エントリー向けNASキット4製品を徹底比較 読み書き速度・駆動音・バックアップ設定編:2017年春はこれを買う!(2)(1/6 ページ) 各社から発売されている2ベイのNASキット4製品を用意し、セットアップから実際の使い勝手に至るまで、スペック表だけでは分からない違いを徹底比較。第2回は「読み書き速度」「駆動音」「バックアップ設定」の3つのポイントをチェックする。 NASはセットアップが完了してPCから読み書きができるようにさえなれば、製品の違いを意識する機会はそれほど多くない。ユーザーが普段から意識するのは、むしろ読み書きの速度、さらに駆動音の騒々しさといったハードウェアにまつわる部分だろう。今回はこの2点についてチェックする。 また、データを安全に保護するための機能として重要なのがバックアップ機能だ。これについては設定のしやすさもさることながら、継続的にメンテナンスフリーでの運用が可
無線LANやUSBハブなど、個人向けやオフィス向けのIT機器ベンダーとして知られるバッファローが、データセンターや基幹業務系サーバでのバックアップ用途を想定したラックマウント型NASの「テラステーション7000シリーズ」を発表しました。 2Uタイプの筐体に12ベイを搭載し2TBドライブを12台搭載することで、最大容量24TB。Intel Xeon E-3プロセッサーと8GBメモリを搭載、ギガビットLANを4ポート搭載。電源は2系統の冗長性、上位モデルでは高信頼のニアラインHDDを搭載しています。 CIFS、NFS、iSCSIに対応し、NASとiSCSIはボリュームを分けることで同時に利用可能。Active Directory対応。 バッファローはデータセンターや基幹向けストレージへの参入について、プレスリリースで以下のように説明しています。 当社は、バックアップ用のストレージとしてもメイン
13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。 本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(連載の目次)。 12月といえば、そう、ボーナスの時期。今年は少なかった? そうお嘆きなさるな、世にはボーナスとはまったく無縁の存在もいるのだから。私のように……。 というわけで(!?)、今回はゲストにバッファローのNAS(Network Attached Storage)「LinkStation LS-XH1.0TL」を招いて、MacBook Proで使う
台湾製の“最強NAS”「QNAP TS-409Pro」を試す(後編):BitTorrent、RapidShare、eDonkey……(1/3 ページ) 前編ではNASとしての基本的パフォーマンス、拡張性、コストパフォーマンスの高さという観点からTS-409Proを見てきた。後編では「NAS」という言葉に収まらないポテンシャルの高さを紹介する。 TS-409Proは、12-in-1サーバをうたう多機能なNASだ。一方、Linuxで構築されたLANTANKや玄箱のような、ユーザーが自由にいじることのできるNASキットは、機能を追加していくことで“無限大-in-1”と言うこともできる。ただし、これらの製品を使いこなすにはLinuxの知識が必須であり、コマンドラインべースのインタフェースは初心者にはハードルが高い。今回取り上げたTS-409Proは、一般的なNAS製品と、ハックを前提にしたNASキ
発売中 価格:5,980円 アイ・ジー・エス株式会社が運営するオンラインショップ「クラスト」から、5,980円のNAS自作キット「LAN SERVER」が発売された。 同製品はIDE HDDに対応したNAS自作キット。独自の機能として、USB 2.0ポートを備え、USBによる転送にも対応しているのが特徴。同社によれば、Ethernetによる転送は低速で、マニュアルや設定画面も英語のためやや上級者向けとしているが、5,980円という価格は魅力的だ。今回1台お借りできたので、レポートをお届けする。 ●シンプルな構成で組み立ても容易 パッケージには、本体、マニュアル、ACアダプタ、ACコード、取り付け用ネジ、USBケーブル、LANケーブル、縦置きスタンドに加え、プラスドライバーも同梱されているため、組み立てには別途工具を用意する必要がない。 筺体右側面にはヘアライン加工がされたアルミヒートシンク
MacのiTunesの中に保存している音楽や動画のデータがいっぱいになってきた時に、外付けのハードディスク(以下HDD)やネットワーク型ハードディスク(以下NAS)にデータを移す方法を説明します。 この方法はいろんなブログで説明されていて定番とも言えるネタなのですが、どれも今ひとつ分かりやすさに欠けていて、初心者・中級者には敷居が高そうに思えましたので、図解も入れて出来うる限りわかりやすく説明します。 ファイルのコピーだけでデータを移動させると、せっかく設定したプレイリストや星印のレートや、再生回数が全部消えてしまいます。 以下の正しい手順で引っ越しをすると、これらが問題なく引き継げます。 なお、Windowsでの引越方法は次のリンク先を御覧ください。
クリッピングとは HDDとは日常的に使われるものですが、進化が早く、1,2年で同じ型番のものは手に入らなくなるモノも多い商品です。 世の中には同じスペックで商品を販売す続けなければいけない商材というものも有り、HDDも漏れず同じ容量を維持して販売しなければいけない場合もあります。 そういった場合に便利なのが「クリッピング」という機能で、500GBのHDDを売り続けなければいけない場合、1TBのHDDを使って「クリッピング」を行い、500GBのみの認識にすることが可能です。 今回は「HDL-Z4WS2.0A」に搭載されていたWestern Digital製のHDD「WD10EFRX」が1TBから500GBへとクリッピング処理されていたため、解除してみることにしました。 クリッピングの解除方法 HDAT2によるクリッピングされたHDDの容量増 – とりあえず、そういうことで。 「Ultimat
Synologyの新型5ベイNASサーバーキット「DS1517+」の設定と拡張を行う連載6本目。今回はさらにもう1台の「DS1517+」を用意し、LAN経由やインターネット経由で1台目のデータを2本目へバックアップ&復元をしてみました。 Snapshot Replication | Synology Inc. https://www.synology.com/ja-jp/dsm/feature/snapshot_replication Synology「DS1517+」の基本セッティングや専用OS「DSM」のインストール、データの共有方法など、これまでに行った拡張については以下の記事で確認できます。 最強NAS・Synologyの5ベイ上位モデル「DiskStation DS1517+」を導入するための初期設定まとめ - GIGAZINE Disk Station Manager (DSM
玄人志向は、HDD 4台を搭載できるNASキット「KURO-NAS/X4」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,800円前後の見込み。 NAS自作キットとして一世を風靡した「KURO-BOX/PRO」、通称「玄箱」の上位モデル。キットにHDDを搭載し、ユーザー自身がカスタマイズすることでファイルサーバーとして運用できる。前モデルよりHDDベイが4基になり、ARM9コアのCPUのクロックが400MHzから500MHzに向上している。 主な仕様はCPUにARM9互換Marvell製88F5281(500MHz)、128MBメモリ、BootROM用に256KBフラッシュメモリ、OSにDebian GNU Linuxを搭載。インターフェイスは、Gigabit Ethernet、USB×2、シリアルポートを備える。対応HDDは3.5インチSATA対応HDD×4。 本
【今回レビューする製品】2023年 家庭用・ビジネス用ネットワークHDD(NAS)の性能とおすすめ・選び方:ネットワークストレージ ハードディスク:初心者向け 小規模オフィス法人向け:機種の違いやできること 性能ランキング・録画対応のナスネ代替機 【比較する主な製品】バッファロー LinkStation LS210D0201G LS210D0301G LS210D0401G LS220D0202G LS220D0402G LS510D0201G S510D0301G LS510D0401G LS520D0202G LS520D0402G LS710D0201 LS710D0301 LS710D0401 LS720D0202 S720D0402 IODATA HDL-TA1/E HDL-TA2/E HDL-TA3/E HDL2-TA2/E HDL2-TA4/E HDL-AAX2/E HDL-
NASを1ギガビットオーバーで使いたい! データの保管先としてNASを使う人が多くなってきている印象がある今日この頃。実際私も昨年から写真データをNASでに保管するなど本格的に運用をはじめました。 昨年はデジカメWatchでこんな記事も書かせてもらいました。 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/farstnas/1034877.html 簡単にRAID組めたり、インターネット経由でいつでもデータにアクセスできたり、プライベートクラウド的に使えたりと超便利なわけですが、一つ不満をいうなら転送速度が遅いことでしょうか。 1Gbps有線LANで繋いでも理論上の転送速度は125MB/sほどで、実際の速度で110~115MB/s程度になります(ほぼ上限ギリギリいっぱいまでは出てる)。USB3.0で普通の外付けHDDを繋げば150~180MB/s出ること
近頃、何かと話題のネットワークオーディオやDLNA。日常的に取材したり記事にしたりしているが、これまで自宅は未導入だった。ゴールデンウィークがヒマすぎたのと、帰省代が浮いたこともあって、無線LANルーターとNASを購入してネットワークAV環境を構築してみることにした。その顛末を紹介したいと思う。 なお、記者は一度思い立ったら割と勢いで行動してしまう方で、AV機器に限らず説明書の類は、トラブったとき以外はほとんど読んだことがない(仕事の時は別です、念のため)。 今回もあらかじめネットやブログで情報を集めるという当たり前のことができず、そのために失敗したり、あとで後悔したことも少なくない。「アホだな~」と思われることも多そうだが、失敗も含めてレポートしていきたい。 今回、無線LANルーターとNASを導入して行いたかったのは主に以下の2点だ。 ・iTunesの楽曲をNASに取り込み、1階と2階で
昨今では、オンプレミスとクラウドのストレージを使い分ける企業は多くなり、それぞれの強みと欠点も広く知れ渡るようになった。 オンプレミスストレージには、高速かつ閉じたネットワークによるパフォーマンスの高さと、セキュリティの堅固さというアドバンテージがある。一方で、クラウドストレージは、契約した容量分だけ料金を支払えば済むという無駄のなさと、必要に応じてほぼ無制限に容量拡張することができるスケーラビリティという強みを持っている。 オンプレミスとクラウドのメリットを持ち合わせたストレージ(サービス)はないものか――そんな人に紹介したいのが、QNAPの新型NASの「TS-464」だ。 今どきのデータストレージに求められること 「働き方改革」「コロナ禍」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と、現在の企業はかつてない速度で新しい業務体制への対応が求められている。その流れを受けてテレワークやパブ
NASとはネットワーク対応HDDの事で通常のHDDとは違い保存したファイルをネットワーク経由で利用できるようになります。 buffaloのNAS、LinkStationとiPhone・iPadを組み合わせて使う事で、トレントファイル(Torrent)のDLやファイルのダウンロード&アップロード、NASからの動画再生、漫画閲覧など大きく利便性が向上し、iPhone・iPadの容量の問題はなくなります。 さらにiPhone・iPadだけでなくPCやPS3とも連携が可能であり、様々な面でファイルのやり取りが快適になります。 LinkStationの主な機能 WebAccess BitTorrentマネージャー 各種(SMB,FTP,DLNA)サーバー機能など LinkStationについての詳しい事は公式サイトへ
NASの便利さが広く知れるようになったことで、いまホットなジャンルになりつつあるのが、HDDを自分で組み込む「NASキット」だ。これまでは海外メーカーの独壇場だったが、2016年からはHDD組み込み済みの製品しか発売してこなかった国内メーカーも製品をリリースするなど、国内外のメーカーが入り乱れての激戦となりつつある。 今回は各社が発売している2ベイのエントリー向けNASキット4製品を用意し、セットアップから実際の使い勝手に至るまで、違いを徹底比較する。これら製品は外見やサイズ、価格帯も非常に似通っており、製品の仕様だけを見るとどれを選んでよいか迷うことも多い。本稿が製品選びの役に立てば幸いだ。 第1回では、パッケージを開封してからHDDを組み込んでNASとして完成させるまでの「組み立て」および、ソフトウェアのインストールを行ってネットワークに組み込み、PCから読み書きできるようにする「セッ
プラネックスコミュニケーションズは、USB接続したハードディスク(HDD)やUSBメモリーをNAS(Network Attached Storage、ネットワーク接続ストレージ)にできるUSBメディアサーバー『MZK-USBSV』を6月上旬に発売します。参考価格は5460円(税込み)です。 HDDやUSBメモリーをつないだ本体をブロードバンドルータにLAN接続するだけで、ホームネットワークに接続した複数のパソコンやデジタル家電、AV家電で映像や音楽、カメラ画像を共有できます。同時に本体にログインできるユーザーは8ユーザーまで。 『Xbox 360』や『PS3』を利用すると、ネットワークメディアプレーヤーがなくてもDLNA(Digital Living Network Alliance)非対応のテレビやオーディオ機器で映像や音楽を再生可能。『iTunes Server』機能を搭載し、『iTu
QNAP Systems製NASの画像管理アプリを標的とするランサムウェアのあらたな攻撃キャンペーンが確認された。同社はアップデートをリリースし、脆弱性を修正するよう利用者に注意を呼びかけている。 同社NAS製品で利用できる画像管理アプリ「Photo Station」に脆弱性が存在し、インターネット上へ公開された同アプリを狙う攻撃が発生しているもの。 以前より同社製NASは、ランサムウェア「DeadBolt」の標的となっているが、現地時間9月3日に同アプリを狙ったあらたな攻撃キャンペーンを検知したという。 同社は脆弱性の重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティング。ファームウェア「QTS」の各バージョン向けに脆弱性を修正した「Photo Station 6.1.2」「同6.0.22」「同5.7.18」「同5.4.15」「同5.2.14」を9月4日にリリースし、利用者にアップデ
今、数万円の予算があるならば、NASに投資すべきだ。新たにコンピュータを導入するよりもメリットが大きく、その費用対効果は何倍にもなるからだ。 NASがもたらすメリットとは そもそもNASとは、Network Attached Storage(ネットワークアタッチドストレージ)の略で、HDD(ハードディスクドライブ)などのストレージデバイスと、デバイスを制御するコントローラを組み合わせたハードウェアである。独自カスタマイズを施したOSを搭載し、主にファイルサーバとして使用するのが一般的だが、種類によってはプリンタサーバやメディアサーバとして動作するNASも存在する。 一口にNASと言っても、サーバ然としたラックマウント型(写真左)から、デスク上に置けるようなミニタワー型(写真右)まで、ハードウェアの形態だけでも様々なタイプのものがある もちろん余ったコンピュータにLinuxなど軽快なOSを導
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