国税庁が「サケビバ!」と題するお酒のビジネスプランを募集する振興事業を行っています。既に応募は締め切られ、書類審査の結果は9月27日に通知される予定です。本選大会は11月10日に実施されます。 この「サケビバ!」に対しては、「国が酒の販促をする必要があるのか」や「どれだけ税金が欲しいのか」との批判の声があがっています。国税庁は批判を受けながらもなぜこのようなキャンペーンを行っているのでしょうか。(ライター・岩下爽) ●国税庁はなぜ「サケビバ!」を始めたのか 「サケビバ!」は、日本産酒類の発展・振興を考えるビジネスコンテストです。酒類業界の活性化を図ることを目的としています。コンテストへの応募資格は、20歳以上39歳以下の個人又は3名以下のグループとなっています。募集テーマは「酒類業界の活性化や課題解決に資するプラン」とかなり抽象的な内容です。 受賞者特典としては、①書類審査通過チームには、