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西東京の検索結果121 - 150 件 / 150件

  • 西東京市議、役所内で赤旗勧誘・集金 市長「現状改める必要」

    東京都西東京市の共産市議が市役所内で、複数の職員に政党機関紙「しんぶん赤旗」の購読を勧誘、配達、集金するなどしていたことが4日、市議会一般質問で明らかになった。丸山浩一市長は「職員の政治的中立性について、市民から誤解を生じさせているならば、現状を改める必要がある」と答え、対応策を講じる考えを示した。一方、共産党側は「憲法で保障された政治活動だ」と主張している。 この日の市議会で、自民の浜中義豊(のりかた)市議は「庁舎内で政党機関紙の購読の勧誘、配達、購読料の徴収が行われているように見受けられる。市の見解を聞きたい」と質問。これに対し、市側は庁舎内での勧誘行為などについて「承知している」と事実を認めた。 これを踏まえ、浜中市議は「一般市民が入ることのできない執務室内で、現職市議による政党機関紙の購読の勧誘、配達、集金が行われ、地方公務員が集団で政党機関紙を購読することは公務員の政治的中立性へ

      西東京市議、役所内で赤旗勧誘・集金 市長「現状改める必要」
    • リン・マー『断絶』 - 西東京日記 IN はてな

      中国が発生源の未知の病「シェン熱」が世界を襲い、感染者はゾンビ化し、死に至る。無人のニューヨークから最後に脱出した中国移民のキャンディスは、生存者のグループに拾われる……生存をかけたその旅路の果ては? 中国系米国作家が放つ、震撼のパンデミック小説! 6歳のとき中国からアメリカに移民したキャンディスは、大学卒業後にニューヨークへとやってくる。出版製作会社に職を得るも、やりがいは見出せない。だがそんな日常は、2011年に「シェン熱」が中国で発生したことで一変する。感染するとゾンビ化し、生活習慣のひとつを繰り返しながら死に至るという奇病で、有効な治療法はない。熱病はニューヨークへも押し寄せる。恋人や同僚をはじめ、人々が脱出していくなか、故郷のない彼女は、社員の去ったオフィスに残る。機能不全に陥った街には、もはや正気を失い息絶えた熱病感染者と自分しかいない―ある日、彼女はついにニューヨークを去る決

        リン・マー『断絶』 - 西東京日記 IN はてな
      • 東京都道「保谷東村山線」の西東京市・東久留米市境部が9月10日開通。所沢街道のバイパスに

          東京都道「保谷東村山線」の西東京市・東久留米市境部が9月10日開通。所沢街道のバイパスに
        • カズオ・イシグロ『クララとお日さま』 - 西東京日記 IN はてな

          カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞後の作品。読み始めたときは、「どうなんだろう?」という感じもあったのですが、ストーリーが進むにつれてどんどんと面白くなりますね。 ただ、この本を紹介しようとすると少し難しい点もあって、それはこの作品が『わたしを離さないで』や『わたしたちが孤児だったころ』と同じくミステリーの要素を濃厚に持った作品で、できるだけ先の展開を知らないで読んだほうが面白いからです。 というわけで、「あとは読んでください」でもいいのかもしれませんが、いくつか本書の特徴を書いておきたいと思います。 本書のテーマはAIであり、AF(人工親友)と呼ばれる、子どもの話し相手となるロボットAIのクララが主人公となります。舞台は現代とあまり変わらない世界であるようにも見えますが、いくつかの技術や状況から近未来であることがうかがえます。 ですから、本作はSFといってもいいのですが、一般的なSFと

            カズオ・イシグロ『クララとお日さま』 - 西東京日記 IN はてな
          • 筋筋膜性疼痛症候群【MPS】痛みの引き金トリガーポイント|痛みの事なら【痛みの専門院】東町接骨院・鍼灸院、西東京市・保谷駅徒歩2分にお任せください!

            写真1.は腰痛と右脚に痛みがあり歩行困難の76歳女性のかたの腰部のレントゲン画像で、医療機関で撮影された写真を当院に持ってこられたものです。 医療機関では加齢現象により骨が変形し、神経を圧迫しているのが原因のため手術をしなければ歩けなくなると言われたそうです。 手術を受けたく無いので何とかならないものかと当院に来院されました。写真を見れば確かに椎間板もすり減り関節の間もほとんどなく、骨棘(骨のトゲ)や腰の骨も歪んでいます。 もしこの様な変形が痛みの原因だとしたら、手技療法で治ることはありません。よく腰痛の原因は骨の歪みが原因だと耳にしますが、この様な加齢にともなった歪みを治すことはできません。また高齢の方のレントゲン写真を撮れば多かれ少なかれ写真1.のように変形しているものです。 では痛みは治らないのでしょうか? 先ほども言ったように骨の変形や関節の狭小化(関節の間が狭まる)は治りません。

            • 宮本太郎『貧困・介護・育児の政治』 - 西東京日記 IN はてな

              社会保障に関する政府のさまざまな会議の委員を務め、民主党政権では内閣参与になるなど、近年の日本の社会保障政策の形成にも携わってきた著者が、ここ30年ほどの日本の社会保障の歴史を振り返り、「なぜこうなっているのか?」ということを読み解き、今後目指すべき新たな方向性を模索した本。 なんと言っても本書で面白いのは日本の福祉政治についての現状分析。基本的に自民党が強い中で、その体制が揺らぐ事態が生じると「例外状況の社会民主主義」とも言える方向性が打ち出されます。これに増税を目指す財務省(大蔵省)が乗っかることが介護保険などの新しい社会保障制度が生まれます。 ところが、財務省の目的は財政再建ということもあって、「磁力としての新自由主義」ともいうべき考えが制度の発展を制約します。なるべく公費の投入を抑え、民間企業を参入させるような福祉が目指されるのです。 さらに地域では「日常的現実としての保守主義」が

                宮本太郎『貧困・介護・育児の政治』 - 西東京日記 IN はてな
              • 会社概要 | 西東京ポストサービス / 神奈川・東京・埼玉

                屋号 西東京ポストサービス 会社名 株式会社 SDR(エスディーアール) 代表取締役 中岡 龍平 (ナカオカ リュウヘイ) 本店 〒243-0039

                • 西東京市芝久保図書館に行ってみた - たなしぐらし

                  図書館が好きです 自宅から西東京市中央図書館に行くためには 線路を越えなきゃいけなくて それが面倒だったので 調べたら便利な場所に芝久保図書館っていうのがあった 公民館と併設です ●開館時間 火曜日~日曜日 午前10時~午後6時 としょかん 予約した本を受け取りに行くのが主な目的です 芝久保図書館には中央図書館にない雑誌があったりするので 気に入っています

                    西東京市芝久保図書館に行ってみた - たなしぐらし
                  • レコード音楽床屋セキ | レコードが聴ける床屋 | Japan, 東京都西東京市

                    【テレビ】 ・出没!アド街ック天国(テレビ東京系列) ・つながるまちかど(日本テレビ系列) ・つながるニッポン 応援のチカラ(JCOM) ​ 【ラジオ】 ・薬師丸ひろ子 ハートデリバリー(ニッポン放送) ・上柳昌彦 あさぼらけ(ニッポン放送) ​ 【新聞】 ・東京新聞 2021年8月9日 ​至福の空間「名曲理髪店」西東京 レコードコレクション1000枚超 ​ 【雑誌・専門誌】 ・BRUTUS特別号 「東京MAP 2020-東京の正解」 ・月刊ステレオ 2022年1月号 ​ 【Youtube】 ・Tokyo Barber club 様 ・アナログ放浪's 様

                    • バス路線、携帯の位置情報データで自在に 西東京バス - 日本経済新聞

                      西東京バス(東京都八王子市)は新路線のルートを決めるのに携帯の位置情報データを活用する取り組みを始めた。客観的なデータから需要を見込みやすい時間帯や場所を割り出し、収益力の高い運行経路を探る。位置情報データの活用は商圏分析を手掛ける小売・飲食業で先行してきたが、ここにきて裾野が広がってきた。6月から新サービス西東京バスは京王電鉄の傘下企業で、八王子や青梅・あきる野など東京西部の郊外都市を中

                        バス路線、携帯の位置情報データで自在に 西東京バス - 日本経済新聞
                      • 2020年の紅白歌合戦を振り返る - 西東京日記 IN はてな

                        あけましておめでとうございます。 新年最初の更新は例年通り、紅白歌合戦の振り返りからですが、今回の最大の注目ポイントは「紅組の勝利」。 もちろん、第2部を見れば紅組のほうが穴のない布陣で純粋な歌唱の点から言うと紅組の勝利で何の不思議もないのですけど、それでも白が勝つのが近年の紅白。 これはジャニーズ・ファンが内容に関係なく大挙して白に入れるから起こる現象だと考えられ、そのため自分は「お茶の間審査員の廃止」を提言してきたわけですが、今回は拡大されたお茶の間審査員のみの投票で紅組が圧勝しました。 この謎を解く仮説としてとりあえず思い浮かぶのが、「嵐ファンが中継のときこそ紅白を見たけど、基本的にはラストライブの中継を見ていて紅白には帰ってこなかった」というものですが、もう1つ別の仮説も思い浮かびます。 それは、今までの登録されたお茶の間審査員とは違い、誰でも参加できるシステムを導入したことで「組

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                        • 2023年の紅白歌合戦を振り返る - 西東京日記 IN はてな

                          新年初日から能登半島で大きな地震があって、「今年はどうなってしまうのか…」という状況ですが、今できることをやるしかないので、毎年恒例の紅白歌合戦の振り返りを行いたいと思います。 今年の山場はなんといってもYOASOBIの「アイドル」における、「オールアイドル総進撃」で、しかも、その場に日本のアイドルシーンに君臨してきたジャニーズのタレントがいなかったということでしょう。 ジャニーズ勢が不在ということで「枠が埋まるのか?」という心配もありましたが、とりあえず枠は埋まった。ただし、ジャニーズ勢の不在がもたらす紅白の変質もあった。ここから「ジャニーズとは何だったのか?」という大きな問いが生まれていくることになるわけですが、その答えについては今後の研究の進展に期待したいと思います。 このYOASOBIの「アイドル」とジャニーズの問題については、さまざまなところですでに論じられていると思うので、ここ

                            2023年の紅白歌合戦を振り返る - 西東京日記 IN はてな
                          • 杉原里美/Satomi Sugihara on Twitter: "今日の東京版に出ている氏岡真弓編集委員の記事によると、西東京市と府中市は、校歌は歌わないが、君が代は歌わせると。どんな判断?あの都教委でさえ、歌わせない判断なのに。 #合唱 #入学式 #新型コロナウイルス"

                            今日の東京版に出ている氏岡真弓編集委員の記事によると、西東京市と府中市は、校歌は歌わないが、君が代は歌わせると。どんな判断?あの都教委でさえ、歌わせない判断なのに。 #合唱 #入学式 #新型コロナウイルス

                              杉原里美/Satomi Sugihara on Twitter: "今日の東京版に出ている氏岡真弓編集委員の記事によると、西東京市と府中市は、校歌は歌わないが、君が代は歌わせると。どんな判断?あの都教委でさえ、歌わせない判断なのに。 #合唱 #入学式 #新型コロナウイルス"
                            • ロナルド・イングルハート『文化的進化論』 - 西東京日記 IN はてな

                              『静かなる革命』、『カルチャーシフトと政治変動』といった著作で、20世紀後半の先進国では物質主義的価値観から脱物質主義的価値観へのシフトが起こったということを主張したイングルハートが2018年に出版した著作の翻訳。 この理論自体はすでに広く知られているものであったものの、ここ最近のトランプ大統領の誕生や欧州のポピュリズムにおいて、例えば、脱物質主義的価値観の特徴である環境保護や同性愛への寛容などにたいする反動が起こっており、「物質主義的価値観から脱物質主義的価値観へのシフト」という理論が反証されているようにも見えます。 そんな中、本書にはトランプ大統領誕生以降のことについて書いた章もあることを知り読んでみました。20世紀後半の世界のトレンドを分析した章も面白いですが、やはり印象に残るのは近年の動きを分析した第9章「静かなる「逆革命」」と第10章「人工知能社会の到来」の2つの章。ここでもこの

                                ロナルド・イングルハート『文化的進化論』 - 西東京日記 IN はてな
                              • 田野大輔『ファシズムの教室』 - 西東京日記 IN はてな

                                長年、大学で「ファシズムの体験授業」を行っていた著者による授業実践の記録になります。履修している学生たちに、白いシャツを着せ、「ハイル、タノ!」と叫ばせ、キャンパスにいるリア充(サクラ)を糾弾するというユニークでインパクトのある授業はWeb記事の「私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由」などでも読むことができます。 ナチスが政権を獲得し国民の一定の支持を受けた理由として、以前はヒトラーのカリスマ性や演説の巧みさメディア戦術などが注目されていました。ナチスは国民を「騙す」ことに成功したという見方です。 しかし、近年では国民は必ずしも騙されていたわけではなく、積極的に支持していたことも重視されるようになり、また、ユダヤ人の虐殺などの行為に関しても、「普通の人々」が関わっていたことが明らかになっています(クリストファー・R・ブラウニング『増補 普通の人びと』参照)。 本書で行われている授

                                  田野大輔『ファシズムの教室』 - 西東京日記 IN はてな
                                • 『リチャード・ジュエル』 - 西東京日記 IN はてな

                                  一言で言えば非常に「反時代的」な映画。基本的には、イーストウッドがここ最近好んで取り上げる、「無名の人の行った英雄的行為」を描いたもの。アトランタオリンピックの開催中に起きた爆弾テロ事件において、爆弾をいち早く発見し、被害の拡大を防いだリチャード・ジュエルが主人公です。 ただし、この話のポイントは、リチャード・ジュエルがヒーローから一夜にして容疑者扱いされるようになったことにあります。英雄になるために自ら爆弾を仕掛けてそれを発見するというのは過去に見られた手口でもあり、リチャードもそういった人物ではないかと疑われたのです。 しかも、それがFBIからマスコミにリークされたことから、リチャードはマスコミに追い回され、彼と母親は生き地獄を経験することになります。このリチャードを以前からの知り合いであった弁護士のワトソン・ブライアントが救うというのが映画の筋書きです。 このように書くと、いかにも映

                                    『リチャード・ジュエル』 - 西東京日記 IN はてな
                                  • 須田努・清水克行『現代を生きる日本史』 - 西東京日記 IN はてな

                                    『幕末社会』(岩波新書)の須田努と、『喧嘩両成敗の誕生』(講談社選書メチエ)や『戦国大名と分国法』(岩波新書)などの清水克行の2人が、縄文から現代に至るまでの「日本史」を語った本になります。 もともとは明治大学の文学部史学科以外の学生を対象にした「教養日本史」的な授業のテキストブックという形でつくられたものになります。 ですから、「歴史とはなんぞや?」「中世とはいかなる時代か?」といった大きな問いから入るのではなく、まずは歴史上の面白い事象を紹介し、そこから時代の特徴を探るような構成になっています。 歴史というと古い時代から順番に学んで、その変化を見ていくといった形になりやすいですが、本書では「流れ」よりも、当時の人々が生きた社会を直接つかみにいくようなスタイルです。 目次は以下の通り。 第0講〜第6講までを清水克行が、第7講〜第13講を須田努が担当しており、第14講が2人の手によるものに

                                      須田努・清水克行『現代を生きる日本史』 - 西東京日記 IN はてな
                                    • 『東島雅昌『民主主義を装う権威主義』 - 西東京日記 IN はてな』へのコメント

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                                      • 多摩六都科学館―プラネタリウムと観察・実験・工作でDo!サイエンス (東京都西東京市)

                                        工作 コロコロ転がる不思議… 観察 化石のかたちを写しと… その他 大人のためのハーブ講… 観察 たどってみよう!魚の旅 観察 イマドキの単レンズけ… <大人の学びなおし> 観察 ミクロ・ラボ ~顕微… 実験 電気の実験:回路を組む <大人の学びなおし> 工作 キッて、ヒラいて、い… 工作 国際宇宙ステーション… 実験 わくわく実験TIME

                                        • 長井秀和が西東京市議選でトップ当選 カルト宗教問題などを訴え - ライブドアニュース

                                          by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 東京都西東京市議選で、無所属で出馬した長井秀和が当選した カルト宗教問題、地方議会の透明化などを訴え、立候補40人中トップ当選 長井は創価学会を脱会し、宗教2世としても知られる 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 関連ニュース ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子

                                            長井秀和が西東京市議選でトップ当選 カルト宗教問題などを訴え - ライブドアニュース
                                          • チョン・イヒョン『優しい暴力の時代』 - 西東京日記 IN はてな

                                            1972年生まれの韓国の女性作家の短編集。河出文庫に入ったのを機に読みましたが、面白いですね。 「優しい暴力の時代」という興味を惹かれるタイトルがつけられていますが、まさにこの短編集で描かれている世界をよく表していると思います。 「優しい暴力」の反対である「優しくない暴力」は80年代半ばくらいまでの韓国には吹き荒れていました。本書の訳者である斎藤真理子が訳した同じ河出文庫のチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』では、むき出しの直接的な暴力が描かれていました。 ところが、経済が成長し、民主化が進み、軍が民衆を弾圧するようなむき出しの暴力は鳴りを潜めました。 でも、「暴力」は社会の中にあって、ふとした瞬間に顔を見せているというのが、本書が描く世界です。 冒頭の「ミス・チョと亀と僕」は、父の恋人でもあったミス・チョことチョ・ウンジャさんと高齢者住宅で働く主人公の奇妙な関係を描いた作品で、ユ

                                              チョン・イヒョン『優しい暴力の時代』 - 西東京日記 IN はてな
                                            • 池内恵、宇山智彦、川島真、小泉悠、鈴木一人、鶴岡路人、森聡『ウクライナ戦争と世界のゆくえ』 - 西東京日記 IN はてな

                                              東京大学出版会から刊行されている「UP plus」シリーズの1冊で、形式としてはムックに近い形になります。 このシリーズでは川島真・森聡編『アフターコロナ時代の米中関係と世界秩序』を読んだことがありますが、『アフターコロナ時代の米中関係と世界秩序』ではけっこう長めの対談が2つはいっていましたが、本書は個人の論考が7本並ぶという形になっています。 ここではそれぞれの内容を簡単に紹介していきます。 鈴木一人「戦争と相互依存」 サブタイトルは「経済制裁は武力行使の代わりとなるか」。ここからもわかるように対ロシアの経済制裁について検討しています。 まずは経済制裁の基本を確認しつつ、経済制裁はやられる方もやる方も双方にダメージがあることを指摘しています。現在、欧州がガス価格の高騰などに苦しんでいるように、経済制裁をかける方も返り血を浴びる可能性が高いのです。 今回の経済制裁の特徴はG7が結句して迅速

                                                池内恵、宇山智彦、川島真、小泉悠、鈴木一人、鶴岡路人、森聡『ウクライナ戦争と世界のゆくえ』 - 西東京日記 IN はてな
                                              • 山口慎太郎『子育て支援の経済学』 - 西東京日記 IN はてな

                                                『「家族の幸せ」の経済学』(光文社新書)でサントリー学芸賞を受賞した著者による、子育て支援の政策を分析した本。 『「家族の幸せ」の経済学』も面白かったのですが、個人的にはマッチングサイトや離婚の話などは置いておいて、もっと著者の専門である子育て支援政策の分析に絞ったほうが良かったのでは、という感想も持ちました。そうした意味では個人的には待ち望んでいた本です。 本書は『経済セミナー』の連載をもとにしたものであり、新書である『「家族の幸せ」の経済学』に比べると、研究の方法・技法の紹介に大きく紙幅を割いています。「この研究によるとこういった効果がありますよ」と紹介するだけではなく、「この研究は問題を明らかにするためにこういった技法が使われており、それによるとこういった効果がある」という形で研究のやり方が妥当であるのかということも含めて検討されています。 中室牧子・津川友介『「原因と結果」の経済学

                                                  山口慎太郎『子育て支援の経済学』 - 西東京日記 IN はてな
                                                • 田無神社 公式ページ(東京都 西東京市)

                                                  宇宙につながる小さな扉が田無の地にありました。さあ、五龍神のすまう田無の杜へ。

                                                  • 閻連科『年月日』 - 西東京日記 IN はてな

                                                    現代中国を代表する作家の1人である閻連科。今まで読んだことがなかったので、今回、この『年月日』が白水Uブックに入ったのを機に読んでみました。 最後に置かれた「もう一人の閻連科 ー 日本の読者へ」で、閻連科本人が、自分は「論争を引き起こす作家、凶暴な作家」と見られているが、本作は違うといったことを述べていますが、その通りなんでしょうし、普通の小説とはちょっと違います。 舞台は千年に一度の日照りに襲われた山深い農村で、村人たちが逃げ出す中で、たった一本だけ残ったとうもろこしを守るために、老人の「先じい」と盲目の老犬「メナシ」が残るというものです。 途中でネズミやオオカミは出てきますが、出てくる人間は先じいただ一人と言っていいです。ですから、基本的に本書には会話がなく、描写と先じいのモノローグで構成されています。 帯には「現代の神話」とありますが、呼んでいる印象は神話とか説話に近いです。 日照り

                                                      閻連科『年月日』 - 西東京日記 IN はてな
                                                    • アンドレアス・ヴィルシング、ベルトルト・コーラー、ウルリヒ・ヴィルヘルム編『ナチズムは再来するのか?』 - 西東京日記 IN はてな

                                                      AfD(ドイツのための選択肢)の躍進などによって混迷が深まっているドイツ政治ですが、そうなると取り沙汰されるのが、この本のタイトルともなっている「ナチズムの再来」です。 確かに2017年の総選挙でAfDは一気に94議席を獲得し、既成政党への不満の受け皿となりましたが、2019年の欧州議会選挙においてAfDの得票は11%ほどにとどまり、その勢いは薄れているようにも思われます。 ただ、それでも「ナチズムの再来」が取り沙汰され、それが世界的な注目を集めるのがドイツという国家の宿命なのでしょう。 本書はそんな声に対して、ドイツの歴史学者や政治学者が集まってつくられたものです。もともとドイツのバイエルン放送と『フランクフルター・アルゲマイネ新聞』でメディアミックス的に展開されたエッセイを再構成したもので、20ページ弱の論考が並んでおり、読みやすいボリュームとなっています。 原題は「ヴァイマル状況? 

                                                        アンドレアス・ヴィルシング、ベルトルト・コーラー、ウルリヒ・ヴィルヘルム編『ナチズムは再来するのか?』 - 西東京日記 IN はてな
                                                      • ポール・コリアー『エクソダス』 - 西東京日記 IN はてな

                                                        『最底辺の10億人』、『民主主義がアフリカ経済を殺す』などの著作で知られる開発経済学者のポール・コリアーが移民について論じた本。 トランプ大統領の誕生にBrexitと、移民の問題がクローズアップされる機会が続きましたが、この本の原書が出たのは2013年であり、トランプやBrexitについては論じていません。それでもいくつかの問題に関しては先取りして論じていおりますし、また、移民問題は解決したわけでものないので、まだまだタイムリーな内容となっています。 また、「最底辺の10億人」を研究テーマとしてきた著者らしく、移民を受け入れる側だけではなく、送り出す側への影響についても紙幅をとって分析しているのが特徴です。 著者は移民のもたらす正負の影響を分析しながら、最適な移民の規模や政策というものを探ろうとしています。 目次は以下の通り。 プロローグ 1 第Ⅰ部 疑問と移住プロセス 第1章 移民という

                                                          ポール・コリアー『エクソダス』 - 西東京日記 IN はてな
                                                        • 「バス特」終了事業者相次ぐ 国際興業バス・西東京バスが今春終了 - TRAICY(トライシー)

                                                          国際興業バスと西東京バスは、PASMO・Suicaで提供しているバス利用特典サービスを、今春に終了する。 国際興業バスは、2月28日に、西東京バスは3月12日にそれぞれ、バスポイント・特典バスチケットを終了する。付与された特典バスチケットは通常通り、終了する2事業者も共通で付与日から10年間利用できる。 バス利用特典サービスは、バス利用特典サービスを実施するバス事業者の対象路線と都電荒川線・東急世田谷線で利用できるもの。 PASMO・Suicaのストアードフェア(SF)を利用してバスに乗車すると、バスポイントがたまる。1か月ごとのバスポイントに応じて、特典バスチケットが付与される。付与額は、1,000バスポイントごとに100〜330円分がつき、サービス実施事業者共通で、次回乗車時に自動的に利用される。最大還元率は17.4%。2010年に発売・利用終了したバス共通カードを踏襲する形で、プレミ

                                                            「バス特」終了事業者相次ぐ 国際興業バス・西東京バスが今春終了 - TRAICY(トライシー)
                                                          • 西東京市ブロガーが夢中!ほうれん草のすばらしい効能と簡単おいしいレシピ - 田無ぐらし

                                                            ほうれん草 こんにちは、ライフスタイルブロガーの田無ぐらしです。東京都西東京市の田無に2年前に引っ越してきた私ですが、地元の魅力あふれる情報をたくさん発信していきたいと思っています。 そんな私が、特に夢中になっているのがこの野菜、ほうれん草なんです。ほうれん草は、私の大大大大大好きな野菜なんです😊 その理由は、実はほうれん草には驚くほどの栄養価が詰まっているからなんですよ。 >>続きを読む tanashigurashi.com マルコメ カップ料亭の味 ほうれん草 即席味噌汁 1食×6個セット マルコメ Amazon ランキング参加中【公式】2022年開設ブログランキング参加中地域ランキング参加中料理

                                                              西東京市ブロガーが夢中!ほうれん草のすばらしい効能と簡単おいしいレシピ - 田無ぐらし
                                                            • 「間違いないっ!」長井秀和が西東京市議選トップ当選「『エンタ』よりも宗教問題で見たという人が多かった」|よろず〜ニュース

                                                                「間違いないっ!」長井秀和が西東京市議選トップ当選「『エンタ』よりも宗教問題で見たという人が多かった」|よろず〜ニュース