどの大黒柱みたいな木は、以前、喫茶店にあった木をそのままオブジェとして飾っている点が異色のスタバである。 まったくつながりのない喫茶店、ある意味、ライバルだったところを継承する、それがスタバである。 コロナ渦でなくなるものが多い時代ですが、すべてがなくなるわけではないわけで、がんばろう!日本!です。 ジョイフルMとみえますが、ジョイフルティーにしま

                                                                          スターバックスコーヒー西東京新町店 - 商業施設ブログ
                                                                        • 隠れ家にするなら、こんな屋根裏部屋のようなアンティークテラスハウスに。(東京都西東京市54㎡の賃貸物件) - 物件ファン

                                                                          隠れ家にするなら、こんな屋根裏部屋のようなアンティークテラスハウスに。(東京都西東京市54㎡の賃貸物件) 古い部分を覆い隠すのではなく、 それを活かしながらより より良いものにしていくのが リノベーションの醍醐味。 懐かしさの中にかわいらしさが同居する、 パリにあるアパルトマンの 屋根裏部屋をイメージした リノベーションです。 こちらの保谷団地、 なんと日本で2番目に古い 公団テラスハウスなんだとか。 テラスハウスというのは壁を お隣さんと共有するタイプの住宅です。 赤く塗られた玄関ドアが とても印象的ですね。 フランス製のアンティークで、 それゆえ取っ手の位置が高め。 レトロかわいい土間タイルは、 タイルで有名な名古屋モザイクの 「コラベル」だそう。 照明も素敵なデザインです。 こんな玄関に迎えられたら ほっと落ち着けそうですね。 序盤ですでに素敵ポイントがいっぱい。 玄関を進んだ先のダ

                                                                          • 渡邉有希乃 『競争入札は合理的か』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                            公共事業では、それを施工する業者を入札で決めることが一般的です。多くの業者が参加して、その中で最安を提示した業者がその工事を落札するわけです。 ところが、日本の公共事業では指名競争入札という形で、発注側が入札できる業者をあらかじめ指定したり、地方自治体では最低制限価格制度という形で一定以下の価格を示した業者を失格にするしくみもあります。 なぜ、このような制度があるのでしょうか? すぐに思いつくのは「利権」の存在です。一般競争入札よりもメンバーが限られている指名競争入札の方が談合などはしやすいでしょうし、最低制限価格制度もそれを教えて業者から賄賂を得るといったことが考えられます。 実際、90年代にはいわゆる「ゼネコンの汚職」が明るみに出て、入札制度の改革が行われたわけですが、それでも指名競争入札や最低制限価格制度はいまだに残っています。 本書は、こうした考えに対して、指名競争入札や最低制限価

                                                                              渡邉有希乃 『競争入札は合理的か』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                            • 佐藤卓己『『キング』の時代』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                              『キング』というと関東大震災以後の大衆文化を代表するものとして日本史の教科書にも登場しています。ただし、100万部を売ったということが紹介されているだけど、その具体的な中身や人気の秘訣については知らない人も多いと思います。 そんな『キング』について、『言論統制』や『ファシスト的公共性』などで知られる佐藤卓己が持ち前の調査力を発揮して論じた本。原著は2002年の出版ですが、今回岩波現代文庫に入りました。 「はじめに」に、 たしかに「政治的正しさ」のアリバイ作りとなるファシズム研究=批判は量産されたが、自らがファシストになる可能性まで念頭においた研究はどれほど存在するのだろうか。(xii p) 国民国家批判をつきつめれば「一億遭難民化のススメ」に行く着くが、幸福な難民はおそらく一部の強者にすぎない。弱さの糾弾は、強者のみを正当化する政治に至る。それこそが、ファシズムとは言えまいか。(xii〜x

                                                                                佐藤卓己『『キング』の時代』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                              •  亀田俊和『南朝の真実』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                                足利尊氏・直義兄弟が争った観応の擾乱、佐々木道誉や高師直らの婆沙羅大名など、「道徳的」とは程遠いイメージの北朝に対して、「忠臣」楠木正成・正行をはじめとして南朝には「道徳的」なイメージがあるかもしれません。 もちろん、「皇国史観」は過去のもので、今さら「南朝こそ正統!」みたいに言い募る人はいないと思いますが、尊氏周辺のグダグダっぷりに比べればマシというように認識している人も多いと思います。 この本は、実は南朝も内紛続きだったことを示すことで、そうしたイメージを打ち破ろうとしたものです。 後醍醐天皇と護良親王の対立、大覚寺統内部での皇位継承争い、各地につくられようとしていた「王朝」、楠木正儀の裏切り、長慶天皇と後亀山天皇の対立などを紹介し、南朝の混乱ぶりを描いています。 ただ、これだけならばトリビア的な面白さでしょう。この本の面白いところは、南朝のゴタゴタを描きながら、同時に建武の新政から南

                                                                                   亀田俊和『南朝の真実』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                                • Bスポット治療(EAT) 、コロナ後遺症治療 - 東京都西東京市の 耳鼻咽喉科 安部医院

                                                                                  今話題のBスポット治療とは? Bスポット治療(Bスポット療法)は、上咽頭に起きている炎症にアプローチすることにより、痛みなど、喉に起きている症状の改善が期待できます。 また実は、喉以外の部位に起こっている症状の原因が、上咽頭の炎症(慢性上咽頭炎)にあると考えられているのです。 さらに、Bスポット療法を行い、その慢性炎症にアプローチすることで、掌蹠膿疱症やアトピー性皮膚炎、喘息、めまい、頭痛、IgA腎症、後鼻漏や頭痛など、他にも様々な疾患に効果があるという報告があります。 また、昨今では新型コロナウィルスの後遺症にも、効果があるという報告もされています。 Bスポット治療を実施することで、実は、のど風邪以外の様々な症状、疾患の改善・効果があった症例があるのです。 それでは、Bスポット治療について解説していきましょう。 Bスポット治療は、上咽頭(鼻咽腔)の粘膜に塩化亜鉛を直接塗布することで、症状