アメリカ商務省が、早ければ2023年7月中にも、NVIDIAを始めとする半導体メーカーによる中国へのチップ輸出を停止する予定であると、Wall Street Journalが報じました。 U.S. Considers New Curbs on AI Chip Exports to China - WSJ https://www.wsj.com/articles/u-s-considers-new-curbs-on-ai-chip-exports-to-china-56b17feb 事情に詳しい関係者がWall Street Journalに話したところによると、今回の輸出規制は2022年10月に発表された輸出規制措置を成文化し、対象を拡大する最終規則の一部になるとのこと。この規則は、NVIDIAとAMDの最先端チップの供給が遮断されたことに引き続き、中国のAI構築能力をさらに低下させること
2021年現在、M1 MacでDockerを使うのが大変という話がちょいちょいあります。 個人的な事情でいうと、私は現在、AMD64 Linuxでしか動かせないソフトウェアを開発していて、Dockerもちょいちょい使う、という感じです。なのでAMD64 MacでVMWareを使ってUbuntu VMを使って開発しています。 一方で、新規で購入できるMacbook ProがM1しかない、デスクトップマシンとしてWindowsやUbuntuを使うことにまだ踏ん切りがつかない(なんだかんだで10年Macで仕事をしてきているので…)ということもあり、どうしたものかと思っていましたが、会社が開発機としてIntel NUCを用意しているというので申請して導入したことで、一気に諸問題が解決しそうだなというところに至りました。 Intel NUCはIntelが作っているmini PCで、サイズ的には幅12
米Advanced Micro Devices(AMD) Chair and CEOのLisa Su氏は、データセンターやAI(人工知能)に焦点を合わせたプライベートイベント「Data Center and AI Technology Premiere」(2023年6月13日に米国で開催)の基調講演において、GPGPU(General Purpose Graphics Processing Unit)「Instinct」の新製品「AMD Instinct MI300X」(以下、MI300X)を発表した。「MI300Xは生成AI向けに開発した」(同氏)という(図1)。 同じイベントでAMDはサーバー用マイクロプロセッサー(MPU)「EPYC」の新製品も発表しており、その際は競合製品として米Intel(インテル)の「Xeon Scalable Processor(SP)」を挙げていた。今回のG
ジム・ケラー氏(Jim Keller)自らがAMD Zen 5の性能予測を公開しました。 ジム・ケラー氏というと、AMD RyzenプロセッサーのZenアーキテクチャ開発チームのリーダーを務め、AMDのCPUに革命をもたらした人物です。AMDを退職後は、Tesla、Intelへの移籍を経て、2020年にAIプロセッサを開発するTenstorrentに入社し、2023年1月には同社のCEOに就任しました。 インドで開催されたイベント『Nerds Talking to Nerds About RISC-V hosted by Tenstorrent』にて、ジム・ケラー氏はTenstorrent製CPUと他社製CPUの性能予測のスライドショーを公開しました。それがこちら。 Tenstorrent & AMD Zen 5性能予測 ジム・ケラー氏によると、CPUの整数演算性能を測定するベンチマーク、
任天堂の宮本 茂氏が功労賞,「スト6」「Pokémon Sleep」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が優秀賞を受賞した,「第28回AMDアワード」授賞式をレポート ライター:大陸新秩序 デジタルメディア協会(AMD)は昨日(2024年3月5日),デジタルメディア業界の発展を目指し,優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'23/第29回AMDアワード」の授賞式を帝国ホテルで開催した。 デジタルメディア協会(AMD)公式サイト 「AMDアワード」は日本のコンテンツ産業発展のため,その中核であるデジタルコンテンツの制作者側の立場から,作品の質的向上,ならびに人材育成の促進を目的として設立されたものだ。 その2023年の功労賞に任天堂株式会社 代表取締役 フェロー 宮本 茂氏が,また優秀賞に映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」と「ス
x86初のAIプロセッサ「Ryzen AI」は何がスゴイのかAMDが説明 市場投入第1弾は「Razer Blade 14」:搭載モデルはまもなく登場 AMDの最新モバイル向けAPU(GPU統合型CPU)「Ryzen 7040シリーズ」は、エントリーモデルを除いてCPUコア/GPUコアから独立した「Ryzen AI」というAIプロセッサを備えている。 →AI処理パフォーマンスを大きく改善 4nmプロセスのモバイルAPU「Ryzen 7040シリーズ」登場 搭載製品は3月以降に登場 →Zen 4アーキテクチャの「Ryzen PROプロセッサ」登場 モバイル向けは一部を除きAIプロセッサを搭載 同社はこのほど、Ryzen 7040シリーズの上位モデル「Ryzen 7040HSシリーズ」の説明会においてRyzen AIの概略を説明した。このプロセッサは、どのような特徴を持っているのだろうか。 Ry
長い年月にわたってインテルの後塵を拝していたAMDのCPUが、7月に入って大躍進している。全国の家電量販店・ECショップからPOSデータを集計した「BCNランキング」によると、週次販売数シェアでAMDは、7月第2週(8~14日)で67.4%を記録、5月第1週(6~12日)の36.8%に比べてほぼ倍増させた。直近の7月第4週(22~28日)では、60.2%とやや落ち着きを見せているものの、ライバルのインテルに20ポイント以上の大差をつけている。 主な要因は、AMDが発売した新製品だ。折からのインテルによるCPUの供給不足に加え、AMDが7月7日に新しい「Ryzen」シリーズを相次いで発売したことが奏功している。これまで2万円を下回っていた平均単価も、2万円台後半まで上昇。販売金額シェアも、直近の7月第4週で55.6%まで上昇した。 一方、7月第4週に売れたノートPCやデスクトップPCに搭載さ
The Advanced Micro Devices headquarters in Santa Clara, California. Photographer: David Paul Morris/Bloomberg 半導体メーカーの米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は4-6月(第2四半期)について、さえない売上高見通しを示した。ゲーム用ハードウエア向け半導体の需要不振が重しとなった。 4月30日の発表資料によると、4-6月期売上高は約57億ドル(約9000億円)の見通し。アナリスト予想平均は57億2000万ドルだった。 1-3月(第1四半期)のゲーム部門売上高は市場予想を大きく下回ったが、同社は人工知能(AI)向けアクセラレーター分野参入による押し上げ効果を期待している。AIアクセラレーターはチャットボットなどAIツール開発を支援するエヌビディア型の半導体。AMDは新製品の
CPUアーキテクトのジム・ケラー氏が、カナダのトロントを本拠とするAI向けハードウェアベンチャー企業Tenstorrentのプレジデント兼CTO (最高技術責任者)に就任した。業界の勢力図を塗りかえる数々の製品・技術の設計をリードしてきた同氏は、テクノロジー産業に大きな影響を与える半導体技術者の1人に数えられる。 AMD、Apple、Tesla、Intelで数々の功績を残してきたCPUアーキテクト、ジム・ケラー氏 ケラー氏の経歴をふり返ると、2000年代前半のAMD躍進の原動力となったK7とK8、x86-64 (AMD64/x64)の設計に従事した後、2004年にP.A.Semiのエンジニアリング担当バイスプレジデントに就任。2008年にP.A.SemiがAppleに買収され、Appleが独自に開発し始めたiPhone用のSoC (A4〜A7)の設計に携わった。2012年にAMDに復帰し、
Appleが最近発表した初のAppleシリコン「M1」チップの性能の高さを評価する報道が相次いでいますが、「M1はすばらしいチップだが、最速のモバイルCPUではない」と、Wccftechが記しています。 IntelやAMDチップは古いプロセスで製造 同メディアがその根拠として挙げているのがCPUベンチマークソフトCinebench R23のベンチマーク結果です。M1チップ(8コア、3.20GHz)のシングルコアは1,498で、Intel Core i7のスコアを下回っています。 またWccftechが指摘するのは、M1が最新の5ナノメートル(nm)プロセスで製造されているという点です。それに対し、今回同メディアが比較対象として挙げているAMDのチップは7nm、Intel Core i7に至っては10nmと14nmで製造されています。 マルチスコアではAMDチップのスコアを下回る 製造プロセ
一時期Intelよりコスパが良い。高性能と話題になったAMDのRyzen CPUですが、昨今はかなりの没落ぶりです。 この記事では何故AMD Ryzenが落ちぶれてしまったのか、考察していきます。 何故AMD Ryzenは落ちぶれたのか? intelが本気を出した マザーボードの規格が変わった ひどすぎる爆熱具合 外装に穴を開けるな まとめ 何故AMD Ryzenは落ちぶれたのか? intelが本気を出した Ryzenが話題になった時、intelが落ちぶれていた時期でもあります。その頃のintelは新型を出しても革新的な進化はなく、性能もそこまで上がっていない。それでいて規格だけコロコロ変わってマザーボードの買い替えも余儀なくされるので、その件で評判がガタ落ちしていました。 そんな時にAMDが発売したRyzenシリーズのCPUは、性能と価格のバランス接続がintelのそれよりも優れていて、
3月15日に報じられたように、Ryzen 7 5800X3Dの発売日が4月20日に決まった。それにあわせて、というわけでもないのだがZen 3コアに関する詳細が今年のISSCC(International Solid-State Circuits Conference)で発表になったので説明しよう。 といっても、Zen 3のプロセッサー・パイプラインの話はそれほど新しいものはないので、今回は主に3次キャッシュ周りとトランジスタ構成の話になる。 3次キャッシュの容量が倍になったZen 3 まずCCXのバリエーションについて。Zen 3では実は3種類の構成が当初から想定されていたそうだ。 画像の左がいわゆるMatisseの構成であり、Ryzen 5000シリーズとEPYCがこれを利用しており、中央は(厳密に言えばZen 3+ベースになったが)Rembrandtコアで、Ryzen 5000Gシリ
2022年2月にウクライナへ侵攻したことを世界中から非難されているロシアは、IntelやAMDなど主要なプロセッサーメーカーから半導体製品の輸出および販売を禁止されています。そのため、ロシアでは新しいデスクトップPC向けCPUとして、中国産のx86チップの導入が進められているとのことです。 Российско-китайская компания выпускает материнскую плату на базе китайского чипа Zhaoxin / Habr https://habr.com/en/company/selectel/blog/664258/ Export bans prompt Russia to use Chinese x86 CPU replacement • The Register https://www.theregister.com/2022
AMDは3月17日(米国東部時間)、同社のGPU/APU(GPU統合型CPU)向けソフトウェア「AMD Software: Adrenalin Edition」の提供を開始した。このソフトウェアは、同社のサポートサイト、または「Radeon Software」のコントロールパネルからダウンロード/更新できる。 AMD Software: Adrenalin Editionの概要 AMD Software: Adrenalin Editionは、従来「Radeon Software Adrenaline(Edition)」という名称で提供されていたものだ。今回、Radeon GPUだけでなくAMD製ハードウェア全般の体験を高めるソフトウェアとして位置付けを明確にするためにリブランドされた。 今回のアップデートにおける主な新機能や機能改善は以下の通り。 Radeon Super Resolut
連載635回でFrontierに納入される予定のRadeon Instinctの構成をいろいろ説明したが、“AMD Accelerated Data Center Premiere”では当然こちらの説明もあったので、答え合わせも兼ねてご紹介したい。 ちなみに発表記事で簡単にRadeon Instinct MI200シリーズの概要が紹介されているが、細かい製品仕様の話は最後にする。 1つのパッケージに2つのダイを搭載した見事な構成の Radeon Instinct MI200シリーズ 連載635回のノード構成推定図で「1つのRadeon Instinctと描いたものが、2つのRadeon Instinctを搭載したモジュールだと仮定すると、このギャップはもう少し縮まる」と書いたが、実際に発表されたRadeon Instinct MI200シリーズは見事に、1つのパッケージに2つのダイを搭載し
AMD「Ryzen 9 3950X」レビュー。11月30日発売の16コアCPUは,抜群のマルチスレッド性能を有しながらゲームにも適する ライター:米田 聡 AMD製CPUである「Ryzen Desktop 3000」(以下,Ryzen 3000)シリーズの最上位モデル「Ryzen 9 3950X」(以下,R9 3950X)が,11月30日に国内発売となる。メーカー想定売価は8万9800円(税込9万8780円)前後だ。 サーバー向けやHEDT(High-End Desktop)向け以外では,史上初となる16コア32スレッド対応のCPUであり,R9 3950Xは高いマルチスレッド性能を有するだけでなく,ゲーム性能も優れるとAMDはアピールしている。 そんなR9 3950Xが気になっているゲーマーは多いだろう。定番のベンチマークテストを通じて,R9 3950Xのゲーム性能を中心にチェックしてみよ
AMD入ってる! Surface Laptop 3にRyzen 7搭載は「快挙」 #MicrosoftEvent2019.10.03 10:0027,534 Alex Cranz - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ ) AMD、始まった。 Microsoftから、15インチのノートPC「Surface Laptop」が発表されました。これは13.5インチモデルより画面もパワーも大きいのが欲しい人向けですが、それ以上に大事なのは、AMDのチップを搭載してることです。 それってけっこうすごいです。 どうしてすごいの?通常AMDは、フラッグシップデバイスにはチップを提供していません。なのでAMD搭載Surface Laptopっていう噂がでたときは、もしほんとにそうなったらAMDにとって大きな一歩だなーと思ってたんです。たしかにAMDはナイスなCPU、GPUを作ってきましたし、ゲー
AMDがIntel MacでBoot Campを利用しているユーザー向けに「Boot Camp Unified Driver R6 for Windows 10」を公開しています。詳細は以下から。 AMDは現地時間2022年12月07日、Radeon Pro Vegaグラフィックを搭載したiMac Pro (2017)やRadeon dGPUを搭載したiMac、MacBook ProをBoot Campを利用しWindows 10マシンとして利用しているユーザー向けに、最新の統合ドライバ「Boot Camp Unified Driver R6 for Windows 10 v 21.30.44.17」をリリースしています。 Appleは2020年からメインプロセッサをIntelからApple Siliconへ移行し、dGPU/eGPUを採用しておらず、Apple Silicon Macでは
アメリカの半導体大手・AMDが、同社のサーバー向けCPU「EPYC」を台湾の半導体製造ファウンドリ・TSMCに供給していることを明らかにしました。EPYCは、TSMCの7nmプロセスで製造されていることが知られています。 TSMC | AMD https://www.amd.com/ja/case-studies/tsmc TSMC is using the AMD EPYC processors that it manufactures | Windows Central https://www.windowscentral.com/tsmc-using-amd-epyc-processors-it-manufactures AMD EPYC CPUs Are Helping TSMC Manufacturer Next-Generation Chips Faster https://w
「国内最速」の高性能レンタルサーバー環境! 高速CPU『AMD EPYC(Rome世代)』&『オールNVMe』を採用! 新規受付サーバーにおけるハードウェア大幅増強のお知らせ 平素はエックスサーバーをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたびエックスサーバーでは、 お客様により快適にサービスをご利用いただけるよう、 新規にお申し込みを受け付けるサーバーにおいて、ハードウェアを大幅に増強いたします。 このたびの増強においては、高速CPU『AMD EPYC(Rome世代)』の導入や『オールNVMe』構成の採用、 搭載メモリの倍増など、さまざまな面からハードウェアを大幅に強化しており、 「国内最速(※)」の高性能サーバー環境がご利用可能になります。 ※2020年2月14日〜2020年2月20日、当社調べ。 詳細につきましては、下記をご覧ください。 -------------------
ゲーム販売プラットフォーム・Steamの調べにより、Linuxユーザーの約67%がAMD製CPUを採用していることがわかりました。また、Windowsユーザーの間ではIntelが根強く支持されていることも判明しています。 AMD CPU Use Among Linux Gamers Approaching 70% Marketshare - Phoronix https://www.phoronix.com/news/AMD-CPU-Linux-Gaming-67p 以下は、「Steamハードウェア&ソフトウェア 調査: June 2023」で発表された、Linuxユーザーが使用するCPUの割合です。グラフィックスカードのRadeonシリーズで攻勢をかけているAMDはCPU市場でもLinuxユーザーから支持を集めており、6月の調査ではLinuxマシンのほぼ7割でAMDが採用されていることが
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く