能登半島地震で激しい揺れが襲った、石川・珠洲市。 ドローンで街を見てみると、正体不明の謎の隆起が出現していた。 まるで崖のように地面が盛り上がった田んぼ。 家や川を横切り、道路を分断するように、隆起が全長およそ4kmに渡っている。 地上から見てみると、その爪痕があらわになった。 地面が最大2.2メートルも隆起している場所もあった。 この家はもともと建っていたところから、2メートルほど高く地面ごと上がったという。 家の住民は、地震で外に飛び出したところ、自宅の前に植えていた柿の木が地面ごと低くなって驚いたと話す。 近隣住民「地震が来たときに外に飛び出して、柿の木が下になっている。あれ、なんじゃこれと思って」 地面が隆起した影響で家全体が傾いたため、コンクリートの基礎と土台がずれてしまっている。 家の床は、今にも外れそうな状態となっていた。 なぜ、このような現象が起きたのだろうか