国際会計基準(IFRS)の基準設定団体、国際会計基準審議会(IASB)のアンドレアス・バーコウ議長は「のれん」の会計処理について、議論の方向性を今秋にも採決する方針を明らかにした。日本基準のような定期的な費用計上による償却ルールの導入が焦点になる。IFRSを導入している日本企業は年々増えており、のれんも積み上がっている。ルール変更でこうした企業が戦略の見直しを迫られる可能性がある。バーコウ議長
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リース会計基準が変わる! リース取引における会計処理は、2008年からファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に区分する方法で行われてきたところです。そして2019年1月1日以後に開始する事業年度から、いよいよ国際財務報告基準IFRS16号による新リース基準が強制適用となりました。 今回はこれまでのリース会計を踏まえ、IFRS16号による新リース会計基準において借り手側が注目すべきポイントを解説しましょう。 IFRSについての詳細はこちらの記事で解説をしておりますので合わせてご参照ください。 経理プラス:IFRS(国際会計基準)とは?導入のポイントとメリット・デメリットを解説! リースの概要と借り手側のメリット リースとは、事業用設備をリース会社から借りることです。リース取引を行うことによる借り手側のメリットは、その財務面にあります。 リース取引では、月額の賃借料さえ支払い続
この有料記事は、5月29日をもちまして、販売を終了させていただきました。ご愛読いただいておりますお客様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願い申しあげます。なお、5月29日までにご購入いただいた記事は、以下ページからお読みいただけます。 神田敏晶のページ 1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コ
今回は、IAS38号「無形資産」とIFRS16号「リース契約」に照らしたSaaS型サービスの資産計上の適否についての記事を見かけたので私見と考察を書いていきたいと思います。 昨今、どの企業においてもSaaS型のサービスを利用しているのではないでしょうか。 SaaS型のサービスの利用においては、月次等、定額の支払いを行っていることを考えると、IFRS16号「リース会計」に準じて、使用権資産としての資産計上をしなければならないのではないかと考えられます。 また、そもそもそのサービスを提供している基のアプリケーション自体を保有しているものとして、IAS38号「無形資産」として、ソフトウエアとしての資産計上が要されるようにも思えます。 それとも、上記いずれにも該当せず、単純に月額の支払いとして利用料を費用化するだけでいいんでしょうか? 様々な会計処理が考えられる中、以下では、そもそもSaaS型サー
先日、7/19に日経新聞の記事をきっかけに 『投資初心者の方も知っておきたい「のれん」についての基礎知識』 というタイトルで投稿しました。 www.kirin520.work その中で、会計基準間でのれん償却のルールが違いますと書きました。 日本基準では最長20年での定期償却が必要、一方で欧米の基準では定期償却は不要という内容です。 今回はこの件の補足で、昨年あたりから、IASB(国際的な会計基準を検討する団体、と理解ください)のほうで、 【国際基準でも日本みたいにのれん償却したほうがええかも】となり始め、議論がなされています。 ただ、期間損益への影響がかなり大きいだけに、当然ながら慎重派も多く、議論の行方は不透明、というのが現状のようです。 (参考)6/26日本経済新聞記事 もしIFRSでのれん定期償却が義務付けられることになったら・・ 6/26付日経新聞記事によると、多額ののれんを計上
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