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KOTYの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 「クソゲーオブザイヤー」は、なぜ休止することになったのか?“KOTYベテラン観測者”2人が分析する、一時代が終わる理由 - AUTOMATON

    赤野工作(以下、赤野)氏: 作家の赤野工作と申します。模範的工作員同志という名前で活動していて、ニコニコ動画で配信したりしていました。今いる人の中では僕はKOTYに関して最古参だと思うので、いろいろお話しできるかなと思います。話始めに言うのもなんですが、自分はKOTYアンチです。KOTYに対してはようやく終わってくれたかという気持ちが半分、こんな形でお前は終わってしまうのかと、好敵手の老いを見るような悲しさ半分。非常に複雑な気持ちで今この場におります。今日は感傷的な語りが多くなるかもしれないですが、よろしくお願いします。 ──ありがとうございます。赤野さんはKOTYに対してはかねてからアンチというスタンスを強調されていますよね。一方で、ラー油さんのKOTYに対するスタンスをお聞かせいただけますでしょうか。 ラー油氏: スタンスとしては中立です。KOTYなんてものはどこまでいっても内輪ネタな

      「クソゲーオブザイヤー」は、なぜ休止することになったのか?“KOTYベテラン観測者”2人が分析する、一時代が終わる理由 - AUTOMATON
    • 「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」を一変させた『四八(仮)』ショックとはなんだったのか? “テキストの量的分析”からクソゲーの定義とレビューの変容を見る

      ビデオゲームの文化で「クソゲー」という極めて暴力的な単語が一般化してからどれくらいが経っただろうか。みうらじゅん氏が『いっき』に対して使ったなど起源には諸説あるが、ともかくその言葉は死滅せずに現代まで生きながらえてきた。 制作者が心血を注いで創りあげた一個のゲームという作品。それをたった一言で簡単に断罪できてしまうその言葉は、無残なほどにネガティブなパワーを持っており、ゲームメディアでは忌避すべきワードのひとつである。 しかし口をつぐんだところで、いままでプレイヤー間で何年にもわたり続いてきた「クソゲーを語る」という文化が、無かったものになるわけでもない。たった4文字でゲームを語ることができるこの魔法の言葉は、その時代や個々人の認識によって極めて定義が曖昧で、いまも万華鏡のように変化し続けている。 (画像はニコニコ動画「クソゲーオブザイヤー2008」より) そんな歴史の中、その年度で一番の

        「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」を一変させた『四八(仮)』ショックとはなんだったのか? “テキストの量的分析”からクソゲーの定義とレビューの変容を見る
      • 2022年 総評

        リンク 2022年 次点 総評 2020年、温かみのある「クソゲー」としてムーブメントまで生み出したファイナルソード。 2021年、近年稀に見るストロングスタイルで大賞をもぎ取ったバランワンダーワールド。 ここ何年か、KOTYに選評が提出される作品の多くは「虚無ゲー」だった。 そんな中、2年連続での「尖ったクソゲー」の大賞受賞。 特に前年のバランは、スレ住民に否応無く「昔のKOTY」を思い起こさせた。 2022年。 スレ住民の肩に「何か」が重くのしかかる。 ==== 1月も半分を過ぎた頃。 前年バランの大賞確実を見届けたスレ住民の一部は、2022スレに活動の場を移した。例年より幾分早いKOTYの幕開けである。 まずスレで話題になったのはゲームではなくテンプレ。 前年度の途中から導入されたIARCを暫定的に対象外とするルールを引き継ぐかどうかでスレは連日大荒れの形相を呈していた。 アセットフ

          2022年 総評
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