遠山元議員、罪認める方針 14日に初公判―年度内にも判決・貸金業法違反 2022年02月13日07時20分 遠山清彦元衆院議員 登録を受けずに日本政策金融公庫の融資を仲介したとして、貸金業法違反(無登録)罪に問われた元公明党衆院議員で元財務副大臣の遠山清彦被告(52)の初公判が14日、東京地裁である。同被告は起訴内容を全面的に認める方針で、今年度内に判決が言い渡される見通し。 遠山元議員、2月14日初公判 貸金業法違反―東京地裁 ヤミ金融対策を想定した法律が元国会議員に適用された異例の事件。議員の立場を利用した公庫への口利きの実態がどこまで明らかになるかが焦点だ。 起訴状によると、遠山被告は議員在職時を含む2020年3月~21年6月ごろ、貸金業の登録を受けずに、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した企業などへの日本政策金融公庫の融資を計111回にわたり違法に仲介したとされる。 うち8