並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 15 件 / 15件

新着順 人気順

DPZの検索結果1 - 15 件 / 15件

  • 山形県米沢市の“食堂系”ラーメンが好きで仕方ない

    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:24時間営業でセルフスタイルのうどん屋「惑星のウドンド」のこと 山形のラーメンが食べたくて、旅 先日、どうしても山形に行くしかなくなった。山形のラーメンが食べたくて我慢ならなくなったのだ。私の両親は東北の山形県出身で、父の仕事の都合で一家で東京に出てきたのだが、その後もことあるごとに山形に帰省していた。 一応、物心がついた時から東京で育ってきた私だが、お盆や正月に家族で山形に行くのが楽しみで仕方なかった。父方の実家にも母方の実家にも歳の近いいとこがいて一緒に遊んでくれたし、叔父や叔母、祖父や祖母も私に優しくしてくれた。 親戚たちのおかげで大好きになった山形だが、そこで食べるものもやけに

      山形県米沢市の“食堂系”ラーメンが好きで仕方ない
    • 「役に立たない機械」早慶戦 2024

      1回表:早稲田「割りばし割り機」 最初は早稲田の佐口幸太郎さんの「割りばし割り機」からだ。 この真ん中の機械がそう 「割り箸というのは素手で割れるというのが長所であり特徴だと思うんですが・・」 と佐口さんが説明を始める。 「こういう形で割り箸をセットしまして・・」 「軽く握ると・・」 「バキャッ!」 と音がして割り箸が二つに弾け飛び、そのまま机に落ちる。 「おお〜」という歓声と拍手が鳴る。 「先生にいただいたお寿司を食べたいと思います」 と、いま割ったお箸を机から拾って使う。 鈴木先生による講評はこんなふうだった。 ・お箸を割ったら確実に下に落ちるところがいい ・落としたものは普通もう食べられない、なのに拾って使うというところが未知の領域 今回、じつはぼくも講評に参加したのだが、並べて書くのは恐れ多いので感想をふつうに地の文に書くことにする。この作品で好きなのは割れる時の音だ。箸を手で直接

        「役に立たない機械」早慶戦 2024
      • 視力0.1以下だけど裸眼生活にハマってますレポ :: デイリーポータルZ

        1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:ジョイフルでリミッター外しまくり定食 ~勝手に食べ放題 > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ ものがハッキリ見えるからなんだと言うのか 目が悪い。 これくらい目が悪い カレンダーもこれくらい近づかないとハッキリ見えない。……伝わりづらい! とある暑い日の勤務中、掛けているメガネが鬱陶しくなって外してやった。 爽快な気分とは裏腹に視界はぼんやり。家の外でメガネ(コンタクト)を外すことはほとんどないので少し酔いもする。でも数分間そのままでいたら裸眼の景色に慣れてきた。 メガネやコンタクトでものがハッキリ見えるようになったからといって、それがなんだと言うのだろう。本当に、なんだと言うのだろうか。 メガネを掛けて見るこの風景が メガネを外してこうボケ

          視力0.1以下だけど裸眼生活にハマってますレポ :: デイリーポータルZ
        • フォーじゃない方のベトナム麺「ブンチャー」が頭をぶち殴られるような旨さ

          ベトナムの麺料理はフォーだけじゃないよ、と教えてもらったつけ麺があまりに衝撃的だったのでご報告します。 甘くてしょっぱくてニンニクがガツン!!!来たる蒸し暑い夏を吹き飛ばす、パワフルな味! ベトナムの麺料理はフォーだけじゃない わたしがブンチャーに出会ったのは、つくばにある「ベト味(あじ)」という、なんとも胡散臭い看板を掲げる小さなベトナム料理店だ。 店名からして只者でない感じが漂う。 ここで推されているのがブンチャチャム、通称「ブンチャー」だ。 メニュー写真からは、大盛りのサラダにけんちん汁に素麺?となんだかトンチンカンな組み合わせに見える。ブンチャー、一体何者なんだろう。 店主のクエンさん!空いていた時間でブンチャーについて詳しくレクチャーしてくれた おなじみのフォーがメニューに並ぶ中、見慣れないつけ麺があればそれがブンチャーだそうです。​​​ 3yk:フォーとブンは何が違うんですか?

            フォーじゃない方のベトナム麺「ブンチャー」が頭をぶち殴られるような旨さ
          • キッチンオリジンのイートインはほぼバイキング~勝手に食べ放題

            1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:食べると頭に音が鳴り響く高知の硬いお菓子「ケンピ」 思い出の地・鶴川 小田急線の鶴川駅にやってきた。なぜ、鶴川なのか。鶴川は学生の頃に通っていた町で、4年間を過ごした町だ。 この町も変わらねえな。 すごく楽しい思い出はないし、友だちと騒いだりしたこともない。話せる友人はいたが、基本は休憩スペースで寝てたり、ゲーム(モンスターハンターポータブル2nd Gやリンダキューブなどをやっていた)クイズの本を見たり、ラジオを聞いたりして過ごしていた。ひとりで寂しいように思うかもしれないが、それでも楽しかったのだ。 一人カラオケをしたカラオケ屋もあった。 よく行った立ち食いそばの箱根そば。 駅前は少しだけ変わっていたが、大き

              キッチンオリジンのイートインはほぼバイキング~勝手に食べ放題
            • 日本の淡水魚で一番巨大な幻の魚「イトウ」を食べる

              イトウです! イトウは現在、環境省が定めるレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。ただし養殖は行われている。以前、山梨の養殖場で見かけたことがある。青森の鰺ヶ沢町では1985年から養殖を始めている。 イトウを見るだけなら容易です! つまり鰺ヶ沢に行けばイトウを食べることは可能なのだ。ただ近所のスーパーの鮮魚売り場に売っているみたいなことはまずない。食べたいという思いだけが曇り空の宙に漂い続けた。 たぶんイトウです! 北海道でイトウが食べることができないか探した 北海道に行くとイトウをよく見かけた。それは標本だったり、水槽で展示されているものだったり、時にはぬいぐるみの時もあった。野生のイトウが北海道にはいるから、そのような展示が多いのだろう。 ぬいぐるみのイトウ! イトウを食べるなら北海道なのかな、と勝手に思っていた。釣りキチ三平でもイトウを釣っていたが、あれも北海道の釧路湿原だった気が

                日本の淡水魚で一番巨大な幻の魚「イトウ」を食べる
              • 気圧の変化をずっと見ている

                1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:東京おしるこマラソン(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 これで気圧がわかる ケストレルという会社のもの。気圧、温度、湿度が測れる 本体内にデータを記録することもできるし、スマホにつなぐとリアルタイムで数値も見える。9年使っているがぜんぜん壊れない。 少しタイムラグがあるみたいだけど こうしてリュックにつけている 高さが10m上がると、気圧は1hPa(ヘクトパスカル)下がる。 この気圧計は0.1hPa単位で測定できるので、つまり1m単位の上下も分かる。 高いところは気圧が低いので下がる、というのは理科で習ったが、1m単位で変わる身近な話だったのだ。 それは

                  気圧の変化をずっと見ている
                • スマホを投げ入れてQRコード決済する賽銭箱

                  1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:ホッケースティック片手にミニ四駆を追いかけよう!歩くダンゴムシを装置で測ろう!~Maker Faire Kyoto 2024レポート~ > 個人サイト むだな ものを つくる お賽銭っぽさとは何か お賽銭をお賽銭たらしめているのはなんといっても「お金を箱に投げ入れる」というところだろう。 小銭をチャリンチャリンと投げ入れるのは、神仏に対して失礼にあたるという説もあるらしい。 ただ、初詣で大きい神社に行ったりすると賽銭箱まで距離があったりして、投げざるを得なかったりする。 ちょっとここでは神仏には目をつぶってもらって、お金を箱に投げ入れる行為をお賽銭っぽさとしておきたい。 前置きはさておき、これまでのキャッシュ時代でのお賽銭

                    スマホを投げ入れてQRコード決済する賽銭箱
                  • ダメな心の声で代表選手みたいなユニフォームを作る

                    以前、テレビでバレーボールを見ていたら選手のユニフォームに「イモトのWiFi」と書いてあってポカンとしてしまったことがある。 それがサービス名で、スポンサーだからロゴが入っているのだ、と頭では理解できても、バレーボールと関係のないことが書いてある違和感がおもしろかった。 よく見ると、代表選手のユニフォームには色んなロゴが入っている。むしろスポーツと無関係に思えるマークや言葉こそが、ユニフォームを代表選手っぽくしているんじゃないか。 スポーツらしくない、ダメな心の声でユニフォームを作ってみよう。代表選手になるだろうか。それともただのダメな人になるだろうか。

                      ダメな心の声で代表選手みたいなユニフォームを作る
                    • スタバでしっかりご飯を食べるなら水を買え〜勝手に食べ放題

                      スタバでフードメニューを頼んだことがない。ご飯どきに行かないからだ。 長年、キャラメルラテ、フラペチーノなど、甘いコーヒーを1杯だけ頼むというスタイルだった。 でも、レジ横には魅力的なフードメニューが沢山あるではないか。 一度くらい、スターバックスでご飯をたらふく食べてみたい。 勝手に食べ放題: 食べ放題は4000円ぐらいが一般的ですが、食べ放題をやってないお店で食べ放題気分で食べても同じぐらいの金額になるのではないか。それをいろんなお店で確かめるシリーズ企画です。 突撃スタバで晩ご飯 スタバと言えば甘いコーヒーである。もはやスタバのアイデンティティとも言えよう。普通のコーヒーは別のお店でも頼めるしな……と思い、なんとなく上にクリームが乗っかった甘いコーヒーを毎回頼んでいた。 待ち合わせまでのちょっとした空き時間など、時間調整のために行くことが多いため、コーヒーを一杯飲んだらすぐに店を出る

                        スタバでしっかりご飯を食べるなら水を買え〜勝手に食べ放題
                      • アメリカの学生の思い出が生んだ、全部盛りのヴァーチャル回転寿司屋~メタバ―スの端っこ探訪

                        「メタバース」という言葉がバーッと流行り始めたのは何年か前。その後、物珍しい流行語だった時期は過ぎて、いまや使ってる人にとっては「普通に使ってる」感じになってきてるそうだ。 そうやってある文化が成熟期を迎えたときに、決まって出現するものがある。それが、個人の作ったフリーダムすぎるコンテンツだ。 ネットの黎明期にテキストサイトが流行ったように、いまメタバ―スには野放図かつ初期衝動にあふれた創作物がたくさんある、らしい。 このシリーズでは、有識者をナビゲーターに迎えて、そんな「メタバ―スの端っこ」を体験しに行きます。

                          アメリカの学生の思い出が生んだ、全部盛りのヴァーチャル回転寿司屋~メタバ―スの端っこ探訪
                        • 本場の草加せんべいはおいしい

                          1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:アルフォート版画

                            本場の草加せんべいはおいしい
                          • 与路島の山奥でとぐろを巻く三名様 〜ハブのいる島めぐり

                            奄美・沖縄諸島のハブのいる島を巡っている。9年目の今年、奄美の有人島最後の秘境、請島・与路島(よろしま)に到達した。 前回の請島に続き、与路島紀行という形でいかしてもらいます。ものすごく怖い思いをした山奥で、ハブにうざがられるぐらい交流してきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:奄美の秘境、請島へ!〜ハブのいる島めぐり > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ティーダのほうへ行くといい 請島の請阿室(うけあむろ)港を出て40分ほどで与路港が見えてくる。乗客は私一人だが港にはたくさんの人が集まっていた。もちろん私の来島を待っていたわけではなく、皆が待望していたのは一

                              与路島の山奥でとぐろを巻く三名様 〜ハブのいる島めぐり
                            • 山形県米沢市の“食堂系”ラーメンが好きで仕方ない

                              米沢の食堂系ラーメンを色々教えてくれたイザワさんにその魅力を教わる 旅を終え、住まいに戻ってきた私だったが、心を米沢に置いてきてしまったかのようにあのちぢれ麵のことばかり考えてしまっていた。うまかったな、米沢の食堂系ラーメン……。 思い出してぼーっとしながら、「そうだ、イザワさんに改めて米沢の食堂系ラーメンについて聞こう」と思い、オンラインでインタビューをさせてもらうことにした。 米沢のラーメンが好きだというイザワさん ちなみに、イザワさんは専門家ではなく、山形で暮らし、山形のラーメンとその他の食べ物とお酒とを愛するいちファンである。個人的見解ということを前提に聞いていただければ幸いである。 ――米沢の食堂のラーメン、どこも美味しかったです。おすすめしてもらったけど行けなかったお店もたくさんあって、悔しいところもあるのですが。 まあ、おすすめした「かわにし食堂」とか、市街地から少し離れてる

                                山形県米沢市の“食堂系”ラーメンが好きで仕方ない
                              • 罰の時代のおわりにむしろ罰ゲームを味わう

                                罰の味とはなにか 尾崎放哉は咳をしても一人だと言いました。その時、放哉は咳を味わったのではないでしょうか。ああ、これが咳だよなあ。咳というものなんだよなあ、一人なんだなあ、と。ダウナー感にも似ただよなあ感で味わったのでしょう。 私は「ああ、これが罰ゲームというものだよなあ」と味わってみたいと思っているんです。 「罪の味」と言われるとなんとなく想像がつきます。背徳感とないまぜになったような快楽です。 一方、字は似ているものの「罰の味」は聞いたこともありません。罰なんて味わってどうするというのでしょう。 罰ゲームとはただの罰である 罰ゲームとはなにか。ゲームではありません。ただの罰です。とは言っても窃盗による懲役三年は罰ゲームと言いません。罰ゲームはゲームのような「本当の罪ではない」ことに対しての罰という意味です。ゲーム罰です。 テレビのバラエティでは罰ゲームがつきものでした。 「罰ゲーム」で

                                  罰の時代のおわりにむしろ罰ゲームを味わう
                                1